就活豆知識

HOME > カリクル就活 > 就活豆知識 > 栄研化学の気になる平均年収・初任給は?競合企業との比較も紹介

栄研化学の気になる平均年収・初任給は?競合企業との比較も紹介

栄研化学は、臨床検査事業や食品検査、環境検査事業を展開している会社です。

しかし、「実際に仕事に対してどれほどの給料がもらえるのかが気になる」といった人もいるでしょう。

本記事では、栄研化学の社員に与えられる年収の平均額や初任給・募集要項・会社の基本データを解説します。

競合企業も3つ紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

栄研化学の平均年収と初任給

栄研化学の給料データを確認すれば、仕事に対してどれほどの報酬がもらえるのかイメージしやすくなるでしょう。

ここでは、栄研化学の年収の平均額や初任給を説明します。

  1. 栄研化学の平均年収は768万
  2. 栄研化学の初任給

栄研化学の平均年収は768万

平均年収(万円)従業員数(人)平均年齢(歳)勤続平均年数(年)
768万円708人42.4歳16年
引用元:第85期有価証券報告書

栄研化学の2022年度の有価証券報告書によると、賞与や基準外賃金を含んだ平均年収は768万円です。

社員の平均年齢は42.4歳で、平均勤続年数は16年とやや長くなっています。

令和4年分民間給与実態統計調査」によると、平均給与は458万円であり栄研化学の平均年収はかなり高いことが分かりますね。

栄研化学の初任給

栄研化学の初任給は、以下のように学歴によって変動します。

初任給
大卒251,000円
修士260,000円
引用元:栄研化学(株)の採用データ | マイナビ2025

また、新入社員のうち条件を満たしている社員は、準寮制度が利用できます

キャリア採用では国内営業を若干名・販売推進スタッフ合計4名・人事を1名・サステナビリティ担当1名・経営企画2名・法務1名・内部監査1名募集しているのも特徴です。

栄研化学の募集要項

企業公式サイトにおいて、新卒採用情報のリンクとして紹介されているマイナビによると、栄研化学の募集要項は以下の表の通りです。

募集職種国内営業・学術・プロモーション・製品企画・マーケティング・海外企画営業・研究開発職・医療機器フィールドサービス・生産系総合職・生産スタッフ
募集学部・学科・学術・プロモーション・製品企画・医療機器フィールドサービス:理系大卒以上
・研究開発:理系修士以上
・生産系総合職:高専か理系大卒以上
・その他は文理不問
募集人数21~25名(内5名は研究開発、7名は生産系総合職)
諸手当交通費全額支給・リーダー手当・子女手当・単身赴任手当・資格手当・時間外手当・深夜手当・休日手当など
昇給・賞与・昇給:年1回(4月)
・賞与:年2回(6月と12月)
休日休暇年間休日127日・年次有給休暇(初年度は10日で最大20日)・看護休暇・リフレッシュ休暇・介護休暇など
福利厚生各種保険・社宅制度・持株会・住宅資金貸付制度・財形貯蓄制度・短時間勤務制度・テレワーク制度・契約保養施設など
(引用元:栄研化学(株)の採用データ | マイナビ2025

