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【例文付き】銀行の自己PRの書き方は?おすすめの強みやNGの例まで徹底解説

銀行への就職を目指す就活生にとって、自己PRは最も頭を悩ませる部分の一つではないでしょうか。

「銀行員に求められる人物像って具体的に何だろう?」「どんな強みをアピールすれば良いのだろう?」「面接でうまく伝えられるだろうか?」など、不安は尽きないものです。

この記事では、銀行員に求められる人物像を踏まえた上で、おすすめの強み7選や効果的な構成方法、実践的な例文まで、銀行の自己PRに関する情報を徹底的に解説します。

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目次

銀行員に求められる人物像・素養

自己PRは、希望する職種に求められているスキルをアピールすることが必要です。

銀行員に求められる具体的な素養について詳しく解説します。

  1. 人から信頼される
  2. 知りえた情報を口外しない
  3. 規則や期日を正しく遵守できる
  4. 顧客のお金を慎重に扱える
  5. 肉体と精神の強さがある

①人から信頼される

銀行員は顧客の大切な資産を預かる立場にあるため、何よりも信頼されることが重要です。

信頼を得るためには、まず約束を確実に守り、誠実な対応を心がける必要があります

また、顧客の要望や相談に対して、専門的な知識をもとに適切なアドバイスができる能力も求められるでしょう。

さらに、丁寧な言葉遣いや身だしなみにも気を配り、信頼感のある立ち振る舞いを常に意識することが大切です。

②知りえた情報を口外しない

銀行員は顧客の預金残高や取引履歴、個人情報など、極めて重要な情報を日常的に扱います

そのため、守秘義務を徹底的に遵守し、業務上知り得た情報を決して外部に漏らさない強い倫理観が必要不可欠です。

また、SNSなどでの情報発信にも細心の注意を払う必要があるでしょう。

③規則や期日を正しく遵守できる

銀行業務では、法令やコンプライアンスに関する厳格なルールが存在し、これらの正確な理解と遵守が求められます

また、取引や手続きには必ず期限が設定されており、これらを確実に守らなければなりません。

さらに、内部統制やリスク管理の観点から、業務手順を正確に実行し、必要な確認作業を怠らない慎重さが求められます。

ミスは決して許されない環境であることを常に意識する必要があります

④顧客のお金を慎重に扱える

銀行員は顧客の資産を直接取り扱う立場にあるため、細心の注意を払って業務を遂行する必要があります

現金の取り扱いはもちろん、振込や送金などの処理においても、一つのミスが取り返しのつかない事態を招く可能性があります

また、投資商品の提案においても、顧客の資産状況やリスク許容度を慎重に見極めた上で、適切な提案を行うことが不可欠ですよ。

⑤肉体と精神の強さがある

銀行員の仕事は長時間のデスクワークや立ち仕事が多く、体力的な負担が大きい職種です。

また、繁忙期には集中力を持続させながら正確な業務をこなす必要があり、精神的な強さも求められます

さらに、クレーム対応やトラブル処理など、ストレスフルな場面も多いため、冷静さを保ちながら適切に対応できる精神力が必要不可欠ですよ。

銀行志望の自己PRにおすすめの強み7選

銀行員として活躍するために必要な資質は多岐にわたりますが、特に重要となる7つの強みを厳選しました

それぞれの強みについて、なぜ銀行員に必要とされるのか、どのように活かせるのかを詳しく解説していきます。

  1. コミュニケーション力
  2. 正義感
  3. 計画性
  4. 責任感
  5. 行動力
  6. 柔軟性
  7. リーダーシップ

銀行員は顧客との円滑なコミュニケーションが不可欠です。

顧客のニーズを正確に把握し、適切な金融商品やサービスを提案できる対話力や専門的な金融知識を分かりやすく説明する力が求められます。

さらに、行内での情報共有や他部署との連携においても、的確なコミュニケーション能力が必要でしょう。

銀行員には不正や不適切な取引を見過ごさない姿勢や、コンプライアンスを重視する態度といった高い倫理観と正義感が求められます

また、マネーロンダリングなどの金融犯罪を防止する観点からも、正しい判断ができる正義感が重要です。

顧客の資産を守るなどの重要な使命を果たすためにも、この資質は欠かせません。

銀行業務では、日々の取引から長期的な資産運用まで、綿密な計画性が必要です。

また、顧客の将来設計に関わるアドバイスを行う際にも、計画的な思考が求められます。

時間管理能力も含め、計画性は銀行員の重要な資質でしょう。

