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大和証券の平均年収・募集要項について徹底解説|競合企業も紹介

大和(ダイワ)証券は、国内トップクラスの規模を持つ証券会社です。

証券会社でのキャリアを考えている方の中には、大和証券について気になった方もいるのではないでしょうか。

本記事では、大和証券の平均年収や新卒採用の募集要項、そして事業内容などを幅広く紹介します。

競合他社の情報も紹介しているので、ぜひともチェックしてくださいね。

大和証券の平均年収と初任給

大和証券の企業研究を進めるにあたって、やはり従業員の収入について気になる方はいるのではないでしょうか

そのためここでは、大和証券の従業員の給与について以下の2つの項目に整理して紹介します。

  1. 大和証券の平均年収は1092万
  2. 大和証券の初任給

大和証券の平均年収は1092万

大和証券の従業員の平均年収は、1092万円です(引用元:金融庁EDINET「2023年3月期有価証券報告書」)。

以下で、同報告書に記載されている大和証券の従業員に関するデータを紹介します。

従業員数(連結)5,194名
平均年齢39.1歳
勤続平均年数14.9年
平均年間給与1,092万円
引用元:金融庁EDINET「2023年3月期有価証券報告書」

国税庁の「令和4年分民間給与実態統計調査」によると、2022年分の給与所得者の平均給与は458万円です。

つまり、大和証券の従業員の年収は一般平均の倍以上と非常に高い水準であると考えられるでしょう。

大和証券の初任給

大和証券の2024年新卒社員の初任給は、以下の通りです。

コース初任給
【総合コース・部門別コース】
総合職・広域エリア総合職・エリア総合職
大学卒 280,000円/月
【部門別コース】
総合職エキスパート・コース
450,000円~/月
【コンタクトセンター】カスタマーサービス職:大学卒 235,000円/月
引用元:大和証券新卒採用サイト「採用情報・募集要項」

厚生労働省のデータによると、2019年度の大卒初任給は21万200円でした。
(引用元:厚生労働省「令和元年賃金構造基本統計調査(初任給)の概況」

つまり、大和証券の初任給は一般平均と比較して非常に高い水準だと言えます。

大和証券の募集要項

大和証券の2024年新卒採用の募集要項は、以下の通りです(一部を抜粋して紹介します。最新の情報は、公式サイトにてご確認ください)。

応募資格2024年3月までに四年制大学、大学院を卒業・修了(見込)の方
卒業・修了後3年以内の方
諸手当・補助通勤手当、超過勤務手当、家族手当、寮・住宅補助(※)、保育施設費用補助、
出産一時金(70万円、3人目以降別途お祝い金200万円)、介護帰省手当など
※広域エリア総合職の社宅利用・住宅手当支給については、自宅通勤範囲外への転勤があった場合、
あるいは主たる生計者で、扶養親族を有する場合に適用されます。
※エリア総合職の社宅利用・住宅手当支給については、主たる生計者で、扶養親族を有する場合に適用されます
賞与年2回(6月・12月)
勤務時間8:40~17:10(部署によりフレックス勤務制度・シフト制勤務制度あり)
休日・休暇完全週休2日(土・日曜日)、祝日、年末年始、夏季休暇(連続7日間?連続10日間)
およびリフレッシュ休暇(連続5日間)
またはフレックス休暇(連続12日間)、有給休暇17~23日(初年度15日)、結婚準備休暇、
ファミリーデイ休暇、キッズセレモニー休暇、妊婦エスコート休暇、親の長寿祝い休暇、勤続感謝休暇、
エル休暇、通院休暇(最大年24日)、ライフサポート有給休暇、介護休暇など
福利厚生
・諸制度
保養所(浦安、軽井沢など)、各種法人契約(レジャー、スポーツクラブ、映画などの割引利用)、
社内イベント支援制度、クラブ活動支援制度、企業年金、
健康増進(定期健診、人間ドック、ダイワオンラインケアなど)、
奨学金返済サポート制度、資格取得支援制度、育児休職制度、保活サポートデスク、短時間勤務制度、
ベビーシッター制度、ベビーサロン、勤務地変更制度、職制転向制度、介護休職制度、
配偶者転勤同行休職制度、海外留学制度、Daiwa ELLE Plan、Daiwa LEAP Plan、テレワーク制度など
引用元:大和証券新卒採用サイト「採用情報・募集要項」

