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面接で好印象を与える面白い逆質問25選|考える際のポイントも解説

面接の最後に「何か質問はありますか?」と聞かれる逆質問。いざ聞かれたときに、準備していないと困ってしまいそうですよね。

本記事では面接官に好印象を与える、面白い逆質問の例文を25個紹介します。逆質問を考えるポイントも解説するので、ぜひ参考にして、面接官の印象に残るための準備をしていきましょう。

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目次

面接で面白い逆質問をすると好印象に見られる

面接で面白い逆質問をすることのメリットはなんでしょうか? 主に2つの利点があります。

1つめは、企業への高い関心や意欲があると思ってもらえることです。

2つめは、面接官の印象に残る応募者になれることです。面接官は多くの就活生と面接し、何度も逆質問をされているため、面白い逆質問だと印象に強く残るでしょう。

企業が逆質問を行う3つの理由

ここで、企業が逆質問を行う3つの理由を確認しておきましょう。

  1. 学生の疑問点を解消するため
  2. 学生の志望度を把握するため
  3. 企業に合った人材かを確認するため

理由を知って効果的な対策に繋げることで、面接を有利に進めましょう。

①学生の疑問点を解消するため

1つめの理由は、学生の疑問点を解消するためです。説明会への参加や、企業の公式サイトなどで企業研究をしていても、知りたい情報を得られない場合もあるかもしれません。

直接コミュニケーションを取れる面接の場で、就活生の気になる点は解決しようという目的があります。

また企業としては、就活生の疑問を知って採用プロセスの改善に繋げたい思いもあるかもしれません。せっかくの機会なので、自分なりの疑問点や気になったことを逆質問してみましょう。

②学生の志望度を把握するため

2つめの理由は、学生の志望度を把握するためです。志望度が高ければ、企業研究をしっかり行いますよね。そのため、より深い逆質問ができるのです。

企業としては入社意欲が高く、熱意や向上心を感じる人材を採用したいでしょうから、逆質問を工夫してその点をアピールできるといいでしょう。

また、逆質問の際の態度も重要。志望度が高い人は前のめりで質問する傾向があるので、どこか冷めたような態度にならないよう気を付けましょう。

③企業に合った人材かを確認するため

3つめの理由は、企業にあった人材か確認するためです。就活生は自分の気になる点を聞くはずなので、仕事において重視していることが明確になります。

つまり逆質問によって価値観や人物像を知れるので、社風に合っているか確認できるのです。

また就活生にとっても、逆質問の回答から企業と自分の相性を確認する機会になります。ミスマッチによる早期退職を防ぐことにも繋がるので、逆質問は双方にとってメリットがあるといえますね。

面白い逆質問で押さえるべきポイント7選

続いて、面白い逆質問で押さえるべきポイント7つを紹介します。

  1. 質問の目的を明確に伝える
  2. 他の就活生がしなさそうな質問
  3. 会話が続くような質問
  4. 企業について深く調べていると思われる質問
  5. 面接官の考えを聞く質問
  6. 自分の成長意欲をアピールできる質問
  7. 面接の中の会話を深掘りする質問

①質問の目的を明確に伝える

まず押さえておきたいポイントは、質問の意図を明確に伝えることです。

例えば「どんな社員が多いですか?」など抽象的な聞き方をすると、何を知りたいのかが分からず、面接官も適切に回答できません。

具体例を挙げるなど、答えやすくなる工夫をしてみてください。

意図が伝わったか不安なときは、「この質問の意図としては…」など、質問の趣旨を補足してもいいでしょう。その場合は、話が長くなりすぎないように注意してくださいね。

②他の就活生がしなさそうな質問

また、他の就活生がしなさそうな質問を用意しておきましょう

多くの就活生が似た内容の逆質問をする中、あまり受けたことのない逆質問をすれば印象に残りやすくなります

よく聞かれる逆質問とは、「御社の強みと弱みはなんですか?」「○○様(面接官)の仕事のやりがいを聞かせてください」など。無難なので、面接官は聞き飽きているかもしれません。

その企業だからこその質問や、一風変わった質問を考えてみましょう。

③会話が続くような質問

会話が広がる質問をするのも、逆質問では重要なコツです。単純に「はい」か「いいえ」で答えられる質問では、面接官とのコミュニケーションがあまりに少なくなってしまいます。

