エアウォーターは、産業ガスの供給をはじめとしてさまざまな事業を展開している企業です。
インフラ系の企業やガス会社などを調べている中で、エアウォーターに興味を持った方も多くいるのではないでしょうか。
本記事では、エアウォーターの年収や初任給、事業内容などについて幅広く紹介します。
競合他社の情報も合わせて紹介しますので、ぜひともチェックしてくださいね。
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エアウォーターの平均年収と初任給

エアウォーターの企業研究を進めるにあたって、従業員の給与面について気になる方はやはり多いのではないでしょうか。
ここでは、エアウォーターの従業員の給与面について以下の2項目に整理して紹介します。
- エアウォーターの平均年収は753万
- エアウォーターの初任給
エアウォーターの平均年収は753万
エアウォーターの従業員の平均年収は、753万です。
以下で、同有価証券報告書に記載されている、エアウォーターの従業員に関するデータを紹介します。
従業員数(連結) | 20,109名 |
平均年齢 | 45.1歳 |
勤続平均年数 | 11.9年 |
平均年間給与 | 753万円 |
国税庁の「令和4年分民間給与実態統計調査」のデータによると、2022年分の給与所得者の平均給与は458万円です。
つまり、エアウォーターの給与は一般平均と比較して非常に高水準であると考えられるでしょう。
エアウォーターの初任給
エア・ウォーターの初任給は、以下の通りです。
学歴 | 初任給 |
---|---|
大卒 | 230,600円 (高度なスキル・専門性がある場合)~240,000円 |
修士卒 | 248,100円 (高度なスキル・専門性がある場合)~270,000円 |
入社後に即戦力として判断された場合、初任給が上がる点は非常に特筆すべき点でしょう。
また、厚生労働省のデータによると、2019年度の大卒初任給は21万200円、院卒初任給は23万8,900円でした。
(引用元:厚生労働省「令和元年賃金構造基本統計調査(初任給)の概況」)
つまり、エア・ウォーターは初任給においても一般と比較して高水準だと言えます。
エアウォーターの募集要項

エアウォーターの募集要項は、以下の通りです(一部を抜粋して紹介します)。
採用対象 | 1. 2023年4月から2024年3月までの間に、大学院・大学・短期大学・専門学校・高等専門学校を卒業(修了)見込みの方 2. 卒業後3年以内の方(職歴の有無は問いません) |
募集職種 | ・技術系総合職(研究開発系) 初期配属時の業務:各事業領域における研究開発 ・技術系総合職(エンジニアリング系) 初期配属時の業務:プロジェクトマネジメント、プロセス設計、プラントエンジニアリング等 ・事務系総合職 初期配属時の業務:本人の志向や適性を踏まえ、配属部門を決定します(経営企画、財務、経理、営業 ほか)。 |
勤務地 | ・国内事業所(大阪、東京、札幌、松本、堺、和歌山、鹿嶋ほか全国各地) ・海外事業所・駐在所(インド、ベトナム、シンガポール、アメリカ、オランダほか) |
昇給 | 年1回(4月) |
賞与 | 年2回(6月、12月) |
勤務時間 | 9:00~17:40 フレックスタイム制度あり |
休日・休暇 | 年休124日(2021年度実績) 完全週休2日制(土・日)、祝日、創立記念日、メーデー、有給休暇、能力開発休暇、特別休暇(慶弔休暇など) ほか |
福利厚生 | 退職金制度、住宅取得補助制度、住宅融資制度、財形積立奨励金、持株会 ほか |
大企業としてひと通りの休暇制度・福利厚生制度が整っており、安心して働ける環境と言えるでしょう。
エアウォーターの企業情報

