部品メーカーの志望動機の書き方!自動車工場から事務職まで例文付きで紹介
部品メーカーは自動車や家電等、幅広く事業展開をしている就活生に人気のある業種です。
部品メーカーへの就職を希望するものの、具体的な仕事内容や志望動機の書き方がわからずに困っている方も多いでしょう。
この記事では、部品メーカーの主要な業種や職種ごとの仕事内容、志望動機を書く際のポイントを例文も含めて解説します。
部品メーカーはさまざまな分野で社会貢献をしている魅力的な業界です。記事の内容を参考に志望動機を作成し、就職活動を成功に導いてください。
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まずは抑えておきたい!部品メーカーの主な業種3種類

志望動機を作成するうえで、自分が興味を持つ業種を見極め、特徴を把握する必要があります。
部品メーカーは「自動車部品メーカー」「家電部品メーカー」「医療部品メーカー」の3つに分類でき、それぞれの製品が最終製品の性能や品質に大きく影響をする等、欠かせない存在です。
本項ではそれぞれの業種の特徴や魅力を解説しているので、どんな価値を提供しているのかを知り、志望動機を作成するヒントにしてください。
①自動車部品メーカー
自動車部品メーカーは、エンジンやトランスミッション等の機械的な部品からバッテリーやセンサー類等の電子部品まで、幅広く製造しています。
近年では電気自動車(EV)や自動運転技術の発展によりさらなる技術革新が進んでおり、環境性能や安全性を向上させる部品開発が求められている等、各社が独自の技術で対応中です。
自動車部品メーカーの魅力は、グローバル市場における成長性や新しい技術に携われるやりがいですよ。
自動車業界のダイナミックな変化に関心のある学生にとって、自動車部品メーカーは魅力的な選択肢になるでしょう。
②家電部品メーカー
家電部品メーカーは日々の生活を快適にする家電製品の性能を支える役割を担う業種です。
モーターや基板、センサー類等の機能部品だけでなく、外装パーツや断熱材等、家電製品を構成するさまざまな部品を生産しています。
近年ではスマート家電やIoT家電の普及により、今まで以上に高度な機能を持つ部品の開発が要求されており、やりがいを感じやすくなっていますよ。
家電部品メーカーは製品が消費者の生活に直接影響を与えるため、仕事の成果を感じやすい点も魅力的です。
人々の暮らしをより便利にする技術開発に興味のある学生は、家電部品メーカーが最適の業種になるでしょう。
③医療部品メーカー
医療部品メーカーは医療機器やヘルスケア製品の一部を構成する精密部品を製造する業種です。
注射器や人工関節の部品だけでなく、心電図センサーやMRI装置に欠かせない重要なパーツ等、多岐にわたる製品を製造しています。
医療部品メーカーの最大の特徴は、製品が人名や健康に直結しているため、品質や安全性に対する要求が非常に高く、やりがいを感じやすい業種である点でしょう。
近年では高齢化や医療技術の進化に伴い、更に多くの高性能部品が必要とされています。
人々の命を支える仕事に挑戦したい学生にとって、医療部品メーカーは魅力的な選択肢です。
部品メーカーの主な職種と仕事内容

志望動機を作成する際は、自分の強みやキャリアプランに合致する職種の理解が欠かせません。
本項では、部品メーカーにおける代表的な5つの職種について、仕事内容や求められるスキルを解説します。職種の特徴を把握し、自分の適性を見極める参考にしてください。
①研究開発
研究開発職は部品メーカーの競争力を支える重要な職種であり、新しい部品の設計や素材の開発、既存製品の改良等が主な仕事内容です。
自動車部品メーカーでは燃費向上や軽量化を目指した部品設計をしたり、家電部品メーカーでは省エネ技術を盛り込んだ製品開発をしたりします。
研究開発職では理工系の専門知識や想像力、課題解決のための論理的思考力だけでなく、より良いものを作り上げたい等の熱量や細部にこだわる姿勢も重要でしょう。
近年では環境規制への対応や新たな製造プロセスの開発も重要テーマになっています。
②調達
調達職は製品の製造に必要な原材料や部品を最適なコストと品質で確保する役割を持つ職種です。
仕事内容にはサプライヤーとの交渉や契約締結、供給リスクの管理だけでなく市場動向分析や調達戦略の立案も含まれています。