会話が続かないと、あまりよくない印象が残る可能性も。答えが具体的になる質問をするよう、意識してください。

例えば「現在の業務は楽しいですか?」ではなく、「現在の業務の面白いと感じる点は何ですか?」と聞けば会話も続き、参考になる情報が得られるはずです。

④企業について深く調べていると思われる質問

企業について深く調べていることが伝わる質問をすることも、面接官にとっては好印象です。

先ほど紹介したように、企業研究の深さは志望度の高さのアピールに繋がります。面接官も、よく調べていると感じる人は高く評価したくなるでしょう。

例えば事業内容の深掘りをする質問や、独自の人事制度の具体的な内容を聞くなど、情報を深く読み込まないとできない逆質問は好評でしょう。

企業のサイトやSNSなど、幅広く研究するといいかもしれません。

⑤面接官の考えを聞く質問

採用担当者個人がどう考えているかを尋ねてみても良いですね。社員自身の経験を聞ける機会は貴重ですし、面接官も、自分の話を参考にしてもらえるのは嬉しいはずですよ。

例えば「どうして御社に入社されましたか?」「○○様(面接官)は入社後、どんなことに苦労されましたか?」など。平凡な質問にはならないよう、意識するといいですね。

面接官は思い出しながら話すので会話が続きますし、就活生も参考になる話が聞けるでしょう。

⑥自分の成長意欲をアピールできる質問

自分の成長意欲を伝えるための質問を選ぶことも、好印象に繋げられますよ。

活躍したいという意志のある人材は、企業も採用したいと思うはず。逆質問を通して成長意欲を伝えられると、よい印象が残りやすくなります。

例えば「御社で活躍する人に共通するスキルはなんですか?」など、企業で必要とされる能力を聞くのがおすすめです。

面接官に、伝えたことを素直に取り込んでくれそうな印象を持って貰えるでしょう。

⑦面接の中の会話を深掘りする質問

対応力に自信がある人は、面接中に出てきた話題を掘り下げた質問をしてみましょう。事前準備ができずアドリブ力が必要ですが、高いコミュニケーション能力をアピールできます

