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リクシルの年収や初任給・事業内容を紹介|競合他社についても解説

リクシルは、私たちの暮らしを支え豊かにするさまざまな製品を製造・販売している有名企業です。

就活を進めている中で、リクシルについて気になったという方もいるのではないでしょうか。

本記事では、リクシルの給与面の情報や募集要項、そして事業内容などを幅広く紹介します。

リクシルについて企業研究を進めたいと考えている方は、ぜひともご参考にしてくださいね。

リクシルの平均年収と初任給

リクシルに関して企業研究を進めるうえで、やはり就活生なら従業員の収入面が気になるものですよね

そのためここでは、リクシルの従業員の給与について以下の2項目にて紹介します。

  1. リクシルの平均年収は694万
  2. リクシルの初任給

リクシルの平均年収は694万

リクシルの従業員の平均年収は、694万円です(引用元:金融庁EDINET「株式会社LIXIL2023年3月期有価証券報告書」)。

以下で、リクシルの従業員に関するデータを紹介します。

従業員数(連結)51,501名
平均年齢45.4歳
勤続平均年数20.6年
平均年間給与694万円
引用元:金融庁EDINET「株式会社LIXIL2023年3月期有価証券報告書」

国税庁の「令和4年分民間給与実態統計調査」によると、2022年分の給与所得者の平均給与は458万円です。

つまり、リクシルの給与は一般水準と比較しても高水準であると言えるでしょう。

リクシルの初任給

リクシルの新卒入社社員の初任給は、公式サイトによると以下の通りです。

学歴初任給
大学卒月給22万2500円
院(修士)卒月給23万9500円
院(博士)卒月給25万5500円
引用元:株式会社LIXIL「採用情報」

厚生労働省の2019年調査によると、2019年度の大卒初任給の平均は21万200円でした(引用元:厚生労働省「令和元年賃金構造基本統計調査(初任給)の概況」)。

つまり初任給については一般的な水準と同等程度ですが、平均年収が一般より高水準であることを踏まえると、入社後の給与アップ幅が一般水準よりも大きいと予想できます。

リクシルの募集要項

リクシルの2025年新卒採用の募集要項は、以下の通りです(一部を抜粋して紹介します)。

採用条件(1) 大学、大学院、高専専攻科を入社予定年3月までに卒業あるいは卒業見込みの方
(2) 自動車運転免許有資格の方(入社時迄に取得、MT・AT限定共に可)
※ 大学、大学院は国内・海外を問わない
※ 既卒者の場合、職歴の有無は問わない
募集コース①技術系コース (水まわり部門、ハウジング部門)
②初期配属限定 デジタル部門コース
③初期配属限定 知的財産部門コース
募集学科系統①のコース:機械系、電気・電子系、管理・情報系、材料・物資系、化学系、
建築・土木・デザイン系、理学・農学・環境系
②③のコース:学部学科不問
採用プロセス①エントリー
②会社説明 (動画視聴)
③コース別説明
④コース選択
⑤筆記試験 (SPI)
⑥面接
⑦社員面談
諸手当時間外勤務手当、家族手当、通勤手当 など
勤務地全国各事業所
※担当する仕事内容に応じて「通勤型」もしくは「在宅型」のいずれかにて勤務
勤務時間8:30~17:20 実働7時間50分
※配属部門により勤務区分が異なるため、始業・終業時刻は変更となる可能性あり
※本社管理部門、営業部門、工場間接部門を対象としてスーパーフレックスタイム制度を導入
福利厚生厚生施設:代用社宅、全国契約保養所など
諸制度:社会保険完備、財形貯蓄、持家融資、従業員持株会、時短勤務制度、
鹿島アントラーズ(ホームゲーム)の観戦チケット割引制度など
休日休暇年間休日 125日 (2022年度実績)
完全週休2日制 (土・日)
他に、祝日、夏季休暇、年末年始休暇、有給休暇(※1)、特別休暇(※2)、永年勤続休暇など
※1.有給休暇は「1日」・「半日」・「時間単位」で取得できます。
また、メモリアル休暇、ゆとり休暇など有給休暇取得を推進する仕組みを取り入れています
※2.特別休暇とはセルフケア休暇、慶弔休暇、転勤休暇、出産休暇など
昇給・賞与昇給:年1回
賞与:年2回 (7月・12月)
引用元:株式会社LIXIL「採用情報」

