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銀行員の平均年収は〇〇万円!|年齢別の年収や将来性も解説

人気職業に挙げられることの多い銀行員、労働環境が整っており長く働くことが期待できる好待遇なイメージがありますよね。特に気になるのは、高水準な印象のある収入についてでしょう。

この記事では銀行員の平均年収や年齢別の年収、また将来性を解説していきます。

銀行員の平均年収と年齢別の年収

安定していると言われる銀行員の年収は、具体的にいくらなのでしょうか。また年齢別に昇給していくであろう給与ですが、どのように上がっていくのか気になりますよね。

ここでは銀行員の平均年収と年齢別の年収を解説していきます。

  • 銀行員の平均年収は607万円
  • 銀行員の年齢別の年収

①銀行員の平均年収は607万円

銀行員の平均年収は、607万円です。

国税庁が毎年実施している「民間給与実態統計調査」の調査結果では、令和4年度国内の平均年収は458万円と発表されました。約150万円近く上回ることになる607万円という金額は、高収入であることが分かりますよね。

銀行に勤める就業者の勤務体制は大半が正社員ですが、中には金融機関に勤めた経験の有るOBが嘱託職員として勤務している場合もあります。その場合は月給制ではなく、時間給制になります。

時代の変化に伴う金融機関内での在り方の移り変わりにより、銀行員の働き方も多様性になってきました。

引用元:労働条件の特徴

②銀行員の年齢別の年収

銀行員の年齢別の年収は、以下の表のようになっています。

年齢平均年収
20〜24歳348万円
25歳〜29歳481万円
30歳〜34歳612万円
40歳〜44歳  744万円
50歳〜54歳828万円
60歳〜64歳486万円
引用元:労働条件の特徴

若手時代となる20代前半では平均348万円、最も取得額が高くなる50歳代前半では828万円になります。

民間給与実態統計調査で見ても、平均的に就業者の年収が最も高くなるのは50代でした。男性は年齢と共に大きく取得額が変化していきますが、女性は年齢による給与変化は差ほど大きくありません。

銀行業界でも、一般職で勤務することが多い女性は、総合職で勤務する男性よりも昇給額が少ない傾向にあります。

銀行員に関する基本情報

銀行員という職業は知っていても、その詳しい仕事内容やなるまでの道のりについて、詳しくは知らない点も多いでしょう。

ここでは銀行員に関する基本情報を解説していきます。

  • 銀行員の仕事内容
  • 銀行員になるには

①銀行員の仕事内容

銀行員の仕事内容は、大きく「預金業務」「為替業務」「融資業務」の3つに分類されます。

預金業務は、お客様が口座に入れている預金を管理する業務です。窓口で行われる口座開設や各種変更手続き、後方で行われる入出金の手続きも預金業務に含まれます。

為替業務は、第三者への支払いを現金ではなく所有している口座から引き落とす為の手続きです。分かりやすい身近な例えだと、水道光熱費や携帯電話料金の口座振替が当てはまります。

融資業務は、預金により集まったお金を利用して、開業や住宅建築等によって資金を必要とする希望者へ融資する業務です。融資する際の利子によって、銀行は利益を得ています

②銀行員になるには

銀行員になるには、特別な資格や試験の受験は必要ありません。また絶対的な学歴指定も無いので、大学卒や専門卒、中には高卒で銀行員になる人も珍しくありません。

ただ適正かどうか見極める要素の1つとして、大卒以上が評価されがちなのは事実です。実際に大手地方銀行やメガバンクとなれば、基本的に大卒の学生から採用されています。

また学部の指定はありませんが、やはり経済学部と商学部、そして法学部からの採用が割合としては多くなっています。

銀行員の将来性は?

社会問題の1つとなっているAI化、現代での職業選びは「将来性があるかどうか」も見極める1つの要素とされています。

実際に銀行業界ではAI導入が積極的に行われており、様々な業務の自動化が進んでいます。また手数料が比較的安く利子が高い等のメリットがあることから、ネット銀行が普及していますよね。

更に地方の銀行では、メガバンクへの統合や再編も活発に行われています。

これまで負担が大きかった業務量の多さが改善されると共に、将来性を心配する声も少なくありません。しかし現状として、まだまだ人間にしか行えない業務も多くあります。急激に銀行員の需要が下がることはないでしょう。

銀行員に向いている人の特徴

人気職業である銀行員、どのような人材が求められるのでしょうか。自分に適性があるかどうか、事前に知っておきたいですよね。

ここでは銀行員に向いている人の特徴を解説していきます。

  • 仕事を正確にこなせる人
  • 責任感がある人

① 仕事を正確にこなせる人

銀行員とは、他人の重要なお金と情報を扱う職業です。お金の管理に関する手続きを本人に代わって行う職業である以上、仕事を正確にこなせることが求められます。

自分のミスや勘違いが、後に大きな影響を与えてしまう可能性があることを常に念頭に置いて、仕事に取り掛からなければいけません。

しかしどれだけ気を付けていても、ミスは起こりうるものですよね。ここでいう仕事を正確にこなせる人とは、「仕事に真剣に向き合える」「繰り返し確認を心がける」「丁寧に仕事ができる」と解釈しましょう。

②責任感がある人 

先述したように、銀行員は他人のお金や情報を扱う特殊な職業です。普通は知りえない情報や金額を扱う立場に、責任を覚えないといけません。

銀行は利用者から信用される立場で居続ける必要があります。銀行員に対して「信頼できない」「責任感に欠ける」と思われては、銀行全体に対する信用度に関わりますよね。

自分が行っている業務は利用者にとって大切な情報であることを理解して、仕事に向き合える責任感のある人が求められます。

銀行員の年収やキャリアについて理解を深めよう

銀行員は好待遇が約束される安定した人気職業ですが、その分正確性が求められる責任重大な業務内容ばかりです。

興味のある学生は、業界研究を通して銀行員の年収やキャリアについて理解を深めましょう

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若林

この記事を書いた人

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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