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夏場の就活スーツ事情を解説|服装のマナーや暑さ対策も紹介

説明会や面接など、就活の多くは夏にもイベントが行われます。そのため、夏のスーツマナーも徹底しておきたいところです。

しかし「夏の就活では、どのようなスーツを着ればいいの?どんなことに気をつけて着用すればいいの?」と悩みますよね。

そこで本記事では、夏場の就活スーツ事情を解説します。服装のマナーや暑さ対策も紹介しているので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

就活は夏でもスーツが基本

就活の服装は、夏でもスーツが基本です。気温が高いため、スーツの着用が息苦しいと感じることもあるでしょう。だからといってスーツを着用しないという選択は避けるべきです。

夏の就活では、軽い生地や通気性のよい素材のスーツを選ぶことが鍵となります。また、快適な着こなしを求めるなかで、爽やかな色合いや清潔感も大切です。

夏を乗り越えるためには、快適さを追求しつつもマナーや清潔感を重視した服装を心がけましょう。

夏場の就活スーツの着こなし方5つ

ここでは、夏場の就活スーツの着こなし方をアイテム別に紹介します。

  1. ジャケット
  2. シャツ・ブラウス
  3. ネクタイ
  4. ストッキング

①ジャケット

夏場の就活でも、ジャケットの着用は不可欠です。なぜなら、ジャケットはかっちりとした印象や、ビジネスの場での信頼感を印象付けられるからです。

スーツの上着を脱いだ状態での面接や試験は、マナー違反と受け取られかねません。ジャケットは着用し、清潔感を保ちながらも快適に過ごす工夫が求められるのです。

ジャケットは、明るめの色や通気性の高い素材を選ぶのがポイントです。これにより、夏でも快適に過ごせ、同時に堅実な印象を与えられます。

➁シャツ・ブラウス

シャツ・ブラウスは、快適さとフォーマルさを両立させるために、涼しい素材の長袖シャツがおすすめですよ。

ジャケットを羽織る際には、シャツの袖が1㎝ほどジャケットから見えるようにするのが正しいマナーなんです。

シャツやブラウスの色は、爽やかな印象を与える淡色系や清潔感のある白が好まれます。さらに、通気性の良い素材を選ぶことで快適な着心地を保てますよ。

③ネクタイ

夏場の就活スーツにおいては、ネクタイの着こなしも重要ですよ。夏場でもネクタイの着用が求められる場合があります。

ネクタイを着用していき、周囲の就活生がネクタイをしていなかったなら、そっとカバンにしまえばよいでしょう。

迷った際はネクタイを持ち歩き、状況に応じて上手に取り入れましょう。清涼感のある色や柄を選ぶことで、季節感を演出しつつも、ビジネスシーンにふさわしい印象を与えられます。

④ストッキング

女性は夏場の就活でも、ストッキングを必ず着用しましょう。ストッキングを履くことでフォーマルな場にふさわしい身だしなみになるからです。

素足に革靴はカジュアルな印象を与えるため避けましょう。

夏場のストッキングは、冷感生地のものを選ぶことで長時間の面接や移動中も涼しく快適に過ごせるのでおすすめです。

このように、適切なストッキングの選択と着こなしは、夏場の就活をスムーズに乗り切る助けとなります。

⑤靴

夏場の就活スーツの着こなしでは、靴にも気をつけましょう。暑いからといってサンダルやオープントゥのパンプスは避けるべきです。

特にパンツスーツを着る場合、肌が見えないように気を付けつつ、短い靴下よりもやや長めの靴下が適しています。これにより、清潔感を保った適切な着こなしができますよ。

シューズの色やデザインは控えめなものを選び、ビジネスカジュアルな雰囲気に合ったものを選ぶとよいでしょう。

【3つのパターン】企業から服装の指示がある場合

次に、夏の就活における適切な服装を「企業からの指示別」に紹介します。

  1. 「クールビズでお越しください」
  2. 「私服でお越しください」
  3. 「服装自由」

パターン1|「クールビズでお越しください」

「クールビズでお越しください」と言われた場合、上着なしでもマナー違反にはなりません。ただし、失礼のないよう念のためジャケットを持参することがよいでしょう。

というのも、ジャケットを持たずに「会場で自分だけシャツの状態」だと浮いてしまう可能性があるのです。そのため、どちらにも対応できる状態が好ましいと言えます。

服装が企業の雰囲気に合致するよう心掛けつつ、余裕を持って対応することが大切です。

パターン2|「私服でお越しください」

夏場の就活で、「私服でお越しください」と指示された場合、オフィスカジュアルが適切です。オフィスカジュアルとは、スーツほど堅苦しくなく、ビジネスシーンにふさわしい少しカジュアルな服装を指します。

オフィスカジュアルな服装としては、ポロシャツやボタン付きシャツにチノパンなど、シンプルな装いがよいでしょう。

ただし、ジーンズやタンクトップ、Tシャツ、サンダルは避けましょう。清潔感を保ちつつ、控えめなファッションが大切です。

パターン3|「服装自由」

企業が「服装自由」と指示した場合、スーツが無難です。表記上の自由さがあっても、スーツは一般的に好印象を与えます。特に「スーツ禁止」の明記がない限り、かしこまった服装が適切です。