担当業務によっては「在宅型」の働き方を選択できる点は、柔軟な働き方を求める人にとって魅力的でしょう。

リクシルの企業情報

ここでは、リクシルの企業情報を以下の3つの項目に整理して紹介します。

  1. リクシルの事業内容
  2. リクシルの売り上げ・実績
  3. リクシルの基本理念

リクシルの事業内容

リクシルは、「住まいの夢を実現する製品やサービス」を提供する事業を展開している企業です。

主な事業としては、「ウォーターテクノロジー事業」と「ハウジングテクノロジー事業」の2つが挙げられます。

ウォーターテクノロジー事業は、INAXやAmerican Standardなどの世界的ブランドを通じて水回り製品を提供する事業です。

ハウジングテクノロジー事業では、TOSTEMやEXSIORなどのブランドを通じてエクステリア・インテリア製品を提供しています。

リクシルの売り上げ・実績

リクシルの近年における売り上げや実績の推移は、以下の通りです。

2019年3月期2020年3月期2021年3月期2022年3月期2023年3月期
売上収益1兆6,924億3,200万円1兆5,244億4,900万円1兆3,782億5,500万円1兆4,285億7,800万円1兆4,959億8,700万円
国内1兆2,752億9,900万円1兆1,078億5,100万円9,874億6,100万円9,606億4,400万円9,692億100万円
海外4,171億3,300万円4,065億9,800万円3,907億9,400万円4,679億3,400万円5,267億8,600万円
事業利益544億8,500万円522億9,000万円572億8,800万円648億7,500万円257億4,500万円
引用元:株式会社LIXIL「業績ハイライト」

2023年3月期には原材料費や資材の高騰、そして円安などによって事業利益が大きく減収しています。

22年10月より価格転嫁を目的とした主力製品の値上げを行っていますが、2023年3月期の決算にはその効果が間に合わなかった状況だと考えられるでしょう。

リクシルの基本理念

リクシルでは、意思決定の指針になる「Purpose(存在意義)」と、存在意義の実現のための「LIXIL Behaviors(3つの行動)」を定めています。

Purpose(存在意義)MAKE BETTER HOMES A REALITY FOR EVERYONE, EVERYWHERE
「世界中の誰もが願う、豊かで快適な住まいの実現」
LIXIL Behaviors(3つの行動)DO THE RIGHT THING「正しいことをする」
WORK WITH RESPECT「敬意を持って働く」
EXPERIMENT AND LEARN「実験し、学ぶ」
引用元:株式会社LIXIL「PurposeとBehaviors」

そして中長期の基本的経営方針として「LIXIL PLAYBOOK」を策定し、以下を優先課題としています

リクシルの競合企業

ここでは、リクシルの競合企業として以下の3つの企業を紹介します。

  1. パナソニックホールディングス
  2. TOTO
  3. 三和ホールディングス

パナソニックホールディングス

パナソニックホールディングスは、世界的大手電機メーカー「パナソニック」の持株会社です。

電気機器の開発・製造・販売だけでなく、住宅やオフィスでの「くらし」に関わるさまざまな製品を提供する事業も展開しています。

売上高8兆3,789億4,200万円
従業員数(連結)233,391名
平均年齢43.6歳
勤続平均年数18.3年
平均年間給与909万円
引用元:金融庁EDINET「2023年3月期有価証券報告書」

TOTO

TOTOは、トイレやバスルーム、洗面所、そしてキッチンなどの水回り製品を開発・販売している企業です。

技術力に大きな自信を持っており、独自の開発技術による高品質な製品・サービスの提供を行っています。

売上高7,011億8,700万円
従業員数(連結)34,152名
平均年齢44.3歳
勤続平均年数18.1年
平均年間給与706万円
引用元:金融庁EDINET「2023年3月期有価証券報告書」

三和ホールディングス

三和ホールディングスは、シャッター製品やドア製品などの製造・販売を行っている企業です。

さまざまな製品ラインナップを持ち、施工からアフターサービスまでをワンストップで行える点を強みとしています。

売上高5,881億5,900万円
従業員数(連結)12,773名
平均年齢44歳1ヶ月
勤続平均年数17年9ヶ月
平均年間給与877万円
引用元:金融庁EDINET「2023年3月期有価証券報告書」

リクシルについて数字の面から理解を深めよう

リクシルは、水回り製品やエクステリア・インテリア関連製品を製造・販売している企業です。

リクシルについて企業研究を行ううえでは、同じ業界の競合企業と数字や強みなどの面で比較し、理解を深めるようにすると良いでしょう。

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若林

この記事を書いた人

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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