福利厚生における「Daiwa ELLE Plan」とは女性特有の健康課題や不妊治療への支援制度であり、「Daiwa LEAP Plan」は障がい者支援制度です。

大和証券の企業情報

ここでは、大和証券の企業情報を以下の3項目に整理して紹介します。

  1. 大和証券の事業内容
  2. 大和証券の売り上げ・実績
  3. 大和証券の基本理念

①大和証券の事業内容

大和証券は、有価証券(株式や債券、手形、小切手など)の売買やその媒介、取次、代理、引き受けなどを行っている金融機関です。

独自の付加価値が高いサービスを提供している点が特徴的であり、野村ホールディングスと共に「2大証券会社」と呼ばれています。

選択できる取引サービスは、以下の2種類です。

  • 「ダイワ・コンサルティング」コース:専門家に資産運用を相談できる
  • 「ダイワ・ダイレクト」コース:インターネットにて手軽・割安な取引が可能

②大和証券の売り上げ・実績

大和証券の近年における売り上げ・実績の推移は、以下の通りです。

2021年3月期2022年3月期2023年3月期
営業収益3,151億7,900万円3,260億3,900万円2,775億4,200万円
経常利益662億8,300万円782億3,400万円59億5,900万円
当期純利益413億9,300万円574億100万円71億5,100万円
引用元:金融庁EDINET「2023年3月期有価証券報告書」

現在は「ハイブリッド戦略」と銘打ち、グループ全体各部門の着実な業績向上によってマーケットに左右されにくい収益基盤の構築を目指しています

③大和証券の基本理念

大和証券グループの企業理念は、以下の4つから成り立っています

「信頼の構築」お客様からの信頼こそが、大和証券グループの基盤である。
お客様を第一に考える誠実さと高い専門能力により、最も魅力ある証券グループとなる。
「人材の重視」大和証券グループの競争力の源泉は人材である。
社員一人ひとりの創造性を重視し、チャレンジ精神溢れる
自由闊達な社風を育み、社員の能力、貢献を正しく評価する。
「社会への貢献」金融・資本市場を通じて社会及び経済の発展に資することは、大和証券グループの使命である。
法令遵守と自己規律を徹底し、高い倫理観を持って社会の持続的発展に貢献する。
健全な利益の確保」健全なビジネス展開を通じて企業価値を高めることは、株主に対する責務である。
大和証券グループはお客様に価値あるサービスを提供して適正な利益を獲得し、株主に報いる。
引用元:大和証券「企業理念」

「お客様を第一に」「競争力の源泉は人材」「法令遵守と自己規律を徹底」「健全」などのキーワードを押さえつつ、ES・面接対策につなげましょう。

大和証券の競合企業

ここでは、大和証券の競合企業として以下の3企業を紹介します。

  1. 野村證券
  2. 三菱UFJ証券
  3. SBI証券

①野村證券

野村證券(野村ホールディングス)は、大和証券とともに「2大証券会社」に数えられる日本の代表的な証券会社です。

国内トップクラスの顧客基盤を持つ点は大きな強みであり、有価証券の取り扱いだけでなく幅広い金融ビジネスによって社会に貢献していると言えます。

売上収益2兆4,867億2,600万円
従業員数(連結)26,775名
平均年齢44歳1月
勤続平均年数4年5月
平均年間給与1,437万円
引用元:野村ホールディングス「2023年3月期有価証券報告書」

②三菱UFJ証券

三菱UFJ証券(正確には「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」)は、三菱UFJフィナンシャル・グループに属する証券会社です。

グローバルに広がるネットワークやノウハウを持っていることが強みであり、金融ニーズに対する幅広い視点からのソリューションを提供できます。

売上収益4,928億700万円
従業員数(連結)7,624名
平均年齢46歳7ヵ月
勤続平均年数12年6ヵ月
平均年間給与1,085万円
引用元:三菱UFJ証券ホールディングス「2023年3月期有価証券報告書」

③SBI証券

SBI証券は、割安な手数料や高い還元率を持つポイント制度など、お得さが人気を集めている証券会社です。

一定の規模を持つ有名証券会社でありながら、一方でベンチャー気質もある点は特徴的であると言えるでしょう。

売上収益1,750億5,300万円
従業員数(連結)1,823名
平均年齢44.5歳
勤続平均年数5.8年
平均年間給与967万円
引用元:金融庁EDINET「2023年3月期有価証券報告書」

大和証券について理解して企業研究に活かそう

大和証券は、国内の2大証券会社に数えられる金融機関です。

証券会社について興味がある就活生であれば、大和証券についての企業研究は大切だと考えられます。

企業研究にあたっては競合他社との違いを整理し、近年の業績推移についても一定の理解を深めておくと良いでしょう。

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若林

この記事を書いた人

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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