調達職ではコスト意識や交渉力、計画性が求められるとともに、グローバルなサプライチェーンを扱う企業においては、英語等の語学力も求められるでしょう。
問題解決力や迅速な意思決定が求められる場面も多く、部品メーカーを陰ながら支える重要な役割を担っています。
③製造管理・工場
製造管理や工場での勤務は、製品の生産プロセス全般を監督する重要な役割を担っており、生産計画の立案や作業工程の管理、品質チェックや不具合対応等多岐にわたります。
効率的な生産ラインの構築や現場スタッフの指導も重要な業務の一つです。
製造管理職では問題解決能力や現場での対応力、チームを統率するリーダーシップが求められるでしょう。
製造プロセスの改善を進めるための分析力や製品の品質向上に取り組む姿勢、現場全体を見渡す視野の広さも重要です。
現場との関わりが密接な職種であるため、コミュニケーション能力も欠かせません。
④営業
営業職は部品メーカーの製品を市場に届ける会社の最前線で立ち回る役割があり、主な仕事内容は顧客との打ち合わせや製品提案、見積作成や受注管理等です。
部品メーカーではBtoB(法人向け)営業が中心になるため、顧客ニーズを的確に理解し、ニーズに応じた製品提案を行う能力が求められます。
営業職ではコミュニケーション能力や課題解決力、製品や市場に関する知識や市場動向を追いかける情熱に加え顧客と長期的に良好な信頼関係を築く力も必要ですよ。
顧客の課題を解決し、社内と顧客をつなぎ合わせる橋渡し役になれるため、直接顧客から感謝をもらえる点にやりがいを感じやすいでしょう。
⑤事務
事務職は部品メーカーの各部署がスムーズに業務を進められるように、さまざまなサポートを行う職種です。
主な仕事内容はデータ入力や資料作成、備品管理やスケジュール調整等多岐にわたっており、企業によっては総務や人事、経理等の専門的な事務職に分かれる場合もあります。
事務職では正確さや効率性、チームのサポートに徹する姿勢が必要で、周囲の状況を見て適切に対応する柔軟性やコミュニケーション能力も欠かせません。
業務全般を円滑に進められる環境を整え、会社全体の生産性を向上させる役割があるため、縁の下の力持ちとして企業を支える重要な職種です。
部品メーカーの志望動機を書く際のポイント4つ

部品メーカーの志望動機を書く際には、単に「モノづくりが好きだから」等の漠然とした理由では不十分であり、具体性をもたせることが重要です。
本項では志望動機をより効果的に仕上げるために押さえておくべき4つのポイントを解説します。
ポイントを参考にすると、採用担当者の目を引く魅力的な志望動機を作成できるでしょう。
①部品メーカーの仕事内容をしっかりと理解する
部品メーカーの志望動機を書くはじめの一歩は、業界や業務内容の理解を深めることです。
部品メーカーの仕事は自動車や家電、医療機器等の最終製品を支える重要な役割を担っており、それぞれの業種ごとに製品や求められる技術が異なるため、得意な分野等を調べましょう。
企業のホームページや業界紙等を参考にし、製品ラインナップや主要な取引先、研究開発の取り組みについて理解しておくと効果的です。
企業ごとの強みや差別化のポイントを理解しておくと、自分がなぜ応募先企業を志望しているのかがより具体的に説明できます。
「貴社が手がける○○の分野に魅力を感じた」等、具体的な製品や分野に触れることで、熱意とリサーチ力をアピールでき、魅力的な志望動機を作成できるでしょう。
②志望理由を裏付ける具体的なエピソードを用意する
説得力のある志望動機には、具体的なエピソードが欠かせません。単なる興味や憧れだけではなく、過去の経験や取り組みを志望動機の裏付けとして活用できると、企業側に強い意志を与えられます。
研究やアルバイト、学生時代の経験等の中で培ったスキルや価値観を組み合わせると、志望動機に厚みを持たせられます。
自分だけのエピソードの提示は、企業が求める人物像に適合しているとアピールできる有効な方法なので、自己分析を通じて自分が何を学び、どう成長してきたかを整理しておきましょう。
③モノづくりに関わりたい熱意を見せる
部品メーカーは最終製品の品質を左右する部品を作り出すモノづくりの最前線なので、「モノづくりに携わりたい」熱意を伝えることが重要です。