勤務地としては、本社・全国営業部・野木事業所・那須事業所が挙げられています。

栄研化学の企業情報

栄研化学の企業の基本情報を把握すれば、会社の傾向や考え方を知るきっかけになるのがポイントです。

ここでは、事業の内容や実績、重要視している理念について紹介します。

  1. 栄研化学の事業内容
  2. 栄研化学の売り上げ・実績
  3. 栄研化学の基本理念

①栄研化学の事業内容

栄研化学では、臨床検査事業や食品検査、環境検査事業が展開されています(引用元:事業紹介 | 企業情報栄研化学)。

微生物検査用・免疫血清検査用・糖尿病関連などさまざまな試薬を取り扱っていて、尿・便潜血・遺伝子検査分野の製品は海外でも使用されているのが強みです。

食中毒の原因となる微生物の検査や、作業環境が汚染されていないか確認できる検査用品も販売しています。

②栄研化学の売り上げ・実績

売上高(百万円)営業利益(百万円)
2023年度43,271百万円7,457百万円
2022年度42,996百万円8,387百万円

栄研化学の2023年度の売上高は432億円、営業利益は74億円です(引用元:IR情報 | 栄研化学)。

2023年度に比べると営業利益は9億円減少していますが、売上高は増加しています。

売上の内訳を解説すると、25.9%は大腸がん検査などに使われる便潜血検査用の試薬によるもので、22%は免疫血清検査用の試薬によるものです。

ノロウイルスや肺炎球菌などの検出に用いられる高感度イムノクロマトシステムを新製品として生み出した実績もあります。

③栄研化学の基本理念

栄研化学は、ヘルスケアを通じて人々の健康を守ることを経営理念として掲げています(引用元:経営理念 | 企業情報栄研化学)。

また、誰でもどこでもいつでも検査を受けられる製品やサービスの提供・個性や能力を発揮できる職場・信頼される製品の創造と安定供給を目指す目標として挙げているのも特色です。

社章には、生命に必要な炭素をシンボルとして用いています。

栄研化学の競合企業

栄研化学の競合に挙げられる会社もあわせてチェックしておけば、会社ごとの違いを浮き彫りにできるでしょう。ここでは、以下の3社の情報を紹介します。

  1. 日本ケミファ
  2. 生化学工業
  3. 日本化薬

①日本ケミファ

売上高(百万円)31,559百万円
従業員数(人)349人
平均年間給与(万円)699万円
平均年齢(歳) 42.2歳
平均勤続年数(年)13.3年

日本ケミファの2022年度の売上高は31,559百万円で、平均年収は699万円です(引用元:IRライブラリー | 日本ケミファ株式会社)。

社員の平均年齢は42.2歳で平均勤続年数は13.3年と、どちらも栄研化学より小さな数値になっています。

新薬を取り扱う医薬品メーカーの中でも、ジェネリック医薬品の開発から製造までの工程をすべて一社で担当しているのが強みです。

二分割しても詳細が分かりやすい錠剤デザインなどの工夫も取り入れています。

②生化学工業

売上高(百万円)33,456百万円
従業員数(人)540人
平均年間給与(万円)821万円
平均年齢(歳)40.8歳
平均勤続年数(年)14.2年

生化学工業の2022年度の売上高は334億円で、平均年収は821万円です(引用元:株主・投資家の皆さまへ | 生化学工業株式会社)。

社員の平均年齢は40.8年で平均勤続年数は14.2年と、日本ケミファよりやや若く、長く働く社員が多い傾向があります。

複合糖質や糖鎖を専門に研究する糖質科学の見識をもとに創薬を行っているのが強みです。

医薬品を販売する部門を設けず、製薬企業と提携しているといった特色もあります。

③日本化薬

売上高(百万円)198,380百万円
従業員数(人)2,391人
平均年間給与(万円)765万円
平均年齢(歳)40.8歳
平均勤続年数(年)15.1年

日本化薬の2022年度の売上高は198,380百万円で、平均年収は765万円です(引用元:IR資料室 | 株主・投資家情報 | 世界的すきま発想。日本化薬株式会社)。

社員の平均年齢は40.8歳、平均勤続年数は15.1年と本記事で紹介した会社の中では栄研化学に次いで大きな数値となっています。

環境対応型の半導体封止向けエポキシ樹脂の販売で世界シェア1位を獲得しているほか、がん製品ラインアップ数は国内1位です。

栄研化学について理解を深めよう

栄研化学についてのデータを参照して、理解を深めましょう

栄研化学は便潜血検査用試薬や尿検査試薬で国内シェア1位を獲得し、独自で遺伝子増幅技術の「LAMP法」を開発した実績もある会社です。

競合会社と注力している技術開発分野の違いも確認して、自身の希望に合った会社を探しましょう。

  • フェイスブック
  • ツイッター

若林

この記事を書いた人

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

PICKUPピックアップ記事

まずはカリクル公式LINEを友だち追加!

無料スーツレンタルはこちら