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【メール例付き】インターンを申し込むメールの正しい書き方とマナーを徹底解説

「インターンの申し込みメールはどう書けばいいのだろう…」そんな悩みを抱える学生は少なくありません。インターンは就職活動の第一歩となる大切な機会だからこそ、メールの書き方は印象を大きく左右します。

そこでこの記事では、インターン申し込みメールの基本マナーや記載すべき内容を解説し、シーン別の例文を交えながら分かりやすく紹介します。

インターンに受かるお助けツール集

目次

インターンを申し込む方法

インターンへ応募する方法はいくつかありますが、それぞれに適したやり方やマナーを知っておくことが大切です。特に就活の第一歩となるインターン応募では、初対面の印象が今後を左右することもあります。

ここでは主な応募手段3つを紹介し、それぞれの特徴や注意点を解説します。

  1. 就活情報サイト
  2. 企業HPのエントリーフォーム
  3. メールでの直接応募

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① 就活情報サイト

就活情報サイトは、インターン先を探すうえで最も活用されている手段のひとつです。

リクナビやマイナビなどには数多くの企業が掲載されており、業種や職種、地域、期間といった条件で絞り込みができるため、自分に合った企業を見つけやすいでしょう。

忙しい就活生にとって、効率的に比較・検索できることは大きな利点です。

さらに、企業情報だけでなく、先輩の体験談や選考フロー、エントリーのコツといった実践的な情報も充実しています。こうした情報を活用すれば、応募前に十分な準備ができ、安心してエントリーに臨めます。

ただし、登録情報をそのまま使い回すあまり、応募先ごとの特徴や個別対応を忘れてしまうリスクもあります。

他の応募者との差をつけるためには、自己PRや志望動機を応募企業ごとに調整し、熱意が伝わるような工夫が必要です。

② 企業HPのエントリーフォーム

企業の公式HPにあるエントリーフォームから応募する方法は、特にその企業に強く興味を持っている場合におすすめです。

サイトを訪問して理念や事業内容をしっかり読み込んだ上で応募すれば、志望度の高さをしっかりと伝えることができます。

この方法では、企業側が設けた独自の設問に答えるケースも多く、自分の考え方やビジョンを具体的に伝えられるチャンスがあります。

一方で、就活サイトと違い、入力項目が多かったり、画面遷移が複雑だったりする場合があります。

サイト構成によっては、どこからエントリーすればいいのか分かりづらいこともあるため、よく確認しながら進めてください。

企業研究と自己分析を丁寧に行い、内容の濃いエントリーを心がけることが成功への近道です。

③ メールでの直接応募

メールでの応募は、企業の採用窓口が明示されている場合や、中小企業・ベンチャー企業などでよく使われる方法です。

まず、件名には「インターン応募の件/氏名」など、何の用件か一目で分かる表現を入れてください。

宛名には正式な部署名や担当者名(不明な場合は「採用ご担当者様」)を使い、冒頭で簡潔に自己紹介をした上で、インターンに応募したい旨を伝えます。

本文では、応募の動機やインターンを通じて得たい経験、貢献できることなどを、自分の言葉で具体的に表現しましょう。

また、ビジネスメールとしての形式も意識しましょう。敬語の使い方、段落構成、署名などの細かい部分にまで気を配ることで、社会人としての基本スキルが伝わります。

丁寧さと誠意を忘れず、しっかり準備したうえで送信してください。

インターン申し込みメールの基本マナー

インターンの申し込みメールは、企業との最初の接点になる大切なやり取りです。丁寧で適切なマナーを意識すれば、採用担当者に好印象を与えられます。

ここでは、メールを送る際に押さえておきたい基本的なマナーについて解説します。

  1. ビジネスメールの構成を理解する
  2. 適切なタイミングで送信する
  3. 正しい敬語や言葉遣いを使う
  4. 読みやすいレイアウトを意識する

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就活で重要なマナーを厳選してまとめているので、時間をかけずにマナーを確認したい人におすすめですよ。

①ビジネスメールの構成を理解する

インターン申し込みのメールでは、ビジネスメールの基本構成に沿って作成することが求められます。

一般的には、「件名→宛名→挨拶→自己紹介→応募の目的→締めの挨拶→署名」といった順序が適切とされており、この流れに沿うことで相手に読みやすく、誠実な印象を与えることができます。

