警察官の年収・基本情報を紹介!将来性・向いている人の特徴は?
警察官は、市民の安全を守る重要かつ魅力的な仕事です。就活生の中には、警察官を目指している方もいるのではないでしょうか。
警察官を目指すうえで、年収や収入に関することは多くの就活生にとって気になるポイントですよね。
そこで本記事では、警察官の平均年収や業務内容、将来性などについて解説します。
警察官の仕事に興味を持っている方は、ぜひご参考にしてくださいね。
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警察官の平均年収と年齢別の年収

ここでは、警察官の収入について以下の2点に整理して紹介します。
一般的な収入との比較も行っているので、ぜひご参考にしてください。
①警察官の平均年収は562万円
警察官の平均年収は、562万円です(引用元:総務省「諸手当関係」)。給料月額平均328,653円、期末手当+勤勉手当1,673,133円から算出しています。
ただし、上記は諸手当を含まない点に注意が必要しましょう。
国税庁の「令和5年分民間給与実態統計調査」によると、2023年分の給与所得者の平均給与は460万円です。
つまり、警察官の年収は一般平均と比較しても高い水準であると考えられるでしょう。
②警察官の年齢別の年収
警察官の年齢別の年収は、以下の通りです。
年齢 | 平均年収 |
---|---|
20〜23歳 | 3586326.75円 |
24歳〜27歳 | 4037858.1円 |
38歳〜31歳 | 4442436.45円 |
32歳〜35歳 | 4907437.65円 |
36歳〜39歳 | 5495915.25円 |
40歳〜43歳 | 6082994.25円 |
44歳〜47歳 | 6508235.25円 |
48歳〜51歳 | 6795381.15円 |
52歳〜55歳 | 6954055.65円 |
56際~59歳 | 7034841.45円 |
60歳~63歳 | 4865712.75円 |
64歳~67歳 | 4830031.8円 |
また、国税庁の民間給与実態統計調査によると、給与所得者の年代別平均給与は以下の通りでした。
年齢 | 平均給与 |
---|---|
20~24歳 | 273万円 |
25~29歳 | 389万円 |
30~34歳 | 425万円 |
35~39歳 | 462万円 |
40~44歳 | 491万円 |
45~49歳 | 521万円 |
50~54歳 | 537万円 |
55~59歳 | 546万円 |
60~64歳 | 441万円 |
上記を見ると、どの年代でも基本的には警察官の年収が一般平均を上回っています。
警察官に関する基本情報

ここでは、警察官の仕事に関する基本情報を以下の2点に整理して紹介します。
①警察官の仕事内容
警察官は、さまざまな犯罪行為から人々を守り、安全な生活を送れるよう保安活動を行うことを主な仕事としています。
警察官の具体的な業務内容は、以下のように多種多様です。
- 防犯パトロール
- 交通事故捜査
- 交通安全指導
- 防犯指導
- 犯罪事件捜査
- 地域巡回連絡 など
配属される部門によっても種ごとの種類は大きく異なり、求められる業務やスキルも変わると言えます。
②警察官になるには
警察官になるためには、公務員試験に合格する必要があります。具体的には、国家公務員試験もしくは警察官採用試験への合格が必要です。
警察庁で働くには国家公務員試験(国家公務員)、都道府県警察で働くには警察官採用試験(地方公務員)に受かる必要があります。
割合で言えば、警察官の大半が都道府県警察で働く地方公務員ですよ。
一方、国家公務員試験に合格して警察庁で働く警察官は「キャリア」とも呼ばれており、非常になんいどが高い狭き門の試験になっています。
警察官の将来性は?

警察官は、十分に将来性がある職業だと言えます。どんなに時代が変わっても、警察の仕事は必要であるためです。
ただし、時代の変化とともに犯罪は変化していき、今後はサイバー犯罪に代表されるように、犯罪のハイテク化・多様化が進んでいくと考えられるでしょう。
SNSを悪用した詐欺事件や不正アクセスなど、インターネットを使った犯罪は近年のトレンドであるとも言えます。
多様化・複雑化する事件に対応すべく、警察官はこれまで以上にさまざまな専門スキルを身につけていかなくてはいけません。
警察官に向いている人の特徴3つ

ここでは、警察官に向いている人の特徴として以下の3つを紹介します。
①正義感が強い
警察官に向いている人の特徴としてはまず、正義感が強いことが挙げられます。
警察官として働くうえでは、人々の安全を守るためときには自らの身を危険にさらさなくてはならないこともあると考えられます。
「仕事だから」と割り切るだけでは、危険を顧みず自らの業務を遂行していくことはなかなかできません。
強い正義感を持ち、人々を守る使命を感じながら仕事をする人でなければ、警察官の仕事を続けていくことは大変でしょう。
②身体が丈夫で体力がある
身体が丈夫で体力があることも、警察官になるためには大切な資質の1つだと言えます。
警察官の仕事は不規則であることが多く、夜間の呼び出しも覚悟しなくてはいけません。いつでも仕事に向かえる体の丈夫さや体力は、欠かせないでしょう。
また、状況によっては誰かを走って追いかけたり、格闘を強いられたりすることもあるため、身体の丈夫さや体力に加えて機敏な動きができる運動神経の良さも、警察官には重要な要素です。
➂コミュニケーション能力が高い
警察官として活躍するためには、一定以上のコミュニケーション能力も必要です。
警察官は序列に厳しい世界であり、上司からの命令のもとに同僚と協力して職務に当たる必要があります。
大変な業務を規律を守りつつ円滑に遂行していくには、上司・同僚と連携するコミュニケーション能力が必須でしょう。
また、業務中に一般の人と接する機会も多くある点からも、話し方や所作には気を付ける必要があります。
警察官の仕事は年収以上にやりがいがある

警察官の仕事は、人々の安全を守ることです。そのためには、場合によっては自らの身を危険にさらさなくてはならないこともあるでしょう。
ただしそれだけにやりがいもあり、年収以上に多くのやりがいがある仕事です。
警察官になることを目指している方は、本記事でお伝えした話もぜひご参考にしていただけたら幸いです。
このメディアの監修者
若林
青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。