就活豆知識

HOME > カリクル就活 > 就活豆知識 > 【例文あり】臨床検査技師の志望動機はどう書く?ポイントを解説

【例文あり】臨床検査技師の志望動機はどう書く?ポイントを解説

臨床検査技師は、病気の診断や治療、健康の維持に必要な検査を行い、結果を医師に提供する仕事です。やりがいも多く、志望する人も多いでしょう。

しかし「臨床検査技師の志望動機はどう書けばいいの?」と悩むのではないでしょうか。

そこで本記事では、臨床検査技師の志望動機を書く際のポイントを解説します。志望先別の例文も紹介しているので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!

志望動機を書く前に!臨床検査技師について知ろう

志望動機を書くには、臨床検査技師について知っておくことが重要です。ここでは、下記の2項目で臨床検査技師について紹介します。

  • 臨床検査技師の現状
  • 臨床検査技師の業務内容

臨床検査技師の現状

臨床検査技師は、病気の診断や治療、健康の維持に必要な検査を行い、その結果を医師に提供する仕事です。「病気になる前に防ぐ」「病気を早期発見する」という考え方のもと、日々業務を行います。

臨床検査技師の特徴は、資格を取得して行う職業のため長く働けることです。したがって比較的安定して働ける仕事と言えるでしょう。

なお、医療機器メーカーや検査センターなどでの臨床検査技師の求人は、近年増加傾向にあります。

臨床検査技師の業務内容

臨床検査技師の業務内容は、主に「抗体検査」と「生体検査」の2つに分かれます。

抗体検査は、過去にそのウイルスに感染していたかを調べる検査で、生体検査は受診者の臓器の状態を物理的に捉える検査です。

臨床検査技師になるためには、臨床検査技師になるには、臨床検査技師国家試験に合格する必要があります。また、検査結果を出すため、正確さや判断力も必要です。

臨床検査技師の志望動機に書くべきこと4つ

臨床検査技師の志望動機を書く際は、主に下記の4点を書きましょう。それぞれポイントを紹介します。

  1. なぜ臨床検査技師なのか
  2. なぜその企業・病院なのか
  3. 業務に関連する経験やアピールポイント
  4. 入社後のビジョン

①なぜ臨床検査技師なのか

まず、なぜ臨床検査技師でなければならないかを端的に書きましょう。なぜなら、これを書かなければ、どの仕事でもよいと思われかねないからです。

具体的には、その職業のどんなところに魅力を感じたのかを書きましょう。

「私が臨床検査技師になりたいと考えた理由は、臨床検査技師の〇〇に興味を持ったからです。」のように書き始めると、内容が伝わりやすくなります。

➁なぜその企業・病院なのか

臨床検査技師でなければならない理由と合わせて、なぜその企業や病院でなければならないかを書くことも重要です。

なぜなら、臨床検査技師として働きたいという理由だけでは「他の職場でも良いのでは?」と思われてしまうからです。

企業や病院の志望理由を述べる際は、応募先の職場の特徴と絡めて書くと説得力が生まれるのでおすすめです。

③業務に関連する経験やアピールポイント

続いて、業務に関連する経験やアピールポイントを伝えましょう。どれだけ志望度が伝わっても、そこで活躍するイメージが湧かなければ、面接官に好印象を与えることが難しいからです。

活かせる経験がある場合は、積極的にアピールしましょう。また、専門的な知識のほかに、ポテンシャルや人柄も選考の大きなポイントとなるため、面接でのマナー振る舞いにも気をつけましょう

④入社後のビジョン

最後に、入社後のビジョンを伝えましょう。

なぜなら「入社後にどう活躍したいか」が明確だと、採用担当者に意欲が伝わりやすいからです。また、ビジョンがしっかりと確立されている人は採用担当者から好印象を受けやすくなります。

ビジョンを伝える際には「3年後」や「5年後」などの具体的な数字を挙げることも有効です。そうすることで、あなたが活躍する姿をイメージしてもらいやすくなりますよ。

臨床検査技師の志望動機を書く際のポイント2選

次に、臨床検査技師の志望動機を書く際のポイントを2つ紹介します。

  1. 応募先の情報を集める
  2. 自己分析を徹底する

①応募先の情報を集める

1つ目は、応募先の病院・クリニック・企業の情報を集めることです。業界研究や企業研究は面接対策の基本であるため、できるだけ詳細に情報を収集しましょう。

効果的に情報を集める際には、OG・OB訪問や企業や病院のHPなどを活用することがおすすめです。その際、その企業や病院独自の強みを見つけましょう。

志望先の情報をたくさん集め、企業分析に役立てることで、より魅力的で差別化できる志望動機になります。

➁自己分析を徹底する

2つ目は、自己分析を徹底することです。自己分析が重要な理由は、自分自身について徹底的に分析することで、就活の軸が明確になるからです。

まずは、自分がなぜ臨床検査技師をしたいのか、臨床検査技師としてどう活躍したいのかを明確にしましょう。

その後、あなたの性格や価値観、適性を明らかにし、それに合致する病をやクリニック、企業を探しましょう。これによって、あなたに合った就職先が見つかり、志望動機が書きやすくなりますよ。

