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アパレル業界とは?現状・将来性や向いている人を紹介

「アパレル業界で働きたいけど今後は厳しい業界なの?」とお悩みではありませんか。

たしかにコロナ禍以降、アパレル業界の国内市場の規模は縮小傾向です。しかし、ECサイトや海外市場は拡大傾向にあり、現代のニーズに対応できている企業であれば今後の成長も十分期待できます。

本記事では、さらに詳しくアパレル業界の現状や将来性、今後の課題までを徹底的に解説!アパレル業界の職業や年収、向いている人の特徴も紹介していきますよ。

就活で人気のアパレル企業も紹介するので、アパレル業界への就職を目指している方はぜひ参考にしてください。

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アパレル業界とは?

アパレル業界とは?現状・将来性や向いている人を紹介

まずはアパレル業界とはどのような業界なのか紹介します。

  1. アパレルとファッションの違い
  2. アパレル業界の構造
  3. アパレル業界の年収
  4. アパレル業界の市場規模

アパレル業界で働きたいなら、業界について詳しく知っておくことが大切なので、それぞれ詳しく見ていきましょう。

①アパレルとファッションの違い

アパレル業界既商品の衣類のビジネスに関わる業界全体のこと
ファッション服やアクセサリーだけでなく、ヘアスタイルやメイクアップといった装いのこと

アパレルとファッションは同じ意味に捉えられますが、上記のように実は意味合いが異なります。

また、日本において「アパレル企業」とは、アパレル商品の製造や卸売りに関連する企業を指し「アパレルメーカー」と呼ばれ、「アパレル産業」とは、既商品の衣類の生産をしている産業を指しています。

一方、ファッションは広い意味で捉えられ、流行・コーディネートはもちろん、音楽やインテリアといったライフスタイル分野全体までをファッションと呼ぶこともありますよ。

②アパレル業界の構造

アパレルの流通過程については、川の流れに例えられ「川上」「川中」「川下」の3つに区分に分類されています。

分類特徴業種
川上
(繊維業)
生地・糸等の衣服素材を製造する・テキスタイルコンバーター
・テキスタイルメーカー
・繊維メーカー
川中
(アパレルメーカー・卸商)
衣服の企画やデザイン、製造をする・アパレル商社
・アパレルメーカー
・OEM
・ODM
・SPA
川下
(小売業)
製造された商品を消費者へ販売する・小売
・セレクトショップ
・ファッション系ECサイト
・古着/リサイクルショップ
・SPA
  1. アパレルメーカーが繊維業から素材を仕入れる
  2. アパレルメーカーが既製服を製造
  3. 流通業に商品が提供され小売業が消費者に販売

また、アパレル商品が販売されるまでの流れは上記の通りです。アパレル商品が作られ消費者の手に届くまでには、さまざまな業種が関わっています。

中でも川中~川下にあるSPA(製造小売業)を主流とする企業が増加傾向にあります。SPAは製造から企画、販売までを一貫して行うことにより、ムダを省き、顧客ニーズに素早く応えることが可能なためです。

③アパレル業界の年収

アパレル業界の2023年の平均年収は、業界全体で356万円です。前年の346万円を10万円上回り、上昇傾向にあると言えます。

職種ごとの平均年収も見てみましょう。

職種25~29歳30~34歳35~39全体平均年収
ファッションデザイナー341万円385万円456万円382万円
マーチャンダイザー・バイヤー373万円484万円534万円462万円
パタンナー335万円332万円389万円349万円
店長348万円389万円452万円402万円
販売306万円336万円364万円323万円
生産管理・物流・貿易360万円425万円483万円497万円
マーケティング411万円512万円531万円466万円
引用元:PRTIMES

専門性の高い職種ほど年収は高い傾向にあり、取り扱う商品によっても差があります。特にラグジュアリーなブランド、ジュエリーや時計といった宝飾品関連の企業は平均年収が高めです。

高収入を目指したい方は、専門性の高い職種や、高級品を取り扱うアパレル企業を選んでみてください。

④アパレル業界の市場規模

アパレル業界の市場規模は、2023年には8兆3,564億円でした。コロナ禍と比較すると回復しているとされていますが、1990年は15兆円を超える市場規模だったため、減少傾向であると言えるでしょう。

