日揮ホールディングス株式会社は、日本の建設会社、エンジニアリング会社です。
そんな日揮ホールディングスについて「年収や初任給はどれくらいなんだろう?そもそも日揮ホールディングスってどんな企業なの?」と疑問を持つ人も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、日揮ホールディングスの年収や初任給、売上高について解説します。競合企業も紹介しているので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
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日揮ホールディングスの平均年収と初任給

まず、日揮ホールディングスの平均年収と初任給を紹介します。
日揮ホールディングスの平均年収は1,083万円
日揮ホールディングスの平均年収は1,083万円です。日揮ホールディングスの平均年収および関連情報について、有価証券報告書に記載されている情報を紹介します。
平均年収(万円) | 従業員数(人) | 平均年齢(歳) | 勤続平均年数(年) |
1,083 | 249 | 44.8 | 14.4 |
参考として、国税庁による「令和5年分 民間給与実態統計調査」の結果も紹介します。
同調査によると、2022年度の給与所得者の平均給与は460万円です。日揮ホールディングスの平均年収は、日本国内の平均年収を大きく上回っています。
日揮ホールディングスの初任給
次に、日揮ホールディングスの初任給を紹介します。日揮ホールディングス公式サイトで公開されている募集要項によると、最終学歴別の初任給は下記の通りです。
総合職 | 初任給 |
高専(本科) | 221,000円 |
学士 | 250,000円 |
修士 | 280,000円 |
博士 | 310,000円 |
日揮ホールディングスの初任給は、学歴や職種によって異なります。表からもわかる通り、総合職は高専卒が約21万円、博士であれば30万円と、その差は10万円ほどです。
なお、基本給とは別に時間外労働手当や通勤交通費等の諸手当がついています。また、昇給も年1回(7月)、賞与は年2回(7月、12月)です。
日揮ホールディングスの募集要項

次に、日揮ホールディングスの募集要項を紹介します。年収とあわせてチェックし、理解を深めましょう。
勤務時間 | 9:00~18:00 フレックスタイム制 コアタイム 10:00~15:00(標準労働時間1日8時間) |
休日・休暇 | 休日:完全週休2日制(土・日)、祝日、年末年始、創立記念日 休暇:年次有給休暇、リフレッシュ休暇、慶弔休暇など |
諸手当 | 時間外勤務手当、資格手当、通勤手当など |
勤務地 | 横浜本社 海外事務所、海外現地法人、国内・海外建設工事現場への出張・駐在あり ※技術研究所(大洗)配属については、転勤あり ※メンテナンス職はグループ会社を含む国内事務所・出張所への転勤あり |
福利厚生や教育体制が充実しているほか、休日休暇も多いため、働きやすい環境が整っていると言えるでしょう。
※募集要項は年によって変わる可能性があるため、必ず最新情報をご確認ください。
日揮ホールディングスの企業情報

次に、日揮ホールディングスの企業情報を下記の3項目で紹介します。
①日揮ホールディングスの事業内容
日揮ホールディングスの主な事業は、石油精製プラントや石油化学・化学プラント、LNGプラント、天然ガス処理プラントなどの製造設備の建設です。
日揮ホールディングスは、世界80カ国以上で2万件以上のプロジェクトを遂行しています。
具体的には、石油精製、LNG、ガス処理、石油化学プラントなどのハイドロカーボン分野から、医薬、ケミカル、非鉄金属等に至る幅広い分野で事業を展開しています。
②日揮ホールディングスの売り上げ・実績
日揮ホールディングスの売り上げ・実績は下記の通りです。
決算年月 | 2021年3月 | 2022年3月 | 2023年3月 |
売上高(百万円) | 433,970 | 428,401 | 606,890 |
経常利益(百万円) | 25,506 | 30,028 | 50,560 |
表からもわかる通り、日揮ホールディングスは売上高や経常利益は2023年に大きく増加しています。
日揮グループは、グローバルに展開しているため、ある事業やある国の売り上げが落ちても、ほかの国でそれを賄えることが大きな強みです。
③日揮ホールディングスの基本理念
日揮グループの企業理念は「JGC’s Purpose and Values」で、すべての人を尊重することをグループ共通の価値観として定めています。
「Purpose:存在意義」として「Enhancing planetary health」を掲げており、これには「“人と地球”の健康は密接に関係しており、この2つを追求していくことで、豊かな未来を創っていく」という思いが込められています。
また、「Values:価値観」として4つのちから(挑戦、創造、結集、完遂)と2つの誓い(尊重、誠実)を持って行動することを目標に掲げています。
引用元:日揮ホールディングス公式サイト JGC’s Purpose and Values
日揮ホールディングスの競合企業3社

最後に、日揮ホールディングスの競合企業を3社紹介します。
①千代田化工建設
千代田化工建設は、三菱石油株式会社から分離独立して設立された総合エンジニアリング企業です。石油や天然ガスなどのエネルギー、化学・石油化学、医薬品、環境などの分野で事業を展開しています。
また、プロセスプラントや社会インフラ整備の事業計画から設計・調達・建設、運転・保守まで一貫してサポートする「プロジェクト・ライフサイクル・エンジニアリング」も展開しています。
売上高(百万円) | 505,981 |
従業員数(人) | 1,721 |
平均年間給与(万円) | 1,000 |
平均年齢(歳) | 42.2 |
平均勤続年数(年) | 13.3 |
②栗田工業
栗田工業は、水処理装置や水処理薬品の製造・開発を行う企業です。
超純水製造装置や排水処理装置などの水処理装置の製造で大手で、ボイラー水や冷却水用の水処理薬品やダイオキシン処理薬品・除去システムなども扱っています。
売上高(百万円) | 384,825 |
従業員数(人) | 1,625 |
平均年間給与(万円) | 934 |
平均年齢(歳) | 43.1 |
平均勤続年数(年) | 17.4 |
③東洋エンジニアリング
東洋エンジニアリング株式会社は、1961年に設立された総合エンジニアリング会社です。
石油精製、石油化学、肥料製造、船上プラント(FPSO)、発電所、鉄道などの大規模プラントおよびインフラ設備の設計、購買、建設一括請負(EPC契約)業務を手掛けています。
売上高(百万円) | 260,825 |
従業員数(人) | 968 |
平均年間給与(万円) | 875 |
平均年齢(歳) | 43.1 |
平均勤続年数(年) | 15.9 |
日揮ホールディングスを調べて企業研究を進めよう
本記事では、日揮ホールディングスの年収や売上高を紹介しました。日揮ホールディングスの平均年収は816万円であり、日本国内の平均年収を大きく上回っています。
また、諸手当が充実しており、働きやすい環境が整っていることも大きな魅力です。
日揮ホールディングスに関する企業研究をする際は、公式サイトだけでなく有価証券報告書などもチェックしておきましょう。ぜひ、本記事で紹介した内容を企業研究に活かしてみてくださいね。
このメディアの監修者
若林
青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。