【4つの状況別】臨床検査技師の志望動機例文

次に、臨床検査技師の志望動機例文を状況別に4パターン紹介します。

  1. 志望先が病院の場合
  2. 志望先がクリニックの場合
  3. 志望先がセンターの場合
  4. 志望先が医療機器メーカーの場合

①志望先が病院の場合

私が臨床検査技師になりたいと考えた理由は、人々の健康をサポートし、疾病の早期発見に貢献したいと考えているからです。

中でも御院を志望する理由は、先進的な医療機器の導入や多岐にわたる臨床研究が行われ、その技術力に魅了されたからです。

私は病院での実務経験を積み、患者とのコミュニケーションスキルを高めました。その中で、臨床検査の重要性を実感し、御院での働きがいを感じました。

入職後は、責任感の強さや最新の医療技術を駆使し、病院の先進的な臨床検査チームの一員として、患者の診断と治療に貢献したいと考えています。

志望先が病院の場合は、その病院の特徴を交えながら志望動機を展開しましょう。合わせて、その病院で活かせるあなたの性格(責任感の強さなど)を伝えることで、説得力が増します。

また、志望動機の後半に今後のビジョンを話すことも重要なポイントですね。

➁志望先がクリニックの場合

私が臨床検査技師になりたいと考えた理由は、地域医療への貢献意欲があるからです。実習を通じて、臨床検査が患者の診断や治療に欠かせない役割を果たしていることに気づきました。

中でも御クリニックは先進的で症例数も豊富であり、これにより様々な臨床検査に携わりながら実績を積めると考えました。

私は業務に関連する経験として、実習では患者とのコミュニケーションを重視し、責任感と丁寧な仕事を心掛けました。これらの経験が、患者との信頼関係を築くと考えています。

入社後は、高度な技術力を身につけつつ患者中心のサービス提供を追求し、地域社会に貢献します。

志望先がクリニックの場合でも、基本的な流れは病院の場合と同じです。

この例文では、地域医療への貢献の意志や実習での経験を盛り込み、今後のビジョンで締めています

③志望先がセンターの場合

私が臨床検査技師になりたいと考えた理由は、患者の健康を支え、疾病の早期発見に貢献したいからです。

その中でも御センターが私の志望先である理由は、御センターが地域医療の中心であり、先進的な検査技術と質の高い医療サービスを提供しているからです。

私自身、学生時代の接客のアルバイト経験を通して、一人ひとりに寄り添った対応力を培いました。また、健診センターでの業務経験を通じて、臨床検査技師としての専門知識を深めました。

入社後は、スキルや最新の医療技術を駆使し、患者一人ひとりに適した的確な検査を提供し、診療の質を向上させることを目指しています。

志望先がセンターの場合、センターの特徴を挙げましょう

また、過去の経験(例:接客のアルバイト経験→患者様に寄り添った対応)を盛り込むことで、説得力が増します。

④志望先が医療機器メーカーの場合

私が臨床検査技師になりたいと考えた理由は、医療において正確で迅速な検査結果が患者の健康に直結するためです。

医療機器メーカーは、その製品が高度な技術を駆使し、臨床検査の向上に貢献している点に魅力を感じています。

御社を志望した理由は、革新的な医療機器が臨床現場で高い評価を受けており、私が志望する臨床検査技師として最適な環境であると考えたからです。

私は過去の経験から臨床検査技師としての専門知識を蓄え、コミュニケーション能力や責任感も身につけています。

入社後は、製品の性能向上や新たな検査法の開発に積極的に貢献し、医療の進歩に貢献したいと考えています。

この例文のポイントは、メーカーに就職したい理由を具体的に述べていることです。

また、自分の強みをしっかりと伝えることもポイントのひとつですね。

注意すべき!臨床検査技師のNG志望動機例文2つ

最後に、臨床検査技師のNG志望動機例文を、ダメな理由と合わせて紹介します。

  1. NG例文①待遇面の話題
  2. NG例文➁「〇〇を学びたい」

NG例文①待遇面の話題

私が臨床検査技師になりたいと考えた理由は、患者の健康を支える重要な役割を果たすことに魅力を感じるからです。
また、待遇面において魅力を感じたことも志望理由です。御クリニックは安定した給与や福祉制度が整備されており、長く働けると考えました。

また、残業も少ないため臨床検査技師としての職務に集中でき、より高いパフォーマンスを発揮できると考えています。

これらの理由から、働きやすい環境が整った御クリニックで臨床検査技師としてのキャリアを築きたいと思っています。

残業が少ないなどの条件・待遇面をメインとした志望動機は、「すぐに辞めてしまうかも」と採用担当者に思われてしまう可能性があるため、志望理由として不適切です。

福利厚生も大切ですが、面接では業務内容ややりがいにフォーカスしましょう。

NG例文➁「〇〇を学びたい」

私が臨床検査技師になりたいと考えた理由は、患者の健康を支える役割に魅力を感じるからです。中でも御院を選んだ理由は、臨床検査技師としてスキルアップできると考えたからです。

私は、御院で働くことでさまざまなスキルを学びたいと考えています。具体的には、専門的な知識や実務的なスキル、患者とのコミュニケーションの取り方などを学びたいと考えています。

これらのスキルを駆使しながら、患者一人ひとりに適した的確な検査を提供し、診療の質を向上させることを目指しています。そのために、常に学ぶ姿勢を持って業務に取り組みます。

この例文がNGな理由は「〇〇を学びたい」を中心に展開していることです。

学びたいという受身の状態は、良い印象をあたえないため、志望動機のメインに据えることは避けましょう。

ポイントを押さえて臨床検査技師の志望動機を書こう

本記事では、臨床検査技師の志望動機を書く際のポイントを解説しました。

臨床検査技師の志望動機を書く際は、なぜその仕事・病院・クリニック・企業でなければいけないのかを明確にすることが重要です。そのために、企業分析や自己分析を入念に行いましょう。

また、志望動機では「業務に関連する経験やアピールポイント」や「入社後のビジョン」を合わせて伝えることで、説得力が生まれますよ。

  • フェイスブック
  • ツイッター

若林

この記事を書いた人

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

PICKUPピックアップ記事

まずはカリクル公式LINEを友だち追加!

無料スーツレンタルはこちら