ビジネスシーンでは、その場での質問が必要な場面もあります。逆質問で質問力の高さをアピールできると、即戦力だと思って貰える可能性がありますよ。

面接中に出た話題の深掘りや、自分が理解したことの確認をするような質問ができると、印象に残るでしょう。

面接で避けたい逆質問のNG例4選

次に、面接での逆質問のNG例を4つ紹介します。

  1. 給与や福利厚生に関する質問
  2. 調べたらわかるような質問
  3. 「質問はありません」と答える
  4. 大量に質問してしまう

逆質問もアピールの場。知りたいからと何でも聞いていい訳ではないので、気を付けましょう。

①給与や福利厚生に関する質問

1つめのNG例は、給与や福利厚生に関する質問です。業務内容よりも、報酬などの自分の利益を重視して企業選びをしていると思われかねません

「有給休暇はいつから取得できますか?」「賞与は年に何回ですか?」などは、仕事への熱意が感じられません。

また休暇などの情報については、企業のサイトや説明会でも知る機会はあるはず。せっかくの機会なので、面接でしか聞けないことを聞きましょうね。

②調べたらわかるような質問

2つめのNG例は、調べたら分かるような質問です。

表面的にしか調べておらず、企業研究ができていないと思われてしまいます。当然ながら熱意が感じられません。

例えば「御社はどのような社風ですか?」「主力の業務内容を教えてください」などの質問では、あまりに基本的な情報なので、面接官も自分で調べて欲しいと思うでしょう。

すぐに調べられる情報を得たうえで、更に深掘りした内容を聞くようにしてくださいね。

③「質問はありません」と答える

3つめのNG例は、「質問はありません」と答えることです。入社意欲が低く、企業に興味が無いと思われる場合もあるため、逆質問はなるべくしましょうね。

もし、面接中に気になる点を全て聞けた場合は、面接のお礼と入社意欲が上がったことを伝えるといいでしょう。

例えば「面接の中で疑問点は全て解消したので、特にありません。お話を聞いて御社の一員になりたい気持ちが強くなりました。ありがとうございました」などがよいでしょう。

④大量に質問してしまう

面接時に大量の逆質問をすると、面接時間を圧迫し、面接官に焦りや準備不足の印象を与える可能性があります。

また、質問の質よりも量に偏ることで、真剣さが伝わりにくくなるでしょう。

効果的な逆質問をするために、事前に質の高い質問を厳選し、重要なポイントに絞りましょう。

面白い逆質問を考える上で忘れがちな注意点

面白い逆質問を考える際、つい見落としがちな注意点があります。

ここでは、それらを詳しく解説し、面接で好印象を与える質問作成のポイントを紹介していくため、ぜひ参考にしてくださいね。

  1. 一次面接・二次面接・最終面接の違いを意識する
  2. 質問は1つではなく2~3個は用意しておく
  3. 面接官の経歴や面接の内容を踏まえた質問も大切
  4. 面白い逆質問は話し方や態度も重要

①一次面接・二次面接・最終面接の違いを意識する

一次面接、二次面接、最終面接それぞれの段階で求められる質問の深さや内容は異なります。

一次面接では会社全体の雰囲気や基本的な業務内容に関する質問が適しており、二次面接では職場での具体的な働き方やプロジェクトについて詳しく尋ねると良いでしょう。

最終面接では経営戦略や将来のビジョンに関する深い質問を用意すると、志望度の高さや理解度をアピールできます。

各面接フェーズに合わせて質問内容を変えることで、面接官の立場や関心に沿った質問をするのが重要です。

②質問は1つではなく2~3個は用意しておく

面接では「何か質問はありますか?」と聞かれた際に、質問を1つだけ用意していると、その質問への回答が面接中にすでに出てしまう可能性があります。

そのため、一次面接では2~3個、最終面接では3~5個程度の質問を準備しておくと良いでしょう。

ただし、多すぎると面接官の時間を奪ってしまう可能性があるため、質問の数は適度に抑えることも大切です。用意をしておきつつ、面接で実際にする質問は絞ってくださいね。

③面接官の経歴や面接の内容を踏まえた質問も大切

面接官の経歴や面接での質問内容を踏まえて逆質問を考えることは非常に重要です。

面接官のバックグラウンドや専門分野に関連した質問をすることで、よりパーソナルな対話が生まれ、好印象を与えられます。

また、面接中に出た質問に関連する逆質問を用意することで、理解度や関心の高さを示すことが可能。

事前に面接官のプロフィールを調べ、面接の流れに合わせた質問を準備することを心掛けましょう。

④面白い逆質問は話し方や態度も重要

面白い逆質問をする際には、質問内容だけでなく話し方や態度も重要です。

明るく自信を持って質問することで、ポジティブな印象を与えられ、適切なアイコンタクトや笑顔を交えることで、リラックスした雰囲気を作り出せます。

さらに、質問する際には相手の反応をしっかりと見ながら柔軟に対応することが大切です。

自然な態度で質問することで、面接官との良好なコミュニケーションを築き、好印象を残してください。

【内容別】面接で使える面白い逆質問の例25選!

最後に、面接で使える面白い逆質問の例文を、内容別に25種類紹介します。

  1. 面接官本人への質問
  2. 社風や業務の内容に関する質問
  3. 入社意欲をアピールできる質問
  4. 自分が入社したことを想定した質問
  5. 経営戦略や展望を聞く質問