単にモノづくりが好きだと述べるのではなく、モノづくりに対する熱量がどこから発生しているのかを具体的に説明すると効果的です。
「大学での研究を通じて、部品が製品全体の性能に大きく影響すると知り感銘を受けた」等の具体的なエピソードを交えると熱意が伝わりやすくなるでしょう。
企業が目指す方向性に対する共感も、採用担当者へと効果的にアピールできる方法なので、適宜取り入れてください。
④自分を採用する企業側のメリットも整理しておく
志望動機を作成する際は、自分が企業にとってどんな価値を提供できる人材かを考えましょう。
「大学時代に培った〇〇の知識を活かし、新製品の開発に貢献したい」等、自分の強みを具体的な事例を持ってアピールすると効果的です。
問題解決能力や主体性、チームワーク等のポータブルスキルを志望動機に組み込むと、採用担当者に好印象を与えられるでしょう。
部品メーカーの志望動機の分かりやすい構成4ステップ

ここでは、志望動機を効果的に構成するための4ステップを解説します。
内容を参考にすると、採用担当者の目を引く志望動機を作成できるでしょう。
- なぜ部品メーカーを志望しているかを結論から述べる
- その中でも応募先の企業を志望する理由を明確にする
- 具体的なエピソードや将来像で志望理由に説得力をもたせる
- 最後に入社後にどう貢献できるか・したいかで締める
①なぜ部品メーカーを志望しているかを結論から述べる
志望動機の冒頭では、なぜ部品メーカーを選んだのかを結論から簡潔に述べてください。
結論を最初に明示すると、採用担当者に内容を伝えやすくなるでしょう。
「モノづくりへの興味」「社会インフラを支える役割に魅力を感じた」等、自分の価値観や興味を反映した内容を盛り込むと効果的です。
採用担当者はなぜ部品メーカーを志望しているのかを知りたいため、冒頭で簡潔に伝えることがポイントです。
②その中でも応募先の企業を志望する理由を明確にする
なぜ応募先を選んだのかを具体的に述べてください。部品メーカーは数多くあるため、応募先企業を選んだ理由とともに示せると、志望動機の説得力を高められます。
応募先企業の掲げる理念やビジョンに共感を示す方法も効果があるため、共感を示してください。
③具体的なエピソードや将来像で志望理由に説得力をもたせる
志望動機の印象アップや説得力を持たせるには、具体的なエピソードや将来像を交えて説明すると効果的です。エピソードはなぜ応募先や業界を志望しているかを裏付けられます。
「大学でセンサー技術の研究に携わり、部品の精度が最終製品に直結すると学び、製品の根幹を支える部品メーカーで働きたいと考えた」等のエピソードを伝えると、より具体性を持たせられます。
他にも、インターンやアルバイトで得た経験やスキルをアピールする方法も効果的です。
将来像に触れると、企業が応募者を採用するメリットを強調できるでしょう。
④最後に入社後にどう貢献できるか・したいかで締める
志望動機の最後は入社後にどう企業に貢献できるかを具体的に述べて締めましょう。企業は応募者がどんな価値をもたらすかを知りたいと考えています。
自分の強みやスキルが入社後にどう役立つかの説明が重要です。「学生時代の経験を通じて磨いた課題解決能力を生かし、生産プロセスの効率化に取り組みたい」等、具体的に表現しましょう。
応募先企業が掲げる目標や課題に合わせた内容にすると、より説得力が増します。
「貴社が目指す海外市場の拡大に向けて、培ってきた語学力とコミュニケーション能力を生かしたい」等、自分の能力が企業のニーズに合致していることをアピールしましょう。
【職種別】部品メーカーの志望動機の例文

本項では、以下の5つの職種について志望動機を書く際のポイントと例文を解説するので、参考にして魅力的な志望動機を作り上げてください。
①研究開発の志望動機
研究開発職を志望する際は、自分の知識や経験を具体的にアピールし、応募先企業の製品や技術とどう結びつくかを明確に示すことが重要です。
単に技術に興味があると述べるのではなく、企業の技術力や製品、取り組みに対する共感を示し、一員として携わりたい熱意を示すとより効果的です。
以下に研究開発職の志望動機の例文をまとめたので、参考にしてください。