銀行員には顧客の資産を預かる立場として、取引の正確性を確保し、ミスを防ぐための細心の注意を払う強い責任感が求められます

また、期限や約束を確実に守り、顧客との信頼関係を築く責任も担います。

さらに、組織の一員として、自分の担当業務を確実にこなし、チームの目標達成に貢献する責任感も重要でしょう。

銀行業界は急速に変化する環境下にあり、新しい課題に積極的に取り組む行動力が必要です。

デジタル化への対応や新サービスの提案など、変革を恐れず前向きに行動できる姿勢が求められます

また、顧客のニーズに素早く対応し、適切なソリューションを提供するためにも、迅速な行動力は欠かせない資質でしょう。

銀行業務では、様々な顧客のニーズや市場環境の変化に対応する柔軟性が重要です。

従来の業務方法にとらわれず、状況に応じて最適な対応ができる適応力が求められます

さらに、デジタル化が進む中、新しい技術やシステムへの適応力も重要でしょう。

銀行員にはチームでの業務遂行において、リーダーシップを発揮する場面が多くあります

さらに、新しいプロジェクトや改善活動を主導する際にも、周囲を巻き込んで成果を上げられるリーダーシップが重要な資質です。

銀行志望の自己PRのポイント

銀行の面接での自己PRのポイントはいくつかあります。

ここでは、特に重要となる3つのポイントについて見ていきましょう。

  1. 志望先の求める人物像にマッチしているか確認する
  2. 再現性のある強みを選ぶ
  3. 強みを自分なりの言葉に言い換える

①志望先の求める人物像にマッチしているか確認する

銀行の採用ページには必ず求める人物像が明記されており、これの十分な理解が自己PR作成の第一歩です。

各銀行の経営理念や事業戦略に基づいて、どんな人材を求めているのかを詳しく分析しましょう

また、現役行員のインタビューや採用担当者からのメッセージなども参考に、より具体的な人物像の把握が重要です。

②再現性のある強みを選ぶ

一度限りの成功体験ではなく、常に発揮できる強みの選択が重要です。

たとえば、サークル活動で一度成功したイベントの経験よりも、日々の活動の中で継続的に発揮してきた特性の方が説得力があります。

また、その強みが具体的に銀行業務でどう活かせるのかをイメージできる内容にすると、採用担当者に自分の価値を理解してもらいやすくなるでしょう。

③強みを自分なりの言葉に言い換える

ありきたりな表現や一般的なフレーズを避け、自分らしい言葉で強みの表現が大切です。

「コミュニケーション力があります」などの一般的な表現は避けましょう。

代わりに、「相手の立場に立って考え、適切な提案ができる対話力があります」というように、具体的で独自性のある表現を心がけます。

また、その強みがなぜ身についたのか、どう発揮されてきたのかを自分の言葉で説明できることも重要です。

銀行の自己PRの効果的な構成3ステップ

ここでは、説得力のある自己PRを作るための3つのステップを、それぞれの重要ポイントと共に解説していきます。

  1. 冒頭で自分のPRポイントを結論から述べる
  2. 具体的なエピソードや経験で説得力をもたせる
  3. 入社後どう強みを活用できるかで締めくくる

①冒頭で自分のPRポイントを結論から述べる

自己PRは結論から述べることで、面接官に印象的なメッセージを届けられます。

自分の最大の強みを端的に表現し、それが銀行業務にどう活かせるのかを簡潔に示すことが重要です。

たとえば「私の強みは、目標達成に向けて計画的に行動できる特性です」というように、明確な形で伝えることで、面接官の理解を促せます。

また、強みを一つに絞ることで、メッセージの一貫性を保つことができるでしょう。

②具体的なエピソードや経験で説得力をもたせる

強みを裏付けるエピソードは、5W1Hを意識した具体的な説明が重要です。

また、数字や具体的な成果を含めることで、より印象的なエピソードとなるでしょう。

さらに、主体的に行動したエピソードを選び、その過程で直面した課題やその解決方法についても触れることで、より深みのある自己PRが作成できます。

③入社後どう強みを活用できるかで締めくくる

最後に、その強みを銀行員としてどう活かしていきたいのかを具体的に述べることで、採用担当者に将来像をイメージしてもらえます

たとえば「この強みを活かして、顧客の資産運用のアドバイザーとして貢献したい」として、具体的な業務との結びつきを示すことが重要です。

また、銀行の経営理念や価値観と結びつけて説明すると、より説得力のある締めくくりとなるでしょう

【強み別】銀行の自己PRの例文

ここでは、銀行業務で特に重要となる7つの強みについて、実践的な例文を紹介します。

そのまま使用するのではなく、自身の経験や言葉に置き換えて、オリジナリティのある自己PRの作成が重要です。

