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トヨタの平均年収や初任給を解説|自動車業界の競合も比較して解説

トヨタ自動車は、「世界のトヨタ」と呼ばれる世界的自動車メーカーです。

就職活動を進めるうえで、トヨタ自動車でのキャリアに興味を持った方もいるのではないでしょうか。

本記事では、トヨタ自動車の給与面や募集要項、そして事業内容などを幅広く紹介します。

トヨタ自動車へのチャレンジに興味がある就活生の皆さんは、ぜひとも参考にしてくださいね。

トヨタの平均年収と初任給

トヨタ自動車について企業研究を進めるにあたって、やはり従業員の収入面が気になる方は多いのではないでしょうか。

そのためここでは、トヨタ自動車の従業員の給与面について以下の2点に整理して解説します。

  1. トヨタの平均年収は895万
  2. トヨタの初任給

トヨタの平均年収は895万

トヨタ自動車の従業員の平均年収は、895万円です(引用元:金融庁EDINET「2023年3月期有価証券報告書」

以下で、同資料に記載されているトヨタ自動車の従業員に関するデータを共有します。

従業員数(連結)375,235名
平均年齢40.6歳
勤続平均年数16.2年
平均年間給与895万円
引用元:金融庁EDINET「2023年3月期有価証券報告書」

国税庁の「令和4年分民間給与実態統計調査」によると2022年分の給与所得者の平均給与は458万円です。

トヨタ自動車の平均給与は、一般水準の2倍程度と高水準であることが分かりますね。

トヨタの初任給

トヨタ自動車のリクルートサイトによると、トヨタ自動車の初任給は以下の通りです。

学歴初任給
修士修了相当月給25万円
学部卒業相当月給22万8000円
専攻科卒業月給22万8000円
高専卒業月給20万1000円
引用元:トヨタ自動車リクルートサイト「採用情報」

厚生労働省の調査によると、2019年度の大卒初任給は21万2,000円でした。トヨタ自動車の初任給は、一般水準と同等から少し高額の水準だと言えます。

トヨタの募集要項

トヨタ自動車の2024年度新卒採用の総合職の募集要項は、以下の通りです。一部を抜粋して紹介します。

応募資格<国内大学(修士・学士)、高等専門学校>
2020年4月から2024年3月までに卒業(見込)・修了(見込)の方
<海外大学(修士・学士)>
2020年4月から2024年9月までに卒業(見込)・修了(見込)の方
諸手当超過勤務手当、家族手当、通勤補助など
昇給年1回(4月)
賞与年2回(7月、12月)
勤務地国内各事業所(豊田本社、東京本社、名古屋オフィス、東富士研究所、各工場など)
および海外事業所
勤務時間・豊田本社(本社周辺の各工場含む)/8:30~17:30または8:00~17:00
・東京本社、名古屋オフィス/8:45~17:45
※配属先によって勤務時間は異なる
※フレックス制度あり
休日休暇年間休日121日(2022年度)
・豊田本社(本社周辺の各工場含む)/完全週休2日制(土・日)、
GW・夏期・年末年始休暇
・東京本社、名古屋オフィス/完全週休2日制(土・日)、祝日、年末年始休暇
※その他、年次有給休暇・特別休暇あり
保険雇用保険、労災保険、健康保険、厚生年金保険など
福利厚生施設/寮・社宅、スポーツ施設、保養所など
制度/選択型福利厚生制度・持家補助制度・従業員持株会制度・財形貯蓄制度など
引用元:トヨタ自動車リクルートサイト「採用情報」

