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KDDIの年収・初任給を徹底解説|競合の通信サービス企業とも比較

KDDIは、日本に住む方ならだれもが知る携帯キャリアブランド「au(エーユー)」を運営している通信事業社です。

通信業界に興味がある方の中には、KDDIへの就活を検討している方も多くいるのではないでしょうか。

本記事では、KDDIの従業員の給与や事業内容などについて幅広く紹介します。

競合企業についても紹介しているので、通信業界に興味がある方はぜひともチェックしてくださいね。

KDDIの平均年収と初任給

KDDIの企業研究を進めるうえで、従業員の給与に関して気になる方は多くいるのではないでしょうか

そのためここでは、KDDIの従業員の給与面について以下の2項目に分けて紹介します。

  1. KDDIの平均年収は943万
  2. KDDIの初任給

KDDIの平均年収は943万

KDDIの従業員の平均年収は、943万です(引用元:KDDI「2023年3月期有価証券報告書」)。

以下で、同報告書に記載されているKDDIの従業員に関するデータを紹介します。

従業員数(連結)49,659名
平均年齢42.5歳
平均勤続年数17.4年
平均年間給与943万円
引用元:KDDI「2023年3月期有価証券報告書」

国税庁の「令和4年分民間給与実態統計調査」によると、2022年分の給与所得者の平均給与は458万円でした。

つまり、KDDIの従業員の年収は一般平均と比較して倍以上の高水準であると考えられるでしょう。

KDDIの初任給

KDDIの2025年度新卒者への初任給は、以下の通りです。

初任給
270,000円〜
引用元:KDDI新卒採用サイト「採用情報」

KDDIでは、卒業学位による初任給の差を設けていません

また、高度なスキルや専門性を持っていて入社後に発揮を期待できる人材に対しては、個別に設定するとしています。

こうした方針からは、KDDIは頑張りや実力次第で柔軟に評価するスタンスであるのがうかがえると言えるでしょう。

KDDIの募集要項

KDDIの2025年卒新卒向け募集要項は、以下の通りです(一部を抜粋して紹介します)。

募集要件KDDI新卒採用の特徴
1. 既卒者の方も応募可能です
2. 就業経験は問いません
3. 大学・専攻・国籍・性別等、一切問いません

ご入社までにTOEICスコア600点の取得を目指していただきます。
※選考結果に影響ございません。
募集要項KDDIでは、2つのコース採用を行っています。

OPENコース<初期配属領域を確約しない>
ご自身の専門分野に関わらず、
KDDIの幅広い事業領域・技術領域で経験を積み成長したい方

WILLコース<初期配属領域を確約>
ご自身の専門分野を活かし、
当該専門分野で経験を積み成長したい方

※WILLコース選択された方は、OPENコースとの併願が可能です。
応募資格2025年3月までに大学、大学院、高専を卒業(見込み)もしくは修了(見込み)の方
※高専専攻科卒業(見込み)の方は、入社までに独立行政法人 大学評価・学位授与機構より学士の学位を得ることが必須
※既卒者も応募可。就業経験は問わない
昇給年1回(10月)
賞与年2回(6月、12月)
諸手当時間外勤務手当、休日勤務手当、深夜勤務手当、通勤手当など
勤務地全国各事業所(海外勤務あり)
勤務時間9:00~17:30(うち1時間休憩)
所属部門により、フレックスタイム制勤務(コアタイムなし)、裁量労働制勤務、変形労働制勤務、交替勤務あり
休日完全週休2日制(土日祝・年末年始)
※部署/業務性質によってはこの限りではない
休暇・休職年次有給休暇上限20日
※新卒入社初年度15日
特別休暇(弔事、結婚、出産、子の看護など)
育児・介護休職 など
引用元:KDDI新卒採用サイト「採用情報」

