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内定式のプログラム内容について解説!開催される時期や目的も解説

内定式という言葉を知っていても、実際に何をするのかわからない人も多いでしょう。

本記事では、内定式のプラグラム内容や開催される目的を解説します。

内定式の意味合いを理解して、入職後に役立てられるようにしましょう。

内定式についての基本情報を解説

はじめに、内定式の基本情報を解説します。就活生になってはじめて、内定式という単語を聞いた人も少なくないでしょう。

どのような式か知っておくと、焦らずに参加できます。

  1. 内定式とは何かを解説
  2. 内定式が開催される時期を解説
  3. 内定式が実施される目的を解説

①内定式とは何かを解説

内定式とは、就職活動で内定をもらっていた企業から、正式に内定が通知される式です。

内定を出された就活生は、企業から内定通知書を受け取っています。採用通知書を受け取ったうえで、企業に内定承諾書を提出しています。

書面のやりとりがないうちは、正式な内定とはならないため注意しましょう。

内定通知書が渡されるのは、基本的に内定式のタイミングです。ほかの内定者と顔を合わせるタイミングともなり、同期の新入社員や先輩社員とコミュニケーションがとれる場にもなります。

②内定式が開催される時期を解説

内定式が開催されるのは、基本的に10月1日以降です。日付は企業ではなく、日本経済団体連合会が定めています。

細かい日取りは企業によって変わりますが、多くの企業が10月中に実施していると覚えておきましょう。企業の状況によっては、11月と後ろにずれ込む可能性もあります。

内定式で内定通知書の授与がおこなわれるまでは、企業から内定が出ていても内々定という形になります。正式な内定ではないため、注意しておきましょう。

③内定式が実施される目的を解説

企業が内定式を実施しているのは、就活生の入社意識の確認や入社意欲の維持・向上を目的としています。ほかにも、内定辞退防止や内定者同士の関係構築も目的とされているでしょう。

就活生のなかには複数の内定をもらったことから、内定後に内定辞退を申し出るパターンもあります。企業はひとりを採用するだけでも多くの時間や費用をかけており、内定辞退は避けたいのが本音です。

内定式をおこなうことで、内定を出した就活生が無事に入社してくれるかの意思確認をしています。

内定式の一般的なプログラム内容を解説

つぎに、内定式で一般的におこなわれるプログラムを解説します。実際におこなう内容を理解するには、プログラムを把握しておくとスムーズです。

企業によって違いはありますが、基本的な内容は理解しておきましょう。

  1. 内定通知書の授与
  2. 役員の挨拶
  3. 内定者の自己紹介
  4. レクリエーション
  5. 記念撮影
  6. 懇親会

①内定通知書の授与

内定通知書の授与は、内定式でもメインのプログラムです。

どの企業でも、ほぼ必ずおこなわれると思っておきましょう。企業によっては、内定承諾書を事前に提出している場合もあります。

内定書諾書を提出している場合でも、内定証書の授与がおこなわれる場合が多くなります。

内定者が多い大手企業の場合は、ひとりが代表して受け取るパターンが多くなるでしょう。企業によっては、社長自らひとり一人に手渡しする場合もあります。

②役員の挨拶

内定式には、社長や役員など普段は直接顔を合わせない上司も参加します。

参加した役員からは、挨拶や激励を受けるでしょう。内容は、会社の経営理念や今後のビジョン、どのような社員になってほしいかについてが多いです。

社長や役員には、会社にいてもなかなか会う機会がありません。企業が大きくなるほど、その傾向は強くなります。普段会えない上司からのメッセージを無駄にせず、今後の社会生活に活かしましょう。