大学では材料工学の研究に携わっており、部品が最終製品の性能に与える影響の大きさを実感しました。 特に軽量かつ高強度な素材を用いた設計に取り組む中で、貴社が手がける〇〇技術に魅力を感じています。 貴社は業界をリードする最先端の技術を有しており、先進的な取り組みに携わりたいと考えました。 学生時代に培った材料分析スキルや課題解決能力を生かし、貴社で新製品開発に取り組み、時代を牽引していく部品の開発をしていきたいと考え、貴社を強く志望いたします。 |
②調達の志望動機
調達の志望動機を書く際は、コスト管理や交渉力、計画性等のスキルを具体的にアピールする必要があります。
企業の調達戦略やサプライチェーンに関する理解も重要であり、志望動機に落とし込むとより具体性を伝えられるのでおすすめですよ。
グローバルで調達を行う企業の場合は、語学力や異文化コミュニケーション能力をアピールすると、より志望動機が洗練されます。
以下に調達職の志望動機の例文をまとめました。参考にしてより良い志望動機を作成してください。
学生時代のアルバイトでの在庫管理業務を通じて、効率的な調達は生産現場の安定に直結する重要な業務と知りました。 貴社が取り組むグローバルサプライチェーンの構築に魅力を感じており、サプライヤーとの交渉や市場分析を通じて、コスト管理や安定供給を支える役割を担いたいと考えています。 私の強みであるデータ分析力やコミュニケーション能力、語学力を生かし、調達業務を通じて貴社の競争力向上に貢献したいと考えています。 |
③製造管理・工場の志望動機
製造管理や工場勤務を志望する場合は、現場での課題解決能力や生産プロセスを効率化する意欲のアピールが重要です。
製造現場ではチームワークやコミュニケーションが重要になるため、強みとしてアピールすると実践力のある人材として好印象を与えられます。
品質管理や工程改善に関する経験や興味も志望動機に盛り込むと、採用担当者に魅力的に映るでしょう。
以下に製造管理・工場の志望動機をまとめたので、自分の状況に適した志望動機を作成する参考にしてください。
インターンシップを通じて、生産ラインの管理体制が製品の品質に大きく影響すると知り、製造管理の重要性を強く感じました。 貴社の工場が導入している最新の生産管理システムをより効果的に活用し、効率的かつ高品質な製品を作り続ける製造現場で働きたいと考えています。 大学時代にはプロジェクトでリーダーを努めた経験もあるため、現場のチームをまとめながら、生産性向上に寄与していき、貴社とともに成長していけるように努めます。 |
④営業の志望動機
営業職を志望する場合は、コミュニケーション能力や提案力を具体的なエピソードとともにアピールすると効果的です。
企業の製品やサービスに対する理解を深め、価値をどう顧客に伝えていきたいのかを明確に伝えると、志望動機の説得力が増します。
営業職を志望する際の志望動機の例文を以下にまとめたので、参考にして自分の志望動機に落とし込みましょう。
大学時代のインターンシップにおいて、顧客のニーズを引き出し、ニーズに答える提案を行う営業活動に携わりました。 当時の経験から、製品の価値を顧客に伝えることで課題解決に貢献できるとわかり、営業職に魅力を感じました。 貴社の〇〇製品は業界でも高い評価を得ており、他にはない独自の技術により世界を牽引していると伺い、貴社の製品を営業として世に広めていきたいと考えています。 学生時代に培ってきたコミュニケーション能力や課題解決能力、汲み取り力を生かし、顧客との信頼関係を大切に貴社に貢献していきます。 |
⑤事務の志望動機
事務職を志望する際は、正確さや効率性、サポート力や汲み取り力の強調が重要です。
企業内の業務を円滑に進める役割を担う意欲を示し、組織全体を陰ながら支えていく貢献の意識をアピールしましょう。
学生時代の経験を具体的に述べ、自分のスキルをどう活かして貢献できるかを伝えると、魅力的な志望動機を作成できます。
以下に事務職を志望する際の例文をまとめたので、参考にしてください。
大学のゼミ活動では、チームのスケジュール管理や資料作成を担当し、円滑に運営できるよう尽力しました。 当時の経験から、性格で効率的な事務作業が組織全体の成果を支えると実感し、事務職に興味を持ちました。 貴社は多くの部門が連携するため、事務職の重要性が高いと感じています。 私の強みである丁寧な作業とコミュニケーション力を活かし、貴社の業務効率化や社員のサポートを行い、貴社の成長に貢献していきます。 |
