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【ジュエリー業界志望必見】業界の動向や職種を解説|主要企業も紹介

就職活動の志望業界として、ジュエリー業界を挙げる人も多いでしょう。しかし、ジュエリー業界の業務内容や企業について詳しく知らない方もいると思います。

そこで本記事では、ジュエリー業界の動向や職種について解説します。代表的な企業や向いている人の特徴も紹介しているので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!

ジュエリー業界とは?まずは概要から理解しよう

ジュエリー業界は、贅沢品として知られる宝石を扱う専門分野です。この業界は生活必需品ではないため、経済状況に大きく左右される傾向があります。

ジュエリー業界は宝石の採掘、デザイン、製造、販売など、さまざまな職種が存在します。どの工程においても高い技術と美学が求められる業界と言えるでしょう。

ジュエリー業界の主な動向3選

次に、ジュエリー業界の主な動向を紹介します。

  1. EC事業の展開
  2. 積極的なM&A戦略
  3. SNSを活用したマーケティングの促進

①EC事業の展開

ジュエリー業界の最近の動向としてEC事業の展開が主流となっています。伝統的な宝石店に限らず、様々なジュエリーブランドが、オンライン上での販売によって多くの顧客に商品を提供しています。

これにより、顧客は自宅から高品質のジュエリーを購入でき、気軽にショッピングをすることが可能です。

また、カスタマイズやパーソナライズされたジュエリーの提供も増加しており、より顧客に寄り添ったサービスの提供が行われています。

②積極的なM&A戦略

近年、ジュエリー業界では積極的なM&A戦略が注目されています。M&Aとは会社が合併したり、買収されたりすることです。

M&A戦略は新たな市場の開拓や競合他社との統合によって、より市場を拡大することが可能です。さらに、経済規模の拡大や生産効率の向上により、コスト削減と収益の最大化も実現できます。

積極的なM&A戦略を取ることでジュエリー業界の競争力を維持し、業界全体の成長を促進することができるのです。

③SNSを活用したマーケティングの促進

また、ジュエリー業界ではSNSを活用したマーケティングが急速に普及しています。

理由としては、SNSはジュエリーの美しさや魅力を視覚的にシェアし、顧客とのリアルタイムなコミュニケーションを可能にするのに強力なツールだからです。

SNSマーケティングは顧客の意見や要望をリアルタイムで収集できるため、宝石業界においてその重要性を増しています。

ジュエリー業界の主要な職種5選

次に、ジュエリー業界の主要な職種を紹介します。

  1. 企画
  2. 制作
  3. デザイナー
  4. 販売
  5. 鑑定

①企画

ジュエリー業界の企画職は、新しいジュエリーコレクションや製品を企画し、市場に導入する役割を果たします。さらに、価格設定、販売戦略、広告キャンペーンの立案も担当し製品の成功を促進します。

企画職の主な事業内容には、デザイン、材料選定、販売戦略の立案、広告・プロモーション活動の計画、顧客ニーズの調査などがあります。

市場の変化に迅速に対応し、ブランドの成長と競争力を維持するために重要な存在です。企画職は創造性を発揮したり、成功を収めるたりすることにやりがいを感じることができます。

②制作

ジュエリー業界における制作職は、宝石やアクセサリーの製作に従事する専門家です。

デザインの設計から材料の選定、石のセッティング、磨き上げ、そして最終的な製品の仕上げに至るまで、製品の制作工程全般を担当します。

美しいジュエリーを生み出すプロセスに携わることで、芸術性と技術力の両方を発揮できるのが制作職の魅力です。

また、自分が制作したジュエリーを通して、お客様の特別な瞬間や思い出に携われることも魅力の1つと言えるでしょう。

③デザイナー

ジュエリー業界のデザイナーは、宝石やアクセサリーをデザインする専門家です。

独自のコレクションやカスタムジュエリーのデザイン、プロトタイプの制作、素材の選定、製造プロセスの監督、最終的な製品の品質管理を担当します。

デザイナーは創造的なアイデアを形にし、美しいジュエリーを生み出します。顧客の要望に応えて特別な瞬間や個性を表現することはデザイナーならではのやりがいといえるでしょう。

④販売

ジュエリー業界の販売職は、宝石やアクセサリーを販売する仕事です。顧客に合ったジュエリーを提案し、商品について説明すること、店舗内の商品陳列や価格交渉、販売目標の達成が主な業務です。

販売職の魅力は、お客様の特別な日のためにジュエリーを選ぶお手伝いができることです。お客様が喜んでくれる瞬間に立ち会ったり、自分のセンスや知識を活かして商品を提供したりすることはやりがいとなるでしょう。

また、常に新しいトレンドやデザインを学び、共有する機会があることは魅力の1つといえます。

⑤鑑定

ジュエリー業界の鑑定職は、宝石や貴金属に詳しい専門家です。彼らの主な業務は、宝石やジュエリーの品質や価値を評価することです。宝石の特性を分析し、本物かどうかやその価値を鑑定します。

