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【企業分析】協和キリンの初任給・平均年収|競合企業との比較も紹介

協和キリンはバイオ医薬品の研究開発や生産に注力するほか、品質保証事業も展開している会社です。しかし、事業の概要だけでなく給与について知りたい人もいるでしょう。

本記事では、協和キリンの年収の平均額や初任給・企業情報・募集要項について解説します。競合企業も3社紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

協和キリンの平均年収と初任給

協和キリンの給与設定を把握すれば、仕事に対して報酬が見合っているか確認できるのがポイントです。ここでは、年収の平均額や初任給について説明します。

  1. 協和キリンの平均年収は902万
  2. 協和キリンの初任給

協和キリンの平均年収は902万

協和キリンの有価証券報告書によると、年収の平均額や社員に関するデータは以下のようになっています

平均年収(万円)従業員数(人)平均年齢(歳)勤続平均年数(年)
9024,00242.816.7
引用元:第100期有価証券報告書

なお、国税庁が発表している全企業の平均勤続年数は12.7年なので、協和キリンの平均勤続年数はやや長い傾向があることがわかります(引用元:令和4年分民間給与実態統計調査)。

協和キリンの初任給

協和キリンの初任給は、以下のように学歴によって3~4万円変動します

営業職・研究職・生産職・品質職・開発職・コーポレートスタッフ職初任給
大卒248,000円
大学院修士課程修了272,000円
大学院博士課程修了316,000円
引用元: 新卒採用募集要項|採用情報|採用情報サイト|協和キリン株式会社

追加で支給される諸手当には、ファミリーサポート手当や超過勤務手当、通勤手当などがあります。

協和キリンの募集要項

協和キリンの募集要項は、以下の表の通りです。

募集職種・MR職:普通自動車運転免許の取得が必須、全学部全学科が対象
・研究職・開発職:薬学・医学・理工農・医療・生物統計学系などの学科を修めた者が対象
・生産職・品質職:理系学部学科が対象
・コーポレートスタッフ職(障害者採用):全学部全学科が対象
昇給賞与・昇給:年1回
・賞与:年2回
勤務地全国の本社・支店・研究所・工場
勤務時間・本社・支店:9:00~17:40
・工場・研究所:8:30~17:10(事業所によって30分前後する場合もあり)
休日休暇完全週休2日制(土日、年間休日数は125日)・年次有給休暇・育児介護休職制度・セルフマネジメント休暇・忌引休暇など
福利厚生各種社会保険や財形貯蓄制度・キリングループ福祉会・財形持家転貸融資制度・確定拠出型年金や企業年金・各種団体保険・福利厚生サービスなど
引用元: 新卒採用募集要項|採用情報|採用情報サイト|協和キリン株式会社

また受動喫煙対策として、事業地内は禁煙となっています。

協和キリンの企業情報

会社の基本データを押さえていれば、企業について理解を深める糸口になるのが利点です。ここでは、事業内容や売上高、基本としている理念を説明します。

  1. 協和キリンの事業内容
  2. 協和キリンの売り上げ・実績
  3. 協和キリンの基本理念

①協和キリンの事業内容

協和キリンは医薬品の研究開発や生産、品質保証事業を展開している会社です(引用元:研究開発|協和キリン)。

抗体技術を進化させる技術軸と、腎・アレルギー・がん・骨などの疾患の治療法を生み出す疾患軸に、早期情報アクセス力を掛け合わせ、競合への優位性を保っています。

また、バイオロジクス・核酸医薬・低分子技術などの独自の創薬技術を所持しているのが強みです。

②協和キリンの売り上げ・実績

協和キリンの売上高や営業利益は、以下のように3期連続で増加しています。

2021年度2022年度2023年度
売上収益(百万円)352,246398,371442,233
コア営業利益(百万円)65,68586,69796,785
資産合計(百万円)921,872939,8811,025,942
引用元: 主要財務データ | 財務・業績 | 株主・投資家の皆様 | 協和キリン株式会社

2023年には高リン血症治療剤の国内承認を得たほか、造血幹細胞遺伝子治療技術を所持するイギリスの会社の買収を表明した実績があります。

③協和キリンの基本理念

協和理念が掲げている経営理念は、以下の通りです。

協和キリングループは、ライフサイエンスとテクノロジーの進歩を追求し、新しい価値を創造により、世界の人々の健康と豊かさに貢献します。
引用元:理念・ビジョン|会社情報|協和キリン

情熱を持って楽しみながら変革に取り組む・誠実かつ倫理的で正しいことをする・多様性のあるチームでお互いを尊重する、といった3つの姿勢を重要視しているのも特色です。

協和キリンの競合企業3社

競合となる企業情報もあわせて確認すれば、会社ごとの魅力を分析しやすくなるのがメリットです。ここでは、以下の3社の業績データを紹介します。

  1. 塩野義製薬
  2. 小野薬品工業
  3. 住友ファーマ

①塩野義製薬

塩野義製薬の2022年度の業績は、以下の通りです。

売上高(百万円)426,684
従業員数(人)2,458
平均年間給与(万円)910
平均年齢(歳)42.1
平均勤続年数(年)16.5
引用元:第158期有価証券報告書

通常の製薬会社の自社創薬比率は2~3割ですが、塩野義製薬は71%と開発力や創薬力が高いのが強みです。60年以上感染症の研究や開発を続けている実績もあります。

②小野薬品工業

小野薬品工業の2022年度の業績は、以下のようになっています

売上高(百万円)447,187
従業員数(人)3,381
平均年間給与(万円)962
平均年齢(歳)43.5
平均勤続年数(年)16.8
引用元:第75期有価証券報告書

研究機関や教育機関とグローバルに連携して、研究開発への投資を積極的に推進しているのが強みです。

事業ではがん・神経・スペシャリティ・免疫領域の新薬創出を重点的に進めています。

③住友ファーマ

住友ファーマの2022年度の業績は、以下の表の通りです。

売上高(百万円)555,544
従業員数(人)3,026
平均年間給与(万円)904
平均年齢(歳)43.8
平均勤続年数(年)18.3
引用元:第203期有価証券報告書

ハイレベルな低分子技術を所持しているだけでなく、iPS細胞を用いた薬理評価技術やインシリコ技術を活用して化合物のデザインを行う手法を確立させているのが強みです。

協和キリンを調べて企業研究を進めよう

協和キリンについて調べて、企業や業界の研究を進めましょう

協和キリンは抗体・核酸医薬・バイオロジクス・低分子などの独自技術を所持しているほか、バイオ医薬品の研究開発にも注力して生産設備を整えている会社です。

企業ごとの体制の違いなども見比べて、それぞれの強みを見つけましょう。

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若林

この記事を書いた人

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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