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【就活生に人気!】ブライダル業界のやりがいや職種について解説

ブライダル業界は、就活生に人気です。人生の節目である結婚式という幸せなイベントを作り上げる仕事は、やりがいが大きいことでしょう。

就活でブライダル業界を目指す場合は、ライバルに差をつけるために事前の業界研究や企業研究が必須です。 ここではブライダル業界に関して、職種や代表的な企業、動向や見通しを解説していきます。

ぜひこの記事を参考に、ライバルの就活生に差をつけましょう。

ブライダル業界は就活生に人気!

ブライダル業界は、主に結婚式にまつわるサービスを提供する企業で構成されています。具体的にはたとえば、結婚式と披露宴が行える専門の式場運営やゲストハウスの運営が挙げられるでしょう。

また他にも、衣装の手配やコーディネートを行う企業、花束作成や映像制作など演出関係のサービスを手掛ける企業が存在します。

このように、ひとくちにブライダル業界と言っても、その事業形態や職種は多岐に渡ります。自分はどんな仕事をしたいのか、適性は何なのか分析を行い、どの企業や職種を選ぶべきかを決定しましょう。

ブライダル業界の6つの職種

ブライダル業界には、様々な職種が存在します。それぞれ業務内容が異なるため、把握しておく必要があるでしょう。以下に6つの例を挙げて紹介するので、参考にしてみてください。

  1. ウェディングプランナー
  2. ドレスコーディネーター
  3. フラワースタイリスト
  4. ヘアメイクアーティスト
  5. バンケットスタッフ
  6. ブライダルアテンダー

①ウェディングプランナー

ウェディングプランナーは、結婚式の企画運営を行う職業です。顧客を始めから終わりまでサポートしていくので、ブライダル業界の花形とも言えるでしょう。

企業によっては、ウェディングプランナーが営業を行う場合もあります。なぜなら、見学に訪れた顧客にはヒアリングを行い、それから式場の案内、食事の試食、プランの提示などを行う必要があるからです。

ウェディングプランナーは、数か月かけて顧客と共に結婚式の企画を進めていきます。当日も同伴し、滞りなく式が進むようサポートする必要があるでしょう。また、結婚式後のアフターフォローまでを一括して担当していきます。

②ドレスコーディネーター

ドレスコーディネーターは、新郎新婦の衣装を選び、手配を行います。当日の着付けや後片付けまで担当する場合も多いでしょう。また、親族など参列者の衣装を手配したり着付けをしたりすることも少なくありません。

顧客の希望をヒアリングし、それぞれに合った色彩、デザイン、タイプのドレスやタキシードを選んでいきます。傾聴力や服飾に関する幅広い知識が必要です。

③フラワースタイリスト

フラワースタイリストは、結婚式における花の選定、手配、飾り付けを行う職業です。具体的にはたとえば、ゲストの各テーブルに飾る生花、高砂席と呼ばれるメインテーブル手前に飾る生花、贈呈用の花束などが挙げられます。

このように結婚式ではたくさんの花が使われます。華やかさを演出する大事な要素なので、どのような色合い、組み合わせ、ボリュームで配置するのかコーディネートをすることが必要です。

④ヘアメイクアーティスト

ヘアメイクアーティストは、新郎新婦のヘアスタイルを決めてセットする職業です。基本的には、新婦のヘアセットをメインに行います。また、場合によっては親族など参列者のヘアセットを行うこともあるでしょう。

ブライダル業界のヘアメイクアーティストは、ヘアカットを専門とする美容師とは異なり、髪のセットのみを行います。結婚式のヘアセットは華やかにすることが多く、そのための専門的な知識や技術が必要です。

⑤バンケットスタッフ

バンケットスタッフは、結婚式当日の様々な進行係を担います。たとえば、新郎新婦の先導、披露宴の進行、料理の給仕などが挙げられるでしょう。

結婚式では、適切なタイミングで一斉に飲み物や食事の提供を行うことが必要です。そのため、チームワークが大切です。また、丁寧な所作や細やかな気配りも必要とされます。

⑥ブライダルアテンダー

ブライダルアテンダーは、介添人とも呼ばれる職業です。結婚式当日の新郎新婦の身の回りのサポートを行います。たとえば、2人の先導、花嫁ドレスの裾の移動、髪やメイクの乱れの手直しなどが挙げられます。

また、適切な動作や言葉がけにより、2人の緊張をほぐしたり良い雰囲気を作ることも求められるでしょう。当日は主役のそばにより長くいるため、やりがいも大きい職業であると言えます。

ブライダル業界のやりがい

ブライダル業界のやりがいは、顧客の幸せの瞬間を共有できることにあります。結婚式は、誰もが憧れる、一生に一度あるかないかの人生の大きな節目であるからです。

場合によっては、数か月前から何回も打ち合わせを重ねて、入念に準備していくことになるでしょう。当然、当日のプレッシャーや意気込みは、大きなものになります。

結婚式のスムーズな進行を達成し、プラスアルファのサービスを提供できた結果、最後に顧客の笑顔や涙、感謝の言葉をもらえることは、何にも代えがたい経験です。

このように、ブライダル業界の仕事は人の幸せを共有でき、大きなやりがいを得られると言えます。

ブライダル業界に向いている3つのタイプ

つづいて、ブライダル業界の適性について、3つのタイプを紹介していきます。自分がこの業界に向いているのかどうかをまず確認するようにしましょう。その後、自己PRや志望動機を作る上で参考にしてみてください。

