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日本郵便の気になる平均年収・初任給は?競合企業との比較も紹介

日本郵便は、郵便・物流事業、金融窓口事業、国際物流事業を手掛ける企業です。

インフラ業界に興味がある学生の中には、「日本郵便の年収や初任給はどれくらいなんだろう?日本郵便の競合ってどんな企業なの?」と疑問を持つ人も多いのではないでしょうか。

本記事では、日本郵便の年収や初任給、売上高について解説します。競合企業も紹介しているので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

日本郵便の平均年収と初任給

まず、日本郵便の平均年収と初任給を紹介します。

  • 日本郵便の平均年収は840万円
  • 日本郵便の初任給

日本郵便の平均年収は840万円

日本郵便の平均年収は840万円です。日本郵便の平均年収および関連情報について、有価証券報告書に記載されている情報を紹介します。

平均年収(万円)従業員数(人)平均年齢(歳)勤続平均年数(年)
840227,36944.918.2
引用元:日本郵便株式会社 第18期有価証券報告書

参考として、国税庁による「令和4年分 民間給与実態統計調査」の結果も紹介します。

同調査によると、2022年度の給与所得者の平均給与は458万円でした。日本郵便の平均年収は、日本企業の平均年収を大きく上回る金額といえます。

日本郵便の初任給

次に、日本郵便の初任給を紹介します。日本郵便公式サイトで公開されている募集要項によると、最終学歴別の初任給は下記の通りです。

初任給
修士了196,900~232,340円
大学卒195,300~230,450円
短大・高専・専門卒195,300~230,450円
引用元:日本郵便公式サイト 採用情報 募集要項(一般職)

なお、基本給とは別に扶養手当、通勤手当、住居手当、超過勤務手当などの諸手当がついています。昇給は年1回、賞与は年2回です。

日本郵便の募集要項

次に、日本郵便の募集要項を紹介します。年収とあわせてチェックし、理解を深めましょう。

勤務時間原則として、1日8時間、1週40時間
なお、勤務種類により始業時刻・終業時刻は一定ではなく、また、勤務場所により変形労働時間制の適用となる場合があります。
休日・休暇4週8休制
年次有給休暇・特別休暇(結婚・産前・産後・忌引・ボランティア等)・病気休暇・育児休業・介護休業 等
福利厚生【制度】
・各種社会保険完備
・財形貯蓄制度
・保険料払込団体
・社員持株会

【諸施設】
・社宅(世帯用・独身用)※所定の入居要件あり
・レクリエーション施設
・付属医療機関(逓信病院)
試用期間採用の日から6か月間
引用元:日本郵便公式サイト 採用情報 募集要項(一般職)

福利厚生が充実しているほか、休日休暇も多いため、働きやすい環境が整っていると言えるでしょう。

※募集要項は年によって変わる可能性があるため、必ず最新情報をご確認ください。

日本郵便の企業情報

次に、日本郵便の企業情報を下記の3項目で紹介します。

  1. 日本郵便の事業内容
  2. 日本郵便の売り上げ・実績
  3. 日本郵便の経営理念

①日本郵便の事業内容

日本郵便は、郵便・物流事業、金融窓口事業、国際物流事業を営む会社です。

郵便・物流事業では郵便サービスを全国一律の料金であまねく公平に提供するとともに、国からの委託による印紙の売りさばき、お年玉付郵便葉書の発行などの業務も行っています。

金融窓口事業では、全国に設置した郵便局において、郵便・物流事業に関する窓口業務、(株)ゆうちょ銀行から業務を受託する銀行窓口業務などを行っています。

国際物流事業では、フルラインでの国際貨物輸送、および、アジア・オセアニアにおける輸送・倉庫管理や資源・政府分野物流等のサービスを提供しています。

引用元:日本郵便 統合報告書2021

②日本郵便の売り上げ・実績

日本郵便の売り上げ・実績は下記の通りです。※日本郵便の親会社である日本郵政のデータを紹介しています。

決算年月2021年3月2022年3月2023年3月
経常収益(百万円)11,720,40311,264,77411,138,580
経常利益(百万円)914,164991,464657,499
引用元:日本郵政株式会社 第18期有価証券報告書