①面接官本人への質問

「御社に入社された理由をお伺いしてもいいですか?」

「入社後、色々なご苦労があったと思いますが、最も大変だったことは何ですか?」

「○○様(面接官)の、これまでのキャリアパスを教えていただきたいです。」

「○○様(面接官)は、どんな新入社員と一緒に働きたいですか?」

「○○様(面接官)の役職になれるのは限られた人材のみだと思いますが、ご自身が今の役職に就けた理由は何だとお考えですか?」

面接官本人の意見や、経験について聞く質問の例です。面接官の業務や役職について聞きたい場合、面接の冒頭に説明されることが多いので、把握しておきましょう。

人事担当者のほか、役員・社長とも話せる場合もあるので、積極的に質問してみるといいですよ

②社風や業務の内容に関する質問

「職場の雰囲気を知りたいので、社員同士の交流のための活動について教えてください。」

「御社の○○の事業に特に興味があるのですが、どんなスキルを持った社員が活躍していますか?」

「御社の公式サイトで○○な社風と拝見しましたが、どのような点に現れていると思いますか?」

「○○という教育制度に関心があるのですが、具体的にどんなことが学べるのでしょうか?」

「○○職のメンバーには、どのような経歴の社員が在籍していますか?」

社風や業務内容に関する質問の例です。これらは特に、面接官が現場で働く社員であることが多い一次面接で聞くのがおすすめですよ。

企業の公式サイトなどを調べても出てこない内容を質問しましょう。

③入社意欲をアピールできる質問

「将来○○職で活躍したいと考えているのですが、どんなスキルが必要ですか?」

「御社の管理職として活躍されているのは、どのような人材ですか?」

「現在○○の資格取得に向けて勉強中ですが、その他に、入社までに取得した方がいいスキルはありますか?」

「御社で活躍されている方に共通する、能力やスキルはありますか?」

「若手のうちから活躍されている方は、どのような人材が多いと思われますか?」

入社意欲をアピールできる質問の例です。企業で活躍している人材の特徴や、業務で必要となるスキルなどを聞くといいでしょう。

逆質問は、企業で活躍したいという熱意のアピールになるので、有効に利用してくださいね。

④自分が入社したことを想定した質問

「入社3年目ほどの若手社員の方は、どのようなキャリアパスを経験されていますか?」

「○○職の新入社員は、具体的にどのような業務を担当することが多いですか?」

「○○様(面接官)が今まで経験したプロジェクトで、特に大変だったことは何ですか?」

「チームでの業務が多いと思いますが、コミュニケーションを円滑にするために工夫されていることはありますか?」

「新卒採用された方のキャリアアップの例を、具体的にお聞きしたいです。」

自分が入社したことを想定した質問の例です。一対一の面接が多くなる、二次面接で聞くのがおすすめですよ。

業務内容やキャリア形成、実際のプロジェクトの様子などを質問すると、入社後のイメージも湧きやすいでしょう。

⑤経営戦略や展望を聞く質問

「御社の〇〇事業に興味があるのですが、特に営業戦略について詳しくお聞きしてもよろしいですか?」

「主力の〇〇事業の海外展開について、今後の展望をお聞かせください。」

「今後、社員にはどのようなスキルを高めて欲しいとお考えですか?」

「御社の○○の理念を体現するために、どんな取り組みをしていきたいとお考えですか?」

「○○様(面接官)は、御社が10年後どのような企業になっていると思い描いていますか?」

経営戦略や今後の展望を聞く質問の例です。面接官が役員であることが多い、最終面接で聞くことをおすすめします。

役員の場合は、業務の細かい内容よりも、より広い視点の質問を投げかけると答えてもらいやすいでしょう。

逆質問に関連してよくある疑問

面接で逆質問をする際に多くの人が抱く疑問や不安について詳しく解説します。

これらの疑問を解消し、効果的な逆質問で好印象を与える方法を学びましょう。

  1. 逆質問をする際はメモを見てもよいの?
  2. 逆質問の時間がない場合は評価が低いの?

①逆質問をする際はメモを見てもよいの?

面接中に逆質問をする際、メモを持参しても問題ありません

事前に準備した質問を確認するためにメモを活用することで、質問内容を的確に伝えられます。

ただし、あまり頻繁にメモを見ると自然さに欠けるため、適度に活用し、自信を持って質問する姿勢を見せることが大切です。

メモはあくまで補助として使い、リラックスした態度を心がけましょう。

②逆質問の時間がない場合は評価が低いの?

面接で逆質問の時間が設けられない場合でも、必ずしも評価が低いわけではありません。企業によっては面接の流れや時間配分が異なり、逆質問の機会が限られることもあります。

重要なのは、逆質問ができなかった場合でも、自分の意欲や関心を面接中にしっかりと伝えることです。

また、面接後にフォローアップのメールで質問を送ることで、関心の高さをアピールすることも可能。

逆質問の有無だけで評価が決まるわけではないため、他の面接の要素にも十分に準備しましょう。

面接で面白い逆質問をして自分の魅力をアピールしよう!

面白い逆質問ができると、面接官の印象に残りやすく、自分の魅力をよりアピールできるはずです。

企業について深くリサーチを行い、企業の求める人物像を念頭に置いて、どんな質問が効果的か考えてみてくださいね。

若林

このメディアの監修者

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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