就活豆知識

HOME > カリクル就活 > 就活豆知識 > 太平洋セメントの平均年収・募集要項を徹底解説|競合他社も紹介

太平洋セメントの平均年収・募集要項を徹底解説|競合他社も紹介

太平洋セメントは、日本・ベトナム・アメリカ・中国などでセメント事業や資源事業などを展開している会社です。

ただ仕事内容を大まかに知っていても、社員は仕事に対してどれほどの報酬を受け取っているのか気になる人もいるでしょう。

本記事では、年収の平均額・初任給・募集要項・企業情報を解説します。競合企業のデータも紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

太平洋セメントの平均年収と初任給

太平洋セメントの社員の給料データを知れば、入社後の生計の立て方を想像しやすくなるでしょう。ここでは、年収の平均額や初任給の情報を紹介します。

  1. 太平洋セメントの平均年収は729万
  2. 太平洋セメントの初任給

太平洋セメントの平均年収は729万

太平洋セメントの2022年度のデータによると、賞与や基準外賃金を含んで算出された年収の平均額は729万円です(引用元:第25期有価証券報告書)。

社員の平均年齢は40.1歳で、平均勤続年数は17.8年となっています。

男女の賃金差は68.2%ですが、男女で賃金設定を変えているのではなく、管理職における女性比率が2%に留まっていることが原因です。

また、男性の育児休暇取得率は60%と報告されています。

太平洋セメントの初任給

太平洋セメントの初任給は、以下のように職種や学歴によって変動します。

初任給
総合職(修士了)270,000円
総合職(学部卒)250,000円
エリア職(修士了)220,250円
エリア職(学部卒)213,650円
エリア職(短大・高専卒)205,400円
エリア職(高卒)200,000円
引用元:新卒採用 | 採用情報 | 太平洋セメント 採用サイト

また、総合職と比べて期間や地域が限定されているものの、エリア職も異動が実施される可能性があるのが特色です。

太平洋セメントの募集要項

太平洋セメントの総合職の募集要項は、以下の表の通りです。

応募資格・2025年3月までに四年制大学や大学院、高等専門学校を卒業もしくは修了見込みの者
・既に卒業していて新卒予定者と同じ枠組みで採用を希望する者
採用予定・事務系:27名
・技術系:47名
昇給・賞与・昇給:年1回(6月)
・賞与:年2回(6月と11月)
勤務時間・本社や支店:9:00~17:40
・工場:8:00~16:40(どちらもフレックスタイム制度有り)
勤務地本社・支店・鉱業所・中央研究所・工場など
諸手当家族手当・通勤手当・住宅手当など
休日休暇・年間休日は123日
・年次有給休暇(入社年は15日・2年目は17日・最大で20日)
福利厚生社員寮・社宅・リフレッシュ制度・持株会・財形貯蓄制度・カフェテリアプラン・住宅融資制度など
引用元:新卒採用 | 採用情報 | 太平洋セメント 採用サイト

エリア職の採用予定数は資源開発・生産設備・総務・設備技術などの職種で各1名から2名となっています。

太平洋セメントの企業情報

会社の基本的なデータを押さえていくことは、就職活動では重要な要素です。ここでは、事業の内容や実績、会社の理念について説明します。

  1. 太平洋セメントの事業内容
  2. 太平洋セメントの売り上げ・実績
  3. 太平洋セメントの基本理念

①太平洋セメントの事業内容

太平洋セメントでは、セメント・資源・建材や建築土木・環境・海外事業などが展開されています(引用元:事業案内|会社情報:太平洋セメント)。

地盤改良材・生コンクリート・特殊セメントのほか、新世代の複合材料技術を活用したダクタルなどを生産していて、国内には9か所の工場があるのも特色です。

自家発電設備や集中制御システムなどを取り入れることで、工場のエネルギー効率や生産性を追求しているのが強みとなっています。

②太平洋セメントの売り上げ・実績

太平洋セメントの2022年度の売上高は8,095億円で、営業利益は44億円です(引用元:IR・決算情報:太平洋セメント)。

2021年度の業績と比べると営業利益は423億円ほど減少していますが、売上高は1,000億円上昇しています。

これまでの事業では、自治体と連携した災害廃棄物の処理・熱エネルギー代替廃棄物の導入・ベトナムやアメリカ、中国などでの工場稼働実績があるのが特徴です。

③太平洋セメントの基本理念

太平洋セメントは、持続可能な環境の先導役を目指し、経済発展と環境配慮、社会貢献につながる事業活動を行うことを経営理念としています(引用元:グループ経営理念|会社情報:太平洋セメント)。

より具体的には、「採掘跡地の緑化活動・CO2やNOxなどの抑制・循環型社会のシステム作りなどにも尽力する」としています。

太平洋セメントの競合企業3つ

セメント業界に興味がある人は、競合企業もチェックすることが大切です。ここでは、3つの会社の情報を紹介します。

  1. 住友大阪セメント
  2. トクヤマ
  3. 琉球セメント

①住友大阪セメント

住友大阪セメントの2022年度の売上高は2,047億円で、平均年収は692万円です(引用元:IR情報 | 住友大阪セメント)。

社員の平均年齢は42.7歳、平均勤続年数は18.7年と太平洋セメントよりもやや高めの数字になっています。セメント・建材・光電子・新材料事業を展開しているのが特徴です。

鉱量が豊富かつ高純度な石灰石鉱山を保有していて、LN材料デバイス技術やナノ粒子合成技術を活かしたものづくり力が強みとなっています。

②トクヤマ

トクヤマの2022年度の売上高は3,517億円で、平均年収は704万円です。(引用元:トクヤマ|株主・投資家情報)。

社員の平均年齢は41.27歳と太平洋セメントより高めですが、平均勤続年数は17年と太平洋セメントより短くなっています。

ガラスなどの材料として用いられるソーダ灰の国内唯一のメーカーとして事業を展開しているのが強みです。

化成品事業のほか、電子材料・先端材料・セメント・ライフサイエンス事業なども展開しています。

③琉球セメント

琉球セメントの2022年度の売上高は164億円で、平均年収は516万円です(引用元:決算情報64期 決算公告 | 琉球セメント株式会社)。

2021年のデータでは社員の平均年齢は39歳、平均勤続年数は15年と報告されています(琉球セメントを知る|琉球セメント株式会社)。

セメント事業のほかリサイクル事業も行っていて、採掘可能年数が約170年と予想されている、資源が豊富な安和鉱山を有しているのが強みです。

太平洋セメントについて理解を深めよう

太平洋セメントについて情報を集めて、理解を深めましょう。太平洋セメントは世界でも評価される高品質な製品展開と、国内外に17の生産拠点を持つ体制が強みです。

競合企業の実績や従業員データも確認して、会社の雰囲気や事業展開の違いを分析してみましょう。

  • フェイスブック
  • ツイッター

若林

この記事を書いた人

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

PICKUPピックアップ記事

まずはカリクル公式LINEを友だち追加!

無料スーツレンタルはこちら