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サンケン電気の気になる平均年収・初任給は?競合企業も紹介

サンケン電気はパワーエレクトロニクス技術を用いて、パワー半導体・パワーモジュール・オプト製品などを開発・生産・販売している会社です。

しかし、事業内容だけでなく給料も気になる、といった人もいるでしょう。

本記事では、サンケン電気の年収の平均額・初任給・募集要項・基本情報について解説します。競合企業も3例紹介しているので、ぜひご覧ください。

サンケン電気の平均年収と初任給

サンケン電気の給与設定を知れば、入社後のライフプランを描きやすくなりますよ。ここでは、年収の平均額と初任給について説明します。

  1. サンケン電気の平均年収は703万
  2. サンケン電気の初任給

サンケン電気の平均年収は703万

平均年収(万円)従業員数(人)平均年齢(歳)平均勤続年数(年)
703万円835人45.74歳19.86年

サンケン電気の2022年度の有価証券報告書によると、賞与や基準外賃金を含んだ平均年収は703万円です(引用元:第106期有価証券報告書)。

社員の平均年齢は45.74歳で、平均勤続年数は19.86年と、かなり長く働く社員が多くなっています。

また、男女の賃金差異は74.3%と報告されていますが、男女間で賃金設定に差があるわけではありません。

管理職の女性割合が4.5%であることや、男性育児休業取得率が60%に満たないことなどが影響していますよ。

サンケン電気の初任給

サンケン電気で2023年4月に支給された初任給は、以下のように学歴によって25,000円増減しますよ

初任給
修士了263,000円
大 卒238,000円
引用元:新卒募集要項|新卒採用 |サンケン電気株式会社

またグループ会社の石川サンケン電気の初任給は院卒で215,630円、大卒で205,830円、高専・短大・専門卒で185,000円となっています。

山形サンケン電気の初任給は大学院・大学・短大・高専・高校によって変わるのも特徴です。

サンケン電気の募集要項

サンケン電気の募集要項は、以下の表の通りです。

募集職種・技術職:研究設計開発(素子やパッケージの開発、回路設計など)、生産技術(量産加工技術や製造ラインの構築)
・事務職:営業(国内・アメリカ・アジアなど)、事務(法務・人事・総務・経理・生産企画など)
採用学部学科・技術職:電気・通信・物理・電子・情報・化学・材料・機械など
・営業職や総合事務職:全学部全学科
選考方法筆記試験(技術系のみ)、適性検査、個人面接ほか
応募書類などエントリーシートや履修履歴登録など(院生は学部成績も追加)
採用予定人数20名程度
引用元:新卒募集要項|新卒採用 |サンケン電気株式会社

また採用実績校には、秋田大・大阪大・千葉大・筑波大・東京理科大・日本女子大・早稲田大・名古屋工大・芝浦工大・法政大・京都大・獨協大などが挙げられています。

サンケン電気の企業情報

サンケン電気の基本的な情報を押さえれば、会社ならではの特色を探す足がかりになるのがポイントです。

ここでは、事業内容・売上高・大切にしている理念について紹介します。

  1. サンケン電気の事業内容
  2. サンケン電気の売り上げ・実績
  3. サンケン電気の基本理念

①サンケン電気の事業内容

サンケン電気は、部品の特性に応じて電気を効率よく変換させるパワーエレクトロニクス技術を使って、パワー半導体・パワーモジュール・オプト製品などを取り扱っています(引用元:石川サンケン株式会社 |サンケン電気)。

世界の8つの国や地域に生産もしくは販売拠点を設置していて、複数の技術を掛け合わせることで問題発見から解決までを担当できる体制を整えているのが強みです。

②サンケン電気の売り上げ・実績

サンケン電気の2022年度の売上高は2,253億円で、経常利益は272億円です(引用元:IR情報 |サンケン電気株式会社)。

2021年度の業績と比べると、売上高は約500億円、経常利益は135億円増加しています。

2023年にはLLC電流共振型電源用制御ICで電源の小型化に貢献したほか、産業機器向けの高耐圧な小型3相モータ用ドライバの量産を開始した実績があるのも特徴です。

2024年にはさまざまな負荷に応じて、周波数を制御し効率を高めるコンパクト電源を実現しています。

③サンケン電気の基本理念

サンケン電気は、パワーエレクトロニクスに最適な解決策を提供して世界の産業や文化などの発展に貢献することを基本の理念として掲げています(引用元:石川サンケン株式会社 |サンケン電気)。

技術と創造力を革新し続け確かな品質を追求し、顧客と価値観を共有しながらグローバルに展開することや、従業員一人ひとりに公正に接することも重要視しているのが特色です。

サンケン電気の競合企業3社

サンケン電気の競合となる会社についても調べることで、会社ごとの強みを明確化しやすくなります。ここでは、3つの企業データを紹介しますよ。

  1. ローム
  2. 新電元工業
  3. ミネベアミツミ

①ローム

売上高(百万円)507,882百万円
従業員数(人)3,703人
平均年収(万円)856万円
平均年齢(歳)41.3歳
平均勤続年数(年)14.9年

ロームの2022年度の売上高は5,078億円で、平均年収は856万円です(引用元:株主・投資家情報 │ ローム株式会社 – ROHM Semiconductor)。

社員の平均年齢は41.3歳、平均勤続年数は14.9年で、サンケン電気よりも小さな数値となっています。

半導体や電子部品のメーカーとして培った技術や提案力、安定供給力、価値を最大化する開発力をパワーやアナログの技術分野に集中させているのが強みです。

②新電元工業

売上高(百万円)101,007百万円
従業員数(人)996人
平均年収(万円)744万円
平均年齢(歳)43.02歳
平均勤続年数(年)17.93年

新電元工業の2022年度の売上高は1,010億円で、平均年収は744万円です(引用元:IR情報 | 新電元工業株式会社- Shindengen)。

従業員の平均年齢は43.02歳で、平均勤続年数は17.93年と、どちらもサンケン電気より2年ほど小さな数値になっています。

国内に14、海外に16の拠点を持ち、海外売上比率は60%を超えていて、ブリッジダイオードで世界シェア上位を獲得しているのが強みです。

③ミネベアミツミ

売上高(百万円)1,292,203百万円
従業員数(人)4,620人
平均年収(万円)729万円
平均年齢(歳)45.3歳
平均勤続年数(年)16.7年

ミネベアミツミの2022年度の売上高は1兆2,922億円で、平均年収は729万円です(引用元:IR情報 – ミネベアミツミ)。

社員の平均年齢は45.3歳、平均勤続年数は16.7年と、新電元工業よりも1年ほど短くなっています。

10のコア技術を融合して事業を展開するだけでなく、ニッチな分野を中心として多角化経営をすることでシェア率や収益を高めているのが強みです。

サンケン電気について理解を深めよう

サンケン電気についてデータを把握して、理解を深めましょう

サンケン電気はパワーエレクトロニクス分野で複数の技術を掛け合わせ、問題発見から解決までを担当しているのが強みです。

競合企業の業績や強みまでしっかり把握し、魅力を見つけましょう。

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若林

この記事を書いた人

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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