2000年2010年2020年2023年
男子用洋服22,458円16,241円11,413円12,573円
婦人用洋服41,290円28,864円21,204円20,249円
子供用洋服8,138円5,819円4,532円3,852円
引用元:総務省統計局「家計調査(家計収支編)時系列データ(総世帯・単身世帯)」

実際に消費者が衣料品に使う支出額は上記のように変化しています。1990年代は服への価値観が高いバブル時代で、当時は仕事帰りにわざわざ着替えておしゃれをして、デートや遊びに行くのが当たり前でした。

しかし、現在は仕事帰りにオフィスファッションのまま出かける方も多数。また、EC市場の拡大や、中古市場、ファッションレンタル業ができたことにより、実店舗離れも続いているのが現状です。

また、アパレルメーカーの中でも高級ブランドやファストファッションの間に位置するブランドは特に厳しい状況となっていますが、ECサイト運営や海外市場への進出によって成長している企業も。

アパレル業界を目指すなら、将来性が期待できる企業や職業選びが大切でしょう。

【販売職】アパレル業界の職業

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ここからは、アパレル業界の職業について詳しく見ていきましょう。まずは、アパレル業界の販売職について紹介します。

  1. 販売員
  2. アパレル店の店長

販売職は、主にデパートやショッピングモールといったショップで衣類を販売する仕事です。それぞれ年収の目安や向いている人の特徴を解説するので、参考にしてください。

①販売員

仕事内容ショップでの接客・販売
年収の目安約323万円
向いている人の特徴・ファッションの知識が豊富な人
・最新トレンドに敏感な人
・コミュニケーション能力が高い人
・コーディネートが得意な人
引用元:PRTIMES

販売員はショップに立ち、接客を行いアパレル商品を販売する仕事で、ファッションに関する知識が必要で、お客様へコーディネートの提案も行います。

また、お客様への販売だけが仕事ではなく、お客様の目を引く陳列し、事務業務(売上精算・商品管理・顧客管理)も大切な仕事です。

普段からファッションへ興味を持ち、雑誌やSNSをチェックして最新のトレンド情報の収集や、接客のスキルを上げるための勉強を進んでできる人に向いていますよ。

トレンドに敏感で、人と接することが好きな方は、ぜひチャレンジしてみてください。

②アパレル店の店長

仕事内容ショップの運営全般
年収の目安約402万円
向いている人の特徴・リーダーシップのある人
・指導や育成が得意な人
・責任感がある人
引用元:PRTIMES

アパレル店の店長はショップの責任者で、販売員と同様の仕事に加えて、ショップの売上管理や販売員の育成を行います。

ショップの運営全般に関わる仕事であり、店長会議や本社とのミーティングへの参加も必要です。また、ブランドの方針をショップの販売員に伝え、目標達成に導くリーダーシップ力も求められるでしょう。

雰囲気の良いショップ作りや販売員が働きやすい環境づくりができるかどうかは店長次第です。そのため、責任感を持って仕事に取り組める人が向いています。

【専門職】アパレル業界の職業

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つづいて、アパレル業界の専門職にはどんな職業があるのか見ていきましょう。

  1. デザイナー
  2. パタンナー

アパレル業界の専門職は、販売職よりも年収も高くなりますが、その分専門的な知識や技術も必要となります。それぞれ詳しく紹介するので、チェックしてみてください。

①デザイナー

仕事内容アパレル商品のデザイン
年収の目安約382万円
向いている人の特徴・デザインが好きな人
・服飾関係に関する知識がある人
・デザインのデジタル技術がある人
引用元:PRTIMES

デザイナーはアパレル商品のデザインをする仕事で、デザインの原案やパターン(型紙)の作成、記事選びを行います。

デザインだけでなく、商品開発全般に関わる仕事で、生産ラインの確保や販売戦略(マーケティング)を担当することもありますよ。

商品づくりにおいて、素材・色や柄、パターン、縫製技術といったさまざまな服づくりに関する知識が必要です。

また、アパレル業界でもデジタル化が進んでおり、パソコンを使ったデザイン業務が多くなりますので、デジタル技術についても習得しておきましょう

②パタンナー

仕事内容デザイン画を元に設計図を作成
年収の目安約349万円
向いている人の特徴・洋服の立体的な構造に興味がある人
・洋服を自分で作ったり裁縫が得意な人
・細かい作業が好きで手先が器用
引用元:PRTIMES

