いざ就活を始めようとしても、志望業界がなかなか決まらず悩んでいる人もいると思います。しかし、焦る必要はありません。
本記事では、業界が決まらない原因と業界を絞る方法について解説します。「自分に合う業界ってどこ?」と悩むのはよくあることなので、慌てず業界の絞り方を学んでいきましょう。
志望業界を絞る際の注意点も解説しているので、ぜひ最後までお読みください。
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就活で業界が決まらずに焦っている学生は多い

就活に業界を決められないで悩んでいる学生は意外と多く、これは珍しいことではありません。多くの学生が、自分に合った業界が何かわからず、選択肢の多さに圧倒されています。
特に、社会人経験がない学生にとって、業界の違いや自分の適性を見極めるのは難しいものです。
そのため、この段階で焦る必要はありません。まずは自己分析を行い、自分の興味や強みを理解することが重要。
的確に自己分析ができれば、自然と行きたい業界も見えてきます。業界選びのハードルもグッと下がりますよ。
そもそも何のために志望業界を絞るのか|メリットを解説

そもそもどうして就活では業界を絞る必要があるのでしょうか。それは、業界を絞った方が効率的に就活ができるからです。
まず、特定の業界に焦点を当てることで、より深い業界研究が可能になります。これにより、面接やエントリーシートでの志望動機が具体的かつ説得力のあるものになるのです。
他にも、志望業界を絞ると就活をどういう方向性で進めるべきかがはっきりとし、より就活が進めやすくなります。ただし、業界を絞りすぎると選択肢が狭まるため、バランスを考えることが重要です。
就活で志望業界が絞れない4つの原因

就活で志望業界を絞るのは、多くの学生にとって難しいことです。ここでは、志望業界が絞れない4つの原因について解説します。
- 就活の軸が決まっていない
- 自分がやりたいことがわからない
- 選択肢が多すぎて迷ってしまう
- 業界理解が足りていない
①就活の軸が決まっていない
就活の軸が決まっていないと、志望業界を選んでいくのも難しくなります。自分が何を大事にしたいのかが決まっていないので、そのぶん迷いやすいわけですね。
自己分析を通じて、自分の価値観、興味、強みを明確にすることが重要です。
例えば、給与の高さ、仕事のやりがい、ワークライフバランスなど、何を重視するかを考えることで、適した業界や職種が見えてきます。
自己分析ツールを活用することで、自己理解を深め、就活の軸を明確にできます。また、過去の経験や活動を振り返り、自分が何に情熱を感じるかを探ることも大切です。
②自分がやりたいことがわからない
自分が何をしたいのかがわからないことも、志望業界を絞り込めない要因となります。自分がやりたいことを知るためには、様々な業界や職種に触れ、多くの経験を積みましょう。
たとえば、インターンシップやOB訪問を通じて、実際の業務内容や業界の雰囲気を知ることで、自分の興味や適性が明確になります。
また、様々な人との交流を通じて、自分が知らなかった分野に興味を持つことも。自分のやりたいことを見つけるためには、積極的に行動し、多くの情報を収集することが重要ですよ。
③選択肢が多すぎて迷ってしまう
業界や職種の選択肢が多すぎることも、決定を難しくしています。この場合、まずは丁寧に選択肢を絞り込んでいきましょう。
自己分析の結果を基に、興味のある業界をいくつかに絞り、それぞれの業界について深く研究することが効果的です。業界地図を活用して、各業界の特徴や関連性を理解するのもおすすめ。
また、インターンシップや業界セミナーに参加することで、実際の業界の雰囲気を感じ取り、興味のある業界を見つけるのも手段のひとつですよ。
④業界理解が足りていない
業界についての知識が不足していることも、志望業界を絞り込めない要素のひとつです。業界研究を行い、各業界の特徴や将来性、働く人のライフスタイルなどを理解しましょう。
業界説明会やインターンシップ、企業訪問を通じて、直接情報を得ることも有効です。また、業界専門の書籍やウェブサイトを利用することで、より深い理解を得られます。
情報収集を通じて業界のリアルな姿を知ることで、自分に合った業界を見つけることが可能です。
就活で志望業界を絞るための4つの方法

就活において、志望業界を決めることは非常に重要です。ここでは、志望業界を絞るための具体的な方法を4つ紹介します。
- 就活エージェントに相談してみる
- 優先順位や譲れない条件を決める
- 業界・企業についての理解を深める
- 将来のキャリアプランについて考えてみる
①就活エージェントに相談してみる
就活エージェントに相談することは、志望業界を絞る上で非常に有効です。エージェントは業界の動向や企業の特徴を熟知しており、あなたの適性や希望に合ったアドバイスを提供してくれます。
また、エージェントを通じて、普段は接触できない企業の情報を得ることも可能です。自分1人で考えるよりも、専門家の意見を聞くことで、新たな視点が得られ、選択肢が広がるでしょう。
②優先順位や譲れない条件を決める
また、志望業界を絞る際には、自分の優先順位や譲れない条件を明確にすることも重要です。
例えば、勤務地、給与、仕事内容、ワークライフバランスなど、自分にとって重要なポイントをリストアップしましょう。
条件を基に業界に順位をつけていくと、自然と絞り込めていけますよ。また、自分の価値観やキャリアプランに合わない業界を早めに除外することもでき、就活の指針が定まってきます。
③業界・企業についての理解を深める
業界や企業についての理解を深めることは、志望業界を絞る上で非常に重要です。業界研究を行い、各業界の特徴や将来性、働く人の声などを収集しましょう。
インターネットや業界地図、セミナー、企業説明会など、さまざまな情報源を活用することが大切です。また、OB訪問やインターンシップを通じて、実際の業界の雰囲気を体験することも有効です。
④将来のキャリアプランについて考えてみる
将来のキャリアプランを考えることも、志望業界を絞る上で重要なステップです。自分が長期的にどのようなキャリアを築きたいか、どのようなスキルや経験を積みたいかを考えましょう。
自分が将来どうなりたいかを考え、自分の目指すキャリアに適した業界や企業を選ぶことが大切です。
また、最終的に自分のキャリアプランに合わない業界も分かるので、より効率的な就活が可能になります。
就活で志望業界を決める際に注意すべきこと

志望業界を決める際には、いくつかの注意点があります。まず、世間体や固定観念を気にしすぎないことが重要です。
時には自分が行きたい業界についてSNSで批判的に書かれていたり、「ブラックが多い」などの情報を見ると不安になるかもしれません。しかし、それで興味のある業界を切り捨てるのは勿体ないです。
業界を決めるときは、自分が妥協してもいいポイントと絶対に譲れないポイントを定め、それらに基づいて絞っていきましょう。
業界についての悪い噂が不安……という人は、OB訪問をしたり、就活エージェントを利用したりするのがおすすめですよ。
就活で業界が決まらない場合は原因を見つめ直すことが重要

就活で業界が決まらない場合、まずは一体何が原因なのかを分析することが重要です。
多くの場合、自己分析が不十分なことや、業界に対する知識が不足していることが原因になりがちです。自己分析を深めて自分の興味や適性を明確にし、業界を絞っていきましょう。
また、業界研究を通じて、各業界の特徴や将来性を理解することも、適切な業界選びには欠かせません。
このメディアの監修者
若林
青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。