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インターンで意識すべきマナーを紹介!オンラインでのマナーも解説

初めてインターンに参加する時、どんなマナーに気をつけたら良いのかわからず不安な人は多いのではないでしょうか。

正式な社員でないインターン生であっても、マナーは非常に重要です。社会人としてのマナーが身についていれば、インターン先の企業に好印象を与えられますよ。

今回の記事では、インターンで意識すべきマナーについて詳しく解説します。オンラインインターンでのマナーもご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

インターンでもマナーは重要!

インターン先では学生ではなく会社の一員として見られるため、マナーを守った言動が非常に重要です。

企業には社員だけでなく、取引先の人も多く出入りします。社外の人にとってはインターン生であるかどうかはすぐにわからないため、マナーに反する行動を取ってしまうと企業の信頼を損ねる可能性があります。

また、社員の人と良い関係性を築くことは、インターンを円滑に進める上でとても大切です。社会人としてふさわしいマナーが身についていれば、企業に好印象を残せますよ。

【基本編】インターンでのマナー3つ

それではまず、インターンが始まる前に知っておきたい基本マナーを3つご紹介します。

早いうちにこれらのビジネスマナーを身につけておけば、インターンだけでなく就職後も良好な人間関係を築けるでしょう。

  1. 挨拶
  2. 言葉遣い
  3. 身だしなみ

①挨拶

インターンでは、明るく元気な挨拶を心がけましょう。知らない人ばかりの環境で緊張するかもしれませんが、笑顔で明るく挨拶できる人はとても好印象です。

出社時と退社時はもちろん、社内ですれ違うときも「お疲れさまです。」とその場にふさわしい挨拶をしましょう。もちろん社員の人だけでなく、来客の人にも気持ちの良い挨拶ができると良いでしょう。

声を出すことで、緊張していた気持ちも自然と落ち着きます。

②言葉遣い

インターンでは、社会人としてふさわしい言葉遣いをしましょう。社員の人が親しみやすい雰囲気で話しかけてくれる時もありますが、つい気が緩んで友人同士のような言葉遣いになってしまわないように注意してくださいね。

仕事中は、敬語とビジネス用語を使いこなす必要があります。不安な人は、業務中によく使う敬語やビジネス用語を勉強しておくと安心です。

インターンに慣れてくると、普段使っている口癖がつい出てしまうことも。「◯〇的には」「ってゆうか」など、くだけた言葉遣いが出てしまわないように注意しましょう。

③身だしなみ

服装については、インターン先の企業の指示に従いましょう。とくに指定がなければスーツが無難ですが、念のためインターン先に確認しておくのがおすすめです。

「私服」や「動きやすい服装」と指示された場合は、仕事をするのに適したオフィスカジュアルな服装で参加します。露出が多いデザインや派手な色は避け、上品で清潔感のある服装を選びましょう。

髪型についても清潔感が大切で、ボサボサであったり寝癖がついていたりしないように注意します。

また、髪型や髪色はインターン先の企業の雰囲気に合わせましょう。ヘアアクセサリーはオフィスで浮いてしまう派手なものでなければ、基本的に使用して構いません。

【業務編】インターンでのマナー5つ

企業によっては、インターン生にも電話やメールに対応したり名刺を交換したりする機会があります。突然対応が必要になる場合もあるため、ぜひ業務中のマナーを押さえておきましょう。

ここからは、インターンの業務で役立つビジネスマナーを5つご紹介します。

  1. 電話
  2. メール
  3. 名刺交換
  4. メモをとる
  5. ホウレンソウを意識する

①電話

インターンでは、電話対応を任されることもあります。プライベートでの電話とビジネスシーンでの電話の違いをしっかり押さえ、会社の一員として失礼のない対応をしましょう。

例えば、普段の電話では会話の始まりに「もしもし」と言うことがありますが、ビジネスシーンでは適当ではありません。電話をかける時は「お世話になっております」、電話を受ける時は「お電話ありがとうございます。〇〇株式会社です。」などの挨拶から始めましょう。

また、相手の声がよく聞き取れない時は「申し訳ございません。お電話が遠いようです。」と伝えます。ハプニングが起きても落ち着いて対応できるように、事前によくある会話パターンを練習しておくのがおすすめです。