本文では最初に挨拶と自己紹介を簡潔に伝え、その後に応募の理由や関心のある点を述べると、読み手にあなたの熱意が伝わりやすくなります。

締めの部分では「何卒よろしくお願い申し上げます」など丁寧な表現で文章を締め、署名には大学名や学部、連絡先を必ず明記してください。

このように、決まった構成を理解し、適切な順番で情報を盛り込むことで、読みやすく信頼感のあるメールを作成できます。形式を押さえたうえで、自分らしい表現を加えることも好印象につながるでしょう。

②適切なタイミングで送信する

申し込みメールを送信するタイミングは、相手に与える印象や対応のされやすさに大きく関わります。

基本的には平日の10時〜16時の間に送信するのが無難であり、始業直後や終業間際は避けるのが望ましいとされています。深夜や早朝、土日祝日は避け、ビジネスマナーに則った常識的な時間帯を選びましょう。

また、メールを送る「日程」自体にも配慮が必要です。インターンの募集が始まったばかりの時期であれば、早めに連絡することで熱意が伝わり、ポジティブな印象を持たれやすくなります。

細かな時間帯や曜日まで意識してメールを送ることで、あなたの気配りや社会人としての意識の高さが自然と伝わります。

③正しい敬語や言葉遣いを使う

インターンの申し込みメールでは、正しい敬語や自然な言葉遣いが不可欠です。誤った敬語や不自然な表現は、相手に違和感を与え、場合によってはマイナスの印象にもなりかねません。

基本的な敬語を正確に使うとともに、使いすぎてくどくならないようバランスにも配慮しましょう。

「お世話になっております」「ご多忙のところ恐れ入りますが」などの定型句はビジネスメールでよく用いられますが、その意味や使い方をしっかり理解しておくことが大切です。

間違えやすい表現として「ご苦労様です」や「了解しました」などがあります。これらは目上の人には適さないため、代わりに「お疲れ様です」や「承知いたしました」などを使うとよいでしょう。

丁寧で的確な言葉遣いは、それだけであなたの人柄や真剣さを伝える要素になります。

④読みやすいレイアウトを意識する

文章の内容がどれほど適切であっても、レイアウトが整っていないと、全体の印象が損なわれてしまいます。

視認性の高いレイアウトを意識することで、読み手の負担を減らし、あなたの配慮も伝わりやすくなるでしょう。まず、段落ごとにしっかり改行を入れ、意味の切れ目で自然に文を分けてください。

1文が長くなりすぎると読みづらくなるため、なるべく1文1情報を意識し、簡潔な文構成を心がけましょう。読み手に息をつかせる「間」を作ることで、内容もより伝わりやすくなります。

また、句読点の位置や数に注意を払うことも大切です。適切に配置すれば、文意が明確になり、読み手に余計な解釈をさせずに済みます。

最後に、メールを送る前にはプレビューや下書き機能を使って、全体のバランスや見た目を確認しておくと安心です。

こうした小さな工夫が、文章の読みやすさや相手への信頼感を高める一助となるでしょう。

インターン申し込みメールに記載すべき内容

インターンに応募する際、企業に送るメールは第一印象を左右する大切な要素です。ビジネスマナーに沿って構成を意識し、必要な情報を漏れなく盛り込むことが求められます。

ここでは、申し込みメールに記載すべき具体的な項目について、わかりやすく解説します。

  1. 要件を端的に示した件名
  2. 宛名と担当者名
  3. 挨拶と自己紹介
  4. 志望動機
  5. 採用の検討をお願いする一文
  6. 締めの挨拶と署名

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① 要件を端的に示した件名

企業の採用担当者は、日々多くのメールを受け取っています。そのため、件名を見ただけでメールの内容が明確に伝わることが非常に重要です。

たとえば、「〇〇大学△△学部□□(氏名)/夏季インターンシップ応募のご連絡」と記載すれば、誰が何の目的で連絡しているのかがすぐに分かります。

逆に「インターン希望」や「ご連絡です」といったあいまいな件名では、何についてのメールか判断しづらく、開封されないリスクもあります。

採用担当者は限られた時間でメールを確認しているため、要件を端的に記すことは相手への思いやりにもつながります。

メールを読んでもらうための第一関門である件名には、気を抜かずにしっかりと気を配りましょう。

② 宛名と担当者名

メールの冒頭に記載する宛名や担当者名は、礼儀を示すための基本要素です。

「株式会社〇〇 人事部 採用ご担当者様」のような形式が一般的ですが、企業の採用ページや募集要項に担当者名が記載されている場合は、できる限り個人名を記載しましょう。