部品メーカーの志望動機のありがちなNG例文

部品メーカーの志望動機を書く際、動機が不十分だと採用担当者に「本当に部品メーカーで働きたいのだろうか」と疑問を持たれる可能性があります。
志望動機のよくあるNG例文を把握しておくと、志望動機をより良く作り上げる際の参考にできます。
どの部分に問題があり、何に気をつけるべきかを把握すると、採用担当者に好印象を与える志望動機を作成するヒントが得られるでしょう。
①部品メーカーを志望する理由が不明瞭
部品メーカーを志望する理由が不明瞭だと、志望動機としては不十分です。
なぜ部品メーカーを志望しているのか、部品メーカーに入社して何を成し遂げたいのかを明確にしないと、業界や応募先企業について十分な理解がないと判断される恐れがあります。
志望動機を書く際は、業界研究や応募先企業の強みを理解し、なぜ応募先企業でなければならないのかを明確にしましょう。
部品メーカーは製造業の中でも重要な役割を果たしていると思い、貴社を志望しました。 貴社の技術を発展させ、社会貢献をしていきたいと考えています。 |
②「モノづくりが好き」だけが理由になっている
「モノづくりが好き」等の理由は一般的すぎるため、応募先企業に自身の強みや具体的な適性が伝わりません。
モノづくりは部品メーカー以外でも製造業であれば経験できます。部品メーカーをわざわざ志望している理由を伝えなければ、説得力にかけてしまいます。
モノづくりが好きに加えて、部品メーカーで何を成し遂げたいのか、どう貢献していきたいのかを組み合わせると、志望動機の説得力が増すでしょう。
子どもの頃からモノづくりが好きだったため、自分の手で何かを作り出す仕事につきたいと考え貴社を志望しました。 モノづくりに関する熱量は誰にも負けない自信があります。 |
③職種とアピールポイントがマッチしていない
希望職種とアピールポイントの一致は、志望動機を魅力的にするうえで押さえておくべきポイントです。
例えば研究開発職では技術的な知識や論理的思考力が必要ですが、事務職であれば重要視はされません。
研究開発職を志望するのに、事務職に必要な汲み取り力や正確さ、サポート力を全面にアピールしても、強みを生かしきれずにミスマッチが生じてしまうでしょう。
職種とアピールポイントを一致させると、職種に対する研究がなされていると判断され、採用担当者に好印象を与える効果があります。
私は貴社の研究開発職を希望しており、新製品の開発で世の中をより良くしていきたいと考えています。 学生時代の部活動で培ったサポート力や周囲の考えを察知する汲み取り力を生かして、より良い製品づくりに励みます。 |
④待遇や福利厚生にばかり言及している
待遇や福利厚生は長期間快適に働くうえで重要な要素ですが、志望動機で大々的なアピールは控えましょう。
待遇や福利厚生に焦点を当ててしまうと、企業や業界への熱意が伝わりません。
志望動機では企業の技術力や事業内容、理念への共感を軸に自分の強みをどう生かしたいかを示す必要があります。
待遇や福利厚生を志望動機に含めること自体に問題はありませんが、あくまで志望動機の一要素程度に留めておきましょう。
貴社は福利厚生が充実しており、安心して長く働ける環境が整っていると感じました。 勤務地も自宅から近く、通いやすい点にも魅力を感じたため貴社を志望します。 |
部品メーカーに適したスキルをアピールして志望動機を作り上げよう

部品メーカーの志望動機を作成する際は、それぞれの部品メーカーの種類や特徴を把握し、自分の経験やスキルをどう生かせるかを落とし込みましょう。
業界や職種ごとに求められる能力や人材は大きく異なるので、部品メーカーに最適な人材であるとアピールをすると効果的です。
自分が入社後どうありたいか、キャリアを築くうえで何をしていきたいかを明確にすると、志望動機がより魅力的なものに変わります。
記事を参考に部品メーカーについての理解を深め、採用担当者の目を引く完成度の高い志望動機を作成して、内定を獲得してください。
このメディアの監修者
若林
青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。