ここでは、エアウォーターの企業情報を以下の3項目に整理して紹介します。
- エアウォーターの事業内容
- エアウォーターの売り上げ・実績
- エアウォーターの基本理念
①エアウォーターの事業内容
エアウォーターは、産業ガスの供給をベースに幅広い事業を展開している企業です。以下のように、さまざまな事業を展開しています。
- デジタル&インダストリー
- エネルギーソリューション
- ヘルス&セーフティー
- アグリ&フーズ
- グローバル&エンジニアリング
- その他(物流や海水など)
上記のように幅広い事業領域を持つこと自体が大きな強みであり、どのような経営環境下にあっても安定した成長を期待できます。
また事業拠点を国内全国に711拠点もっており、地域に密着した事業展開と幅広い事業領域での成長を可能にしていると言えるでしょう。
②エアウォーターの売り上げ・実績
エアウォーターの近年における売り上げ・実績は、以下の通りです。
2019年3月期 | 2020年3月期 | 2021年3月期 | 2022年3月期 | 2023年3月期 | |
---|---|---|---|---|---|
売上収益 | 7,422億8,800万円 | 8,090億8,300万円 | 8,066億3,000万円 | 8,886億6,800万円 | 1兆49億1,400万円 |
税引前 当期利益 | 421億1,100万円 | 498億3,000万円 | 496億5,100万円 | 642億3,000万円 | 609億7,800万円 |
当期利益 | 301億3,900万円 | 335億2,600万円 | 304億1,000万円 | 462億6,300万円 | 426億4,900万円 |
2023年3月期には売上収益が1兆円を超過し、大きく利益を伸ばしました。
特にアグリ&フーズ分野が大きく増収をけん引し、前年同期比で売上収益113.2%増、営業利益130.5%増を達成しています。
引用元:エアウォーター「直近の業績」
③エアウォーターの基本理念
エアウォーターでは、経営理念として以下を掲げています。
経営理念 |
---|
創業者精神を持って 空気、水、そして地球にかかわる 事業の創造と発展に、英知を結集する |
エア・ウォーターは、事業の原点である「空気」と「水」などの資源を活かし、社会や人々の暮らしに貢献している企業です。
今後もグループの総合力を生かし、顧客や社会が抱える課題の解決や新たな価値の創造に挑戦していくとしています。
エアウォーターの競合企業

ここでは、エアウォーターの競合企業として以下の3社を紹介します。
- 日本酸素ホールディングス
- 東京ガス
- 東邦ガス
①日本酸素ホールディングス
日本酸素ホールディングスは、日本やアメリカ、ヨーロッパ、アジア・オセアニアで30超の国と地域を相手に事業を展開するガスのサプライヤーです。
半導体製造に不可⽋な材料の電気特性や歩留まりに影響を与える不純物を、多⾓的・微量に測定できる分析技術を大きな強みとしています。
売上収益 | 1兆1,866億8,300万円 |
従業員数(連結) | 19,579名 |
平均年齢 | 44歳3ヵ月 |
勤続平均年数 | 17年6ヵ月 |
平均年間給与 | 976万円 |
②東京ガス
東京ガスは、首都圏に暮らす人々の暮らしを支えるガス会社です。天然ガスを効率よく利用する技術において、圧倒的な優位性を持っています。
現在では都市ガスだけでなく、電力をはじめとしたエネルギーソリューション事業も重要な事業です。
売上収益 | 3兆2,896億3,400万円 |
従業員数(連結) | 15,963名 |
平均年齢 | 43.1歳 |
勤続平均年数 | 18.1年 |
平均年間給与 | 718万円 |
③東邦ガス
東邦ガスは、都市ガスをはじめとして幅広いエネルギーの供給・販売を行っている企業です。
創業から100年の事業運営の中で、以下のように幅広い強みを培ってきました。
- 多様なエネルギーの提供
- 地域における事業基盤
- 地域を支えることを使命とする組織風土や人材
売上収益 | 7,060億7,300万円 |
従業員数(連結) | 6,080名 |
平均年齢 | 41.5歳 |
勤続平均年数 | 16.6年 |
平均年間給与 | 576万円 |
エアウォーターの企業研究をして理解を深めよう

エアウォーターは、産業ガスの供給を源として現在では幅広い事業を展開するに至っている大手企業です。
エアウォーターの企業研究を進めるにあたっては競合他社との違いにも着目し、売上等の数字面もチェックしながら理解を深めると良いでしょう。
このメディアの監修者
若林
青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。