パタンナーはデザイン画から服の設計図となるパターン(型紙)の作成をする仕事です。

デザイナーのイメージした服のラインやシルエットを、着心地良く実際に着ることができるような形に作り上げていきます。服の仕上がりを左右する重要な仕事なので、服飾関係の知識が必要ですよ。

服飾について学校で学んだ上で就職する人が多いため、社会人からパタンナーを目指す場合には服飾系の専門学校や大学への進学を目指してみてください。

【総合職】アパレル業界の職業

アパレル業界とは?現状・将来性や向いている人を紹介

こちらでは、アパレル業界の総合職について紹介します。

  1. SV(スーパーバイザー)
  2. MD(マーチャンダイザー)
  3. VMD(ヴィジュアルマーチャンダイジング)
  4. プレス
  5. バイヤー

総合職の職業は多く業務の幅も広いのが特徴。仕事の成果に応じた昇給も期待できる職業ですので、それぞれ詳しく見ていきましょう!

①SV(スーパーバイザー)

仕事内容各ショップの指導・サポート
年収の目安約381万円
向いている人の特徴・コミュニケーション力が高い人
・問題解決能力が高い人
・部下の気持ちに寄り添える人
引用元:求人ボックス 給料ナビ

SV(スーパーバイザー)は、ショップの指導やサポートを行う仕事で、複数のショップを担当することもあります。

ショップの店長や販売員とコミュニケーションを取りつつ、売上アップのための改善策の提案を行う必要も。また、本社とショップとの間を取り持つ存在です。

店長や販売員の気持ちを理解し、適切な対応や働きやすい環境を整えることもSVの重要な役割と言えるでしょう。

円滑なコミュニケーション力はもちろん、問題点を見つけ解決策を見出す問題解決能力を持っている人におすすめです!

②MD(マーチャンダイザー)

仕事内容企画から販売戦略までを管理
年収の目安約462万円
向いている人の特徴・データ分析が得意な人
・ビジネスに関する知識が豊富な人
・柔軟に対応ができる人
引用元:PRTIMES

MD(マーチャンダイザー)は、アパレル商品の企画から価格設定や予算管理、販売戦略までを管理する仕事です。

ブランドのイメージ・品質をプロデュースする役割があり、市場やトレンドのチェックや分析も必要となります。

デザイナーと商品企画やサンプル作成、受注を受けたら生産計画を立てたり、プレスとPR戦略を実施したりと仕事内容が幅広く、やりがいのある仕事ですよ

また、データの分析力やビジネスに関する知識が必要で、柔軟な対応力も求められるのが特徴。さらに、社内外問わず密な連携が必要となる業務なので、コミュニケーション力に自信ある人はぜひ挑戦してみましょう。

③VMD(ヴィジュアルマーチャンダイジング)

仕事内容ショップの外装や内装、商品ディスプレイを担当
年収の目安約438万円
向いている人の特徴・トレンド分析力の高い人
・ビジュアルセンスがある人
引用元:PRTIMES

VMD(ヴィジュアルマーチャンダイジング)はショップの外装・内装、商品のディスプレイを担当する仕事です。

商品の魅力を引き出して、ブランドのイメージを視覚で効果的に伝え購買意欲の向上と共に、売上アップにつなげるための重要な役割を担います。

ブランドのコンセプトを理解し、商品についても深い知識が必要。また、お客様の目に止まるように、トレンドの分析やビジュアルセンスも求められます。

トレンド分析が好きな方や、ショップのディスプレイに興味がある方はVMDを目指しましょう。

④プレス

仕事内容ブランド・商品のPR活動
年収の目安約438万円
向いている人の特徴・アピール力のある人
・宣伝広告の知識がある人
・人前で緊張しない人
引用元:PRTIMES

プレスはPR活動でブランドや商品の認知度を高めることが仕事で、雑誌やWEBでの広告・宣伝企画や実施、プレリリースの配信、メディアの運用を行います。

華やかな印象が強いプレスですが、展示会やファッションショーをにおけるサンプルの貸し出し手配も大切な業務の1つです。

消費者へブランドや商品の魅力を伝える重要な役割で、時には商品宣伝のためにマスコミに出演する機会も。自社商品を深く理解し、人前でもあまり緊張しない人に向いていますよ。

