大塚製薬は、医薬品や食料品の製造・販売を行う企業です。
そんな大塚製薬について「年収や初任給はどれくらいなんだろう?」「そもそも大塚製薬ってどんな企業なの?」と疑問を持つ人も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、大塚製薬の年収や初任給、売上高について解説します。競合企業も紹介しているので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
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大塚製薬の平均年収と初任給

大塚製薬の企業研究を進めるにあたって、やはり従業員の収入について気になる方はいるのではないでしょうか。まず、大塚製薬の平均年収と初任給を紹介します。
①大塚製薬の平均年収は1,045万円
大塚製薬の平均年収は1,045万円です。大塚製薬の平均年収および関連情報について、有価証券報告書に記載されている情報を紹介します。
平均年収(万円) | 従業員数(人) | 平均年齢(歳) | 勤続平均年数(年) |
1,045 | 151 | 44.1 | 4.5 |
参考として、国税庁による「令和5年分 民間給与実態統計調査」の結果も紹介します。
同調査によると、2023年度の給与所得者の平均給与は460万円でした。大塚製薬の平均年収は、日本企業の平均年収を大きく上回る金額といえます。
②大塚製薬の初任給
次に、大塚製薬の初任給を紹介します。大塚製薬公式サイトで公開されている募集要項によると、最終学歴別の初任給は下記の通りです。
初任給 | |
学部卒 | 月給:240,000円 |
修士了 | 月給:264,000円 |
博士了 | 月給:313,000円 |
なお、基本給とは別に住宅手当、通勤手当などの諸手当がついています。昇給は年1回、賞与は年2回です。
大塚製薬の募集要項

次に、大塚製薬の募集要項を紹介します。年収とあわせてチェックし、理解を深めましょう。
勤務時間 | 本社・支店・出張所/9:00~17:30 研究所/8:30~17:30 工場/8:00~17:00 |
休日・休暇 | 完全週休2日制(土、日) 祝日 年末年始 有給休暇 介護休暇 ほか |
福利厚生 | 施設・保養所など |
教育研修 | 新入社員研修、継続教育研修など |
福利厚生や教育体制が充実しているほか、休日休暇も多いため、働きやすい環境が整っていると言えるでしょう。
※募集要項は年によって変わる可能性があるため、必ず最新情報をご確認ください。
大塚製薬の企業情報

次に、大塚製薬の企業情報を下記の3項目で紹介します。
企業の基本的な情報を理解して、企業分析を進めていきましょう。
①大塚製薬の事業内容
大塚製薬の事業内容は、大きく分けて「医療関連事業」と「ニュートラシューティカルズ関連事業」の2つです。
医療関連事業では、「世界の患者さんへ新しい治療薬を提供する」をモットーに、精神疾患や神経疾患、がん・免疫、循環器・腎、感染症、眼科、皮膚科などの研究開発を行っています。
ニュートラシューティカルズ関連事業では、健康の維持増進のための独創的な製品を展開していますよ。代表的な商品は「ポカリスエット」や「カロリーメイト」です。
引用元:大塚製薬公式サイト 事業内容
②大塚製薬の売り上げ・実績
大塚製薬の売り上げ・実績は下記の通りです。
決算年月 | 2020年12月 | 2021年12月 | 2022年12月 | 2023年12月 |
売上収益(百万円) | 1,422,826 | 1,498,276 | 1,737,998 | 2,018,568 |
税引前当期利益(百万円) | 189,988 | 163,638 | 172,954 | 142,655 |
表からもわかる通り、大塚製薬の売上収益は増加傾向にあります。
売上収益が増加した要因は、主力製品の販売が海外で伸びていることや、他社に導出した製品について開発の進捗に応じて受け取る「マイルストーン収入」が増えていることが挙げられますよ。
③大塚製薬の企業理念
大塚製薬の企業理念は以下を掲げています。
Otsuka-people creating new products for better health worldwide(世界の人々の健康に貢献する革新的な製品を創造する) |
この理念には、グローバルに展開するトータルヘルスケア企業として、「自らの手で独創的な製品を創る」「健康に役立つ」「世界の人々に貢献する」という思いが込められていますよ。
企業理念のもと、「大塚だからできること」「大塚にしかできないこと」とは何かをより深く追求し、
さらなる飛躍を目指しているのです。
引用元:大塚製薬公式サイト 企業理念
大塚製薬の競合企業3社

ベクトルが同業他社と比べてどのような立ち位置にあるのかも気になりますよね。最後に、大塚製薬の競合企業を3社紹介します。
①武田薬品工業
武田薬品工業は、医薬品の研究開発・製造・販売・輸出入を行う大手企業です。世界約80ヵ国に事業基盤を有するグローバル製薬企業で、がん・中枢神経・消化器・希少疾患などに注力していますよ。
売上高(百万円) | 4,263,762 |
従業員数(人) | 5,474 |
平均年間給与(万円) | 1,081 |
平均年齢(歳) | 43.3 |
平均勤続年数(年) | 14.6 |
②アステラス製薬
アステラス製薬は、東京都中央区日本橋本町に本社を置く日本の製薬会社です。2005年に山之内製薬と藤沢薬品工業が合併して発足しました。
経営理念「先端・信頼の医薬で、世界の人々の健康に貢献する」をもとに、日本のみならず欧米やアジアにも研究開発拠点、生産拠点を置き、世界約70以上の国と地域でビジネスを展開していますよ。
売上高(百万円) | 1,603,672 |
従業員数(人) | 4,806 |
平均年間給与(万円) | 1,110 |
平均年齢(歳) | 42.7 |
平均勤続年数(年) | 16.5 |
③第一三共
第一三共は、東京都中央区日本橋本町に本社を置く、日本の大手製薬会社です。医療・医薬品に関する情報提供活動を行い、医療現場から信頼できるパートナーとして評価されています。
事業の中心となる「イノベーティブ医薬品」に加え、「ジェネリック医薬品」、「ワクチン」、「OTC医薬品/ヘルスケア製品」の4事業を展開していますよ。
売上収益(百万円) | 1,601,688 |
従業員数(人) | 5,817 |
平均年間給与(万円) | 1,113 |
平均年齢(歳) | 45.5 |
平均勤続年数(年) | 20.3 |
大塚製薬について理解を深めよう
本記事では、大塚製薬の年収や売上高を紹介しました。大塚製薬の平均年収は1,045万円であり、日本企業の平均年収を大きく上回る金額といえます。
また、福利厚生や教育体制が充実しており、働きやすい環境が整っていることも大きな魅力です。
大塚製薬に関する企業研究をする際は、公式サイトだけでなく有価証券報告書などもチェックしておきましょう。ぜひ、本記事で紹介した内容を企業研究に活かしてみてくださいね。
このメディアの監修者
若林
青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。