このひと手間が、相手に誠実な印象を与えます。ただし、名前や社名の表記ミスは大きなマイナス評価につながりやすいため、必ず確認してください。

特に、変換ミスや旧社名を使ってしまうなど、見落としやすいポイントには注意が必要です。

また、「御中」と「様」の使い分けにも気をつけましょう。企業名や部署名には「御中」、個人名には「様」を使用します。この基本的なマナーを守ることが、社会人としての信頼感につながるのです。

③ 挨拶と自己紹介

本文の書き出しには、まず丁寧な挨拶と自己紹介を入れましょう。メールはビジネス上の文書であるため、いきなり本題に入るのではなく、礼儀を持って始めることが大切です。

たとえば、「突然のご連絡を失礼いたします。〇〇大学△△学部□□と申します。」といった表現が適切です。この一文だけで、自分が誰で、どのような立場からメールを送っているのかが伝わります。

加えて、学年や専攻なども簡潔に書くことで、企業側が応募者の背景を把握しやすくなります。初対面の相手に対して丁寧な情報提供を行うことは、基本的なマナーとして欠かせません。

また、ビジネスメールでは略語や馴れ馴れしい言い回しは避け、簡潔ながらも丁寧さを保つ表現が望まれます。

自分をきちんと紹介することで、本文への信頼感が高まり、相手にも良い印象を与えることができるでしょう。

④ 志望動機

インターンシップへの応募メールにおいて、志望動機は自分の熱意を最も伝えられる大切な部分です。

ただ「興味があります」とだけ書くのではなく、その企業でなければならない理由や、どんな経験を求めているかを明確に記しましょう。

たとえば、「貴社の〇〇事業に以前から関心があり、自身の□□の経験を活かして、より実践的な知識を学びたいと考えております」といった形で、具体的な事業や関心に触れながら説明すると説得力が増します。

また、業界のなかでもなぜその企業なのかを伝えることで、企業研究がしっかりできていることも伝わります。

ここでの内容が曖昧だったり他社にも通用するような一般的な表現で終わってしまうと、志望度が低いと判断されかねません。

自分の経験と応募先の特徴を結びつけながら、「その企業にとって必要な存在である」と思ってもらえるような内容を目指しましょう。

⑤ 採用の検討をお願いする一文

志望動機のあとには、インターンへの参加について丁寧に検討をお願いする一文を添えるのがマナーです。

たとえば、「ご多忙のところ恐れ入りますが、インターン参加のご検討を賜れますと幸いです」といった表現が一般的でしょう。

このようにお願いすることで、応募者としての姿勢が伝わり、謙虚さや誠実さを印象づけることができます。

ただし、あまりに堅苦しくなりすぎると形式的な印象になってしまうため、丁寧さと自然さのバランスを意識しましょう。

また、無理に参加を強く希望しすぎるような表現は、押しつけがましく受け取られることもあります。相手の都合や状況への配慮を忘れず、あくまでも検討をお願いする形にとどめておくと良いでしょう。

この部分では、選考のきっかけを丁寧に作ることが目的です。自分の希望と同時に、相手への気遣いを忘れないようにしたいですね。

⑥ 締めの挨拶と署名

メールの最後には、感謝の気持ちを表す締めの言葉と、自身の署名情報をきちんと記載しましょう。

たとえば、「お忙しいところ最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。何卒よろしくお願いいたします。」などの表現が適しています。

このように丁寧に締めくくることで、礼儀正しい印象を与えることができます。また、署名には、氏名、大学名、学部・学科、学年、連絡先(電話番号・メールアドレス)を忘れずに記載してください。

署名がないと、相手が返信する際に手間がかかってしまい、対応が遅れる原因にもなり得ます。特に複数の応募者がいる場合、連絡先がすぐに確認できないメールは後回しにされてしまうこともあるでしょう。

最後の締めと署名は、メール全体の完成度を左右する大事な要素です。見落とされがちな部分ですが、しっかり丁寧にまとめることで、全体の印象も格段に良くなります。

インターン申し込みメールの例文【シーン別】

初めてのインターン申し込みメールに不安を感じていませんか?ここでは、目的や状況に応じたメール例文を紹介しますので、自分に合った文面を見つける参考になります。

  1. インターン申し込み・応募メールの例文
  2. 日程調整に関するメールの例文
  3. 質問や確認事項がある場合のメールの例文
  4. インターン参加後のお礼メールの例文

