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カシオ計算機の平均年収や初任給を紹介|競合企業についても解説

カシオは計算機や時計、楽器などの製品を販売している会社です。しかし、カシオならではの強みについて聞かれた際に、スムーズに答えづらいと感じる人もいるでしょう。

本記事では、カシオの給料・募集要項・事業内容・売上高・基本理念について解説します。

競合企業の情報も紹介するので、企業ごとの特色を把握したい方はぜひご覧ください。

カシオの平均年収と初任給

ここでは、カシオの平均年収と初任給の2つの情報に分けて紹介していきます。

  1. カシオの平均年収は816万
  2. カシオの初任給は19〜25万

それぞれ詳しくみていきましょう。

カシオの平均年収は816万

カシオの社員が受け取る年収の平均額は、賞与や基準外賃金を含んだ金額で、816万円です(引用元:第67期有価証券報告書)。

平均年齢は46.2歳で、平均勤続年数も17.5年とやや長めになっています。

また、従業員数は2,525人ですが臨時従業員数は615人で、所属人数が最も多いコンシューマー部門には836人が配属されているのも特徴です。

次点で時計部門の従業員数が多く、連結会社の従業員数の合計は9,732人となっています。

カシオの初任給は19〜25万

カシオの初任給は学歴によって変動します。以下が学歴ごとの初任給一覧です。

初任給
高専(本科)卒196,000円
大卒、高専(専攻科)卒227,000円
院卒251,000円
引用元:採用情報 募集要項 | カシオ定期採用サイト

上記の金額は2022年4月を基準として設定されていて、2023年度には52名の入社が予定されています

採用する学部に制限はなく、全学部もしくは全学科が採用の対象となっているのも特徴です。

カシオの募集要項

カシオの募集要項は、以下の表の通りです。

応募資格高専卒または4年制大学を卒業する見込み以上、かつ国内で就業経験がないこと
募集職種・エンジニア
・経営スタッフ
・営業
昇給や賞与昇給は年に1回、賞与は6月と12月の年2回
勤務時間8:50~17:30で休憩は55分(7:20~19:30の範囲で時刻変更が可能)
休日休暇・完全週休2日制
・祝日・年末年始・リフレッシュ休暇・夏季休暇あり
・2023年の年間休日数は126日
有給休暇・初年度は20日
・特別休暇や慶弔休暇あり
福利厚生独身寮・短時間勤務・育休・産休・介護休暇・カフェテリアプラン・持株会・退職金制度・厚生年金保険・健康保険組合など
引用元:採用情報 募集要項 | カシオ定期採用サイト

社内通信教育制度などがあるほか、メンター制度やキャリアコンサルティング制度、社内検定など制度はもちろん、福利厚生もきちんと整備されていますよ。

カシオの企業情報

企業の概要をチェックすれば、会社の強みや特色を深堀りするための手がかりになるのがメリットです。

ここでは、事業内容・実績・経営理念の3つに分けて詳細を説明します。

  1. カシオの事業内容
  2. カシオの売上高・実績
  3. カシオの基本理念

カシオの事業内容

カシオは、耐衝撃性や高機能性を備えた時計や、国ごとのニーズに対応した関数電卓、日本の高校生からのシェア率が高い電子辞書などの商品を展開しています(引用元: カシオの事業内容 | CASIO)。

また、教育のICT化に合わせて、パソコンやタブレットを用いた授業の支援を行うためのプラットフォーム「ClassPad.net」の提供を行っているのも特徴です。

また、電子キーボードや販売管理システム・電子レジスター・ラベルライター・ハンディターミナルなども取り扱っています。

カシオの売上高・実績

2023年3月期決算のカシオの売上高は2,638億円で原価率は57.6%、営業利益は181億円となっています(引用元:第67期有価証券報告書)。

1年前の実績と比べると営業利益率や当期純利益率は減少したものの、売上高は約115億円増加しているのが特徴です(引用元:財務・業績情報 | CASIO)。

また、地域別の売上構成を見ると、2022年度は北米で約42億円、日本を除くアジアでは売上が約90億円も上昇しています。

カシオの基本理念

カシオは経営理念として「創造」と「貢献」を掲げています(引用元:経営理念 | CASIO)。

この経営理念には、これまでにない働きを持った製品を創り出して、社会に貢献するといった意味合いが込められています。

またカシオ創造憲章の中では、独創性を重視し、誰にとっても必要でありながら世の中になかったものを生み出すことなどを掲げています。

製品開発業務以外でも追及していくべきである、と指針にしているのが特徴です。

カシオの競合企業

競合企業の実績や待遇を確認すれば、会社ごとの違いを把握しやすくなるでしょう。ここでは、2つの競合企業の情報を紹介していきますよ。

  1. セイコーグループ
  2. シチズン時計

セイコーグループ

2023年3月期決算のセイコーグループの売上高は2,605億円で、平均年収は805万円です(引用元:第162期有価証券報告書)。

セイコーグループでは自社一貫製造の腕時計・掛時計や置時計・電子部品や精密部品などを取り扱っています。

90年以上の歴史がある眼鏡事業を展開しているほか、時計だけでなく宝飾品・装飾品・食品などを取り扱う、高級専門店の和光の営業も行っているのが特徴です。

シチズン時計

2023年3月期決算のシチズン時計の売上高は3,013億円で、平均年収は714万円です(引用元:第138期有価証券報告書)。

事業ではさまざまなブランドを展開している時計のほか、プリンターや健康機器などの電子機器などを提供しています。

また、時計の小型化技術を活かしたデバイス事業や世界の製造業の部品加工などで使われる工作機械事業なども行っているのが特徴です。

カシオについて競合企業とも比較しながら理解を深めよう

本記事を参考に、カシオと競合企業を比較しながら事業展開や社風への理解を深めましょう

カシオは時計のほか、電卓や電子辞書、教育向けプラットフォームなども展開している企業です。

会社ごとの理念の違いもチェックして、自身の人間性とマッチする部分を見つけ出してくださいね。

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若林

この記事を書いた人

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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