⑤バイヤー

仕事内容商品仕入れや価格交渉、商品管理
年収の目安約462万円
向いている人の特徴・情報収集力の高い人
・語学スキルのある人
引用元:PRTIMES

バイヤーは商品の仕入れ担当で、仕入れ価格の交渉・商品管理を行う仕事です。

衣類やバッグ、アクセサリーはもちろん、資材や原料の仕入れもバイヤーが行います。展示会に参加したり、海外に買い付けに行ったりすることも。

バイヤーを目指すなら、語学スキルを磨いておきましょう。

また、売れ筋を予測し商品を仕入れるタイミングを見定める必要があるため、市場の動向やトレンドのリサーチ・分析力に長けた人におすすめの職種です。

アパレル業界の将来性は?衰退で厳しいって本当?

アパレル業界とは?現状・将来性や向いている人を紹介

ここからはアパレル業界の現状・課題・今後について見ていきましょう。

  1. アパレル業界の現状
  2. アパレル業界の課題
  3. アパレル業界の今後

アパレル業界への就職を考えている人は、将来性があるのかどうか確かめてみてください。

①アパレル業界の現状

市場規模EC化率増加率(前年比)
2022年25,449億円21.56%5.02%増
2023年26,712億円22.86%4.76%増
引用元|経済産業省「令和5年度電子商取引に関する市場調査

アパレル業界の現状は、コロナ禍により在宅ワーク・学習が増加したことから、カジュアルでリラックスできるファッションの需要が高まっています。

また、価格帯も低価格ラインが好調で、安くて品質の良い服を求める人が多い傾向で、実際に大手のアパレルメーカーでは、高品質で低価格な商品が続々と発売されています。

そして、経済産業省の「令和5年度電子商取引に関する市場調査」によるとEC化率は、BtoC-ECで9.38%(前年比0.25ポイント増)、BtoB-ECで40.0%(前年比2.5ポイント増)と増加傾向に。

物販系分野のBtoC-EC市場規模の内訳もみると、「衣類・服装雑貨等」の市場規模は2兆6,712億円と、前年に比べて4.76%増となっており、EC販売に切り替えることで新しい顧客を開拓し、売上の向上を目指しているアパレル企業が増加しているのが現状です。

②アパレル業界の課題

アパレル業界の課題は、「消費者のニーズに合った商品提供ができるか」といった点で、高品質で低価格な商品を求めている人もいれば、頻繁に衣類を買わなくなった分、長く愛用できる高級品を求める方も。

アパレル業界では消費者のニーズが極端に分かれているため、いかに利益率を下げずに消費者ニーズに答えられるかが重要です。そして、EC販売が進む中で、上手く適応できるかも課題の1つになっています。

店舗販売をしているブランドのEC化は簡単なものではないため、EC販売に合った販売戦略を立てられることも必要です。

また、衣類の国内新規供給量は計79.8万トン(2022年)に対し、その約9割に相当する計73.1万トン(69.6万トン+3.5万トン)が事業所と家庭から使用後に手放されると推計されており、サステナブルファッションへの取り組みも今後の課題と言えるでしょう。

参考サイト|消費庁「令和5年11月30日 消費者庁サステナブルファッションサポーター懇談会

③アパレル業界の今後

アパレル業界が今後求められていることは、以下の通りです。

求められていること内容
サステナビリティへの取り組み再生可能素材の使用や環境負荷低減を行い、廃棄される繊維の減少、長く着用できる縫製技術などの開発
需要予測・在庫管理需要予測と在庫管理で過剰在庫を避け廃棄を減らす
D2Cモデルへの対応直接消費者へ販売するD2Cモデルを導入し、市場変化への迅速な対応
業態のさらなる多様化サブスク型シェアサービスやフリマアプリなど業態の多様化に対応
海外市場への進出海外(中国・東南アジアなどアジア)への販路拡大、海外向けECサイトの展開
独自路線独自路線を見出し他社との差別化、高い利益率をあげる