「既卒者の応募も可」としていることからも、KDDIが幅広い層から優秀な人材を求めていることがうかがえます。

また、勤務時間の欄を見ると、所属部署によって働き方は違いますが、柔軟な働き方がありひとりひとり自分にあった勤務ができそうですね。

KDDIの企業情報3項目

ここでは、KDDIの企業情報を以下の3項目に整理して紹介します。

  1. KDDIの事業内容
  2. KDDIの売り上げ・実績
  3. KDDIの基本理念

①KDDIの事業内容

KDDIは、固定電話事業や携帯電話事業、ISP事業などを展開する日本の中心的な電気通信事業社です。

携帯電話事業のブランドとして「au(エーユー)」、そしてFTTFサービスのブランドとして「ひかりone」を展開しています。

固定通信、移動体通信、グローバル通信の3つをすべてを手掛けている国内唯一の通信キャリアであり、各事業のノウハウをお互いに活かせる点が強みです。

2020年3月期からは「パーソナル」「ビジネス」の2つの領域に事業を分け、個人・法人それぞれにサービスを提供しています。

参考:KDDI「KDDIの事業」

➁KDDIの売り上げ・実績

KDDIの近年における売り上げ・実績の推移は、以下の通りです。

2021年3月期2022年3月期2023年3月期
売上高5兆3,125億9,900万円5兆4,467億800万円5兆6,717億6,200万円
営業利益1兆373億9,500万円1兆605億9,200万円1兆773億9,300万円
税引前
当期利益
1兆380億5,600万円1兆644億9,700万円1兆795億2,300万円
引用元:KDDI「業績ハイライト」

2023年3月期の連結売上高は前期比で4.1%増を達成し、連結営業利益は前期比1.6%増で22期連続収益を達成しています。

参考元:KDDI「KDDIの業績」

③KDDIの基本理念

KDDIでは、企業理念として以下を掲げています

企業理念
KDDIグループは、全従業員の物心両面の幸福を追求すると同時に、お客さまの期待を超える感動をお届けすることにより、豊かなコミュニケーション社会の発展に貢献します。
引用元:KDDI「企業理念」

同社は世のため人のために役立つ事業を行っていくことを経営方針としており、経営方針を端的に表現したものである「社是」は、以下の通りです。

社是
「心を高める」
~動機善なりや、私心なかりしか~
引用元:KDDI「企業理念」

早期内定獲得を目指そう!

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ただ、頭では理解していても

  • 企業分析のそもそものやり方が分からない
  • 企業分析がめんどくさい
  • 分析する企業が多い

など様々な理由で後回しになることも。

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KDDIの競合企業3社

ここでは、KDDIの競合企業として以下の3社を紹介します。

  1. ソフトバンク
  2. NTT
  3. 楽天

携帯キャリアに関して興味をお持ちの方は、ここで競合企業をまとめて整理しておきましょう。

①ソフトバンク

ソフトバンクは、通信やオンラインショッピングをはじめとする幅広い分野で事業展開する企業です。

幅広い事業展開をしていること自体が同社の大きな強みであり、国内では最大級の顧客基盤を持っていると考えられるでしょう。

売上収益5兆9,119億9,900万円
従業員数(連結)54,986名
平均年齢40.8歳
平均勤続年数13.5年
平均年間給与804万円
引用元:ソフトバンク「2023年3月期有価証券報告書」

KDDIと比べると、売り上げ高は2500億円ほどソフトバンクの方が上回っていますが、平均年収はKDDIの方が上回っているのがわかりますね。従業員数にも多くの差が見られます。

②NTT

NTTは、国内最大の通信事業グループ「NTT」の持ち株会社であり、電気通信事業を中心として不動産や金融など幅広いグループ会社を持ちます

通信キャリアのブランド「ドコモ」を運営しており、エリアの快適性を追求している点が特徴的です。

売上収益13兆1,361億9,400万円
従業員数(連結)338,651名
平均年齢41.9歳
平均勤続年数16.8年
平均年間給与971万円
引用元:NTTグループ「2023年3月期有価証券報告書」

KDDIとNTTを比較すると、平均年齢や平均勤続年数、平均年収は2社とも似ていますが、売り上げや従業員数に大きな違いが見られますね。

③楽天

楽天は、Eコマースやトラベル、金融サービスなど非常に多岐にわたる分野で事業を展開しているグループです。

第4の通信キャリアとして携帯キャリア事業にも進出しており、シンプルで分かりやすい料金プランや楽天ポイントが貯まりやすい点などを強みとしています。

売上収益1兆9,278億7,800万円
従業員数(連結)32,079名
平均年齢34.4歳
平均勤続年数4.7年
平均年間給与797万円
引用元:金融庁EDINET「2023年3月期有価証券報告書」

KDDIと比べると、平均年齢や平均勤続年数に違いがあるのが分かりますね。また、平均年収についても、150万円ほどKDDIが高くなっているのがうかがえます。

通信業界に興味のある人はKDDIについても理解を深めよう

KDDIは、携帯電話事業のブランドとして有名な「au(エーユー)」を運営する、国内最大級の通信事業社です。

通信業界に興味がある人であれば、KDDIをはじめとして競合企業との違いやそれぞれの特徴を整理し理解を深めると良いでしょう。

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若林

このメディアの監修者

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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