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協調性を言い換えて印象に残る自己PRを作ろう|真似できる例文も

面接やエントリーシートで必ず聞かれる自己PR、自身がどういった長所や武器のある人物なのかを企業にアピールできる、就活生にとって重要な質問です。

「強調性」をアピールしたい就活生も多いと思いますが、どう言葉にしたら良いのか難しいですよね。

そこで今回は協調性を言い換えて、印象に残すことができる自己PRを作るコツを、参考にできる例文と共に解説していきます。

「協調性」をアピールするなら言い換え表現を使うべき

協調性をアピールする時は、自分らしく言い換えて表現をしましょう。

協調性をアピールする就活生はきっと少なくありませんが、その中でより高い評価を狙うには、他よりも印象に残りやすい自己PRに仕上げることが大切です。

自分のアピールポイントは協調性だとそのまま伝えてしまうと、他の就活生との変化が無く、個性を出すことができません。

一概に協調性といっても、人それぞれ様々なタイプの性格や考え方があるはずです。企業が求める「協調性」とは何かを考えながら、自分を表現するのにピッタリな協調性の言い換えを考えてみましょう

自己PRの言い換え表現4つ

自己PRをする時は、より自分の個性を伝えることのできる言葉に変換することが大切です。自分なりの協調性をアピールして、同じく協調性をアピールする他の就活生たちとの違いを出しましょう。

ここでは自己PRにおすすめの、協調性の言い換え表現4つを紹介していきます。

  1. チームワーク
  2. 傾聴力
  3. 調整力
  4. 巻き込み力

①チームワーク

周りの人達の現状を理解して最適な行動がとれる協調性は、チームワークがあると表現できます。

周りの人々を鼓舞したり、時には指摘しながら上手く物事に取り組んでいける姿勢は、協調性のある人たちの長所の1つです。

特に企業では部署や班で一丸となり1つの業務に取り組むことも多いので、チームワークは重要な評価ポイントとなります。

「それぞれの能力や得意なことを把握して、チームが効率良く機能するように働ける」「メンバー全員の気持ちに寄り添い、動きやすい環境を作ることができる」というようにアピールすることが可能です。

②傾聴力

周りへの洞察力に優れる協調性は、傾聴力と表現することも可能です。

協調性のある人は周りに寄り添い理解することに優れているので、相手の話を聞いて理解してあげられるという意味では傾聴力と通じるものがあります。

入社して業務に携わっていく中で、従業員同士でのコミュニケーションは大きな役割を果たします

上司が言葉にした以上の指示を読み取ったり、お客様の要望を超えるサービスを提供したり、傾聴力が発揮できる場面は多く訪れるでしょう。

③調整力

周りを理解して行動できる協調性は、調整力があると言い換えられます。

調整力とは「相手の意見や希望を理解して、納得がいくように調整できる」「複数の立場が対立した時に、それぞれを理解して問題解決に向かい調整する」といった能力を指します。

企業に属すると、社員同士で意見がぶつかることや、他社との契約が上手く進行しないことがあります。またお客様の要望とサービスが、嚙み合わないこともあるでしょう。

その時になるべく双方が妥協して諦めることが無いように、それぞれの立場を理解して調整する姿勢をアピールすると良いですね。

④巻き込み力

周りに寄り添い鼓舞することができる協調性は、巻き込み力があると言い換えれるでしょう。

巻き込み力とは、「自らが中心となって、周りを巻き込みながら1つの目標達成に向かう」ことを指します。

強調性を発揮して、相手の立場に寄り添い得意分野を引き出すことは、誰にでもできることではありません。

業務に取り組む姿や周囲への言動で他の社員に良い影響を与えられる社員は、企業にとって非常に魅力的ですよね。

印象に残る自己PRのアピールポイント2つ

自己PRを作成するにあたって、どのようなことに気を付けたら良いのでしょうか。どれだけ優れたアピールポイントを持っていても、それを上手く伝えなければ意味がありません。

