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警備員の平均年収を紹介|仕事内容や将来性・必要な資質を解説

警備員は、施設内の安全や他人の財産、そして他人の身の安全を守る社会的にも重要性の高い職業です。

他人のために何かをしたいと思って就活を進めている方の中には、警備員について気になった方もいるのではないでしょうか。

本記事では、警備員の平均年収や仕事内容・将来性などを幅広く紹介します。

警備員に向いている人の特徴についても解説しているので、お気軽にご確認ください。

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警備員の平均年収と年齢別の年収

ここでは、警備員の収入に関して以下の2項目に分けて紹介します。

  1. 警備員の平均年収は376万円
  2. 警備員の年齢別の年収

一般的な収入との比較も行うので、ぜひともチェックしてくださいね。

①警備員の平均年収は376万円

警備員の平均年収は、376万円です(引用元:厚生労働省職業情報提供サイトjobtag「施設警備員」

国税庁の「令和5年分民間給与実態統計調査」によると、2023年分の給与所得者の平均給与は460万円です。

つまり、施設警備員の年収は一般平均と比較してやや低い水準であると考えられるでしょう。

警備員の勤務先は、配属された場所によって多種多様です。勤務時間についても同様であり、日勤も夜勤も両方する可能性があります。

②警備員の年齢別の年収

警備員の年収を年齢別に整理して一般平均と比較すると、以下の通りです。

年齢施設警備員の
平均年収
全体の
平均年収
20〜24歳351万円267万円
25歳〜29歳407万円394万円
30歳〜34歳426万円431万円
35歳~39歳448万円466万円
40歳〜44歳457万円501万円
45歳~49歳474万円521万円
50歳〜54歳431万円540万円
55歳~59歳394万円545万円
60歳〜64歳315万円445万円
引用元:厚生労働省職業情報提供サイトjobtag「施設警備員」厚生労働省「令和5年分民間給与実態統計調査」

上記を見ると、一般的な収入のピークは55歳~59歳ですが、警備員の年収のピークは35歳~39歳であることが分かります。

警備員に関する基本情報

続いて、警備員に関する基本情報を以下の2項目に整理して紹介します。

  1. 警備員の仕事内容
  2. 警備員になるには

①警備員の仕事内容

警備員は、さまざまな場所に常駐・巡回することで、事故やトラブル、不法侵入などの防止・発見・対応を行う仕事です。

また、顧客の財産や顧客自身を警備し、安全を守るケースもあります。警備法上では、警備員の分類は以下の4つです。

  1. 1号業務(施設警備・巡回警備・保安警備・空港保安警備・機械警備)
  2. 2号業務(交通誘導警備・雑踏警備)
  3. 3号業務(貴重品運搬警備・危険物運搬警備)
  4. 4号業務(身辺警備)

引用元:厚生労働省職業情報提供サイトjobtag「施設警備員」

②警備員になるには

警備員になるには、警備会社への就職が一般的です。警備員になるにあたって特別な資格や学歴が求められることはなく、幅広い人にチャンスがあります。

警備会社に入社後、警備業法で定める30時間以上の新任教育を受けて登録を受け、現場に赴任することが一般的です。

必要な資格がない一方で、警備員としてのスキルを上げるにはさまざまなことを覚える必要があります。

護身術や護身用具の扱い・消化器の使用方法・応急処置、そして関連法令に関する知識など、専門性を高めるために覚えることは多数あると言えるでしょう。

警備員の将来性は?

警備員は、今後も一定の需要がある職業だと言えます。警備業には安定した需要があり、新たに警備員を必要とする現場も増えているためです。

ただし一方で、AIの発達により警備員は不要になると言われることも。確かにAIが警備員に置き換わることで、仕事がなくなる現場もあるでしょう。

そのため、警備会社は淘汰されていき、AIやロボットを活用して業務を行う警備員とその会社が残っていく可能性はあります。

今後警備員としてのキャリアを考えるなら、AIやロボットとの共存やこれらの活用は避けられないと考えておくべきでしょう。

警備員に向いている人の特徴3つ

ここでは、警備員に向いている人の特徴を以下の3つに整理して紹介します。

  1. 体力がある人
  2. 臨機応変な対応ができる人
  3. 責任感がある人

①体力がある人

警備員としてのキャリアを築いていくにあたっては、一定以上の体力が必須であるとも言えます。警備員の業務には、立ったままでするものが多いためです。

立ったまま交通整理をしたり建物を巡回したりと、立ったままでいることは多々あります。

特に身辺警護をする場合は、高いレベルでの体力や身のこなしなどが求められるでしょう。

ただし施設警備の場合は、室内で座っている時間も多くあると言えます。腕力が求められる業務も少ないことから、比較的年齢を問わず就業可能です。

②臨機応変な対応ができる人

臨機応変な対応力も、警備員には欠かせない資質の1つです。警備員の業務では、日常的に初対面の人や初めての出来事に対応しなくてはいけません。

また、施設警備員は、来訪者にとって「施設で初めて会う人」であることが多く、対応内容がその施設の印象を決めることも多々あります。

そのため警備業務には、接客業としての側面もあると考える必要があるでしょう。初対面の人に上手に対応するには、臨機応変さが重要です。

➂責任感がある人

警備員に求められる資質としては、責任感の強さも挙げられます。他人の施設や財産、そして身の安全など、警備員は自分以外のものを守らなくてはいけません。

与えられた職務を全うする責任感がなければ、トラブルに対して真摯に対応することは難しいでしょう。

報酬は確かに仕事のやりがいの1つですが、時には自分が危険にさらされる可能性がある警備業においては、責任感の高さは非常に重要です。

警備員の仕事は年収以上にやりがいがある!

本記事では警備員の年収や仕事内容・向いている人の特徴などを紹介しました。

警備員の将来性や今後の変化などにも注目して、どんな働き方をしたいか考えてみると良いでしょう。

若林

このメディアの監修者

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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