②メール

取引先へ送るメールを作成する時は、ビジネスメールの基本マナーを押さえて書きましょう。ビジネスメールでは、次の6つを意識して書く必要があります。

  1. 内容がすぐにわかる件名をつける
    他のメールに埋もれたり迷惑メールと思われたりしないように、見ただけで内容が判断できるものをつける。
  2. 宛名を書く
    「相手の会社名・部署名・氏名(様付け)」といった宛名を書きます。この際、相手の会社名や氏名を決して間違えないように注意しましょう。
  3. 挨拶文のあとに企業名・氏名を名乗る
    「いつもお世話になっております」など取引先に合わせた挨拶文を書き、自分のインターン先の会社名と名字を名乗ります。
  4. 本文は要点を簡潔に伝える
    長々としたまわりくどい表現は避け、伝えたいことを簡潔に伝えます。
  5. 結びの挨拶を書く
    本文の最後には、「引き続きどうぞよろしくお願いいたします」など結びの言葉を書きましょう。
  6. メールの最後に署名を記載する
    最後に、会社名・部署名・自分の氏名・電話番号・住所・メールアドレスなどを記した署名を記載します。

以上の6つは就職後も必要なビジネスメールの基本マナーなので、ぜひ身につけておきましょう。

③名刺交換

名刺交換は、初対面の相手と会った際に行う大切な挨拶です。渡し方と受け取り方には基本手順があるので、インターン前にしっかり覚えておきましょう。

名刺交換の流れ

  1. 相手の真正面に立つ
  2. 文字が相手側に向くようにして、両手で名刺を持つ
  3. 会社名・所属・氏名を名乗り、一礼して名刺を差し出す
  4. 受け取る人は「頂戴します」と一言添え、両手で名刺を受け取る

名刺を持つ際は、指で文字が隠れないようにするのがポイントです。

また、基本的には目下の人から目上の人へ先に名刺を渡すのがマナー。ビジネスシーンでは依頼者側が目上になるので、注意しておきましょう。

④メモをとる

同じことを何度も聞かないように、教わったことや指示は必ずメモをとるのがマナーです。社会人として、メモ帳は必ず持ち歩くようにしましょう。

インターンではさまざまな業務を覚える必要がありますが、一度聞いただけですべてを覚えるのは困難です。指示を忘れて大きなミスを起こさないためにも、普段からメモをとる習慣をつけておくとよいでしょう。

教わった内容をいつでも見返せるので間違いが減り、仕事の手順も効率的に覚えられます。

⑤ホウレンソウを意識する

インターンだけでなく、就職後も忘れてはいけないのが「ホウレンソウ」です。ホウレンソウとは「報告」「連絡」「相談」の頭文字を1文字ずつとったもので、この3つを怠ると大きなミスにつながる可能性があるので注意してください。

不明点やトラブルが起きた時はもちろん、気になる点があれば上司や周囲の人に報告をしましょう。

報告の際は、初めに結論を話してから理由・具体例を伝える「PREP法」を意識するのがポイントです。長々と説明すると要点がぼやけてしまうため、伝えたいことは簡潔に報告しましょう。

【オンライン編】インターンでのマナー6つ

企業によっては、インターンをオンラインで実施する場合があります。オンラインであっても基本的なマナーは対面の時と同じですが、いくつか注意点があります。

ここからは、オンラインインターンならではのマナーを4つご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

  1. ネット環境に問題がないか確認する
  2. 5分前にはスタンバイする
  3. カメラを見て話すことを意識する
  4. ジェスチャーやリアクションを意識する

①ネット環境に問題がないか確認する

オンラインでインターンに参加する時は、事前にネット環境に問題ないか確認する必要があります。

ネット環境が良くない部屋で参加すると音声や映像の乱れなどが発生し、業務に支障が出る原因になるので注意しましょう。インターン前日までにネット環境を整え、安心して参加できるように準備することが大切です。

インターン中に通信状況が悪くなりアクセスできなくなった場合に備え、企業の連絡先はすぐ確認できる場所にメモしておくとよいでしょう。

②5分前にはスタンバイする

Web会議ツールには、5分前までに入室して待機しているのがマナーです。予定時刻ぴったりに入室すると慌ただしい印象になる上、通信トラブルが起きた時にも対応が間に合いません。

予定時刻よりも少し早めに入室し、照明の明るさやカメラ映りなどを確認しましょう。

ただ、あまり入室が早すぎると企業側の準備が整っていない可能性があります。入室後に担当者に通知が届くこともあるので、5~10分前の入室が適切です。

③カメラを見て話すことを意識する

Web会議ではつい画面を見続けてしまう人が多く、相手と目が合いにくい傾向があります。ずっとカメラを見ている必要はありませんが、話すときはできるだけカメラを見るように意識しましょう。