以下の例文を参考に、自分らしい表現で自己PRを組み立ててください。

  1. コミュニケーション力
  2. 正義感
  3. 計画性
  4. 責任感
  5. 行動力
  6. 柔軟性
  7. リーダーシップ

①コミュニケーション力

私の強みは、相手の立場に立って考え、適切な提案ができる対話力です。

学生時代のアルバイトでは、カフェで接客を担当し、お客様一人一人の要望や状況を丁寧に伺い、最適な商品の提案を心がけました。特に、常連のお客様との会話から好みを把握し、新商品の提案や季節限定メニューの紹介を行うことで、リピーター率の向上に貢献しました。

この経験を活かし、銀行員として顧客一人一人のニーズを的確に把握し、最適な金融商品やサービスを提案できると考えています。

冒頭で「相手の立場に立って考え、適切な提案ができる」と具体的に強みを言語化しており、単なる「コミュニケーション力がある」などの表現を避けています

また、アルバイトでの具体的なエピソードを通じて、顧客との関係構築から成果(リピーター率向上)までを示すことができました

最後に銀行業務との具体的な結びつきを示すことで、その強みが実際の業務でどう活きるかを明確にしています。

②正義感

私の強みは、高い倫理観と正義感を持って業務に取り組める点です。

学生時代の生協委員会での活動では、会計処理の担当として、些細な金額の差異も見逃さず、正確な処理を心がけました。また、不適切な支出の可能性がある場合は、たとえ上級生からの提案であっても、規則に基づいて適切な判断を下すことができました。

この経験は、銀行での厳格なコンプライアンス遵守や、不正取引の防止に活かせると考えています。

金銭管理に関わる具体的なエピソードを選択して、銀行業務との親和性を高めています

また、上級生との関係における困難な状況でも規則を遵守した経験を示すことで、正義感の強さを具体的に証明できました

さらに、コンプライアンスや不正取引の防止などの銀行特有の課題と結びつけることで、その強みの活用方法を明確にしています。

③計画性

私の強みは、目標達成に向けて効率的な計画を立案し実行できる能力です。

大学3年次には、学業と部活動の両立のために、年間スケジュールを細かく設定し、優先順位をつけて取り組みました。特に、定期試験期間中は1週間単位で学習計画を立て、空き時間を効果的に活用し、部活動の主将としての責任も果たしながら、成績も維持することができました。

この計画的な業務遂行力は、銀行での多岐にわたる業務管理に活かせると確信しています。

年間スケジュールから週単位の計画まで、異なる時間軸での計画立案能力を示しています

また、学業と部活の複数の責任を両立させた具体的な成果を示すことで、計画性の効果を証明できました

さらに、具体的な場面である銀行の業務管理での活用方法を示すことで、その強みの実践的な価値を明確にしています。

④責任感

私の強みは、与えられた役割に対する強い責任感です。

大学のゼミ活動では、企業分析プロジェクトのリーダーとして、チーム全体の進捗管理を担当しました。メンバーそれぞれの得意分野を活かした役割分担を行い、定期的な進捗確認と調整を行うことで、期限内に質の高い分析レポートを完成させることができました。

この経験を活かし、銀行での業務においても、顧客の資産を預かる重責を全うしたいと考えています。

企業分析という銀行業務に関連する活動を例に挙げることで、より説得力を持たせています

また、チームマネジメントにおける具体的な行動と成果を示すことで、責任感の実践的な発揮方法を明確にできました

さらに、銀行特有の責任である顧客の資産管理と結びつけることで、その強みの重要性を強調しています。

⑤行動力

私の強みは、課題を見つけたら即座に行動を起こせる積極性です。

アルバイト先のコンビニエンスストアでは、売上データの分析から、特定の時間帯の品切れが頻発していることに気づき、発注量の見直しを店長に提案しました。

その結果、機会損失を防ぎ、売上の向上へ貢献できました。この行動力は、銀行での顧客ニーズの発掘や、新たな金融サービスの提案に活かせると考えています。

データ分析に基づく課題発見から具体的な提案までのプロセスを示すことで、論理的な行動力を表現しています。

また、具体的な成果である売り上げが向上したことを示して、行動力の効果を定量的に証明できました

さらに、顧客ニーズの発掘という銀行業務の具体的な場面と結びつけることで、その強みの実践的な価値を明確にしています。

⑥柔軟性

私の強みは、状況に応じて柔軟に対応できる適応力です。

留学経験では、異なる文化背景を持つ学生たちとのグループワークで、価値観の違いに直面しました。しかし、それぞれの考え方を理解し、最適な解決策を見出すことで、プロジェクトを成功に導くことができました。