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インターン申し込み・応募メールの例文

インターンへ初めて応募する学生にとって、メールの書き方は悩みどころです。ここでは、応募動機や背景がしっかり伝わる、丁寧で誠実なメール例文をご紹介します。

《例文》

件名:〇〇株式会社 インターンシップ参加希望(〇〇大学 氏名)

〇〇株式会社
人事部ご担当者様

突然のご連絡失礼いたします。〇〇大学〇〇学部〇年の〇〇と申します。

このたび、貴社の〇月開催のインターンシップに参加を希望し、メールを差し上げました。大学の授業で〇〇業界について学ぶ中で、貴社の〇〇事業に強く関心を持ちました。

特に、〇〇の取り組みに魅力を感じ、現場での業務を通して理解を深めたいと考えております。

貴社のインターン募集ページを拝見し、参加条件に該当していると確認いたしましたので、ぜひご検討いただけますと幸いです。

何卒よろしくお願いいたします。

〇〇大学〇〇学部〇年
氏名(ふりがな)
電話番号:〇〇〇-〇〇〇〇-〇〇〇〇
メール:example@example.com

ビジネスメール作成シートを受け取る

《解説》

応募のきっかけや企業への関心を簡潔に述べることで、熱意が伝わる構成です。具体的な理由を盛り込むと、採用担当者の印象に残りやすくなります。

日程調整に関するメールの例文

インターン選考や面談の案内を受け取ったあと、日程の都合で調整が必要になることもあります。ここでは、失礼のない日程変更依頼メールの例文をご紹介します。

《例文》

件名:〇〇インターン面談の日程変更について(〇〇大学 氏名)

〇〇株式会社
人事部 ご担当者様

お世話になっております。〇〇大学〇〇学部〇年の〇〇と申します。

このたびはインターン面談のご案内をいただき、誠にありがとうございます。

ご指定いただいた〇月〇日〇時につきまして、大学の試験と重なってしまい、誠に恐縮ながら日程の調整をご相談させていただきたく存じます。

つきましては、〇月〇日以降の午後でしたら調整が可能です。ご迷惑をおかけし大変恐縮ですが、可能な範囲でご検討いただけますと幸いです。

何卒よろしくお願い申し上げます。

〇〇大学〇〇学部〇年
氏名(ふりがな)
電話番号:〇〇〇-〇〇〇〇-〇〇〇〇
メール:example@example.com

ビジネスメール作成シートを受け取る

《解説》

丁寧な謝意と代替候補を添えることで、誠意と配慮のある印象を与えられます。変更依頼は「可能であれば」の姿勢を忘れずに。

質問や確認事項がある場合のメールの例文

応募前やインターン直前に不明点が出てきた際は、メールでの問い合わせが有効です。ここでは、丁寧かつ簡潔に質問を伝える例文をご紹介します。

《例文》

件名:インターンに関するご質問(〇〇大学 氏名)

〇〇株式会社
人事部 ご担当者様

お世話になっております。〇〇大学〇〇学部〇年の〇〇と申します。

現在、貴社のインターンシップへの参加を検討しておりますが、事前に一点確認させていただきたくご連絡差し上げました。

インターン実施期間中の服装について、特に指定があるか教えていただけますでしょうか。貴社のWebサイトを拝見しましたが、記載が見当たらなかったため、確認させていただければと思います。

お忙しいところ恐縮ですが、ご回答いただけますと幸いです。

何卒よろしくお願い申し上げます。

〇〇大学〇〇学部〇年
氏名(ふりがな)
電話番号:〇〇〇-〇〇〇〇-〇〇〇〇
メール:example@example.com

ビジネスメール作成シートを受け取る

《解説》

質問は1つに絞り、背景を簡潔に伝えることで読みやすさが増します。「自分で調べたが不明だった」と添えると丁寧です。

インターン参加後のお礼メールの例文

インターン終了後のお礼メールは、感謝の気持ちを伝える大切な機会です。ここでは、体験への学びや今後への意欲を含んだお礼メール例文をご紹介します。

《例文》

件名:インターン参加のお礼(〇〇大学 氏名)