③内定者の自己紹介

内定式では、今後同じ立場で働く新入社員と会える場面です。研修以外では会わないことも多く、貴重な機会となるでしょう。

研修では内定者全員の話を聞ける機会はありませんが、内定式の自己紹介ではひとり一人の話に耳を傾ける時間があります。

今後の円滑なコミュニケーションを叶えるためにも、内定者同士の顔や名前をしっかり覚えておきましょう。

自分のことをしっかり覚えてもらうチャンスにもなるため、自分が話す内容も考えておくのがおすすめです。

④レクリエーション

企業によっては、内定式で先輩社員や内定者同士で、レクリエーションをおこなう場合もあります。

レクリエーションは内定者にリラックスしてほしい気持ちからおこなわれているため、緊張せず楽しむ気持ちで参加しましょう。

レクリエーションの内容は、企業によって異なります。ゲーム形式から食事会と違いはありますが、内定者のことを思って開催されているため、遠慮はしなくて問題ありません。

⑤記念撮影

内定式では、社長や役員を含めた参加者全員で記念撮影をおこなうパターンもあります。

記念撮影は思い出だけでなく、社内報といった広報活動に使われる可能性もあるでしょう。

最近では内定式の様子を自社のオウンドメディアに掲載する企業も多く、内定式で撮影した記念写真が利用されるパターンも増えています。

内定式の写真は、就活生が企業の雰囲気を知るための大切な情報です。内定式の雰囲気を知りたい人は、企業のメディアに去年の内定式の写真がないか探してみましょう。

⑥懇親会

内定式のあとには、懇親会がある企業も増えています。懇親会では、企業によってはアルコールが出る可能性もあるでしょう。

懇親会では、話す機会が少ない社長や役員と話すチャンスにもなります。なるべくコミュニケーションをとっておき、入社後のキャリア形成に活かしましょう。

また、アルコールが出るからといって飲み過ぎには注意が必要です。お酒が強い人も過信せず、あくまでビジネスの場だと理解して行動しましょう。

内定式に参加する前にするべき事前準備4つ

内定式に参加するときは、事前に準備しておくと当日に焦らないですみます。

事前準備をしっかりしておき、安心して内定式に参加しましょう。

  1. 会場・集合時間を再確認
  2. 自己紹介を考えておく
  3. 持ち物を揃える
  4. 内定先について調べておく

①会場・集合時間を再確認

内定式の前日までに、会場や集合時間を再確認しておきましょう。

再確認しておかないと、勘違いしていて内定式の遅刻したり不参加になったりする危険性があります。

集合時間を確認したあとは、自宅から会場までかかる時間を調べておくと安心です。かかる時間から家を出る時間を逆算し、乗る電車を調べておきましょう。

ぎりぎりの時間だと間に合わない危険もあるため、余裕を持って時間を決めておくのが安心です。当日に間違わないよう、集合場所や時間はしっかり確認しておきましょう。

②自己紹介を考えておく

内定式では、内定者の自己紹介をおこなう企業も少なくありません。当日ぶっつけ本番で考えるのは難しい場合も多いでしょう。

自己紹介が苦手な場合でも、なんとなくイメージしておくのがおすすめです。

長さは内定者の人数に合わせて調整できれば一番ですが、難しければ当日ほかの内定者の様子をみて調整するといいでしょう。

人柄を知ってもらうのが目的のため、無理してアピールをしなくても大丈夫です。自分の人柄を理解してもらえる自己紹介を考えましょう。

③持ち物を揃える

内定式に持参する持ち物の確認も、事前にしておくのがおすすめです。

当日に準備すると、焦りや確認もれから忘れ物する可能性があります。前日に準備しておき、確認まで済ませておくと心配ありません。

内定式にかかわらず、持ち物の準備は前日までに済ませておくのが安心です。当日増えた持ち物以外はかばんにいれて持つだけでにしておくと、忘れ物をせずに済むでしょう。

持ち物を揃えるのは、内定式の前日までにしておくと安心して当日を迎えられます。

④内定先について調べておく

内定式に参加するときは、参加する企業について調べておきましょう。

内定式では、企業の社長や役員が話すタイミングが多くあります。企業を理解していなければ、せっかく聞いた内容も理解できない場合が出てくるでしょう。

会社の事業内容や企業理念といった、基本的な情報は知っておくと安心です。

コミュニケーションをとるタイミングでも話を知らずに置いてけぼりになる可能性が減り、内定式を楽しめるでしょう。

内定式に参加する際の基本的なマナー6つ

内定式に参加するときには、基本的なマナーも知っておきましょう。内定式のマナーは、ビジネスマナーと大きく変わる点はありません。

社会人としてのマナーをアピールして、会社の一員になる準備をしましょう。

  1. 適切な言葉遣いをする
  2. 身だしなみに気を付ける
  3. 時間に遅れないように行動する
  4. 遅刻・欠席をする場合は電話で伝える
  5. 懇親会では積極的に交流する
  6. 内定証書の受け取り方を知っておく