この柔軟な対応力は、多様な顧客ニーズに応える銀行業務において大きな強みになると確信しています。

異文化交流における柔軟な対応を示すことで、適応力の高さを証明しています

また、価値観の違いによる困難な状況を乗り越えた経験を示すことで、柔軟性の実践的な価値を強調できました

さらに、多様な顧客ニーズへの対応という銀行業務の特性と結びつけることで、その強みの活用方法を具体的に示しています。

⑦リーダーシップ

私の強みは、チームをまとめ上げ、目標達成に導くリーダーシップです。大学のサークル活動では、30名規模の組織の代表として、年間イベントの企画・運営を担当しました。メンバー一人一人の意見に耳を傾け、全員が主体的に参加できる環境を整えることで、過去最高の来場者数を記録できました。この経験を活かし、銀行でもチームの一員として、組織全体の成果向上に貢献したいと考えています。

具体的な規模(30名)を示すことで、マネジメント経験の大きさを定量的に表現しています

また、メンバーの意見を聞き入れる姿勢や環境整備など、具体的なリーダーシップの発揮方法を示すことができました

さらに、具体的な成果である過去最高の来場者数だったことを示すことで、リーダーシップの効果を明確に証明しています。

銀行の自己PRでありがちなNG例文

新卒の個人面接の質問の3つの主な意図

ここでは、典型的なNG例とその改善例を紹介し、より効果的な自己PRの作成方法を解説します。

これらの例を参考に、自身の自己PRを見直し、より説得力のある内容に改善していきましょう。

  1. エピソードが具体性に欠けて説得力がない
  2. 銀行で活かせる強みになっていない

①エピソードが具体性に欠けて説得力がない

私は責任感が強く、どんな仕事も最後まで諦めずにやり遂げるられます。学生時代のアルバイトでも、任された仕事は必ず期限までに完了させ、上司からも信頼されていました。この責任感を活かして、銀行員としても頑張りたいと考えています。

この自己PRには以下の問題があります。

「任された仕事」が具体的に何だったのか、「期限までに完了」するために具体的にどんな工夫をしたのか、「信頼された」とはどんな形で評価されたのかが全く示されていません。

また、数値や具体的な成果も示されていないため、説得力に欠けます

修正例

私の強みは、責任感を持って業務を完遂できる点です。

学生時代のアルバイトでは、月末の在庫管理業務を任されました。500点以上の商品を正確に数え上げ、過去の在庫データと照合し、差異がある場合は原因を特定して改善策を提案しました。

その結果、在庫ロスを前年比20%削減できて、店長から月間MVPとして表彰されました。

この改善例では、「500点以上の商品」「在庫ロス20%削減」などの具体的な数値を示しており、業務の規模や成果が明確に伝わります

また、商品の数え上げからデータ照合、原因特定、改善策提案までの具体的な行動プロセスを示すことで、責任感の発揮方法が具体的に理解できます

さらに、月間MVPという客観的な評価を示すことで説得力が増し、正確性や数値管理という銀行業務との関連性も明確に表現できました。

②銀行で活かせる強みになっていない

私の強みは体力があることです。大学時代は陸上部に所属し、毎日3時間の練習に励みました。その結果、全国大会に出場できました。この体力と根性があれば、どんな仕事でも頑張れると思います。

この自己PRには以下の問題があります。

確かに体力や精神力は重要ですが、それだけでは銀行員として必要な資質を示せていません

また、スポーツでの成果を安易に仕事に結びつけようとする姿勢は、業界理解の浅さを露呈してしまいます

修正例

私の強みは、目標に向かって計画的に努力を積み重ねられる点です。

大学時代の陸上部では、全国大会出場という目標を達成するために、毎日の練習メニューを細かく設定し、データを取りながら改善を重ねました。

この経験で培った計画力と分析力は、銀行での顧客の資産運用計画の立案や、長期的な取引関係の構築に活かせると考えています。

この改善例では、単なるスポーツ経験ではなく、目標設定から計画立案、データ分析による改善という具体的なプロセスを示しており、銀行業務との関連性を明確にしています。

また、「練習メニューの設定」や「データに基づく改善」などの要素は、資産運用計画の立案や顧客との取引関係構築などの銀行業務に直接的に結びつく能力として表現されています

