フジテックは、粘着技術を基盤とした中間素材メーカーです。
そんなフジテックについて「年収や初任給はどれくらいなんだろう?そもそもフジテックってどんな企業?」と疑問を持つ人も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、フジテックの年収や初任給、売上高について紹介します。競合企業の特徴も解説しているので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
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フジテックの平均年収と初任給

まず、フジテックの平均年収と初任給を紹介します。
- フジテックの平均年収は735万円
- フジテックの初任給
フジテックの平均年収は735万円
フジテックの平均年収は735万円です。フジテックの平均年収および関連情報について、有価証券報告書に記載されている情報を紹介します。
平均年収(万円) | 従業員数(人) | 平均年齢(歳) | 勤続平均年数(年) |
735 | 3,192 | 41.2 | 17.7 |
参考として、国税庁による「令和4年分 民間給与実態統計調査」の結果も紹介します。
同調査によると、2022年度の給与所得者の平均給与は458万円です。フジテックの平均年収は、日本国内の平均年収を250万円以上高いことがわかりますね。
フジテックの初任給
次に、フジテックの初任給を紹介します。フジテック公式サイトで公開されている募集要項によると、最終学歴別の初任給は下記の通りです。
開発、設計、フィールドエンジニア、 プロジェクトエンジニア、プロダクトエンジニア、 情報システム、営業 など | 初任給 |
高卒 | 177,000円 |
高専・短大卒 | 198,000円(理系) |
大学卒 | 220,000円(文系・理系) |
修士了 | 241,000円(理系) |
高卒と博士了を比較すると、7万円近い差があることがわかります。
なお、基本給とは別に時間外労働手当や通勤交通費等の諸手当がついています。また、昇給は年1回(4月、1月)、賞与は年2回です。
フジテックの募集要項

次に、フジテックの募集要項を紹介します。年収とあわせてチェックし、理解を深めましょう。
勤務時間 | 8:30~17:15(滋賀本社/8:40~17:25) |
休日・休暇 | 年間122日 週休2日制、祝日、年末年始、ゴールデンウイーク、夏季休暇 など |
福利厚生 | 定期健診・人間ドック、リゾート施設、クラブ活動、退職金・退職年金、共済会、各種給付金・融資制度、財産形成貯蓄、社員持株会 ほか |
教育研修 | 入社時研修、導入研修、職務研修、フィールド実習、選抜教育、職種別・階層別社内外研修、通信教育 ほか |
福利厚生や教育体制が充実しているほか、休日休暇も多いため、働きやすい環境が整っていると言えるでしょう。
※募集要項は年によって変わる可能性があるため、必ず最新情報をご確認ください。
フジテックの企業情報

次に、フジテックの企業情報を下記の3項目で紹介します。
- フジテックの事業内容
- フジテックの売り上げ・実績
- フジテックの基本理念
①フジテックの事業内容
フジテック株式会社は、エレベーター、エスカレーター、動く歩道、新交通システムの研究、開発、設計、製造、販売、据付、メンテナンスを手掛けています。
昇降機に関わるすべての事業を一貫して手掛けており、業界トップクラスのメーカーとして知られています。
フジテックでは、徹底した品質管理のもと、研究・開発から販売、生産、据付、保守、そしてリニューアルまで、一貫体制で “安全・安心” な移動を実現しています。
引用元:フジテック公式サイト 会社概要
②フジテックの売り上げ・実績
フジテックの売り上げや実績は下記の通りです。
2021年3月期 | 2022年3月期 | 2023年3月期 | |
売上高(百万円) | 169,573 | 187,018 | 207,589 |
経常利益(百万円) | 14,633 | 15,713 | 13,332 |
従業員数(人) | 10,423 | 10,683 | 11,453 |
表からもわかる通り、フジテックの売上高は年々増加しています。それに伴い従業員数も増加傾向です。
ただ、2023年度は営業利益の減少に加え、貸倒引当金繰入額の計上などにより、経常利益は減少しました。
③フジテックの基本理念
フジテックの経営理念は、「人と技術と商品を大切にして、新しい時代にふさわしい美しい都市機能を、世界の人々とともに創造する」ことです。
フジテックは、この使命を遂行するために、ステークホルダーとの信頼関係を維持していくことが必要不可欠であると考えています。
また、フジテックの「セカエレ」は「世界のエレベータ・エスカレータ」の略であり、日本から世界にビジネスを展開するフジテックの標榜する言葉です。
引用元:フジテック公式サイト セカエレ
フジテックの競合企業3社

最後に、フジテックの競合企業を3社紹介します。
- 三菱電機
- 日立製作所
- 東芝
①三菱電機
三菱電機は、三菱グループに属する総合電機メーカーです。家電から重電、人工衛星など、さまざまな製品の製造・販売を行っています。
また、防衛エレクトロニクス関連では、長年にわたり防衛省との契約実績で1位を維持しています。
売上高 | 5,003,694百万円 |
従業員数 | 35,136人 |
平均年間給与 | 827万円 |
平均年齢 | 41.3歳 |
平均勤続年数 | 16.9年 |
②日立製作所
日立製作所は、「優れた自主技術・製品の開発を通じて社会に貢献する」を経営理念に掲げる世界有数の総合電機メーカーです。
情報・通信システム、社会・産業システム、電子装置・システムセグメント製品の製造および販売・サービスを行なっています。
売上高 | 10,881,150百万円 |
従業員数 | 28,672人 |
平均年間給与 | 915万円 |
平均年齢 | 42.9歳 |
平均勤続年数 | 19.3年 |
③東芝
東芝は、日立製作所、三菱電機と並ぶ総合電機メーカーで、家電製品から重電に至るまで電気機械を幅広く扱っています。
開発・設計・製造・サービスまでトータルに展開する東芝グループの中核企業で、多くのグループ会社を保有していますね。
売上高 | 3,361,657百万円 |
従業員数 | 3,712人 |
平均年間給与 | 926万円 |
平均年齢 | 46.1歳 |
平均勤続年数 | 19.8年 |
フジテックを調べて企業分析を進めよう
本記事では、フジテックの年収や売上高を紹介しました。フジテックの平均年収は735万円と高水準です。また、福利厚生や教育体制が充実しており、働きやすい環境が整っています。
フジテックに関する企業研究をする際は、公式サイトだけでなく有価証券報告書などもチェックしておきましょう。ぜひ、本記事で紹介した内容を企業研究に活かしてみてくださいね。
このメディアの監修者
若林
青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。