不安な場合は、他の就活生や企業へ問い合わせることもひとつの手です。印象を損なわないよう、慎重に服装を選びましょう。

スーツでも夏場の就活を快適にする方法8つ

最後に、スーツでも夏場の就活を快適にする方法を紹介します。

  1. 夏用スーツを着る
  2. ジャケットは移動中脱ぐ
  3. ネクタイは直前に着用する
  4. インナーは透けないものや機能性を見る
  5. ストッキングは予備を持つ
  6. 日傘をさす
  7. こまめな休憩
  8. 暑さ対策アイテムを使う

①夏用スーツを着る

夏場の就活を快適にするためには、夏用スーツを着ることがおすすめです。夏用スーツには薄手の生地や冷感加工、蒸れにくい素材が使用されており、通常のスーツよりもはるかに涼しく感じます。

夏と冬でスーツを使い分けるとコストはかかりますが、就活の投資としては有効でしょう。

夏用スーツは、軽量かつ通気性があり、色は明るい地色や淡い色調のものがおすすめです。これにより、夏場の暑さにも負けず、快適さと清潔感を保ちながら活動できます

➁ジャケットは移動中脱ぐ

夏場の就活において、ジャケットは移動中脱ぐといいでしょう。就活の会場に到着するまでジャケットを外しておけば、汗だくになる心配が軽減されます。

移動中にジャケットを手にかけて持ち歩くことで、カバンにしまうよりもシワにくく、清潔感を保てますよ。

これにより、夏の暑さに対応しながらも、就活で適切な印象を与えることができるのです。

③ネクタイは直前に着用する

スーツでも快適な装いを保つ方法としては、ネクタイは直前に着用することもひとつの手ですよ。

直前に着用することで、暑い季節でも清潔感を保ちながら、会場に最適なスタイルを維持できます。ネクタイは事前に綺麗に丸め、カバンにしまっておきましょう。

ネクタイ着用のタイミングは、会場の最寄り駅でがいいでしょう。移動中の暑さを軽減でき、清潔なまま夏場の就活を快適に進められます

④インナーは透けないものや機能性を見る

スーツのインナーは透けない素材や機能性を備えたものを選ぶのがポイントですよ。なぜなら、汗をかくことでインナーが透けると、だらしない印象を与える可能性があるからです。

インナーは、吸汗速乾性に優れ、冷感加工が施されたものを着用しましょう。また、透けにくい素材を選ぶことが重要です。

なお、インナーなしでシャツを着ると、ニオイやシミがつきやすく、肌にはりつくことがあります。そのため、インナーを着用するのがおすすめですよ。

⑤ストッキングは予備を持つ

夏場の就活において、スーツでも快適さを保つための方法として、ストッキングは予備を持っていくと安心ですよ。伝線や汗ジミが心配な際、予備のストッキングがあればすぐに着替えが可能だからです。

こうすることで、清潔感を維持し、快適に過ごせます。就活中に万一のトラブルに備え、予備のストッキングを携帯することで、自信を持って面接やイベントに臨めます。

⑥日傘をさす

夏場の就活において、スーツでも快適な装いを保つ方法として、日傘の活用がおすすめです。真夏日でも日傘をさすことで、直射日光から身を守り体感温度を下げられますよ。

日傘は汗の抑制や疲労の軽減にも役立ちます。長時間外での活動になる就活では、日傘は有効なアイテムなのです。

日傘をさす際のポイントは、遮光性の高い素材や明るすぎない色合いのものを選ぶことです。これにより、快適な陰を作りつつ、印象を損ねることも回避できますね。

⑦こまめな休憩

夏場の就活は、こまめな休憩が重要です。

炎天下では知らず知らずのうちに脱水症状に陥ることもあります。スーツを着用していると尚更です。そのため、普段以上の体調管理が求められます。こまめな休憩を取り、快適かつ安全に就活に臨みましょう。

具体的には、炎天下での就活中は特にこまめな水分補給が挙げられます。カフェなどを活用しつつ、定期的に涼むのがおすすめです。

⑧暑さ対策アイテムを使う

夏場の就活を乗り越えるためには、暑さ対策アイテムの活用が重要ですよ。

暑さ対策として、ハンディファンや冷却スプレー、汗ふきシートなどのアイテムを使いましょう。荷物が増えるデメリットはありますが、快適さのためには仕方ないと言えるでしょう。

これらのアイテムで体温を調整し、汗を抑えることで、清潔感や快適さを保ちつつ就活に臨めるでしょう。

夏の就活スーツは暑さ対策で乗り切ろう

本記事では、夏場の就活スーツ事情について、服装のマナーや暑さ対策を交えて解説しました。

夏場は汗やニオイなど、清潔感を損なう要因が数多くあります。だからこそ、適切なアイテム選びや対策が必要なのです。

アイテムごとの着こなしを夏用にしたり、日傘などの暑さ対策アイテムを活用したり、自分なりに工夫し夏の就活を乗り切りましょう

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若林

この記事を書いた人

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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