りそな銀行は、銀行業界としてリーディングカンパニーです。就活生の中には、りそな銀行への就職や転職を考えている人は多くいるのではないでしょうか？
平均年収や初任給はどうなのか、競合他社と比べたときにどのような特徴があるのかなど知りたいことはたくさんありますよね。そこで、本記事ではりそな銀行の平均年収や競合他社との比較などを紹介します。ぜひ参考にしてください。
りそな銀行の平均年収と初任給
まずは、気になるお金の部分をチェックしてみましょう。りそな銀行の平均年収と初任給を紹介します。初任給は、大学・大学院卒か専門・短大卒かで変わってくるので注意が必要です。
- りそな銀行の平均年収は690万
- りそな銀行の初任給
りそな銀行の平均年収は690万
りそな銀行の有価証券報告書によると、りそな銀行の平均年収は690万円です。従業員数は毎年ほぼ変わらず、2023年の段階では8206人です。
従業員の平均年齢は41.1歳と平均と変わらない暗いで、平均勤続年数は16.9年と比較的長めになっています。銀行などの金融業界は勤続年数が比較的長い特徴があります。
| 平均年収 | 690万円 |
| 従業員数 | 8,206人 |
| 平均勤続年数 | 16.9年 |
りそな銀行の初任給
りそな銀行の初任給は、最終学歴で異なります。大学院卒の人は、28万円、4年制大学と高等専門学校卒は25万5000円、短期大学卒・専門学校卒の人で22万5000円です。
2022年の初任給の平均は21万7000円なので、平均と比べると初任給は高く設定されています。以下に表でまとめたので参考にしてくださいね。
| 初任給 | |
| 大学院卒 | 280,000円 |
| 四年制大学・高等専門学校卒 | 255,000円 |
| 短大・専門学校卒 | 225,000円 |
引用元：https://www.resona-saiyo.com/shinsotsu/info/recruit/
りそな銀行の募集要項
りそな銀行は、コースが9つに分かれています。
ソリューションコース・DXコース・IT企画コース・データサイエンス・クオンツコース・アセットマネジメントコース・マーケットコース・アクチュアリーコース・不動産ビジネスコース・カスタマーサービスコースです。
就業先は、りそな銀行・埼玉りそな銀行の本支店のどれかです。基本的な就業時間は、午前８時40分から午後5時25分です。
また、16日から20日の有給休暇や5営業日の連続休暇、半日休暇、配偶者出産休暇など休暇も充実していて、ワークライフバランスの取れた生活ができそうです。
引用元：https://www.resona-saiyo.com/shinsotsu/info/recruit/
りそな銀行の企業情報
りそな銀行の平均年収や初任給、募集要項をここまで紹介しました。りそな銀行への就職や転職を考えている方は、りそな銀行がどのような企業なのか気になりますよね。ここからは事業内容・売り上げ・基本理念を紹介するので、参考にしてくださいね。
- りそな銀行の事業内容
- りそな銀行の売り上げ・実績
- りそな銀行の基本理念
①りそな銀行の事業内容
りそな銀行の事業は特徴的で、銀行業務に限らず財産管理の信託機能も備わっています。また、リテールと信託を併営するため、従業員一人ひとりが信託のノウハウを身につけられます。
また、信託の商品・サービスも豊富で、企業の事業承継のお手伝いや、国内の商業銀行では唯一の不動産業務も行っています。
不動産業務も行っていることから、住宅ローンビジネスに強みを持っていて、住宅ローン残高は全国1位となっています。
リテールは地域密着型の営業基盤を持っているため、お客さまとの距離が非常に近いのも特徴です。
引用元：https://www.resonabank.co.jp/about/gaiyo/
②りそな銀行の売り上げ・実績
りそな銀行の営業収益は、2023年度で61,186百万円です。2021年度から年々営業収益は増加しており、昨年度と比べると1158百万円の増益となっています。
経常利益も同じように2021年度から年々増益しており、2023年度では54,935百万円です。また、自己資本比率は78.03%で77-81%の間を前後しながら安定しています。
総資産は、1,334,510百万円となっており、昨年度よりも増加しています。
引用元：https://www.resona-gr.co.jp/holdings/investors/ir/
③りそな銀行の基本理念
りそな銀行の理念体系は、パーパス・経営理念・長期ビジョン・行動宣言と指針に分かれています。
パーパスは、以下のものです。
| 金融+で未来をプラスにすること、経営理念は創造性に富んだ金融サービス企業を目指してお客様の信頼に応える・変革に挑戦する・透明な経営に努める・地域社会とともに発展すること |
長期ビジョンとしては、リテールNo.1を掲げていて、それを実現するための行動宣言と指針は、お客様・株主・社会・従業員との関係をそれぞれ大事にすることなどが書かれています。
引用元：https://www.resona-gr.co.jp/holdings/about/rinen/index.html
りそな銀行の競合企業
りそな銀行のことをここまで詳しく紹介しましたが、他の競合他社の情報と比較した上で就職や転職を考えたいですよね。そこで、銀行業界の大手3社の情報をまとめました。参考にしてくださいね。
- みずほ銀行
- 三井住友銀行
- 三菱UFJ銀行
①みずほ銀行
みずほ銀行の売上高は、5,107,646百万円となっています。また、平均年収は793万円となっておりりそな銀行よりも大幅に高くなっています。
給料重視の方は、みずほ銀行の方がおすすめかもしれません。もし、みずほ銀行の方が気になるのであれば企業理念や業務内容もしっかり調べてから決断するようにしてくださいね。
引用元：https://www.mizuho-fg.co.jp/investors/ir/index.html
②三井住友銀行
三井住友銀行の売上高は、4,991,948百万円となっています。また、平均年収は842万円となっており、りそな銀行やみずほ銀行よりも高くなっています。
給料重視の方は、三井住友銀行の方がおすすめかもしれません。しかし、企業理念や社員の方々の雰囲気が合わないと働いても辛い毎日になってしまうので、調べてから決断しましょう。
引用元：https://www.smfg.co.jp/investor/financial/
③三菱UFJ銀行
三菱UFJ銀行の売上高は、6,629,819百万円となっています。また、平均年収は784万円となっており、りそな銀行よりも高くなっています。
給料はやはり気になってしまうポイントですが、事業内容であったりどのような社員の方々が多いのかをチェックして自分と一番マッチしていると思えるところに行くのがおすすめですよ。
引用元：https://www.mufg.jp/ir/index.html
りそな銀行について理解を深めて企業研究に活かそう
本記事では、りそな銀行の平均年収や初任給、事業内容から競合他社の銀行との比較まで紹介しました。りそな銀行は、フルラインの信託機能を持っていることが大きな特徴です。
就職や転職を考える際には、一度社員の方々にOB訪問をしたりインターンシップに参加をして社員の方々の雰囲気が自分と合うかどうか確かめることも忘れないでくださいね。
この記事を書いた人
若林
青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。
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