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タチエスの気になる平均年収・初任給は?競合企業との比較も紹介

タチエスは自動車のシート製造事業を展開している会社です。しかし、事業内容だけでなく年収や初任給がどれほどなのか知りたいと感じる人もいるでしょう。

本記事では、タチエスの年収の平均額・初任給・募集要項・会社の基本情報を解説します。競合企業も3つ紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

タチエスの平均年収と初任給

従業員が受け取っている給料について調べれば、自分が入社した後の生計の立て方をイメージしやすくなります。

ここでは、年収の平均額や初任給について説明します。

  1. タチエスの平均年収は529万
  2. タチエスの初任給

タチエスの平均年収は529万

タチエスの2022年度の有価証券報告書によると、基準外賃金や賞与を含めた年収の平均額は529万円です(引用元:第71期有価証券報告書)。

社員の平均年齢は38.6歳で、平均勤続年数は14.6年となっています。全労働者の男女の賃金差異は74%と報告されていますが、金額設定に男女差が設けられているのではありません。

管理職の女性割合が4.2%に留まっていることや男性労働者の育児休暇取得率が44%と半数を切っていることなどが影響しています。

タチエスの初任給

タチエスの初任給は、以下のように学歴や職種によって細かく変動します

初任給
院卒216,000円
大卒204,500円
高専卒184,500円
短大卒(技術)短大卒(2年・技術)176,000円
短大卒(事務) 専門卒(2年・事務)専門卒(1年)175,000円
引用元:募集要項 | 株式会社タチエス 採用サイト

諸手当としては、家族手当や通勤手当・休日出勤手当・時間外勤務手当などが支給される場合があります。

タチエスの募集要項

タチエスの募集要項は、以下の表の通りです。

募集職種技術系、事務系
勤務時間9:00~18:00(実働8時間)
勤務地・本社(東京都青梅市)
・技術センター愛知(安城市)
・国内工場(青梅・栃木・武蔵・鈴鹿・愛知)
・将来海外勤務の可能性もあり
賞与昇給・賞与:年2回(7月や12月)
・昇給:年1回
休日休暇・完全週休2日制(土日)
・GW・夏季・年末年始休暇(10日前後)
・年次有給休暇(1年目は12日で最高20日)
・年間休日121日
福利厚生フレックスタイム・定時退社日・在宅勤務制度・副業可・各種保険・独身寮や社宅・育児産前産後休暇・看護休暇・通信教育奨励金制度・個人支援型博士号などの取得支援制度
引用元:募集要項 | 株式会社タチエス 採用サイト

選考フローのうちWEB会社説明会への参加は任意で、WEB上で行う適性検査・一次選考・二次選考・最終選考をクリアすることで内定が出る仕組みになっています。

タチエスの企業情報

この項では、タチエスの事業内容や実績、基本としている理念を説明します。

  1. タチエスの事業内容
  2. タチエスの売り上げ・実績
  3. タチエスの基本理念

①タチエスの事業内容

タチエスは国内自動車メーカー9社と取引を行い、シート製造事業を展開している会社です(引用元:私たちについて | 株式会社タチエス 採用サイト)。

1954年創業時にはシートに使われるばね製品を取り扱っていましたが、現在はメーカーから信頼を獲得し、シート製造のすべてを担当するようになった実績があります。

シートの仕様の設計や企画・材料の調達・実験・生産準備、品質管理や生産、納品までを一社で手掛けているのが強みです。

②タチエスの売り上げ・実績

タチエスの2022年度の連結売上高は2,434億円で、経常利益は19億円です(引用元:財務ハイライト|株式会社タチエス)。

2021年度の業績と比較すると、売上高は370億円、経常利益は54億円増加しています。

2023年5月には本田技研工業から優良感謝賞のデリバリー賞を受賞し、日産車体株式会社から品質感謝状を受け取った実績があるのも特徴です。

また、メキシコ拠点で5年連続ホンダサプライヤー賞に輝いています。

③タチエスの基本理念

タチエスは人や社会と共に生き、豊かで快適な生活空間を創り続けて笑顔を届けることを企業理念として掲げています(引用元:企業理念|株式会社タチエス)。

社是としては「互譲協調」を掲げ、和を保つために譲り合いの精神を持ち、信頼に基づくパートナーシップを築いて社会に貢献することを目標としているようです。

また「座る」を追求することで人と地球を支える、といったグローバルなパーパスを提示しています。

タチエスの競合企業3社

タチエスの競合として挙げられる会社を確認すれば、企業ごとの強みを分析しやすくなるのがメリットです。ここでは、3つの会社のデータを紹介します。

  1. TSテック
  2. ニッパツ
  3. ユタカ技研

①TSテック

TSテックの2022年度の売上高は4,092億円で、平均年収は696万円です(引用元:第77期有価証券報告書)。

社員の平均年齢は41歳、平均勤続年数は17.9年とどちらもタチエスより大きい数値となっています。

日本で初めてダイナミックスレッド試験機を導入した会社で、安全性・開発の精度・開発スピードの向上に注力しているのが強みです。

アメリカの満足度調査の車格別部門で1位を獲得した実績もあります。

②ニッパツ

ニッパツの2022年度の売上高は6,932億円で、平均年収は725万円です(引用元:第103期有価証券報告書)。

社員の平均年齢は41.5歳、平均勤続年数は18.4年とTSテックを上回る数値になっています。

金属加工・接合・シミュレーション・材料開発・熱処理技術を活かし、自動車用シートのほかに半導体プロセス部品などの製品を取り扱っているのが特徴です。

アメリカ・ヨーロッパ・アジアに複数の拠点を置き、調達体制を整えている会社でもあります。

③ユタカ技研

ユタカ技研の2022年度の売上高は2,180億円で、平均年収は641万円です(引用元:第37期有価証券報告書)。

従業員の平均年齢は43.2歳、平均勤続年数は20.3年と本記事で最も大きな数値となっています。

精密プレス技術や精密接合技術を活かし、ホンダグループの一次部品メーカーとしてモーターコア事業を展開しているのが特徴です。

タチエスについて理解を深めよう

タチエスについて情報を集めて、理解を深めましょう。タチエスは仕様設計から実験、品質管理や納品までを一社で請け負う体制を整えています。

競合会社の特色もチェックして、会社ごとの魅力をリストアップしましょう。

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若林

この記事を書いた人

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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