イトーキは、オフィス用品や空間設備を提供する事業を行っている会社です。
しかし、社員はどれほどの給料を受け取っているか、具体的に想像できないと感じる人もいるでしょう。
本記事では、イトーキの年収の平均額や初任給、募集要項、企業の基本情報について解説します。
競合家具メーカー会社も紹介するので、企業ごとの特色を比較したい方もぜひご覧ください。
イトーキの平均年収と初任給
イトーキの社員の給料について調べれば、自身が社員になった後に受けられる待遇をイメージしやすくなるのが利点です。ここでは、年収と初任給について紹介します。
- イトーキの平均年収は692万
- イトーキの初任給
イトーキの平均年収は692万
2022年度のデータとして発表されたイトーキの年収の平均額は、692万円です（引用元：第73期有価証券報告書）。
上記の金額は賞与と基準外賃金を含めた金額で、従業員の平均年齢は43.1歳、平均勤続年数は16.3年と表記されています。
国税庁の「令和4年分 民間給与実態統計調査」によると、2022年度の給与所得者の平均給与は458万円です。イトーキの年収は692万円なので比較的高水準と言えるでしょう。
イトーキの初任給
イトーキの初任給は、以下のように学歴によって増減します。
| 初任給 | |
| 修士卒 | 241,000円 |
| 学部卒 | 228,000円 |
| 高専・専門卒 | 218,000円 |
諸手当としては、通勤手当・世帯主や扶養家族向けの生活手当・東京地区の若年層社員向けの住宅手当補正手当などが支給されるのも特色です。
イトーキの募集要項
イトーキの募集要項は、以下の表の通りです。
| 募集職種 | ・総合職事務系（営業・人事・経理・情報システム） ・総合職技術系（機械設計・生産技術・システム設計・電気回路設計・空間デザイン・品質保証など） |
| 募集対象 | 2025年3月に高専・大学・大学院を卒業見込みの方 |
| 勤務時間 | ・本社や営業拠点：9:00～17:45（休憩は60分） ・滋賀の生産拠点：8:30～17:30（休憩65分） ・千葉の生産拠点：8:35～17:35（休憩65分） |
| 勤務地 | ・空間デザイン：全国営業拠点（首都圏・仙台・名古屋・大阪・広島・福岡など）、本社 ・営業：全国営業拠点 ・その他スタッフ：本社、生産拠点（大阪・京都・滋賀・千葉） |
| 休日休暇 | 完全週休2日制度・年間休日日数123日（生産拠点のみ128日）・有給休暇（初年度10日）・育児介護休業制度・特別休暇 |
| 福利厚生 | 各種保険・借上げ社宅・持株会・財形貯蓄制度・企業年金基金・共済会・確定拠出年金制度・保養所・滋賀県単身寮など |
有給休暇は数時間から取得が可能になっています。部署によって勤務地が異なっているのも特徴と言えるでしょう。また勤務地によって勤務時間や休憩時間が変わってくるので注意が必要です。
イトーキの企業情報
イトーキの企業情報をチェックすれば、会社について理解を深めるきっかけになるのがメリットです。
ここでは、事業の内容や売り上げなどの実績、会社が重視している理念について説明します。
- イトーキの事業内容
- イトーキの売り上げ・実績
- イトーキの基本理念
イトーキの事業内容
イトーキはワークスタイルのプランニングや、立案から施工管理までを担当する事業を展開しています（引用元：事業領域 | ITOKI）。
また、高い機能性と先進的なデザインを取り入れたオフィス用品を取り扱っていて、多様な働き方やニーズへの対応力が高いのが強みです。
減災用の建材やパーティション、高速ピッキング仕分機など、事業をサポートする設備機器を提供する事業も行っています。
イトーキの売り上げ・実績
イトーキの2022年度の売上高は1,233億円で、営業利益は45億円です。（引用元：業績ハイライト（連結） | ITOKI）。
2018年度からの業績と見比べてみると、2022年度の売上高や営業利益は最大となっていて、順調に事業が展開されていることがわかります。
商船三井の本社のオフィス・愛知県のスマート行政推進課の執務室・日立製作所のフラグシップ拠点など、さまざまな企業の環境作りに携わった実績もあるのが特徴です。
イトーキの基本理念
イトーキは、以下を企業コンセプトとして掲げています。
| 人も地球も生き生きと相互作用しあう、創造的な社会の実現 |
（引用元：企業コンセプト | ITOKI）。
また事業に対する姿勢として、人が生き生きと働ける場所を作ることを重視しているのも特徴です。
お客様が働く環境や空間が、明日につながる可能性や充実性、新鮮さを感じさせる場所になるようデザインすることを目標としています。
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早期内定を獲得する学生は徹底した業界・企業・自己分析を行っています。またなんとなくでＥＳを提出するのではなく、選考管理が行き届いているのも特徴です。チェックリストで3つ以上チェックがない場合は要注意です。
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イトーキの競合企業
競合になり得る企業も合わせて知っておくことで、会社ごとの違いに気づきやすくなるのが利点です。ここでは、以下の3つの会社の情報を紹介します。
- 株式会社内田洋行
- コクヨ株式会社
- 株式会社オカムラ
①株式会社内田洋行
株式会社内田洋行の2022年7月から2023年7月までを対象期間とした売上高は2,465億円で、平均年収は738万円です（引用元：第85期有価証券報告書）。
従業員の平均年齢はイトーキより若い41.2歳で、平均勤続年数は17年とイトーキより長くなっています。
売上高の約半分を情報関連事業が占めていて、次点で公共事業、オフィス関連事業、と続いているのも特徴です。
②コクヨ株式会社
コクヨの2022年1月から12月の売上高は3,009億円で、平均年収は777万円と本記事の中で最大の金額になっています（引用元：第76期有価証券報告書）。
従業員の平均年齢は43.2歳、平均勤続年数は18年でイトーキより大きい数値を達成しているのが特徴です。
使う相手の視点に立った文具作りをしているだけでなく、家具の販売やカウネットによる通販事業、ショップとカフェが融合した空間の運営事業も推進しています。
③株式会社オカムラ
オカムラの2022年度の売上高は2,770億円で、平均年収は718万円です（引用元：第88期有価証券報告書）。
従業員の平均年齢は43歳で、平均勤続年数は17.4年とイトーキよりも長くなっています。
顧客から信頼を得る力や、顧客に寄り添った課題解決力を重視していて、高品質なものづくりを追求していく企業姿勢が特徴です。
ワークブースや自立移動ロボットなど、グローバル化を意識した事業展開もしています。
イトーキについて研究して理解を深めよう
イトーキについて研究を進めて、企業への理解を深めましょう。イトーキは先進的なデザインや充実性を重視した職場環境作りの実績が数多くある会社です。
競合の会社との事業内容の違いや、社風の傾向もチェックして、自身が共感できる点を見つけてくださいね。
この記事を書いた人
若林
青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。
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