どのような取り組みを行っているかは、各企業のホームページで確認できるので、チェックしてみてください。

上記のような今後求められていることにしっかり対応できている企業であれば、将来性もあると言えます。

アパレル業界で働くメリット

アパレル業界とは?現状・将来性や向いている人を紹介

以下は、アパレル業界で働くメリットです。

  1. ファッションに常に携われる環境
  2. ファッションやトレンドに敏感になる
  3. コミュニケーション力を高められる

毎日、大好きなファッションに囲まれ、携われる環境なら、楽しく仕事に打ち込めるでしょう。

また、自然とファッションやトレンドに敏感になり、自分自身のセンスを磨ける点も大きなメリットです

さらに、販売職だけでなく、専門職・総合職でもコミュニケーション力が求められる業界なので、コミュニケーション力の向上も期待できます。

アパレル業界で働くデメリット

アパレル業界とは?現状・将来性や向いている人を紹介

メリットに続いて、アパレル業界で働くデメリットもチェックしておきましょう。

  1. 意外と体力も必要
  2. 年収が低い可能性がある
  3. 勤務時間が不規則になる

アパレル業界は商品の搬入や展示会の準備、意外と体力が必要な場面も少なくありません。また、平均年収が低い可能性もあるので、アパレル業界の中でも職業選びが重要です。

特に販売職ではシフト勤務が多いので、早出・遅出があり勤務時間が不規則になりやすいので、注意しましょう。

ただし、平日が休みになる場合も多いので、施設やイベントが空いている時に利用したい人にはおすすめです。

アパレル業界に向いている人の特徴

アパレル業界とは?現状・将来性や向いている人を紹介

こちらではアパレル業界に向いている人の特徴に自分が当てはまっているか確認してみましょう!

  1. ファッションが好きな人
  2. トレンドに関心がある人
  3. コミュニケーション力が高い人

アパレル業界に就職するなら、まずはファッションやトレンドに関心があることが大切で、普段からおしゃれを楽しんだり、トレンド情報をチェックしている人に向いているでしょう。

また、アパレル業界ではさまざまな職種の人と連携して商品づくりや販売を行います。お客様だけでなく、業界の中で周囲の人と円滑なコミュニケーションを取り、仕事を進めていく必要も。

コミュニケーション力に不安がある場合は、アルバイトや派遣でお試ししてみることをおすすめします。

アパレル業界の人気企業に就職する方法

アパレル業界とは?現状・将来性や向いている人を紹介
  1. 求人サイトの利用
  2. 人材紹介会社の利用
  3. 人材派遣会社の利用
  4. アルバイトで入社し社員登用を目指す

アパレル業界の人気企業に就職したいなら、上記4つの就活方法を試しましょう。正社員を目指すなら求人サイトを利用するのがおすすめです。

スキルに自信がない場合は、派遣社員や契約社員からスタートしてみてください。人材紹介会社や人材派遣会社を利用であれば、募集数が多いので就職しやすい傾向にあります。

また、派遣やアルバイトで入社して社員に登用してもらえる場合もあるので、社員になりたい場合は社員登用制度のある企業を選んでみてください。

そして、内容を獲得するためにも、ブランドのコンセプトやターゲット層をしっかりと調べましょう!実際にショップへも足を運んだ上で、採用試験に望んでみてください。

【就活生向け】アパレル大手企業の売上高ランキング

アパレル業界とは?現状・将来性や向いている人を紹介

就活生に向けて、アパレル大手企業の売上高ランキングも紹介します。

企業名売上高
1位ファーストリテイリング2兆3,011億2,200万円
2位しまむら6,161億2,500万円
3位アダストリア2,425億5,200万
4位ワールド2,142億4,600万円
5位ワコールHD1,885億9,200万円
引用元|有価証券報告書(2022~2023年)「ファーストリティリング 」「しまむら」「アダストリア 」「ワールド 」「ワコールHD

アパレルの大手企業の中でも、国内アパレル業界では最大手であるファーストリテイリングの売上高は2兆3,011億2,200万円です。

売上高が全てではありませんが、経営状況が安定しており、将来性があるアパレル企業なのかを判断する目安にはなるので、参考にしてみてください。

アパレル業界にチャレンジしてみよう!

アパレル業界とは?現状・将来性や向いている人を紹介

アパレル業界は現代の消費者のニーズに合った商品開発を行い、EC販売も順調な企業なら将来性も十分にあります。

また、日々ファッションに携わることができるため、ファッションが好きな方におすすめの就職先と言えるでしょう。

こちらの記事で紹介したアパレル業界の職業を参考にしながら、自分に合った仕事でアパレル業界にチャレンジしてみてください。

若林

このメディアの監修者

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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