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【企業分析】三機工業の初任給・平均年収|競合企業との比較も紹介

三機工業は、東京都中央区に本社を置く三井グループの総合設備建設会社です。

そんな三機工業について「年収や初任給はどれくらいなんだろう?そもそも三機工業ってどんな企業なの?」と疑問を持つ人も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、三機工業の年収や初任給、売上高について解説します。競合企業も紹介しているので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

三機工業の平均年収と初任給

まず、三機工業の平均年収と初任給を紹介します。

  • 三機工業の平均年収は877万円
  • 三機工業の初任給

三機工業の平均年収は877万円

三機工業の平均年収は877万円です。三機工業の平均年収および関連情報について、有価証券報告書に記載されている情報を紹介します。

平均年収(万円)従業員数(人)平均年齢(歳)勤続平均年数(年)
8772,07342.317.9
引用元:三機工業株式会社 第99期有価証券報告書

参考として、国税庁による「令和4年分 民間給与実態統計調査」の結果も紹介します。

同調査によると、2022年度の給与所得者の平均給与は458万円でした。三機工業の平均年収は、日本企業の平均年収を大きく上回る金額といえます。

三機工業の初任給

次に、三機工業の初任給を紹介します。三機工業公式サイトで公開されている募集要項によると、最終学歴別の初任給は下記の通りです。

技術系・事務系初任給
高専(本科)230,000円
高専(専攻科)240,000円
大学(学部)240,000円
大学院(修士)252,000円
引用元:三機工業公式サイト 採用情報 新卒採用

なお、基本給とは別に交通費支給、住宅手当などの諸手当がついています。昇給は年1回(4月)、賞与は年2回(6月、12月)です。

三機工業の募集要項

次に、三機工業の募集要項を紹介します。年収とあわせてチェックし、理解を深めましょう。

勤務時間9:00~17:30(休憩60分)
休日・休暇完全週休2日制、国民祝日、年末年始、夏季休暇、年次有給休暇、特別休暇、リフレッシュ休暇、アニバーサリー休暇ほか
福利厚生各種社会保険適用、交通費全額支給(非課税限度額10万円)、財形貯蓄制度、産前・産後休暇制度、育児・介護休職制度、育児・介護短時間勤務制度、住宅手当ほか
教育研修研修制度
三機工業では『人が最大の財産』と考え、人財の育成に力を入れています。若年時の研修、管理職になってからの研修、技術研修など充実しています。
引用元:三機工業公式サイト 採用情報 新卒採用

福利厚生や教育体制が充実しているほか、休日休暇も多いため、働きやすい環境が整っていると言えるでしょう。

※募集要項は年によって変わる可能性があるため、必ず最新情報をご確認ください。

三機工業の企業情報

次に、三機工業の企業情報を下記の3項目で紹介します。

  1. 三機工業の事業内容
  2. 三機工業の売り上げ・実績
  3. 三機工業の基本理念

①三機工業の事業内容

三機工業の中心事業は、空調、給排水、電気、スマートビルソリューションなどの建築設備事業です。

他にも、機械システムと環境システムによって社会インフラを支えている「プラント設備事業」や所有不動産の有効活用として建物賃貸・土地賃貸事業をおこなう「不動産事業」も展開しています。

また「R&Dセンター」では、多様な事業領域に合せてさまざまな研究開発を推進しており、それぞれ高度な専門技術者による、新技術の開発および保有技術の改良に取り組んでいます。

引用元:三機工業公式サイト 事業内容

②三機工業の売り上げ・実績

三機工業の売り上げ・実績は下記の通りです。

決算年月2021年3月2022年3月2023年3月
売上高(百万円)190,067193,189190,865
経常利益(百万円)8,1969,8176,247
引用元:三機工業株式会社 第99期有価証券報告書

表からもわかる通り、2023年3月期の売上高は前期比1.2%減の1,908.65億円でした。

建築設備事業の受注高は前年から21.4%増えたものの、当年度に完成売上となる物件が減少したことなどにより、減益となりました。

③三機工業の基本理念

三機工業グループの経営理念は「エンジニアリングをつうじて快適環境を創造し広く社会の発展に貢献する」です。

なお、三機工業グループの経営理念は「三機スタンダード」と呼ばれ、3つの価値観で示されています。

・技術と英知を磨き、顧客満足の向上に努める
・コミュニケーションを重視し、相互に尊重する
・社会の一員であることを意識し、行動する

この経営理念に基づき、三機工業グループはサステナビリティ方針を定め、企業活動を通じて持続可能な社会の実現に貢献しているのです。

引用元:三機工業公式サイト 三機工業グループ経営理念

三機工業の競合企業3社

最後に、三機工業の競合企業を3社紹介します。

  1. 高砂熱学工業
  2. ダイダン
  3. 大気社

①高砂熱学工業

高砂熱学工業は、空調設備の技術を主軸とした建築設備の設計・施工・保守、環境制御システム等の設計・施工管理を行う会社です。

脱炭素に資する再生可能エネルギー由来の電力を用いてグリーン水素を製造し、「つくる・ためる・つかう」を「ツナグ」ことで、顧客への付加価値創造に貢献しています。

売上高(百万円)338,831
従業員数(人)2,166
平均年間給与(万円)944
平均年齢(歳)42.2
平均勤続年数(年)15.5
引用元:高砂熱学工業株式会社 第143期有価証券報告書

②ダイダン

ダイダンは、電気・空調・水道衛生などの整備工事を行う総合設備工事会社です。「電気設備工事」「衛生設備工事」「空調設備工事」「リニューアル工事」「海外工事」の5事業を展開しています。

また、持続可能な社会につながるZEB(ゼロ・エネルギー・ビル)に関する技術開発や、再生医療に必要な環境構築など、次世代建築設備にも挑戦しています

売上高(百万円)185,961
従業員数(人)1,645
平均年間給与(万円)898
平均年齢(歳)41.9
平均勤続年数(年)17.1
引用元:ダイダン株式会社 第94期有価証券報告書

③大気社

大気社は、空調や塗装、衛生設備の設計・監理・施工を行う日本の設備工事会社です。

事業の柱は「環境システム事業」と「塗装システム事業」で、国内・海外にわたり幅広く事業を展開しています

売上高(百万円)214,793
従業員数(人)1,611
平均年間給与(万円)965
平均年齢(歳)42.5
平均勤続年数(年)16.0
引用元:株式会社大気社 第78期有価証券報告書

三機工業を調べて企業研究を進めよう

本記事では、三機工業の年収や売上高を紹介しました。三機工業の平均年収は877万円であり、日本企業の平均年収を大きく上回る金額といえます。

また、福利厚生や教育体制が充実しており、働きやすい環境が整っていることも大きな魅力です。

三機工業に関する企業研究をする際は、公式サイトだけでなく有価証券報告書などもチェックしておきましょう。ぜひ、本記事で紹介した内容を企業研究に活かしてみてくださいね。

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若林

この記事を書いた人

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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