〇〇株式会社
人事部 ご担当者様

お世話になっております。本日までインターンに参加させていただきました、〇〇大学〇〇学部〇年の〇〇と申します。

このたびは貴重な機会をいただき、誠にありがとうございました。短い期間ではありましたが、実際の業務や社員の方々との交流を通して、〇〇業界への理解が深まりました。

特に〇〇の作業に携わる中で、自分の課題や今後伸ばしたい力が明確になりました。今回の経験を今後の学びや就職活動に活かしていきたいと思います。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

〇〇大学〇〇学部〇年
氏名(ふりがな)
電話番号:〇〇〇-〇〇〇〇-〇〇〇〇
メール:example@example.com

《解説》

実際に得た学びや気づきを伝えることで、印象的なお礼になります。感謝だけでなく「今後に活かす意思」を加えるのがポイントです。

やってはいけない!インターン申し込みメールのNG例文

インターン申し込みメールで好印象を与えるつもりが、実は逆効果になっているケースも少なくありません。ここでは、ありがちな失敗例を通じて、どんな点に注意すべきかを具体的に紹介します。

  1. 敬語の誤用があるメール
  2. 改行がなく読みづらいメール
  3. 誤字脱字が多いメール

敬語の誤用があるメール

今回は、インターン申し込みメールにおける「敬語の誤用」に関する例文をご紹介します。丁寧なつもりでも、正しい使い方をしていないと印象が悪くなる可能性があります。

《例文》

○○株式会社
人事部 採用ご担当者様

初めまして。○○大学経済学部3年の山田太郎と申します。

貴社の〇〇の取り組みに興味があり、是非インターンに参加させていただきたいと思い、メールを差し上げさせていただきました。

もし可能でしたら、一度お話をお聞かせいただけないでしょうか。

ご多忙のところ恐縮ですが、何卒よろしくお願い致します。

山田太郎
taro.yamada@example.com
090-1234-5678

《解説》
「差し上げさせていただきました」などの二重敬語は、かえって不自然な印象を与えてしまいます。丁寧にしようとしすぎず、基本的な敬語表現を正確に使うことを意識しましょう。

改行がなく読みづらいメール

今回は、インターン申し込みメールにおいて「改行がなく読みづらい」例文をご紹介します。文章に区切りがないと、内容が頭に入りにくく、読む側に負担をかけてしまいます。

《例文》

○○株式会社人事部 採用ご担当者様初めまして。○○大学法学部3年の佐藤花子と申します。貴社のホームページを拝見し、学生の成長を支える取り組みに深く共感し、インターンシップに応募いたしました。大学ではゼミ活動を通じて法律の実務について学びました。その経験を活かして、貴社でのインターンを通じて実践的な経験を積みたいと考えております。お忙しい中恐縮ですが、ご確認のほどよろしくお願い申し上げます。佐藤花子hanako.sato@example.com090-9876-5432

《解説》
段落ごとの改行がないと、丁寧な文章でも読む気をそがれてしまいます。内容ごとに段落を分け、視認性を高めることが重要です。

誤字脱字が多いメール

今回は、インターン申し込みメールにおいて「誤字脱字が多い」例文をご紹介します。急いで送るとありがちなミスですが、企業に雑な印象を与える原因になります。

《例文》

○○株式会社
人事部 ご担当者様

はじめまして。〇〇大学文学部3年の鈴木太一と申します。

貴社の〇〇というプロジェクトに大変きょうみを持ち、インターンに応募させていただきました。

私は、大学で文章表現を専攻しており、ブログやSNSを活用して情報発進する活動をしてきました。

ぜひ貴社でのインターンを通して、実践的なスキルを身につけたいと考えております。

どうぞよろしくおねがい致します。

鈴木太一
suzuki.taichi@exmaple.com
080-1111-2222

《解説》
「きょうみ」「発進」「おねがい」などの誤字や変換ミスは、印象を大きく損ねます。送信前には必ず声に出して読み直し、ツールも活用してチェックしましょう。

印象を良くするインターン申し込みメールのコツ

インターンの申し込みメールは、企業との最初の接点になる重要なコミュニケーション手段です。表現やタイミングによって印象が大きく左右されるため、丁寧な対応が求められます。