さらに、体力や根性という抽象的な表現を避け、計画力や分析力という具体的なスキルとして言い換えて、より説得力のある自己PRとなりました。

銀行の面接で自己PRをするときのコツ

ここでは、面接官に好印象を与え、自分の強みを効果的に伝えるための具体的なコツを解説します。

これらのポイントを押さえることで、より印象的な面接での自己PRが可能です。

  1. ESの内容と整合性をもたせる
  2. 深堀りにも対応できる準備をしておく
  3. 笑顔でハキハキと回答する

①ESの内容と整合性をもたせる

面接では必ずエントリーシートの内容を確認されるため、ESと面接での自己PRに一貫性を持たせることが重要です。

ESで書いた内容を深掘りする質問が来ることを想定し、具体的なエピソードや数値データを準備しておく必要があります

また、ESでは書ききれなかった補足情報も、面接では効果的に盛り込むことで、より説得力のある自己PRになるでしょう。

面接官の印象に残るような具体的なエピソードを準備しましょう。

②深堀りにも対応できる準備をしておく

自己PRで話したエピソードについて、「なぜその行動をとったのか」「他の選択肢はなかったのか」など深掘りの質問が必ず来ます

そのため、エピソードの背景や当時の状況、自分の意図や判断基準などを細かく説明できるように準備しておきましょう

また、数値データや具体的な成果についても、詳細な説明ができるように準備をしておく必要があります。

③笑顔でハキハキと回答する

銀行員には明るく前向きな態度が求められるため、面接での態度も重要です。

自己PRを話す際は、自信を持って笑顔で話すことを心がけましょう

また、声の大きさや話すスピード、姿勢にも気を配り、面接官に好印象を与えることが大切です。

特に、自分の強みを語る場面では、その強みに自信を持っている様子を態度で示すことで、より説得力のある自己PRとなるでしょう。

銀行の自己PRについて就活生からよくある質問

就職活動において、自己PRに関する疑問や不安を抱える方は多くいます。

ここでは、就活生から特に多く寄せられる質問について、具体的な対応方法や考え方を解説していきます

これらの回答を参考に、より効果的な自己PRを作成してください。

  1. 銀行の職種によっても気をつける点は変わる?
  2. 自己PRと強みはどう使い分ければいい?
  3. 自己PRが思いつかないときはどうする?
  4. 他の金融業界の仕事と自己PRのポイントは違う?

①銀行の職種によっても気をつける点は変わる?

職種によって求められる資質は異なるため、自己PRの内容も変える必要があります

営業職であれば顧客とのコミュニケーション力や提案力を中心に、事務職であれば正確性や細かい作業への集中力を強調するのが効果的です。

また、市場部門であれば分析力や判断力、システム部門であれば論理的思考力や問題解決能力など、それぞれの職種に合わせた強みのアピールをしましょう。

②自己PRと強みはどう使い分ければいい?

自己PRは強みを含めた総合的なアピールであり、強みはその中核となる特性を指します。

自己PRでは強みを具体的なエピソードと共に説明し、それが仕事でどう活かせるかまで踏み込んで述べましょう。

一方、強みを聞かれた場合は、より端的に自分の特性や能力の説明が求められます。

両者の違いを理解し、面接では状況に応じて使い分けることが重要です。

③自己PRが思いつかないときはどうする?

自己分析の方法を変えてみることが有効です。

また、友人や家族に自分の長所を聞いてみるのも良い方法です。

さらに、銀行業務で必要とされる能力を列挙し、自分の経験と照らし合わせることで、適切な自己PRのネタを見つけられます。

④他の金融業界の仕事と自己PRのポイントは違う?

金融業界全体で共通する部分はありますが、業態によって重視されるポイントは違います

銀行は顧客との長期的な関係構築を重視するため、信頼関係を築く能力が重要ですよ。

一方、証券会社では提案力や分析力、保険会社ではコンサルティング能力や共感力など、それぞれの業態に特有の要素があります。

業界研究を通じて、各業態の特徴を理解した上で自己PRを組み立てることが大切です。

【まとめ】銀行業界の自己PRを成功させるポイントと実践的アプローチ

銀行の自己PRでは、金融のプロフェッショナルとして求められる資質を理解し、自分の強みを効果的に伝えることが重要です。

特に、信頼性、正確性、倫理観など銀行員に不可欠な要素を、具体的なエピソードを通じて示すことがポイントです。

自己PRを作成する際は、志望する銀行の求める人物像を把握し、再現性のある強みを選択した上で、結論から述べる構成で組み立てましょう。

銀行業界は競争が激しい分野ですが、しっかりと準備を重ねることで、必ず自分の魅力を伝えられるはずですから、自信を持って面接に臨み、志望する銀行への第一歩を踏み出してください!

若林

このメディアの監修者

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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