表からもわかる通り、日本郵便の経常収益はほぼ横ばいです。2023年度の経常利益は、燃料高などの影響で減少しています。

③日本郵便の経営理念

日本郵便の経営理念は下記のとおりです。

「日本郵便は、全国津々浦々の郵便局と配達網等、その機能と資源を最大限に活用して、地域のニーズにあったサービスを安全、確実、迅速に提供し、人々の生活を生涯にわたって支援することで、触れ合いあふれる豊かな暮らしの実現に貢献します。」

・郵便、貯金、保険の郵政の基幹サービスを将来にわたりあまねく全国で提供します。
・社会の変化に的確に対応し生活を豊かにする革新的なサービス提供に挑戦します。
・企業ガバナンスを確立し、コンプライアンスを徹底することにより、企業としての社会的責任を果たします。
・お客さまから愛され、地域から信頼、尊敬されるよう、社員一人ひとりが成長し続けます。

この理念のもと、全国の郵便局と配達網などの機能を最大限に活用して、地域のニーズにあったサービスを安全、確実、迅速に提供し、人々の生活を生涯にわたって支援することを目指しています

引用元:日本郵便公式サイト経営理念

日本郵便の競合企業3社

最後に、日本郵便の競合企業を3社紹介します。

  1. ヤマトホールディングス
  2. SGホールディングス
  3. 日本通運

①ヤマトホールディングス

ヤマトホールディングスは、ヤマト運輸株式会社を所有する配送持株会社です。ヤマト運輸は「クロネコヤマト」として知られています。

ヤマト運輸は、宅配便業界トップクラスの大手企業で、グループの登録商標である「宅急便」を商品名とした宅配サービスを全国で展開しています。

売上高(百万円)1,800,668
従業員数(人)210,197
平均年間給与(万円)1142
平均年齢(歳)53.6
平均勤続年数(年)25.6
引用元:ヤマトホールディングス株式会社 第158期有価証券報告書

②SGホールディングス

SGホールディングスは、佐川急便株式会社を中核とする総合物流企業グループの純粋持株会社です。

宅配便やデリバリー事業、ロジスティクス事業、不動産事業、物流機能を支えるその他の事業など、幅広い事業領域で活動しています。

売上高(百万円)1,434,609
従業員数(人)52,268
平均年間給与(万円)762
平均年齢(歳)36.3
平均勤続年数(年)8.4
引用元:SGホールディングス株式会社 第17期有価証券報告書

③日本通運

日本通運は、日本を代表する総合物流企業です。略称はNX(エヌエックス)、日通(にっつう)です。

日本通運は、自動車や鉄道、船舶、航空機など、陸海空を問わない輸送手段を駆使して物流サービスを提供しています。

また、引越しに関する相談や梱包、保険、通関、トランクルーム保管など、海外引越しに関するあらゆるニーズにも対応しています。

売上高(百万円)1,763,282
従業員数(人)35,253
平均年間給与(万円)578
平均年齢(歳)44.3
平均勤続年数(年)16.4
引用元:日本通運株式会社 第116期有価証券報告書

日本郵便について理解を深めよう

本記事では、日本郵便の年収や売上高を紹介しました。日本郵便の平均年収は840万円であり、日本企業の平均年収を大きく上回る金額といえます。

また、福利厚生や各種手当が充実しており、働きやすい環境が整っていることも大きな魅力です。

日本郵便に関する企業研究をする際は、公式サイトだけでなく有価証券報告書などもチェックしておきましょう。ぜひ、本記事で紹介した内容を企業研究に活かしてみてくださいね。

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若林

この記事を書いた人

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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