朝早く起きるのが得意で、新聞配達の仕事に関心を持っている方もいるでしょう。ですが、新聞配達の平均年収や将来性についてはあまり知られていません。
そこで本記事では、新聞配達の平均年収や仕事内容・将来性について解説します。新聞配達員に必要な素質も紹介するため、ぜひ参考にしてください。
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新聞配達の平均年収と年齢別の年収

新聞配達の仕事に関心はあっても、給与面に不安を感じていませんか。新聞配達の平均年収と年齢別の年収は以下の通りです。
- 新聞配達の平均年収は393万円
- 新聞配達の年齢別の年収
①新聞配達の平均年収は393万円
job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))によると、新聞配達の平均年収は393万円です。
労働条件の特徴としては、新聞販売所に雇用されて勤務します。就業形態には正社員とパート・アルバイトがあり、パート・アルバイトの占める割合のが多いのが特徴です。
引用元:job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))
国税庁の「令和4年分 民間給与実態統計調査」によると、給与所得者の平均給与は458万円です。新聞配達の平均収入は、給与所得者の平均給与を70万円近く下回っています。
②新聞配達の年齢別の年収
新聞配達の年齢別の年収は以下の通りです。
年齢 | 平均年収 |
20〜24歳 | 306万円 |
25歳〜29歳 | 352万円 |
30歳〜34歳 | 370万円 |
40歳〜44歳 | 418万円 |
50歳〜54歳 | 412万円 |
60歳〜64歳 | 327万円 |
国税庁の「民間給与実態統計調査」によると、新聞配達の平均年収は20~24歳を除いたすべての年齢層において給与所得者の平均給与を下回っています。
新聞配達に関する基本情報

「新聞配達の仕事はハードそう」「新聞配達員になる方法を知りたい」などの疑問を持っている方もいるでしょう。新聞配達に関する基本情報を以下の2つの面から解説します。
- 新聞配達の仕事内容
- 新聞配達員になるには
①新聞配達の仕事内容
新聞配達の仕事内容は、新聞社から届いた朝刊に折り込み広告を入れ、購読契約をしている家庭・職場などに新聞を配達することです。
新聞販売所の配達区域は複数のコースに分かれており、それぞれの配達員が担当します。配達先や順路などが書かれた「順路帳」に従って配達します。
販売所によっては、雨の日に新聞をビニールで包む作業・集金・営業などを行うケースもあるようです。
②新聞配達員になるには
新聞配達員になるために学歴や資格は不要です。ただし、配達にバイクを使用することが多いため原付免許があるとよいでしょう。
新聞を効率的に配達するために、新聞配達員には順路帳を早く覚える記憶力が必要です。また、体力や責任感も求められるため、誰でも就業できるわけではありません。
新聞配達員は、13歳以上なら誰でも就業可能です。親・中学校・労働基準監督署の許可があれば、中学生でも新聞配達のアルバイトができます。
新聞配達の将来性は?

新聞配達の将来性はあまり明るくないといわれています。新聞のデジタル購読が進み、需要が減少傾向にあるためです。
将来的には紙の新聞がなくなり、新聞配達員も必要なくなる可能性もあります。ただし、現時点では昔ながらの紙媒体の新聞を支持する方も多く、すぐに新聞配達の仕事がなくなることはありません。
また、少子高齢化が進む日本において、定期的な新聞配達は高齢者の見守りという役割もあります。
新聞配達に向いている人の特徴2つ

「自分は新聞配達に向いているのだろうか」と不安に感じていませんか。新聞配達に向いている方の特徴は以下の2つです。
- 時間を守れる人
- 体力がある人
①時間を守れる人
新聞配達員にとって、時間を守れるかかどうかは重要な要素となります。新聞は決められた時間内に配達する必要があるためです。
朝刊は一般的に午前6時過ぎまでに配り終える必要があるため、出社時間は午前2時前後になるケースが多いでしょう。
毎日早く起きて出社し、時間通りに配達を終えるためには時間を守れることが大前提です。
また、悪天候の日は配達ペースが遅れる可能性があります。天候を考慮していつもより早めに販売店を出る、配達ペースを上げるなどの配慮も必要です。
②体力がある人
新聞配達員には体力が求められます。新聞配達員は午前2時前後に出社する必要があり、朝早く起きて活動できる方でないと難しいでしょう。
1日の労働時間は4~6時間程度ですが、雨や雪が降っても休めません。悪天候でもバイクや自転車で配達する必要があり、体力や気力などが求められます。
新聞配達の仕事は年収以上にやりがいがある

新聞配達の平均年収は393万円です。給与面で恵まれてるとはいえませんが、時間通りに配れたときや配達先の住人に感謝されたときはやりがいを感じるでしょう。
本記事を参考に、新聞配達の仕事について理解を深めましょう。
このメディアの監修者
若林
青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。