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トクヤマの年収や初任給を紹介|競合企業の情報についても解説

トクヤマは化成品やセメント、電子材料などを取り扱っている会社です。

しかし、仕事で得られる給料が具体的にイメージできず、働いている様子を想像しづらいと感じる人もいるでしょう。

本記事では、トクヤマの年収や初任給、募集要項や企業情報について解説します。競合として挙げられる企業も紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

トクヤマの平均年収と初任給

トクヤマの給料について具体的な金額を知れば、仕事の結果得られる待遇を想像しやすくなると思います。ここでは、年収の平均額と初任給について説明しますよ。

  1. トクヤマの平均年収は704万
  2. トクヤマの初任給

トクヤマの平均年収は704万

トクヤマの賞与や基準外賃金を含んだ平均年収は704万円です(引用元:第159期有価証券報告書)。平均年齢は41.27歳、平均勤続年数は17年で、長く働く社員がやや多いことがわかります。

また従業員数は単体で2,459人、連結では5,909人で、どちらの場合でも電子材料事業に携わっている従業員が多いのが特徴です。

また、賃金の男女差を表した数値は67.9%と表記されていますが、管理職に男性が多いことや交替手当、家族手当の有無が影響した結果となっています。

トクヤマの初任給

トクヤマの初任給は以下のように、学歴によって変わります

初任給
高専卒月給20万0,100円
大卒月給23万4,000円
修士了月給24万0,000円
​博士了月給27万1,317円
引用元:採用データ | TOKUYAMA RECRUIT INFORMATION

2023年の採用人員のデータを見ると、理系の院卒者は32名と最も多いのが分かります。次に多いのは文系の大卒者で8名採用されており、理系の大卒者は4名、高専卒者は3名です。

トクヤマの募集要項

募集要項は、以下の表の通りです。

募集学部・学科・事務系:全学部
・技術系:化学・物理・化学工学・材料・電気・機械・情報など
職種例・事務系:営業・企画・経理・人事など
・技術系:研究・技術開発・エンジニアリングなど
諸手当地域手当・通勤手当・家族手当・住宅手当など
昇給・賞与・昇給:4月(年1回)
・賞与:6月と12月(年2回)
勤務時間9:00~17:45(工場や製造所は8:30~17:15)フレックス・短時間勤務・在宅勤務制度あり
勤務地東京・つくば・鹿島・大阪・名古屋・広島・周南(旧徳山)・高松・福岡・ドイツ・アメリカ・中国・シンガポール・韓国など
休日休暇・完全週休2日制、年末年始など祝日あり
・2022年の年間休日実績は123日
・年次有給休暇(半日から取得可能)、慶弔休暇など
福利厚生社員寮・社宅・カフェテリアプラン・各種保険・厚生施設・財形貯蓄制度・持株会・融資制度・持家制度など
引用元:採用データ | TOKUYAMA RECRUIT INFORMATION

2022年度の学卒グローバル職は30歳で352,350円、35歳で417,759円支給されているもの特徴ですね。

トクヤマの企業情報

トクヤマの基本情報を見れば、会社について理解する糸口を見つけやすくなるでしょう。ここでは、3つのトピックに分けて情報を紹介します。

  1. トクヤマの事業内容
  2. トクヤマの売り上げ・実績
  3. トクヤマの基本理念

トクヤマの事業内容

トクヤマでは、化成品・先端材料・電子材料・セメントなどを扱う部門が作られています(引用元:事業紹介 | 会社情報 | Tokuyama)。

創業時からソーダ灰や塩素誘導品を取り扱っていて、一部製品では食品添加物グレードをクリアした品質の高さが評判です。

電子材料部門では半導体の技術開発に役立つ製品を提供し、先端材料部門ではシリカ粉末や窒化アルミニウム粉末など、さまざまな産業に関係する製品を提供しています。

トクヤマの売り上げ・実績

2022年度のトクヤマの売上高は3,517億円で、営業利益は143億円です(引用元:主要経営指標)。

2021年度と比較すると営業利益は112億円減少しましたが、売上高は580億円増加しています。

また、当期純利益は大きく減少してしまったものの、総資産は450億円増加して4,783億円になっているのが特徴ですね。

2024年3月期の質疑応答では、収益を重視したオペレーションによって減収増益となったことが発表されています。

トクヤマの基本理念

トクヤマは化学を礎とし、顧客と共に環境との調和や幸せな未来に貢献することを経営理念として掲げています(引用元:経営理念 | TOKUYAMA RECRUIT INFORMATION)。

また行動の指針としては、より広く高い視点を持つ・前任を超える人材として成長する・顧客満足が利益の源になることなどを挙げているようです。

社員に求める価値観として、誠実さ・根気強さ・遊び心・勇気を持つことを重視した会社です。

トクヤマの競合企業

競合になり得る企業についても確認すると、会社ごとの特色を見出しやすくなるのがポイントですね。ここでは、3つの企業の実績や事業の傾向を紹介します。

  1. ADEKA
  2. ニフコ
  3. ライオン

ADEKA

ADEKAの2022年度の売上高は4,033億円で、平均年収は722万円です(引用元:第161期有価証券報告書)。

平均年齢は39.6歳とトクヤマよりも低く、平均勤続年数は16.5年とやや短くなっています。

化学品事業ではプラスチック用添加剤やファインケミカル製品を扱っていて、マーガリンやショートニングなどを提供する食品事業も展開しているのが特徴です。

近年は医薬品のほかに農薬などに注力してライフサイエンス部門の事業化を進めています。

ニフコ

ニフコの2022年度の売上高は3,217億円で、平均年収は650万円です(引用元:第71期有価証券報告書)。

平均年齢は41.8歳とトクヤマよりもやや高く、平均勤続年数は16.3年と短くなっています。

事業ではファスナー・ダンパー・バックルなどの樹脂製品をメインに取り扱っているのが特色です。SPLCと呼ばれる結ばず履けて解けづらく緩みづらい靴紐も生み出しています。

ライオン

ライオンの2022年度の売上高は3,898億円で、平均年収は680万円です(引用元:第162期有価証券報告書)。

平均年齢は44.17歳ほどでトクヤマよりも高く、平均勤続年数は17年と同等になっています。

事業ではオーラルケア製品・ビューティーケア製品・鎮痛薬や目薬などの薬品などを販売していて、一般家庭における知名度が高いのが強みです。海外拠点は、タイや中国、マレーシアです。

トクヤマについて競合企業と比較しながら理解を深めよう

トクヤマについて、競合企業と見比べながら特徴を掴み企業分析に役立てましょう。トクヤマは品質の高い化成品を提供し、半導体事業に貢献する電子材料製品を扱っている企業だと分かりましたね。

社風もあわせて確認して、自分の強みと結び付けられる要素を探しましょう。

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若林

この記事を書いた人

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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