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NIPPOの平均年収・初任給を徹底解説|競合企業との比較も紹介

NIPPOは道路舗装事業を展開する有名な企業です。NIPPOへの就職や転職を考えている人は多くいるかと思います。

とはいえ、年収や募集要項はどうなのか、競合他社と比べた際の違いはどのようなものがあるのかなど知りたいことはたくさんありますが、調べるとなると面倒ですよね。

そこで、本記事でNIPPOの年収や他社と比較した特徴などを紹介します。ぜひ参考にしてくださいね。

NIPPOの平均年収と初任給

まずは、気になるお給料をチェックしていきますね。NIPPOの平均年収と初任給を紹介します。NIPPOの初任給は、最終学歴と勤務地によって若干変化するので確認しておきましょう。

  1. NIPPOの平均年収は824万
  2. NIPPOの初任給

NIPPOの平均年収は824万

まず、2021年度の有価証券報告書によると、NIPPOの平均年収は824万円となっており、全国平均年収と比べると大幅に高い年収です。

全国の平均年収は、2021年の時点で443万円なので全国平均の2倍に近いの年収です。従業員数は2041人、平均年齢は43.8歳で従業員人数は比較的少ないですが、平均年齢は一般的な企業と変わらない印象です。

また、平均勤続年数は14年で長く勤続できる企業だと考えられます。また、NIPPOは、2022年3月に上場を廃止しています

従業員数平均年齢平均勤続年数平均年収
6505人(連結)43歳8か月14年11か月8,242,072円
引用元:株式会社NIPPO 有価証券報告書(2020.04.01~2021.03.31)

NIPPOの初任給

続いて、NIPPOの初任給を紹介します。NIPPOの初任給は、最終学歴と勤務地によって異なります

働くエリアを限定しない総合職であれば、高専・専門学校卒が23万円、大学卒が25万円、院卒が27万円です。

エリアを限定する総合職は、エリアを限定しない場合よりも初任給が少し下がっています。自分がどのような働き方をしたいのか、お給料はどれくらいもらいたいのかを一度考えてみてくださいね。

総合職初任給
高専・専門学校卒230,000円
大学卒250,000円
院卒270,000円
エリア総合職初任給
高専・専門学校卒192,000〜215,000円
大学卒207,000〜230,000円
引用元:株式会社NIPPO 採用情報

NIPPOの募集要項

NIPPOは、2つの職種に分かれています。

1つ目は、総合職で国内外を問わず、様々な業務や分野で知識・経験を積み、将来は管理・専門業務などを指向するコースです。技術系と事務系に分かれ、技術系では土木系・建築系・機械系・電気系を担当しますよ。

事務系では企画、総務、人事、経理などを行います。事務系では学科の指定はありませんが、技術系は土木、建築、機械、電気などを募集しているので注意が必要です。

2つ目のエリア総合職では、全国のエリアの内、一定地域で知識・経験を積み、一定の分野での管理・専門業務等のエキスパートを指向するコースで土木系職種のみ募集がされています。

NIPPOの企業情報

ここまで、NIPPOの年収や初任給、募集要項を紹介しました。これらの条件からNIPPOに対して興味を持った人も多いのではないでしょうか。そこで、ここからはNIPPOについてより詳しく紹介します。事業内容や基本理念などを理解できていると、面接にも使えますよ。

  1. NIPPOの事業内容
  2. NIPPOの売り上げ・実績
  3. NIPPOの基本理念

①NIPPOの事業内容

NIPPOは、アスファルト舗装工事を中心とする舗装・土木工事、および、アスファルト舗装の材料であるアスファルト合材の製造・販売を中核事業としています。さらに、オフィスビルや工場などの建築工事、都市型マンションの分譲や、市街地再開発等の開発(不動産)事業、土壌浄化事業、海外事業といった戦略事業に取り組み、事業基盤を強化しています。一番大きな塗装土木事業はでは、新しい技術開発に注力しており、近年では「遮熱性舗装」をはじめとする環境に寄与する舗装技術や、交通安全対策舗装など、多方面において高い評価を得ています。

