インターンの中には、仕事をした対価としてお金がもらえるものがあります。
これだけ聞くと「仕事をしたらお金をもらえるなんてアルバイトと何が違うんだろう」と思う人もいるでしょう。
しかし、インターンとアルバイトは全く違うものです。今回の記事では、インターンとアルバイトの違いや、メリットデメリットについて解説します。
違いがわからない人や、インターンへの参加を考えている人はぜひ参考にしてくださいね。
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インターンとアルバイトの5つの違い

インターンとアルバイトの共通点は仕事をしてお金をもらえることです。
しかし、参加の目的など違う部分は多くあります。
様々ありますが、主な違いを5つにまとめました。
- 目的
- 業務内容
- 責任の大きさ
- 習得できるスキル
- 内定に直結する可能性
それぞれ見ていきましょう。
①目的

1つ目に、インターンとアルバイトでは参加する目的が全く違います。インターンの目的は、将来のキャリアやスキルアップのためです。
お金を得るのがメインではなく、将来のために仕事をしている場合がほとんどでしょう。
一方アルバイトの場合、メインの目的はお金を稼ぐことにあり、生活費や遊ぶためのお金を得るためにアルバイトをしている人が大半です。
また、経験のためにアルバイトをする場合もあります。
②業務内容

2つ目の違いは、業務内容です。インターンの場合、業務内容が社員と同じ場合があります。
なぜなら、会社側も企業を知ってもらい優秀な学生を確保したい狙いがあるからです。そのため、業務内容は複雑で、アルバイトと比較するとかなり大変になります。
一方アルバイトの場合、マニュアル等が完備されており誰でもできる作業をすることが多いです。
問題が起こった際の対応なども書いてあるため、慣れてしまえば楽に仕事することができるでしょう。
③責任の大きさ

3つ目の違いは、責任の大きさです。インターンの場合、社員ほどでないにしろある程度の責任が生じます。
そのため、仕事をする際に緊張が起こり、人によってはストレスを感じるかもしれません。
責任を持つことは社会に出ると経験することなので、若いうちから貴重な体験を積めるでしょう。また、責任感をもって仕事をすることでやりがいのある働き方ができます。
一方アルバイトの場合、責任はほとんどありません。もしアルバイトが問題を起こしたとしても、責任を負うのは社員になるため、ストレスなく仕事ができるでしょう。
④習得できるスキル

4つ目の違いは、習得できるスキルです。インターンの場合、ビジネスマナーや事務作業など多くのスキルを身に付けられます。
たとえ他の会社で働くことになっても、インターンで学んだことは役に立ち、アピールできるでしょう。
一方アルバイトの場合、スキルがほとんど身に付かない可能性が高いです。
単調作業が多くマニュアル通りに働くため、学んだことが働いている場所でしか使えない可能性があります。
⑤内定に直結する可能性

5つ目の違いは、内定に直結する可能性です。インターンの場合、優秀な成果を残せばそのまま社員になれる可能性があります。
そもそもインターンをしている会社の目的の1つが、優秀な社員の採用です。そのため、普段の業務をまじめに試行錯誤しながら取り組めば自ずと社員への道が開かれるでしょう。
一方アルバイトの場合、内定に直結する可能性は低くなります。なぜなら、企業はただ単に労働力を欲している場合がほとんどだからです。
とはいえ、アルバイトから正社員になる可能性も多少あります。アルバイトから正社員を目指したい人は、事前に正社員登用の制度があるか確認するとよいでしょう。
インターンに参加するメリット・デメリット

次に、インターンに参加するメリットとデメリットについて解説します。
インターンへの参加は幅広い経験が詰めるなどメリットは多いですが、同時にデメリットも存在します。
メリット
- スキルが身に付き、将来に役立つ
- 内定につながる可能性がある
デメリット
- 主体的に動く必要がある
- 時間の確保が大変
詳しく見ていきましょう。
インターンに参加するメリット
まずは、インターンに参加するメリットについてです。インターンに参加するメリットの1つ目は、貴重な経験ができスキルが身に付くことでしょう。
インターンに参加することで、営業としての経験やビジネスマナーなどを学べます。営業活動や会議への参加などは、社会人になる前に経験できる場面は貴重です。
そのため、インターンはこれらの経験を得られる貴重な場所なため、メリットといえます。
また、インターンからそのまま内定できる可能性もあるのもメリットといえるでしょう。
インターンに参加するデメリット
インターンに参加するデメリットは、主体的に動いたり、時間を確保する必要があることです。
インターンでは多くの経験ができますが、その分会社の一員として責任が生じ、会社をよりよくするために自分から考えて働く必要があります。考えなくても働けるアルバイトより大変なため、デメリットとなるでしょう。
また、時間の確保が大変なのもデメリットです。インターンでは、社員と同等の仕事をするため、ひと月あたり約80時間ほどの稼働時間が必要になると考えていいでしょう。
自分の好きな時間に入れられるアルバイトと違い、時間の融通が利かないのはデメリットになってしまいますね。
アルバイトに参加するメリット・デメリット

続いて、アルバイトのメリットとデメリットを紹介します。
アルバイトにもインターンと同じく、以下のようなメリットとデメリットがあります。
メリット
- 簡単な作業で責任がない
- 好きな時間に働ける
デメリット
- スキルが身に付かない
- 内定に直結する可能性が少ない
それぞれ見ていきましょう。
アルバイトに参加するメリット
アルバイトに参加するメリットですが、簡単な作業で責任なく働ける、時間の融通が利くなどが挙げられます。
アルバイトの場合、簡単な作業が多くマニュアルが完備されていることがほとんどです。マニュアル通りに働いてる上での多少のミスには、バイトの人の責任は問われないため、過度な責任に悩まされることはないでしょう。
また、時間の融通が利くのもアルバイトのメリットです。アルバイトの場合、事前に希望のシフトを提出する場合がほとんどとなります。
そのため、自分の好きなだけ好きな時間で働けるので学業・プライベートとの両立がしやすいでしょう。
アルバイトに参加するデメリット
アルバイトに参加するデメリットですが、スキルが身に付かない、内定に直結する可能性が少ないことなどが挙げられます。
メリットでもありますが、アルバイトは作業が単調なためスキルが身に付きません。
インターンであれば、ビジネスマナーや営業経験など他の会社でも役立つスキルが身に付きますが、アルバイトで覚えたことは他の場所では通用しないでしょう。
また、アルバイトを募集する目的は単純な労働力であることがほとんどなので、内定に直結する可能性が少ないのもデメリットです。
インターンに参加して経験値を高めよう

インターンの目的は経験を積み、将来に活かすことにあります。
お金を稼ぐという意味では、単調な作業がほとんどで責任のないアルバイトの方が楽です。
しかし、インターンでは実際に社員と同等の仕事ができるため、貴重な経験となるでしょう。
そのため、長期的な目線で見るとインターンに参加した方がアルバイトに比べ、圧倒的に価値があります。将来への投資と考え、ぜひインターンに参加してみてください!
インターンとアルバイトは違いを理解して参加しよう

いかがだったでしょうか。インターンとアルバイトはどちらも仕事をしたらお金をもらえるので、似ているように見えますが全く違います。
アルバイトの方が単純作業で責任もなく楽に働けるため、インターンが大変に思うかもしれません。
しかし、インターンでは将来役立つスキルが身に付き貴重な経験ができるでしょう。
学生をしながらインターンへの参加は大変ですが、得られるものは多いです。ぜひ、将来のためにインターンに参加してみてはいかがでしょうか!
この記事を書いた人
梶
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