①適切な言葉遣いをする

内定式で話をするときは、適切な言葉遣いをしましょう。内定式では気をつけていても、そのあとの懇親会でアルコールが入り言葉遣いが乱れてしまう就活生も少なくありません。

内定式と懇親会は就活生のためにおこなわれるイベントですが、あくまでビジネスシーンのひとつです。参加している間の様子は、常に社員に見られていると意識しましょう。

適切な言葉遣いができない就活生だと認識されると、入社後も苦労する可能性があります。内定式が終わるまでは気を抜かず、言葉遣いにも注意しましょう。

②身だしなみに気を付ける

内定式に参加するときは、身だしなみにも注意が必要です。面接のときと同じように、お辞儀で髪が顔にかからないようにしておきましょう。

どうしても髪の毛が落ちてきてしまう場合は、ヘアワックスやスプレーで固めても問題ありません。前髪であれば、前から見たときに見えないよう自然にピンで止めるのもおすすめです。

面接のときと印象が大きく変わらないよう、社会人として適切な身だしなみで内定式に参加しましょう。

③時間に遅れないように行動する

社会人になったら、時間を厳守することはとても重要です。内定式でも開始時間に遅れないよう、時間に余裕を持って行動しましょう。

目安としては、内定式が始まる10〜15分前に到着しておくのがおすすめです。5分前行動が基本ではありますが、何かあったときにぎりぎりになってしまう危険性も考慮すると10分前が安全でしょう。

早すぎても、会場やスタッフの準備が間に合っておらず迷惑になります。早く着きすぎた場合は、近くのカフェで程よい時間まで過ごせば問題ありません。

④遅刻・欠席をする場合は電話で伝える

気をつけていても、電車の遅延や急な体調不良で遅刻や欠席をしてしまう場合もあるでしょう。万が一出席に支障が出る場合は、電話で連絡するのがマナーです。

内定式が始まる前は会場側もバタバタしており、メールを送っても確認されない可能性が高くなります。電話であれば気づいてもらえる確率があがり、無断欠席が避けられるでしょう。

ビジネスシーンでの緊急の連絡は基本的に電話を意識し、気づきづらいメールは避けておくと安心です。

⑤懇親会では積極的に交流する

内定式の後に開催される懇親会では、内定者や先輩社員にも積極的にコミュニケーションをとりましょう。

懇親会は、入社後に話す機会が少なくなる別の部署や役員とかかわる貴重なタイミングです。自分自身を覚えてもらう意味も込めてコミュニケーションをとれば、入社後の人脈形成にも役立ちます。

内定者同士でコミュニケーションをとるのも、懇親会では重要なポイントです。入社後に悩みができても、同じ立場の内定者であれば相談しやすくなるでしょう。

⑥内定証書の受け取り方を知っておく

内定者の人数が少ない企業では、社長自ら内定者に内定証書を渡す可能性があります。事前に受け取り方を確認しておくと、失礼なく受け取れるでしょう。

内定証書を受け取るときは、名前を呼ばれたら渡す人の一歩手前で止まります。内容の読み上げがおこなわれるため、終わり次第近づいて左手・右手の順番で内定証書を受け取りましょう。

無事に受け取れたら、内定証書の位置は変えずに頭を下げてお辞儀をするまでが受け取り方になります。

内定式のプログラム内容を事前に知って準備しよう!

内定式のプログラムは企業により違いがありますが、おおまかな流れは変わりません。

事前に内容を把握しておけば、当日焦らずスムーズに対応できるでしょう。必要な持ち物や自己紹介は前日までに用意しておき、当日焦らずに済むようにするのがおすすめです。

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若林

このメディアの監修者

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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