ここでは、印象に残る自己PR作成のポイント2つを解説していきます。

  1. 具体的なエピソードを盛り込む
  2. どのように活かせるかを話す

①具体的なエピソードを盛り込む

具体的なエピソードを盛り込むことで、信ぴょう性を高めましょう

自分にはこういった長所や能力があると言うのは簡単ですが、それを証明するエピソードが無いと採用担当者はいまいち信用できません。

過去に自分の協調性を活かして何かを成し遂げた経験があれば、ぜひ併せて説明しましょう

長所はただ持っているだけでなく、普段の中で活かしてこそ評価されます。自分は協調性を活かして入社後にこう活躍できるんだと明確にアピールするために、自己PRに具体的なエピソードは必須です。

②どのように活かせるかを話す

協調性という長所は、入社後にどう活かせるのか説明しましょう。

何か良い影響を与えたり結果を残せると説明することで、初めて協調性はアピールポイントとなります。

自身の強調性を活かして、企業にどのような影響を与えられるのかをプレゼンしましょう。

採用担当者が魅力に感じるであろう協調性の活かし方や、できることを考えてみると良いですね。

「協調性」を言い換えた自己PR例文4つ

実際に自己PRを作成するとなると、どう書けば良いのか悩んでしまうこともあるでしょう。どういった話の展開や構成にしたら良いのか、よく想像できない方も居るかもしれません。

ここでは協調性を他の表現にした、例文4つを紹介していきます。

  1. チームワーク
  2. 傾聴力
  3. 調整力
  4. 巻き込み力

例文①チームワーク

私は集団で目標達成を目指すときに、率先して団結力を高めることができる人間です。

1年時の授業で、グループを組み各自で研究発表を行う課題がありました。新入生同士でどう研究に取り組んだらよいのか掴めず、手探りで取り組んでいた私たちの雰囲気はあまり良いものとは言えませんでした。

お互いに遠慮し合っていることが最大の原因だと感じた私は、グループ全員で話し合いの場を設け、それぞれ何が得意で何がやりたいのか、お互いへの理解を深める時間を設けました。

話し合いによって以前より気軽に発言できるようになった私たちは、納得のいく完成度の高い研究発表を仕上げられました。

私は周りを理解して、団結力を高めるためにはどうしたら良いのか考えて行動に移すことができます。

入社後はこのチームワーク力を活かして、個人だけではなく部署やチーム全体が団結するきっかけとなる存在を目指したいです。

チームワーク力を強みとしてアピールする自己PR例文です。

チームワーク力や団結力を高められることをアピールする場合は、何かグループになって取り組んだ経験をエピソードとして取り上げましょう。学校生活、アルバイト、部活動やサークル、いずれでも構いません。

例文②傾聴力

私は他人が言葉にする以上の感情や意見を汲み取ろうとする、傾聴力の高さが武器です。

私がアルバイト勤務しているスポーツジムでは、入会を検討しているお客様の身体の悩みや入会に伴う目標等を事前に聞き取りする業務があります。

お客様の中にはそもそも自身の身体についてよく理解ができていなかったり、悩みがあっても上手く言葉にできないというような姿を見せる方も少なくありません。

私はお客様の言葉や表情から先読みして、「~ではありませんか?」「~というようなことはないですか?」とお客様が話しやすい雰囲気作りに努めていました。

私は普段から相手が本当に言いたいことは何なのか、何を伝えたいのか察することを心がけています。入社後は上司や同僚とのコミュニケーションを積極的に行い、相手が求める以上の業務を遂行できるように努めます。

傾聴力がある点をアピールする自己PR例文です。

傾聴力は成果として確実に照明することは難しいので、傾聴力を高めるためにどんなことを心がけているのかを説明したり、誰かに評価された経験を話すと良いでしょう。

例文③調整力

私はその場の全員が納得いく形となることを優先し行動できる、調整力が自身の強みだと考えています。

吹奏楽部時代、同じ楽器内で誰がどのパートを担当するかの話し合いがありました。その際に下級生が遠慮して、どのパートが良いのか言い出せずにいたことが気になった私は、再度話し合いを行うことを提案しました。

