ES添削で恥をかかないための自己添削におすすめ!日本語校正ツール3選
普段使用している言葉でも「実は間違いだった!」ということや、普段なら気づく間違いでも、何度もESを読み返していて間違いに気づけていなかった…ということがあるかもしれません。
何を書くかを考えすぎて、正しい日本語で文章を書けているかをチェックしたいときは、日本語校正ツールを使ってみましょう。
この記事では、完全無料で会員登録不要の日本語校正ツールを紹介します。
自分のESを客観的に見て修正したいときに、利用してみてくださいね。
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誰かに添削してもらう前に自己添削をしよう
ESを企業に送付・送信する前に、先輩や就活アドバイザーにESをチェックしてもらう人も多いはずです。
誰かに添削をお願いするにあたって、自己添削をしておかなければ「基本的な日本語も理解できていないのか…」と思われかねません。
時間を割いて添削をしてくれるのであれば、基礎的な日本語や文章力ではなく、
- 心に響くエピソードが書かれているか
- ほかの就活生とは違うアピールができているか(差別化)
- その企業ならではの志望理由が書かれているか
といったことをチェックしてもらいたいですよね。
見てくれる人をがっかりさせないためにも、まずは自己添削をして、最低限の文章力をクリアしてからESの添削をお願いしましょう。
日本語校正ツールでできること

日本語校正ツールでは、
- なんとなく伝わりづらい言葉
- 漢字の変換ミスや誤用
- 二重表現
といった、日本語独特のニュアンス部分を指摘するのではなく、
- 助詞(てにをは)
- 二重否定「できないこともない」
- 並列の使い方「~たり」
といった、日本語のしくみである文法の基礎部分を指摘してくれるものがほとんどです。
文法の基礎に間違いがないかを自動で校正するツールであり、人の目で見ているわけではないため「明らかに間違いだ」と思う部分でも、指摘されないことがあります。

たとえば、こちらの志望動機の一文。
貴社の、世界中に笑顔を届けるために、常に新しいこと想像していく姿勢に感銘を受けた。
新しいことを「想像」ではなく「創造」が適切ではありますが、日本語校正ツールでは指摘されることはありません。
文法の基礎以上の日本語を自己添削したいときは、ESに人が目を通してくれるサービスを利用するのがよいでしょう。
ESの自己添削にぴったり!日本語校正ツール3選
ESを添削してくれるサービスはたくさん存在しますが、会員登録をする必要があったり、有料だったりと手間がかかってしまうものもあります。
ここで紹介するツールは、文章をコピペするだけで添削してくれるものだけなので、気軽に利用してみてくださいね!

■修正前のESのサンプル
「私は、サークル活動で積極性と探究心を活かして、大学があるエリアの飲食店を紹介するフリーペーパーを創刊した。
グルメ口コミサイトとは違う学生ならではのレビュー、大学内の食堂メニュー紹介などのコーナーは人気で、当初は500部の発行だったが、現在は目標である2,000部に達してる。
知識や経験ないベースから、自らの足で飲食店に取材に行った経験を生かす、新たな市場開拓で業績アップに貢献したい。」
①活かして→生かして(活かすは常用漢字ではない)
②達してる→達している(い抜き言葉)
③経験ない→経験のない(助詞の抜け)
各ツールで、この3箇所を指摘してくれるかを含めながら、各ツールの使用感を紹介していきます。
オンライン文章校正支援サービスPRUV(プルーフ)

オンライン文章校正支援サービスPRUVは、チェックしたい文章をコピペして、チェック開始ボタンを押すだけで校正できるツールです。
特徴は、どこが間違っているのかが一目でわかること、なぜ・どのように間違えているのかを丁寧に説明していること。
無料のツールでは、簡単な指摘理由のみを教えてくれるものが多いなかで、なぜ・どのようにを具体的に教えてくれるのはPRUVならではです。
webサイト上で紹介されている、チェックできるおもな項目はこちら。
- 誤字脱字
- ら・い抜き言葉
- さ・れ足す言葉
- 重複表現
- 二重否定
などほか多数。詳細はこちらをチェックしてみてください。
■校正結果

修正の提案をしてくれたのは、②・③でした。
常用漢字ではないため、公用文(国や公共団体が出す文書や法令などに用いる文章)を書くときには「活かす」ではなく、「生かす」もしくは「活用する」を使用します。
「活かす」の表現は間違いではないものの、ツールによっては修正を促すものもあるので、修正をしておいてもよいかもしれません。
日本語校正サポート

日本語校正サポートは、とてもシンプルな見た目で、コピペするだけのお手軽ツールです。
レベル1「基本」、レベル2「難読」、レベル3「品質」に分けられた設定をカスタマイズが可能ですが、すべてにチェックマークを入れておくのがおすすめ。
どこがどのように間違えているのかに加えて、間違えているパターンによっては、言い換えの提案をしてくれます。
チェックできるおもな項目はこちら。
- 誤字脱字、誤変換、言葉の誤用
- ら抜き言葉
- 二重否定
- 助詞不足
- 冗長表現
すべてを確認したいときはwebサイトの「設定をカスタマイズする」にチェックを入れて、レベル1~レベル3の項目を確認してみてください。
■校正結果

修正を提案してくれたのは、①・③でした。
い抜き言葉は、チェックの対象外であるということがわかります。
活かすという表現が、なぜ使用しないほうがいいのか、何に言い換えればいいのかを提案してくれるのは、このツールならではのポイントです。
文章校正ツール

文章校正ツールでは、指摘区分を色別かつ赤字で表示してくれるので、どこを間違えているか一目でチェックできるツールです。
ほかのツールにはない、webサイトから文章を読み込んで校正してくれる機能があるので、ESの添削以外にも既存の文章をチェックしたいときにも使用できるでしょう。
チェックできるおもな項目はこちら。
- 誤変換、誤字、誤用
- ら抜き言葉
- 二重否定
- 冗長表現
- 助詞不足
- わかりやすい表記にするための提案
詳細は、ツールの最下部に記載されている「検査内容」の項目を確認してみてください。
■校正結果

修正を提案してくれたのは、①・③でした。
上記の日本語校正サポート同様に、い抜き言葉はチェック対象外という結果になっています。
言い換え候補も提案してくれているので、どこがどう違って、どう直せばいいのかがわかりやすいですね。
その他の日本語校正ツール

上記で紹介した3種類のツール以外にも、無料のツールはたくさんあります。
以下では、日本語校正ツールのリンクと特徴をピックアップするので、使いやすいツールを探して活用してみてください。
■プレスリリース構成ツール:入力ミス・言葉の誤用・わかりにくい表現のチェックが可能
■Enno:変換ミス・誤字脱字のチェックが可能
■Microsoft Word:無料ツールと同等の日本語校正が可能
ESの自己添削が不安なときは
この記事で紹介したものは、あくまで日本語の基礎である文法をメインに校正するツールです。
自分の目でチェックしたあと、日本語校正ツールを使って、それでも日本語の使い方に不安があるときは、ESを添削してくれるサービスを利用するのがよいでしょう。
カリクル公式LINEでは、ESの添削をはじめ、就活生ならではの悩みを相談できます。
不安なことやわからないことはカウンセラーに相談をして、自信を持ってESを提出しましょう!
このメディアの監修者
原あゆむ
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