募集にあたっては、学部や学科は問われません

トヨタの企業情報

ここでは、トヨタ自動車の企業情報を以下の3つの項目に整理して紹介します。

  1. トヨタの事業内容
  2. トヨタの売り上げ・実績
  3. トヨタの基本理念

トヨタの事業内容

トヨタ自動車は、自動車の生産・販売を手掛ける世界的有名企業です。ただし自動車事業の他にも、実は以下のようにさまざまな事業を展開しています。

  • 金融事業
  • 住宅事業
  • マリン事業
  • アグリバイオ事業
  • ウェルウォーク事業

自動車生産やその他の事業で培った経験やノウハウを活かして、農業支援や医療関係の事業にも取り組んでいる点が特徴的です。

「ウェルウォーク」とは、下肢麻痺者のリハビリテーション支援を目的としたロボットのことを指します。

トヨタの売り上げ・実績

トヨタ自動車の近年における売り上げや実績は、以下の通りです。

2019年3月期2020年3月期2021年3月期2022年3月期2023年3月期
営業収益30兆2,260億円29兆8,660億円27兆2,140億円31兆3,790億円37兆1,540億円
営業利益2兆4,680億円2兆3,990億円2兆1,970億円2兆9,950億円2兆7,250億円
営業収益
営業利益率
8.2%8.0%8.1%9.5%7.3%
引用元:トヨタ自動車「業績ハイライト・財務指標」

2023年3月期には、資材の高騰によって自動車事業の営業利益が前年度比でマイナスになりました。

しかし中心である自動車・金融事業以外の事業では2023年度に増益を記録しており、今後の事業展開に注目が集まります。

トヨタの基本理念

トヨタ自動車では、1992年1月に「トヨタ基本理念」を策定しています(1997年4月改定)。

1.内外の法およびその精神を遵守し、オープンでフェアな企業活動を通じて、国際社会から信頼される企業市民をめざす
2.各国、各地域の文化、慣習を尊重し、地域に根ざした企業活動を通じて、経済・社会の発展に貢献する
3.クリーンで安全な商品の提供を使命とし、あらゆる企業活動を通じて、住みよい地球と豊かな社会づくりに取り組む
4.様々な分野での最先端技術の研究と開発に努め、世界中のお客様のご要望にお応えする魅力あふれる商品・サービスを提供する
5.労使相互信頼・責任を基本に、個人の創造力とチームワークの強みを最大限に高める企業風土をつくる
6.グローバルで革新的な経営により、社会との調和ある成長をめざす
7.開かれた取引関係を基本に、互いに研究と創造に努め、長期安定的な成長と共存共栄を実現する
引用元:トヨタ自動車「企業情報、経営理念」

トヨタ自動車への就職にチャレンジするのであれば、上記の理念について理解を深めておくことが重要でしょう

トヨタの競合企業

ここでは、トヨタ自動車の競合企業として以下の3つの企業を紹介します。

  1. 本田技研工業
  2. 日産自動車
  3. スズキ

本田技研工業

本田技研工業(ホンダ)は、自動車事業を中心として幅広いモビリティ領域で事業を展開している企業です。

二輪事業に大きな強みを持っており、世界の二輪市場でも最大手に君臨しています。

売上高16兆9,077億2,500万円
従業員数(連結)197,039名
平均年齢44.7歳
勤続平均年数22.0年
平均年間給与822万円
引用元:金融庁EDINET「2023年3月期有価証券報告書」

日産自動車

日産自動車は、技術力を最大の売りとして事業を展開している大手自動車メーカーです。

近年では最新技術を駆使した「日本発」の完全新型EV開発事業に注力しており、国内のみならず世界的な関心ごとの1つになっています。

売上高10兆5,966億9,500万円
従業員数131,719名
平均年齢41.7歳
勤続平均年数16.4年
平均年間給与(千円)851万円
引用元:金融庁EDINET「2023年3月期有価証券報告書」

スズキ

スズキは、軽自動車を中心とした四輪事業や、ニーズに合わせたカテゴリーのバイクを製造している二輪事業を主力に展開している自動車メーカーです。

また、インド市場に大きな強みを持っている点はユニークだと言えるでしょう。

売上高4兆6,416億4,400万円
従業員数(連結)70,012名
平均年齢41歳2ヶ月
勤続平均年数18年7ヶ月
平均年間給与686万円
引用元:金融庁EDINET「2023年3月期有価証券報告書」

トヨタについて競合企業と比較しつつ理解を深めよう

トヨタ自動車は、主力の自動車事業を中心としてグローバルに事業を展開している世界的大企業です。

トヨタ自動車について企業研究を進めるにあたっては、自動車業界の競合企業と数字や強みを比較しつつ理解を深めると良いでしょう。

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若林

この記事を書いた人

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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