誰かが妥協するわけではなく、それぞれに最適なパート決めを目指すための話し合いをしたのです。何度もパートを交換しながら演奏してみたりする中で、最終的にそれぞれが納得のいくパート配分に決まりました。

私はそれぞれの立場になって考えてみる重要さ、また全員が納得した形で物事を進めることが結果に大きな影響をもたらすことを学びました。

入社後は他企業とプロジェクトを進めていく中で、意見が衝突することもあるかもしれません。私はそんな時こそ相手の立場に立って、双方が納得いくよう調整ができる社員を目指します。

傾聴力を調整力に言い換えてアピールする自己PR例文です。

調整するという意味が、妥協や我慢といったマイナスの印象とイコールにならないように気を付けましょう。

またそれぞれ納得いくように調整することが、どのような良い影響を与えるのか説明すると良いです。

例文④巻き込み力

私は周りを巻き込み、主体性を持って物事を進行できる点が強みです。

3年生の時、街が主催している保護犬の世話を行うボランティアに非常に興味を持ちました。より大勢で参加したいと考えた私は、大学構内で独自に呼びかけを実施し、掲示板やチラシも活用しながら参加希望者を募りました。

そして最終的に、大学の生徒だけでなく職員も含めた計9人で構外のボランティアに参加しました。この活動に意義を見出した私は、それからも同ボランティアが開催される度に大学で呼びかけを行い、大学の人達を巻き込んで今も継続的に参加しています。

私はこの経験を糧に、他にも様々な物事に主体性を出して取り組むよう努めています。

入社後も自分の言動で周りを巻き込み鼓舞しながら、目標達成に貢献できる人物を目指したいです。

巻き込み力をアピールポイントとした自己PR例文です。

周りを巻き込んで何かに取り組んだ経験をエピソードに話すときは、巻き込むためにどんな行動を起こしたのか、なぜ巻き込もうと思ったのかといった過程を話すとより良いでしょう。

自己PRで「協調性」をアピールする時の注意点

自己PRは、企業に対して自分の武器や魅力をアピールできる重要な質問です。事前に注意点をよく理解して、完璧な自己PRを作成できるように努めましょう。

ここでは自己PRで協調性をアピールする時の、注意点を解説していきます。

  1. 短所と捉えられる言い換え表現をしない
  2. 主体性はアピールする

①短所と捉えられる言い換え表現をしない

協調性を言い換える際、短所と捉えられる表現を避けましょう

なるべく他と被らない表現が好ましいとは先述しましたが、個性を出そうと捻り過ぎてしまうが故に、アピールにならない言葉に言い換えてしまうことがあります。

特に協調性という特徴は、表現によっては短所と捉えられやすいです。例えば「自分の意見を押し通せない」「周りの顔色ばかり窺ってしまう」というマイナスな印象が伝わってしまうこともあります。

協調性を言い換えるとき、その表現は短所と捉われないか1度考え直してみましょう。

<短所の言い換え>

  • 積極性がない
  • 八方美人
  • 相手の意見に合わせる

②主体性はアピールする

主体性をしっかり持っていることを、忘れずアピールしましょう。

協調性とは、主に周りの意見を踏まえて行動することを指します。聞き手側からすると「主体性が無く、周りに任せてばかりなのか」と思われることもあるかもしれないですよね。

協調性があることと、主体性が無いというのはイコールになりません。周りの考えを大事にしている一方で、自主的に行動しないわけではないと伝える必要があります。

この文章では主体性が無いと思われないか悩んだときは、1度自己PR文を誰かに読んでもらい、客観的な意見を聞くと良いでしょう。

協調性を言い換えて印象に残る自己PRを作ろう

社会人になると、多くの立場の人と意見を交わしたり行動を共にする機会が訪れます。そこで上手く立ち回ることができる協調性は、企業にとって魅力的な人材です。

協調性を言い換えて、印象に残る自己PRを作りましょう

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若林

この記事を書いた人

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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