ここでは、相手に好印象を与えるためのポイントを4つの観点から解説します。

  1. 下調べを活かして文面を作成する
  2. 志望度の高さを的確に伝える
  3. 自己PRを簡潔に盛り込む
  4. スケジュールを管理して早めに返信する

① 下調べを活かして文面を作成する

企業に送るインターン申し込みメールでは、企業研究の深さが文面に反映されているかどうかが重要な判断材料になります。

企業のWebサイトやSNS、IR資料、社員インタビューなどから得た情報を丁寧に読み取り、自分の考えと組み合わせて伝えることが効果的です。

たとえば、「貴社の企業理念に共感しました」だけでは熱意が伝わりにくくなってしまいます。

それよりも「貴社の『〇〇を通して社会に貢献する』という理念に、私が学んできた〇〇という視点が強く結びつくと感じました」といった具体性のある表現が、説得力とオリジナリティを与えてくれます。

また、調べた情報をそのまま書くだけでなく、自分なりの視点や学びと絡めることで「ちゃんと理解している」という印象になります。

こうした細やかな工夫が、企業の担当者に信頼感を抱かせるポイントです。ひと手間かけるだけで、文面の印象は大きく変わるでしょう。

② 志望度の高さを的確に伝える

インターンへの申し込みにおいて、志望度の高さを相手にしっかり伝えることは欠かせません。

ただし、単純に「第一志望です」といった言葉を並べるのではなく、なぜその企業を選んだのか、どのような部分に魅力を感じたのかを具体的に伝えることが求められます。

たとえば、「私は学生時代に〇〇という課題に取り組み、その経験が貴社の〇〇事業に活かせると感じています」といった形で伝えることで納得感が高まります。

自分の経験や価値観と企業の業務や文化がどう結びついているかを説明すると、納得感のある志望動機になるでしょう。

また、志望度が高いからといって気持ちばかりが前のめりになると、相手への敬意や丁寧さを欠いてしまう場合があります。

誠実で丁寧な言葉選びを意識し、内容の中で自分の思いや企業へのリスペクトが自然に伝わるように構成することが重要です。主観の押しつけにならないよう、相手目線も取り入れた表現を心がけましょう。

③ 自己PRを簡潔に盛り込む

申し込みメールの中に自己PRを入れると、自分の強みを伝えるチャンスになります。ただし、あくまでメール本文の主目的はインターン参加の意思表示であるため、長々と書くのは逆効果です。

要点を押さえて、簡潔かつ具体的にまとめることが求められます。たとえば、「私は責任感があります」といった抽象的な表現は決してよくありません。

実績や経験を交えた具体的な内容は、読み手がイメージしやすく、説得力も増します。また、メール文全体の構成を崩さずに自然に自己PRを盛り込むには、応募動機の中に組み込むのも効果的です。

「何ができるのか」「なぜそれがこの企業で活きるのか」を短く伝える意識を持つことで、メール全体の印象がぐっと洗練されたものになります。

④ スケジュールを管理して早めに返信する

インターンの申し込み後は、企業からの連絡に対して速やかに対応することが重要です。

とくにインターンは選考やスケジュールがタイトに進むことが多いため、返信が遅れるとその時点で印象を下げてしまうこともあり得ます。

メールが届いたら、まずは可能な限り早く内容を確認し、対応できることはすぐに済ませましょう。

すぐに返答が難しい場合でも、「ご連絡ありがとうございます。確認のうえ改めてご返信いたします」といった一言を送るだけで、誠実な印象を与えることができます。

また、返信の際は誤字脱字の確認も忘れずに行ってください。慌てて返信した結果、内容に不備があれば、結局二度手間になるばかりか、印象にも悪影響を及ぼします。

社会人としての基本マナーを意識した対応が、結果的に自分の評価につながります。応募段階から時間を意識した行動を習慣にしておくことで、信頼を得やすくなるでしょう。

インターン申し込みメールを成功させるために大切なことを知っておこう!

インターンの応募は、就活情報サイトや企業HP、そしてメールでの直接応募など多様な手段があります。その中でも、特に印象を左右するのが「インターン申し込みメール」です。

メールで応募する場合、ビジネスマナーを守り、正しい敬語や構成、読みやすいレイアウトを意識することが重要です。また、件名や宛名、志望動機などの必要事項を的確に盛り込むことが信頼感を高めます。

さらに、シーン別の例文を参考にすることで、適切な表現が身につきます。反対に、敬語の誤用や誤字脱字は悪印象につながるため注意が必要です。

相手に好印象を与えるためには、事前の下調べや自己PRの工夫も効果的です。結論として、インターン申し込みメールを丁寧に作成することが、採用への第一歩となります。

若林

このメディアの監修者

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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