JALは、言わずと知れた国内随一の航空会社です。
航空業界に興味があるのなら、やはりJALについて調べてみようと考える方は多くいるのではないでしょうか。
本記事では、JALの平均年収や初任給、事業内容などについて幅広く紹介します。
競合企業についてもお話ししているので、ぜひともチェックしてくださいね。
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JALの平均年収と初任給
JALの企業研究を進めるうえで、従業員の給与関係について気になっている方は多くいるのではないでしょうか。
そのためここでは、JALの従業員の給与について以下の2項目に整理して紹介します。
- JALの平均年収は847万
- JALの初任給
JALの平均年収は847万
JALの従業員の平均年収は、847万円です。
以下で、有価証券報告書に記載されているJALの従業員に関するデータを紹介します。
従業員数(連結) | 36,039名 |
平均年齢 | 40.8歳 |
勤続平均年数 | 15.9年 |
平均年間給与 | 847万円 |
国税庁の「令和4年分民間給与実態統計調査」によると、2022年分の給与所得者の平均給与は458万円でした。
つまり、JALの従業員の年収は一般平均と比較して非常に高い水準であると考えられるでしょう。
JALの初任給
JALの初任給は、以下の通りです。
業務企画職 | 初任給 |
---|---|
業務企画職(大卒) | 239,000円 |
業務企画職(院卒) | 253,556円 |
客室乗務員 | 199,000円 |
パイロット(自社養成) | 229,000円 |
厚生労働省のデータによると、2019年度の大卒初任給は21万200円、院卒初任給は23万8,900円でした。(引用元:厚生労働省「令和元年賃金構造基本統計調査(初任給)の概況」)
つまり、JALの初任給も一般水準と比較しても高いと言えるでしょう。
JALの募集要項
JALの新卒採用における募集要項は、以下の通りです(ここでは、業務企画職に関する情報を抜粋して紹介します)。
応募資格 | (1)2021年4月~2023年3月までの間に4年制大学または大学院を卒業・修了されている方 (2)2023年4月〜2024年3月までの間に4年制大学または大学院を卒業・修了見込みの方 (3)2024年4月1日に入社できる方 |
採用予定数 | 業務企画職(コーポレートコース/オペレーションコース/ビジネス・マーケティングコース/ 数理・ITコース/エアラインエンジニアコース)で150名程度 |
勤務地 | 国内、海外の各事業所(グループ会社などへの出向あり) |
昇給 | 年1回 |
賞与 | 年2回(夏季・年末)※2021年度実績 |
勤務 | 原則、1日8時間、週40時間。勤務時間 08:45~17:45(休憩1時間含む) ※柔軟な働き方をサポートする、勤務時間帯選択制度、 在宅勤務制度およびフレックスタイム制勤務制度あり(一部の部門では適用対象外) ※一部の職場にはシフト勤務(一部変形労働時間制)などあり ※所定時間外労働あり(2021年度実績では、月間平均時間:9.9時間) |
休日・休暇など | 原則完全週休2日制(土・日)、祝日、年末年始、年次有給休暇、慶弔特別休暇、産前・育児休職制度、 配偶者転勤同行休職制度、介護休職制度など シフト勤務の場合は各事業所の勤務形態による。 |
その他 | 寮・社宅制度、各種社会保険など屋内の受動喫煙対策あり(喫煙専用室設置など、就業場所により異なる) |
ただし、最新の情報は公式ページにてご確認ください。
JALの企業情報
ここでは、JALの企業情報を以下の3項目に整理して紹介します。
- JALの事業内容
- JALの売り上げ・実績
- JALの基本理念
①JALの事業内容
JALは、航空旅客事業や航空運送事業を手掛ける国内トップクラスの大手企業です。
空港旅客サービスや旅客販売、グランドハンドリング、さらには空港周辺事業に至るまで、子会社も含めると非常に幅広い事業を展開しています。
国内線におけるブランド力が非常に高く、航空機事業を中心とした強固なビジネス基盤を持っている点は大きな強みです。
世界的にも高いサービス力は評価されており、SKYTRAX社の「ワールド・エアライン・スター・レイティング」にて「5スター」に6年連続認定されています。
参考元:JAL「SKYTRAXで、世界最高品質「5スター」に6年連続で認定」
②JALの売り上げ・実績
JALの近年における売り上げ・実績の推移は、以下の通りです。
2019年度 | 2020年度 | 2021年度 | 2022年度 | |
---|---|---|---|---|
売上収益 | 1兆3,859億円 | 4,812億万円 | 6,827億円 | 1兆3,755億円 |
EBIT | 888億円 | △3,983億円 | △2,394億円 | 645億円 |
純損益 | 480億円 | △2,158億円 | △610億円 | 2,220億円 |
新型コロナウイルスの影響を大きく受けましたが、航空旅客需要の回復とともに2022年度にはプラスに転じています。
③JALの基本理念
JALグループは、企業理念として以下を掲げています。
JALグループは、全社員の物心両面の幸福を追求し、 一、お客さまに最高のサービスを提供します。 一、企業価値を高め、社会の進歩発展に貢献します。 公明正大で、大義名分のある高い目的を掲げ、これを全社員で共有することで、 目的に向かって全社員が一体感をもって力を合わせていくことができると考えています。 |
JALでは、最高のサービスを提供するためにはまず従業員が「JALで働いて良かった」と思える企業であるべきだと考えています。
そのため企業理念の冒頭に、「全社員の物心両面の幸福を追求し」と掲げているのです。
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JALの競合企業3つ
ここでは、JALの競合企業として以下の3つの企業を紹介します。
- ANAホールディングス株式会社
- スターフライヤー株式会社
- スカイマーク株式会社
①ANAホールディングス株式会社
ANAホールディングス株式会社は、国内に存在する各地の空港を拠点として、搭乗手続きや航空機誘導から各種運航支援などを行っている大手企業です。
路線網は国内線・国際線両方において非常に多く、国内外問わず多くの便を運航しています。
売上収益 | 1兆7,074億8,400万円 |
従業員数(連結) | 40,507名 |
平均年齢 | 45.5歳 |
勤続平均年数 | 3.50年 |
平均年間給与 | 691万円 |
②スターフライヤー株式会社
スターフライヤー株式会社は、既存の航空会社にはない新しいサービスを提供する目的で設立された航空会社です。
比較的リーズナブルな一方で、値段に対して座席が豪華という大手にはないアピールポイントを持っています。
売上収益 | 322億7,500万円 |
従業員数 | 710名 |
平均年齢 | 38.2歳 |
勤続平均年数 | 7.9年 |
平均年間給与 | 500万円 |
③スカイマーク株式会社
スカイマーク株式会社は、「ミドルコストキャリア」に属する航空会社です。
比較的安価であるにも関わらず快適性も維持されていることが、ANAやJALにはない特徴だと言えるでしょう。
売上収益 | 846億6,100万円 |
従業員数 | 2,393名 |
平均年齢 | 37.1歳 |
勤続平均年数 | 8.2年 |
平均年間給与 | 531万円 |
航空業界に興味を持ったらJALも調べてみよう
JALは、国内最大手の航空会社です。国内線に圧倒的なブランド力を持ち、強固な顧客基盤を持っていることが特徴的だと言えます。
もし航空業界に興味を持っているのであれば、JALの業績や事業内容などについて企業研究を行ってみましょう。
このメディアの監修者
若林
青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。