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大学職員の志望動機の書き方やポイント・注意点を解説|例文も紹介

就職先の選択肢として、大学職員を挙げる人も多いでしょう。しかし実際に志望するとなった時、「大学職員の志望動機ってどのように書けばいいの?」と悩みますよね。

そこで本記事では、大学職員の志望動機の書き方を解説します。注意点や例文も紹介しているので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!

大学職員は大学運営のサポートをする職業

大学職員は、大学運営のサポートをする重要な職業です。教育機関の多岐にわたる業務を担当し、学内の様々な部署で協力しながら、効果的な運営を支えます。

教職には就いておらず、しかし大学内での基盤となる仕事を通じて、学生や教職員が円滑に学びや研究に専念できる環境を提供します。

大学職員は組織内で欠かせない存在であり、学務、人事、財務など幅広い分野で業務を遂行し、大学全体の健全な運営に貢献する仕事なのです。

大学職員に向いている人の3つの特徴

次に、大学職員に向いている人の特徴を紹介します。

  1. 大学教育への想いが強い
  2. 正確な作業が得意
  3. コミュニケーション能力が高い

①大学教育への想いが強い

大学職員に向いている人は、まず大学教育への深い想いがあることが挙げられます。その理由は、彼らは教育が社会を変え、学生の未来を築く力を信じているからです。

大学職員は学問に対する情熱を持ち、知識の共有や学生の成長を通じて社会に貢献することを重要視しています。

この強い想いがあることで、大学職員は教育環境をより良くし、学生の学びをサポートするための努力を惜しまないでしょう。

②正確な作業が得意

正確な作業が得意な人も、大学職員に向いています。なぜなら、事務処理などの地道な作業が日常業務に含まれ、それらを精緻にこなすことが求められるからです。

大学では学生のデータ管理や書類整理などの任務が多く、これらを誤りなく効率的に遂行する必要があります。正確性は信頼性の源であり、誤りが生じることなく確実な業務遂行が求められます。

したがって、細部に注意を払い、コツコツと作業を進められる方が、大学の複雑な業務環境において優れたパフォーマンスを発揮できるでしょう。

③コミュニケーション能力が高い

大学職員に向いている人は、コミュニケーション能力が高いことが不可欠です。なぜなら、学生や教員・他の職員との円滑なコミュニケーションが求められるからです。

コミュニケーションは情報共有や問題解決において鍵となり、柔軟性や配慮が求められます。

また、異なるバックグラウンドを持つ人々との相互理解を促進し、大学内の協力関係を深めることで、教育・研究環境の向上に寄与します。

このようなコミュニケーションスキルがあることで、大学職員はより効果的に役割を果たし、学問の発展に寄与できるでしょう。

大学職員の志望動機のポイント3選

次に、大学職員の志望動機のポイントを紹介します。

  1. なぜ大学職員として働きたいかを明確にする
  2. なぜその大学で働きたいかを明確にする
  3. 大学職員として活かせる自身の強みをアピールする

①なぜ大学職員として働きたいかを明確にする

大学職員の志望動機では、なぜ大学職員として働きたいかを明確にすることが重要です。なぜなら、
ここを明確にしておかないと「どの職業でも良かった」と面接官に受け取られるからです。

大学職員として働きたい理由を説明するためには、まず教育に対する熱意を具体的に示しましょう。大学職員として働く意義を理解し、学生や研究者の成長に貢献できる自信を持つことが重要です。

また、専門知識やスキルを活かし、大学環境での役割を具体的に描きましょう。あなたがどのように学生のサポートや教育環境の向上に貢献できるかを示すことが重要です。

②なぜその大学で働きたいかを明確にする

その大学で働きたい理由を明確にすることも重要です。なぜなら、数ある大学の中からその大学を選んだ理由がなければ「どこの大学でもいいのだ」と思われるからです。

具体的には、大学が抱える課題や特徴、自身の専門知識や経験がその解決や発展にどのように寄与できるかを伝えましょう。

志望する大学が母校でない場合は、特に詳細な理由を求められます。なぜ他の大学よりもここで働きたいかを具体的に伝え、他の応募者との差別化を図りましょう。

③大学職員として活かせる自身の強みをアピールする

大学職員として活かせる自身の強みをアピールすることも重要です。なぜなら、大学は知識やスキルが重要視される場であり、応募者がその環境でどれだけ貢献できるかが評価されるからです。

具体的な実績や経験を通じて、自分がどのように大学のニーズにマッチし、研究や学生支援などの分野でどれだけ貢献できるかを示すことがポイントです。

アピールする際は、大学の使命や価値観に共感を示し、自分の強みがその実現にどのように貢献できるかを具体的に説明するとよいでしょう。

大学職員の志望動機の書き方3ステップ

次に、大学職員の志望動機の書き方を3ステップで紹介します。

  1. 結論ファーストで大学職員・その大学の志望理由を書く
  2. 志望理由の根拠や具体的なエピソードを書く
  3. 採用後に大学職員としての活躍の展望を書く

①結論ファーストで大学職員・その大学の志望理由を書く

大学職員の志望動機を書く際、まず結論ファーストで大学職員・その大学の志望理由を書くことが重要です。なぜなら、結論から伝えることで志望動機を展開しやすくなるからです。