引用元:株式会社NIPPO 事業分野

②NIPPOの売り上げ・実績

NIPPOの売上高は、2023年度で約4,375億円です。2022年度の売上高は436,655百万円で、866百万円増加しています。

営業利益は、33,202百万円で、2022年度の38,865百万円と比べると5633百万円減益しているのが分かりますよね。

また、2023年度の発注高は476,299百万円で、2022年度の413,778百万円と比べると、62,521百万円増加しているようです。

引用元:株式会社NIPPO 2023年3月期決算概要

③NIPPOの基本理念

NIPPOの企業理念は、確かなものづくりを通して豊かな社会の実現に貢献することです。これを達成するための行動指針は3つあり、❶信頼を築く技を磨き、伝える❸夢をいだき、挑戦することを挙げています。

これらを大切にしながら、「道」づくりで培った歴史と情熱の下、常に新しい可能性を夢見て努力を続け、新技術・自主技術の開発、実用化に挑戦し続けている企業です。

また、「道」をつくることは、大地を結びつけ、様々な文化、文明の伝承に寄与し、人々の生活の可能性を大きく拡げる仕事だと考えている企業ですね。

引用元:株式会社NIPPO 会社情報

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NIPPOの競合企業3つ

NIPPOのことをここまで詳しく紹介しましたが、他の競合他社の情報と比較した上で就職や転職を考えたいですよね。そこで、道路業界の大手3社の情報をまとめました。参考にしてくださいね。

  1. 日本道路
  2. 東亜道路工業
  3. 前田道路

①日本道路

日本道路の売上高は、約1,553億円とNIPPOよりも低くなっています。また、平均年収は、723万円となっておNIPPOよりも100万円ほど低いのが分かります。

給料が最重要項目に入る方は、NIPPOの方がおすすめかもしれません。ですが、事業内容や企業理念を確認することを忘れないでください。

社風を知るために、社員の方々とお話を聞く機会を設けることは非常に大切ですよ。

従業員数平均年齢平均勤続年数平均年収
2,349人(連結)41.6歳14.8年723.7万円
引用元:日本道路株式会社 有価証券報告書(2022.04.01~2023.03.31)

②東亜道路工業

東亜道路工業の売上高は、118,721百万円とNIPPOよりも低くなっています。また、平均年収は、783万円となっておりNIPPOよりも低いです。

給料だけで決めるのではなく、企業の経営理念や社員の方々の考え方や雰囲気が合う方を優先する方がおすすめです。

いくら給料が良いとしても、社風が合わないとモチベーションを保てずすぐやめるようになってしまいます。

従業員数平均年齢平均勤続年数平均年収
1,667人(連結)45.3歳20.1歳783.3万円
引用元:東亜道路工業株式会社 有価証券報告書(2022.04.01~2023.03.31)

③前田道路

前田道路の売上高は、234,612百万円とNIPPOよりも低くなっています。また、平均年収は、806万円となっておりNIPPOよりも低いです

ここで注意してほしいのが、前田道路の売上高情報は2021年度のものです。現在、前田道路はインフロニアホールディングスの子会社になっています。

従業員数平均年齢平均勤続年数平均年収
2,554人(連結)40.8歳15.3年806.9万円
引用元:前田道路株式会社 有価証券報告書(2020.04.01~2021.03.21)

NIPPOについて研究して理解を深めよう

本記事では、道路業界大手のNIPPOについて紹介しました。初任給や平均年収など気になるお金の面はもちろん、事業内容や企業理念についても書いています。

給料を見ると大幅に違う同業他社も存在しますが、給料だけを考えすぎず自分がやりたいことができるか・社員の方々の雰囲気は自分に合っているのかをチェックしてから意思決定するようにしてくださいね。

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若林

この記事を書いた人

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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