  1. 忍耐力のある人
  2. ホスピタリティのある人
  3. コミュニケーション能力のある人

①忍耐力のある人

忍耐力の有無は、ブライダル業界で勤める上で重要な適性の1つです。なぜなら、結婚式は決して失敗できない重要なイベントだからです。どんなアクシデントや難関にも耐えうる精神が必要でしょう。

その上で、責任感を持って最後まで新郎新婦をサポートする心意気が試されます。時には数か月に上る長い準備期間中、一度も職務を投げ出さずに全うしていくことが求められます。

②ホスピタリティのある人

ホスピタリティがある人は、ブライダル業界に向いていると言えます。なぜなら、主役はあくまでも新郎新婦の2人であるからです。

2人の希望や親族など周りの望みをかなえるため、黒子として動く必要があります。また、細やかな気配りや適切な言葉がけも必要とされます。

人を支えたい、幸せにしたいなど、ホスピタリティが高い人に適性があると言えるでしょう。

③コミュニケーション能力のある人

コミュニケーション能力がある人は、ブライダル業界に向いていると言えます。なぜなら、新郎新婦のニーズを聞き出したり適切な提案や声掛けをしたりすることが求められるからです。

また、結婚式の企画運営は複数人のチームで行います。そのため、協調性を持ったメンバーとのコミュニケーションが必要とされるでしょう。

以上のように、ブライダル業界ではチームで動けるコミュニケーション能力が必要です。

ブライダル業界の代表的な企業3選

ブライダル業界には、様々な企業があります。その中から代表的な企業を3つ選んで紹介していきます。それぞれ強みである事業や社風が異なるため、注意してください。

  1. 株式会社テイクアンドギヴ・ニーズ
  2. ワタベウェディング株式会社
  3. 株式会社ツカダ・グローバルホールディング

①株式会社テイクアンドギヴ・ニーズ

株式会社テイクアンドギヴ・ニーズは、ブライダル業界の最大手企業です。

以下のような、結婚式に関するあらゆるサービスを全国で展開しています。

そのため、数多くの結婚式に携わり、大きな仕事がしやすいと言えるでしょう。

②ワタベウェディング株式会社

ワタナベウェディング株式会社は、国内71拠点・海外23拠点(2023年2月1日現在)を持つグローバルなブライダル企業です。

主な事業内容は以下のようになります。(参考:ワタベウェディング株式会社「会社案内」

  • リゾートウェディング事業
  • 国内挙式事業
  • 衣装事業
  • 映像・写真事業
  • アジア事業

特にリゾートウェディング分野では高い実績を誇ります。そのため、グローバルな仕事がしたい場合はお勧めの企業と言えますね。

③株式会社ツカダ・グローバルホールディング

株式会社ツカダ・グローバルホールディングは、ブライダルの枠を超えた幅広い事業を展開している企業です。

事業内容は以下のように多岐に渡ります。(参考:株式会社ツカダ・グローバルホールディング「事業紹介」

  • ブライダル
  • ホテル
  • レストラン
  • ブライダルコンテンツ
  • ウェルネス・リラクゼーション
  • 業務委託・コンサルティング
  • 資本提携・M&A
  • 新規事業用地募集

結婚式にまつわる幅広いビジネスに携わりたい人には、お勧めの企業ですよ。

ブライダル業界の動向

ブライダル業界は、常に変化し続けています。動向を把握しておくことで、就活におけるどんな面接にも対応し得るでしょう。以下のように、ブライダル業界の現状、課題、将来性の順に解説していきます。

  1. ブライダル業界の現状
  2. ブライダル業界の抱える課題
  3. ブライダル業界の将来性

①ブライダル業界の現状

ブライダル業界の市場規模について見ていきましょう。

経済産業省によると、2022年度冠婚葬祭業界の対個人サービス業の売上高推移は、結婚式場業で23989500万円とされています。(参考:経済産業省「特定サービス産業動態統計調査」)以上のように、依然として市場規模は大きいと言えます。

結婚式のタイプは、ハウスウェディングやリゾートウェディングなどが本格的に登場し、高いニーズを誇ってきました。

②ブライダル業界の抱える課題

しかしながら、コロナの台頭などによりブライダル業界の様相は変化しています。コロナ渦では、結婚式の中止や延期が絶えませんでした。

そんな中、結婚式のあり方自体を見直す動きも出ています。たとえば、結婚式自体を行わない「ナシ婚」、親族だけの「家族婚」、豪華な式を行わない「ジミ婚」などが新しい結婚式の形として登場しました。

また、少子高齢化も大きな課題の1つです。カップルの数自体が減るリスクがあるのです。

以上のように、変化する結婚式のあり方や、全体数の減少に目を配る必要があります。

③ブライダル業界の将来性

ブライダル業界では、顧客の価値観の変化に合わせたプランの企画立案が焦点の1つです。競争力の高い魅力的なプランの提供は、業界を生き残る上で重要な要素と言えるでしょう。

また、IT化による業務の効率化や優秀な人材の育成も求められています。新たなアイディアを産み出せる、コミュニケーション力が高い、気配りができるなど競争力の高い人材は、引き続きブライダル業界において重宝されていくことでしょう。

ブライダル業界への理解を深めて就活を進めよう

これまで、ブライダル業界の概要、職種、代表的な企業、動向、見通しについて解説してきました。

人生における大きな節目として、幸せの瞬間を共有できるブライダル業界は、就活において人気が高いと言えます。そのため、競争力のある人材として自分をアピールできるよう、事前の調査などの準備が重要です。

ぜひこの記事を参考に、自己分析と企業研究を深め、確かな自己PRと志望動機を持って、就活に臨みましょう。

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若林

この記事を書いた人

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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