Webテストでよく出る四則逆算の問題に苦手意識がある就活生もいるのではないでしょうか。そこで本記事では、四則逆算を解くコツを解説します。
四則逆算を解くスピードを上げる方法も紹介しているので、ぜひ最後までお読みください。
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四則逆算とは答えから四則演算の式を求める問題

四則逆算は、例えば「6×◻️=54」のような形で出題され、空欄に入る数字を求める問題です。四則計算(足し算、引き算、掛け算、割り算)の逆計算を行うことで答えを導き出します。
ただし、四則逆算の問題には分数などの計算も含まれることがあり、計算が複雑になるほど苦手意識を持つ人も少なくありません。
しかし、基本的な計算ルールを理解し、問題に慣れることで、これらの問題も確実に解くことが可能です。
四則逆算に役立つ四則演算の3つの法則

四則逆算は、四則計算の原則を理解し応用することで、効率的に解くことが可能です。ここでは、初心者でも理解しやすいように、四則演算の3つの基本法則について解説します。
- 交換法則
- 結合法則
- 分配法則
①交換法則
交換法則は、足し算と掛け算において、数の順序を変えても結果は変わない法則です。例えば、2 + 3 = 5 は 3 + 2 = 5 と同じであり、4 × 7 = 28 は 7 × 4 = 28 と等しいのです。
交換法則を理解することで、四則逆算の問題を解く際に、より計算しやすい形に式を変形できるようになります。
例えば、複雑な計算式でも、交換法則を使って単純な形に変えることで、迅速に正確な答えを導き出すことが可能です。
②結合法則
結合法則は、足し算と掛け算において、どのように数をグループ化しても結果が変わらない原則のことです。
例えば、(1 + 2) + 3 = 1 + (2 + 3) であり、どちらも結果は6になります。同様に、(2 × 3) × 4 = 2 × (3 × 4) で、どちらも24になります。
結合法則を利用することで、四則逆算の問題を解く際に、より計算しやすい順序で数を組み合わせることができ、効率的に解を見つけることが可能です。
③分配法則
分配法則は、足し算や引き算が掛け算と組み合わさった場合に適用される原則です。分配法則によれば、(a + b) × c = a × c + b × c となります。
つまり、カッコ内の数をそれぞれ掛け算し、その後に足し合わせることが可能です。
分配法則を理解することで、四則逆算の問題において、複雑な式をより単純な形に分解し、迅速に解を導けます。
例えば、(2 + 3) × 4 の計算をする際に、2 × 4 + 3 × 4 と分解して計算することで、より簡単に答えを見つけられます。
四則逆算を解く際の3つのコツ

就活中の皆さん、適性検査で出会う四則逆算に苦手意識はありませんか?ここでは、四則逆算をスムーズに解くための3つのコツを紹介します。
- 式を「◻️=⚪️△」の形に変形する
- 割り算は分数にする
- 分数の問題は分母がポイント
①式を「◻️=⚪️△」の形に変形する
四則逆算を解く際、最も重要なのは式を「◻️=⚪️△」の形に変形することです。この変形により、問題が解きやすくなります。
例えば、「5×□=20」という問題があった場合、「□=20÷5」と変形して解けます。
このとき、右辺から左辺に移動する際の符号の変化に注意が必要です。加算は減算に、乗算は除算に変わります。この基本を理解し、適切に式を変形することが、スムーズな解答への第一歩です。
②割り算は分数にする
割り算を含む問題は、分数を用いて表すと解きやすくなります。例えば、「100÷5」のような式は「100/5」として表現すると良いでしょう。
分数にすることで、計算が簡単になり、特に複雑な式の中で割り算が出てきた場合に役立ちます。
また、分数を使うことで、約分や通分などの操作がしやすくなり、計算過程がスムーズに進むようになるのです。割り算を分数に変換する習慣をつけることで、四則逆算の計算がより効率的になります。
③分数の問題は分母がポイント
分数を含む問題では、分母に注目することが重要です。足し算や引き算を行う際は、通分をして分母を揃えましょう。
掛け算では、分母同士、分子同士を掛け合わせ、可能であれば約分を行います。割り算の場合は、割る数の逆数をかけて計算を進めましょう。
これらの操作を理解し、適切に使い分けることで、分数を含む複雑な問題も効率的に解けます。分母に注目し、適切な操作を行うことが、分数問題を解く際の鍵です。
四則逆算をスピードアップするためのポイント3選

四則逆算の問題を解くスピードを上げる方法を3つ紹介します。逆算問題が苦手な人はぜひ実践してみてください。
- 選択肢に注目する
- 練習問題の数をこなす
- 答えが正しければ問題ない
①選択肢に注目する
四則逆算の問題では、選択肢を賢く利用することが重要です。例えば、□÷32=24という問題があり、選択肢が①768②564③892の場合、一の位の8を求めれば他を計算しなくても①に絞れます。
このように、選択肢の特徴を見極めることで、計算量を大幅に減らし、スピードアップを図ることが可能です。また、不要な選択肢を素早く排除することで、集中力を保ちながら問題を解けます。
②練習問題の数をこなす
四則逆算は練習を重ねることで、より速く正確に解けるようになります。実際の選考で使用されるSPIや玉手箱などの問題集を使って、実践的な練習を積むことが大切です。
練習を重ねることで、計算スピードが向上し、さまざまなパターンの問題に対応できるようになります。また、時間を計って練習することで、実際の試験のプレッシャーにも慣れるでしょう。
③答えが正しければ問題ない
四則逆算では、最終的に正しい答えを導き出せれば、どのような計算方法を使っても構いません。自分にとって理解しやすく、速く解ける方法を見つけることが重要です。
また、計算過程で簡単な方法を見つけたり、計算ミスを減らす工夫をしたりすることも効果的です。自分の得意な計算方法を見つけ、それを磨くことで、スピードと正確性を両立させられます。
四則逆算の一番のコツはたくさんの問題を解いて慣れること!

四則逆算をマスターする最大のコツは、実際に多くの問題を解いて慣れることです。初めは複雑に感じる計算も、繰り返し解くことでパターンを掴み、スムーズに解けるようになります。
また、時間を計って解く練習をすることで、実際のテスト環境に近い形での対策が可能です。
さらに、選択肢をうまく利用することで、計算の手間を省き、より速く正確に答えを導く技術も身につけましょう。
四則逆算は、慣れと練習によって確実に得点源にできる分野です。ぜひ、積極的に問題にチャレンジして、スキルアップを図ってください。
このメディアの監修者
若林
青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。