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大学講師の平均年収は高いの?仕事内容・将来性についても紹介

大学講師は、自分の研究を行う一方で学生への講義も行う職種です。

就職活動を進めている人の中には、大学講師を志望している人もいるのではないでしょうか。本記事では、大学講師の平均年収や仕事内容、求められる資質などを幅広く紹介します。

大学講師の将来性についても整理していますので、ぜひチェックしてくださいね。

大学講師の平均年収は1,065万円

大学講師として働くことを検討している就活生であれば、やはり収入に関することは気になるところでしょう

大学講師の平均年収は、1,065万円です(引用元:厚生労働省職業情報提供サイトjobtag「大学・短期大学教員」)。

以下で、大学講師に関するデータを共有します。

就業者数179,620人
労働時間167時間
年齢57.5歳
賃金(年収)1,065万円
引用元:厚生労働省職業情報提供サイトjobtag「大学・短期大学教員」

国税庁の「令和4年分民間給与実態統計調査」によると、2022年分の給与所得者の平均給与は458万円です。

つまり、大学講師の年収は一般平均と比較して非常に高い水準であると考えられるでしょう。

大学講師に関する基本情報

ここでは、大学講師に関する基本情報を以下の2項目に整理して紹介します。

  1. 大学講師の仕事内容
  2. 大学講師になるには

①大学講師の仕事内容

大学講師は、大学及び短期大学で、自の専門分野について学生を教育し、また、基礎研究や先端研究に取り組む職種です。

大学における授業科目を担当し、将来的には準教授や教授になることを目指せる立場だと言えるでしょう。一般的な大学講師は、週に5~6コマ程度の講義を担当しています。

また、教授や助教には人気の定めがある一方で、専任講師の場合は任期の定めがないことが一般的です。

②大学講師になるには

大学講師になるには特別な資格は必要ありませんが、大学院まで進学して修士・博士課程を取得する必要があります

修士・博士課程を取得したうえで大学が欠員補充等のため不定期に出す公募に応募し、書類選考、面接試験等を経て採用される流れが一般的です。

また、一定のコネクションがあると採用に有利に働くと考えられます。採用は基本的に公募で行いますが、事前の適任者への声かけは多くあるためです。

大学講師の将来性は?

大学講師の採用は、今後縮小が進む可能性があります。少子化が進んだことで、学生の数が減っていっているためです。

学生の減少自体は既に始まっており、広報活動を戦略的に行えない大学は淘汰されていくことも十分に考えられるでしょう。

しかしその一方で、AI技術の活用によって研究環境は向上すると想定されます。AIに雑務を任せることで研究により多くの時間を割ければ、成果につながりやすくなるでしょう。

大学講師に向いている人の特徴3つ

ここでは、大学講師に向いている人の特徴を紹介します。大学講師に向いているのは、以下の3つの特徴を持つ人です。

  1. 学問への興味・探究心がある人
  2. 論理的思考力が高い人
  3. コミュニケーション能力がある人

①学問への興味・探究心がある人

大学講師に向いている人の特徴としては、学問への興味・探求心があることがまず挙げられます。

大学講師は、大学の講義を担当するだけでなく、自分自身の研究や学部・大学院生の研究指導などを行う必要があるためです。

大学講師として働いていくためには、常に新しい学問や視点をもって研究を進めなければなりません。

「研究を続けたい」という気持ちを持ち続けられる人でなければ、キャリアを築いていくことは難しいでしょう。

②論理的思考力が高い人

論理的思考能力の高さも、大学講師には欠かせないポイントです。大学講師には、論理的な根拠を持って自身の意見をすることが求められるためです。

講義においても研究成果の発表や会議においても、論理的思考能力は欠かせません。

近年では論理的思考能力や文章力が大学生に足りていないと不安視する声もあり、論理的思考能力を示すことは就活生にとっても重要だと言えます。

論文や書籍を多く読むことは持ちろん、先入観を持たずに研究を行うことや常に言語化を意識することなどが重要だと言えるでしょう。

③コミュニケーション能力がある人

大学講師に求められる資質としては、コミュニケーション能力も欠かせません

大学講師としての業務を遂行するにあたっては、学生や他の講師たちとコミュニケーションをとる機会が多々あるためです。

教育者として学生から信頼されるために、コミュニケーション能力は重要な要素だといえます。

大学の講師と言うと研究に没頭するイメージを持つ方もいるかもしれませんが、他者と積極的に交流できることは重要な要素でしょう。

大学講師の平均年収は高め!仕事内容も把握しよう

大学講師はさまざまな分野の研究を行い大学・短期大学での講義も行う職種であり、平均年収が高いことで知られています。

大学講師としてのキャリアを検討するなら、基本的な仕事内容を把握して求められる能力を理解しておくと良いでしょう。

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若林

この記事を書いた人

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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