結論を伝える際には、難しく考えず「私が御校の職員を志望した理由は〇〇だからです。」と伝えれば問題ありません。

このように簡潔に結論を伝えることで、面接官に志望動機が伝わりやすくなり、あなたが魅力的に映るでしょう。

②志望理由の根拠や具体的なエピソードを書く

次に、志望理由の根拠や具体的なエピソードを書きましょう。なぜなら、具体例を示すことで、志望動機に説得力が生まれるからです

具体的なエピソードを伝える際には、起こった事象に加え、学んだことを伝えることが重要です。

たとえば、在学時に丁寧な対応をしてもらえたおかげで、履修登録をスムーズに行えた経験などを伝えることで、説得力が増します。

③採用後に大学職員としての活躍の展望を書く

志望動機の最後には、採用後に大学職員としてどのように活躍したいか、展望を書くとよいでしょう。なぜなら、面接官が入社後のあなたをイメージしやすくなるからです。

展望では、あなたの専門知識やスキルを使い、学内でどのように教育・研究の質を向上させ、学生や同僚の成長をサポートしたいという熱意を示しましょう。

また「何年後にどのようなポジションで活躍したいか」などを添えるとより説得力が出るためおすすめです。

大学職員の志望動機の例文2選

次に、大学職員の志望動機の例文を2パターン紹介します。

  1. 母校の場合
  2. 母校以外の場合

①母校の場合

私が御校の職員を志望する理由は、〇〇大学に深い愛着を感じているからです。学び舎で培った経験や価値観が、私の人生に大きな影響を与えました。その恩返しとして、御校の発展に貢献したいと考えています。

在学時に、私は学内での文化祭の企画・運営に携わり、協力し合いながら達成感を味わいました。御校での活動を通じて築いた連帯感やチームワークが、今でも私の中で鮮明に残っています。

これらの経験から、大学職員としても学内コミュニティを支え、発展させたいと考えています。

将来的には、御校での経験を活かし、学務部門で学生支援に携わりたいと思っています。特に進路相談やキャリア開発において、学生たちが自分の可能性を最大限に引き出せるようなサポートを提供したいと考えています。

この例文は、母校の大学職員を志望するアピール文です。在学時の経験をもとに、今度はサポートする側に回りたいと伝えている点がポイントです。

②母校以外の場合

私が御校の職員を志望する理由は、まず、豊かな教育環境と学問の深化に寄与できると信じるからです。御校は多様性を尊重し、学生の個性を伸ばすサポート体制が整っていることに魅力を感じました。

私はこれまでの経験から、異なるバックグラウンドを持つ学生たちと協力することで、より広い視野を養い、コミュニケーション能力を向上させることができると考えています。

具体的には、学生時代に行った留学生サポートの経験から、異文化コミュニケーションの重要性を理解しています。

御校では、留学生が多く、その多様性を受け入れながら教育に携わることができることに魅力を感じています。また、御校の取り組む研究プロジェクトに参加し、学生たちに最新の知識を提供できることが、私の専門知識を深める良い機会であると確信しています。

10年後には、教育・キャリア開発の分野でリーダーとなり、御校の国際的な評価向上に貢献したいと考えています。

この例文は、母校以外の大学職員を志望するアピール文です。母校以外の場合は、より具体的な志望動機が必要となります。

この例文では、大学が留学支援に強いことを、志望理由として挙げています。自らの経験を交えてアピールしている点がポイントです。

大学職員の志望動機の注意点2選

最後に、大学職員の志望動機の注意点を紹介します。

  1. 待遇を志望理由にするのは避ける
  2. 大学職員ではなくても当てはまる志望理由は避ける

①待遇を志望理由にするのは避ける

大学職員の志望動機で待遇を志望理由にすることは避けましょう。理由は、単に経済的な面での利益を求めているように受け取られ、大学職員でなければならないという熱意が不足する可能性があるからです。

採用担当者は、職務内容や大学の使命への共感を重視し、待遇よりも仕事への真摯な関心を求めています。

志望動機は、組織に貢献できる自信ややりがい、成長の機会に焦点を当てることで、自らの価値観と大学の理念が調和していることを示すべきです。

②大学職員ではなくても当てはまる志望理由は避ける

大学職員の志望動機では、大学職員ではなくても当てはまる志望理由を避けることも重要です。なぜなら、大学職員に応募する際には、そのポジションに特有のスキルや資質が求められるためです。

ありきたりな理由だと「大学職員である必要はない」と思われます。すると、応募者の適性や専門性が不明瞭になりかねません。

あなたの経験やスキルを通じてなぜ大学職員でなければいけないのかを具体的に伝えることが重要です。

大学職員の志望動機では活躍の展望をアピールしよう

本記事では、大学職員の志望動機の書き方を解説しました。

大学職員の志望動機を書く際には、なぜ大学職員なのか、なぜその大学なのかをはっきりさせることが重要です。

まずはあなたの志望動機やその材料となる強みを明確にし、活躍の展望をアピールする準備をしましょう!

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若林

この記事を書いた人

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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