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家具メーカー大手・オカムラの年収や初任給を解説|競合企業とも比較

オカムラはオフィス家具メーカーとしての実績がある会社です。しかし、社員として働くことでどんな待遇が得られるのか想像しにくい、と感じる人もいるでしょう。

本記事では、オカムラの社員の年収、初任給、会社の概要について解説します。競合企業との比較についても紹介するので、ぜひご覧くださいね。

オカムラの平均年収と初任給

オカムラの社員が受け取っている給料の金額を確認すれば、社員の待遇を具体的にイメージしやすいですよね。ここでは、年収と初任給の金額を説明します。

  1. オカムラの平均年収は718万
  2. オカムラの初任給

オカムラの平均年収は718万

オカムラで2022年に支給された年収の平均額は、718万円です(引用元:第88期有価証券報告書)。

従業員数平均年齢平均勤続年数平均年収
3,844人43.0歳17.4年718万円
(引用元:第88期有価証券報告書)

社員のうち、半数以上はオフィス環境事業に携わっていて、女性の管理職の比率は5.9%です。

また、男性の育児休暇取得率が73.5%とやや低めなことを受け、仕事と育児の両立支援に向けて取り組みを強化することを追記しています。

オカムラの初任給

オカムラの初任給は職種と学歴によって変わり、技術・デザイン・事務職の場合は以下の通りです。

技術・デザイン・事務職初任給
大卒227,000円
院卒241,000円
引用元:採用情報|新卒採用情報|株式会社オカムラ

また、営業職の場合は以下のようになっています。

営業職初任給
大卒237,000円
院卒251,000円
引用元:採用情報|新卒採用情報|株式会社オカムラ

営業職の方が、初任給が高く設定されているのが特徴ですね。

オカムラの募集要項

オカムラの募集要項は、以下の表の通りです。

職種技術職(生産系やエンジニア)・デザイン職(空間デザインやプロダクト)・接客営業職・営業支援事務職
対象学部・物流システム・生産系物流企画・システム企画は理工学部が対象
・デザイン職は建築土木工学とデザイン学部が対象
・その他の職種は全学部対象
待遇昇給1回(4月)・賞与2回(6月・12月)・各種保険あり・社宅・独身寮・持株制度・財形貯蓄制度・保養所・共済会制度など
勤務地首都圏・大阪・仙台・福岡・名古屋など(生産系工場職は茨城・神奈川・静岡・大阪など)
勤務時間・エンジニア・技術職・営業職・デザイン職:8:40~17:20
・生産系工場職:8:00~16:40
休日・週休2日・祝日やお盆、年末年始休暇あり・年間休日は121日
・有給休暇は初年度10日・次年度12日・40日まで繰り越し可能
引用元:採用情報|新卒採用情報|株式会社オカムラ

賞与のほかに、業績一時金が6月に支給予定になっているのも特色です。

オカムラの企業情報3項目

企業についての情報をチェックして、会社の魅力に気づくきっかけ作りにしましょう。ここでは、事業内容や実績、会社の理念を紹介します。

  1. オカムラの事業内容
  2. オカムラの売り上げ・実績
  3. オカムラの基本理念

①オカムラの事業内容

オカムラでは、オフィス環境事業のほかに、商環境事業や物流システム事業、パワートレーン事業が展開されています(引用元:株式会社 オカムラ|企業情報|事業紹介)。

オフィス環境事業では、教育施設・文化施設・医療施設・自治体庁舎・研究施設・セキュリティゲートなど、さまざまな場面に向いた設備を提供しているのが特色です。

機能性と快適性を重視した製品を取り揃えているといった強みもあります。

②オカムラの売り上げ・実績

オカムラは2022年度の売上高は2,770億円で、営業利益は173億円です(引用元:株式会社オカムラ|企業情報|業績ハイライト)。

2021年度と比べると、売上高は約160億円、営業利益は14億円増加しています。

営業利益は2019年度から増加し続けていて、2022年度にはカゴ車をガイドなしで搬送できる自律移動ロボット「ORV」を発売した実績があるのも特色です。

③オカムラの基本理念

オカムラは確かな品質と豊かな発想をもとに、人が活きる環境作りで社会貢献を行うことを理念として掲げています(引用元:株式会社オカムラ|企業情報|トップメッセージ)。

また社是としては「創造・節約・協力・奉仕・貯蓄」の5つのキーワードが挙げられていて、高品質な製品がお得であるといった考え方が重視されているのが特色です。

今後の中期経営計画では、デジタル技術の活用や多品種の変量生産への対応を進めることを伝えています。

オカムラの競合企業3つ

競合企業を確認して、会社ごとの考え方や事業展開の違いを見つけましょう。ここでは、3つの会社を紹介します。

  1. 株式会社内田洋行
  2. コクヨ株式会社
  3. 株式会社イトーキ

①株式会社内田洋行

株式会社内田洋行の2022年度の売上高は2,465億円で、平均年収は738万円です(引用元:第85期有価証券報告書)。

社員の平均年齢は41.2歳、平均勤続年数は17年と、オカムラよりもやや数値が低くなっています。

オフィス関連事業だけでなくICTシステムの構築販売サービスを提供する公共関連事業や、基幹業務システムやソフトの販売を行う事業も展開しているのが特徴です。

②コクヨ株式会社

コクヨ株式会社の2022年度の売上高は3,009億円で、平均年収は777万円と本記事で紹介する会社の中では最も高額になっています(引用元:第76期有価証券報告書)。

社員の平均年齢は43.2歳とほぼオカムラと変わらないものの、平均勤続年数は18年と長くなっているのも違いとして挙げられますね。

ファニチャー事業・ステーショナリー事業・インテリアリテール事業などを展開していて、EC事業ではカウネットによる増収が見込まれているのが強みとなっています。

③株式会社イトーキ

株式会社イトーキの2022年度の売上高は1,233億円で、平均年収は692万円です(引用元:第73期有価証券報告書)。

社員の平均年齢は43.1歳で、平均勤続年数は16.3年とやや短くなっています。

事業ではオフィス建材内装設備、FMやPMのコンサルティングなどの分野にも進出していて、原子力施設機器などの設備事業を展開しているのが特徴です。

家具メーカー大手のオカムラについて理解を深めよう

家具メーカー大手のオカムラについて調査し、理解を深めましょう

オカムラは機能性や品質を重視した製品を展開し、さまざまな事業の会社設備にも携わっている会社です。

競合企業との違いも比較して、自身が感じる魅力や強みを見つけましょう。

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若林

この記事を書いた人

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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