相手の話を聞く際も時々カメラに目を向けることで、より対面に近いコミュニケーションがとれます。

また、カメラ位置がちょうど良い高さになっているかどうかも大切です。見下ろすような目線になっていないか事前にチェックし、調整しておきましょう。

④ジェスチャーやリアクションを意識する

Web会議では、実際の対面時よりも相手にリアクションが伝わりにくいというデメリットがあります。そのため、オンラインインターンでは少し大きめのジェスチャーやリアクションを意識して参加しましょう。

具体的には、会話中の頷き・相槌・首振り・手の動き・表情の変化を強調するのがポイントです。相手の話への興味関心・理解度がよく伝わり、オンライン上でもスムーズにコミュニケーションがとれます。

インターンシップ後はお礼を送るのがマナー

インターンに参加した後は、メールでお礼状を送りましょう。インターンが対面かオンラインかに関わらず、お世話になった感謝の気持ちを伝えることが大切です。

ここでは、インターンシップ後に送るお礼状について解説します。例文もご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

翌日までにはお礼メールを出す

企業へのお礼メールは、インターン終了日の翌日までに送るのがマナーです。

できればインターン終了日に送るのが望ましいですが、この日は企業が送別会を開いてくれることもあります。その場合は無理にインターン終了日にお礼を送らず、翌日の送信で大丈夫です。

時間帯は基本的に何時でも問題ないものの、深夜や早朝に送るのは避けましょう。もし事情があってお礼が遅くなってしまった場合は、必ずお詫びの言葉を添えて送ります。

お礼メールの例文

ここでは具体的にどんなことを書いたら良いのか、お礼メールの例文をご紹介します。例文を参考にしながら、自分自身の言葉で感謝の気持ちを表現してみましょう。

一般的なお礼メールの例文

件名:【インターンシップのお礼】大学名・氏名

株式会社〇〇
〇〇部〇〇課〇〇様

インターンシップでお世話になりました、〇〇大学の〇〇と申します。
この度はお忙しい中、丁寧にご指導いただき誠にありがとうございました。

多くの社員の方々のお世話になり、大変有意義な時間を過ごすことができました。
今回の経験を通じて〇〇業界への理解が深まり、貴社で働きたいという気持ちがより強くなりました。

今後も貴社のインターンシップでの学びを活かし、全力で取り組んでいきたいと存じます。

末筆ながら、貴社のますますのご発展と皆様のご多幸を心よりお祈り申し上げます。
今後ともよろしくお願いいたします。
—————————————————————
〇〇大学〇〇学部〇〇学科
氏名
電話番号:090-XXXX-XXXX
e-mail:XXXXXX@XXXXXX.jp

インターンでトラブルがあった時に使えるマナー

インターンでトラブルを起こしてしまうと「今度の就活で不利になるのでは」と焦ってしまいがちですが、まずは落ち着いて冷静な対処をしましょう。ここでは、インターンで次のようなトラブルが起きた時に使えるマナーをご紹介します。

  • 休まなければならなくなった場合
  • ミスをしてしまった場合

①休まなければならなくなった場合

基本的にインターンの欠席は避けるべきですが、どうしても休まなければならない場合は必ずメールや電話で早めに連絡をしましょう。体調不良で休む場合は、当日の朝に欠席の連絡をします。

連絡をしないで休むと企業の担当者や他のインターン参加者にも迷惑がかかるため、無断欠勤は厳禁です。自分の評価が下がるだけでなく、通っている大学のイメージも下がる恐れがあります。

②ミスをしてしまった場合

仕事で失敗してしまった時は、速やかに上司や担当者に報告するのが鉄則です。報告しないでミスを放置してしまうと、さらに取り返しのつかない状況になる可能性があります。

ミスを隠すことで信頼も失ってしまうため、気づいた時点で早めに報告をしましょう。

インターンシップでもマナーを意識して好印象を与えよう

インターン先では、社会人としてマナーを守った言動が求められます。例えインターン生であっても、会社の一員として挨拶や言葉遣いには気をつけましょう。

ビジネスシーンでよく使う敬語や専門用語は事前に勉強しておき、自信をもってインターンに参加できるように準備しておくのがおすすめです。

マナーを身につけるとコミュニケーションがスムーズに進み、インターン先の企業にも好印象を残せますよ。

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若林

この記事を書いた人

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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