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【企業分析】信越化学工業の初任給・平均年収|競合企業も紹介

信越化学工業は、1926年に設立された日本を代表する化学メーカーです。

そんな信越化学工業について「年収や初任給はどれくらいなんだろう?そもそも信越化学工業ってどんな企業なの?」と疑問を持つ人も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、信越化学工業の年収や初任給、売上高について解説します。競合企業も紹介しているので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

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信越化学工業の平均年収と初任給

まず、信越化学工業の平均年収と初任給を紹介します。

  • 信越化学工業の平均年収は876万円
  • 信越化学工業の初任給

信越化学工業の平均年収は876万円

信越化学工業の平均年収は876万円です。信越化学工業の平均年収および関連情報について、有価証券報告書に記載されている情報を紹介します。

平均年収(万円)従業員数(人)平均年齢(歳)勤続平均年数(年)
8763,48142.220.3
引用元:信越化学工業株式会社 第146期有価証券報告書

参考として、国税庁による「令和4年分 民間給与実態統計調査」の結果も紹介します。

同調査によると、2022年度の給与所得者の平均給与は458万円でした。信越化学工業の平均年収は、日本企業の平均年収を大きく上回る金額といえます。

信越化学工業の初任給

次に、信越化学工業の初任給を紹介します。信越化学工業公式サイトで公開されている募集要項によると、職種・最終学歴別の初任給は下記の通りです。

総合職初任給
学士262,450円 
修士 286,850円
博士317,600円
一般職初任給
学士217,750円
引用元:信越化学工業公式サイト 採用情報

なお、基本給とは別に時間外手当、通勤手当、家族手当、住宅手当などの諸手当がついています。昇給は年1回(7月)、賞与は年2回(6月、12月)です。

信越化学工業の募集要項

次に、信越化学工業の募集要項を紹介します。年収とあわせてチェックし、理解を深めましょう。

勤務時間◎工場・研究所
8:00~16:40
※一部研究所はフレックスタイム制(標準労働時間1日7時間40分)
◎本社・支店・営業所
フレックスタイム制(標準労働時間1日7時間40分)
休日・休暇完全週休2日制(土、日)、祝日、年末年始、年次有給(初年度12日、次年度16日、最高20日)、特別休暇、半日休暇
福利厚生財形貯蓄制度、社員持株会制度、退職金・年金制度、資金貸付制度、慶弔金、住宅融資制度、育児休業制度、介護休業制度ほか
独身寮・社宅:各事業所周辺に完備
施設:保養所(箱根、伊豆高原など)
教育研修階層別研修、国際化対応研修、AI研修など
引用元:信越化学工業公式サイト 採用情報

福利厚生や教育体制が充実しているほか、休日休暇も多いため、働きやすい環境が整っていると言えるでしょう。

※募集要項は年によって変わる可能性があるため、必ず最新情報をご確認ください。

信越化学工業の企業情報

次に、信越化学工業の企業情報を下記の3項目で紹介します。

  1. 信越化学工業の事業内容
  2. 信越化学工業の売り上げ・実績
  3. 信越化学工業の基本理念

①信越化学工業の事業内容

信越化学工業の事業内容は下記の4つです。

  • 生活環境基盤材料事業
  • 電子材料事業
  • 機能材料事業
  • 加工・商事・技術サービス事業

信越化学の製品は、建築・住宅、化粧品、トイレタリー、パソコン、スマートフォンにいたるまで、幅広い分野で高いシェアを獲得しています。

特に自動車やヘルスケアなど幅広い分野で使われる「シリコーン」は国内でトップシェアを誇ります。

引用元:信越化学工業公式サイト 事業・製品

②信越化学工業の売り上げ・実績

信越化学工業の売り上げ・実績は下記の通りです。

決算年月2021年3月2022年3月2023年3月
売上高(百万円)1,496,9602,074,4282,808,824
経常利益(百万円)405,101694,4341,020,211
引用元:信越化学工業株式会社 第146期有価証券報告書

表からもわかる通り、信越化学工業の売上高や経常利益は大きく増加しています。主な要因は、半導体メモリーの増産に伴う需要の高成長を早い段階で予想して大胆な投資を行ったことなどです。

③信越化学工業の基本理念

信越化学工業の基本理念は「持続可能な企業活動を積極的に行い、他の追随できない素材技術によって社会と産業の求める価値を生み出す。」です。

信越化学工業は、持続可能な企業活動を積極的に行い、他の追随できない素材技術によって社会と産業の求める価値を生み出すことを企業規範としています。

また、事業を行う地域とともに発展していくことを方針としており、人権の尊重も重要課題の一つとしています。

引用元:信越化学工業公式サイト 会社概要

信越化学工業の競合企業3社

最後に、信越化学工業の競合企業を3社紹介します。

  1. 三菱ケミカルグループ
  2. 住友化学
  3. 三井化学

①三菱ケミカルグループ

三菱ケミカルグループは、日本の化学企業グループです。食品包装、電子部品、自転車、建材などの身近なところに使われている高機能フィルムを生産しています。

売上高(百万円)4,634,532
従業員数(人)430
平均年間給与(万円)1045
平均年齢(歳)46.5
平均勤続年数(年)19.0
引用元:三菱ケミカルグループ株式会社 第18期有価証券報告書

②住友化学

住友化学株式会社は、1925年設立の総合化学メーカーです。工業用化学品や医薬品、環境エネルギー、農業畜産など、幅広い分野で事業を展開しています。

売上高(百万円)2,895,283
従業員数(人)6,637
平均年間給与(万円)910
平均年齢(歳)41.5
平均勤続年数(年)15.5
引用元:住友化学株式会社 第142期有価証券報告書

③三井化学

三井化学は、グローバルに事業を展開している日本の化学メーカーです。

化学技術を軸に、自動車、電子・情報、健康・医療、包装、農業、建築・建材、環境エネルギーなど幅広い分野で製品・サービスを提供しています。

売上高(百万円)1,879,547
従業員数(人)5,042
平均年間給与(万円)892
平均年齢40歳5ヶ月
平均勤続年数16年10ヶ月
引用元:三井化学株式会社 第26期有価証券報告書

信越化学工業を調べて企業研究を進めよう

本記事では、信越化学工業の年収や売上高を紹介しました。信越化学工業の平均年収は876万円であり、日本企業の平均年収を大きく上回る金額といえます。

また、福利厚生や教育体制が充実しており、働きやすい環境が整っていることも大きな魅力です。

信越化学工業に関する企業研究をする際は、公式サイトだけでなく有価証券報告書などもチェックしておきましょう。ぜひ、本記事で紹介した内容を企業研究に活かしてみてくださいね。

若林

このメディアの監修者

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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