鑑定職は宝石とジュエリーの価値を正確に評価することによって、詐欺や不正取引を防ぎ、業界や顧客の信頼を高めます。

鑑定士は宝石やジュエリーの魅力を理解し、他人に伝えることができる点がやりがいといえます。

ジュエリー業界で有利な資格3選

次に、ジュエリー業界で有利な資格を3つ紹介します。

  1. ジュエリーコーディネーター
  2. 貴金属装身具製作技能士
  3. GG(グラジュエイト ジェモロジスト)

①ジュエリーコーディネーター

ジュエリーコーディネーターとは、ジュエリー業界での専門的な資格で、宝石やジュエリーに関する専門知識を証明するものです。

この資格を持つことで、ジュエリーのデザイン、品質、評価について深い知識を持っている事が証明でき、信頼と安心を与えることができます。

ジュエリーコーディネーターを取得するための知識は、専門のコースや認定機関を利用して学ぶことができます。オンラインコースや専門学校で学び、実務経験を積みましょう。

②貴金属装身具製作技能士

貴金属装身具製作技能士は、ジュエリー制作に関わる技能資格です。この資格を持つことは、宝飾品や装身具の製作に関する高度なスキルを証明し、業界内での信頼を高めます。

この資格によって、ジュエリーのデザイン、製作、修理などにおいて高い品質と精度を提供できる能力を証明できます。独立したジュエリーデザイナーや職人として活躍するためにとっておきたい資格です。

貴金属装身具製作技能士の取得は一定の難易度が伴いますが、専門のトレーニングと実務経験を組み合わせた学習で達成できます。

③GG(グラジュエイト ジェモロジスト)

GG(グラジュエイト ジェモロジスト)は、日本語では「宝石学修了者」と呼ばれる、宝石学の専門家に与えられる称号です。

宝石の知識、ビジネスのノウハウ、グレーディング・鑑別技術など、スペシャリストとしての訓練を受けた人を指します。

GGの取得は難易度が高く、宝石の種類や品質、宝石学の理論と実践について包括的な知識が必要です。勉強方法として、専門学校やオンラインコースで学習することができます。

ジュエリー業界に向いている人の特徴3選

次に、ジュエリー業界に向いている人の特徴を紹介します。

  1. トレンドに敏感な人
  2. ジュエリーへの熱意を持っている人
  3. 相手の立場に立てる人

①トレンドに敏感な人

トレンドに敏感な人は、宝石業界に向いています。なぜなら、宝石業界では常に新しいデザインや材料、スタイルの変化に対応していく必要があるからです。

宝石はファッションやライフスタイルと密接に結びついており、トレンドを把握し、それを取り入れることが重要です。

トレンドに敏感な人は、市場の動向を把握することが得意なので、顧客の要望に合った宝石を提供できるでしょう。

クリエイティブで柔軟な発想を持ち、変化する環境に対応できることがジュエリー業界で働くうえで必要不可欠です。

②ジュエリーへの熱意を持っている人

ジュエリーへの熱意を持っている人も、宝石業界に向いています。なぜなら、彼らは美しい宝石とその制作過程に対する深い情熱を抱いており、その情熱が仕事に活かされるからです。

ジュエリー愛好者は宝石の歴史や特性に詳しく、トレンドやデザインにも敏感です。彼らの熱意はクリエイティビティを刺激し、新しいデザインやコンセプトを生み出す原動力となります。

ジュエリー業界で情熱を持っていることは、顧客に魅力的な宝石を提供するために必要な要素です。

③相手の立場に立てる人

相手の立場に立てる人も、宝石業界に向いています。なぜなら、宝石は非常に個人的な価値を持つものであり、顧客の感情や要望を理解し尊重することが欠かせないからです。

相手の立場に立てる人は顧客の希望や予算に柔軟に対応し、信頼関係を築くのに優れています。また、宝石には歴史や文化が関連しており、顧客にその情報を提供し、価値を伝える能力も重要です。

宝石業界は信頼と誠実さが求められます。相手の立場に立つことは長期的な成功と顧客の満足度につながるでしょう。

ジュエリー業界の代表的な企業3選

最後に、ジュエリー業界の代表的な企業を3社紹介します。

  1. コメ兵ホールディングス
  2. TASAKI
  3. エステールホールディングス

①コメ兵ホールディングス

コメ兵ホールディングスは、ジュエリー業界の中で確固たる地位を築く代表的な企業のひとつです。高品質な宝石とジュエリーを通して、お客様に美しさと価値を提供しています。

コメ兵は、独自のデザインと職人技術を活かし、国内外で高い評判を得ています。彼らの戦略は、カスタマイズ製品の提供とオンラインと実店舗の統合販売が大きな特徴です。

コメ兵ホールディングスは美と品質にこだわっており、ジュエリー業界で一流の企業としての地位を築いています。

②TASAKI

TASAKIは、ジュエリー業界の一流企業で、日本を代表する高級宝飾ブランドのひとつです。その歴史は1954年に遡り、高品質な真珠ジュエリーの製造で知られています。

TASAKIは伝統的な工芸技術と最新のデザインを融合させ、洗練されたジュエリーを製造・販売しています。真珠に特に焦点を当て、真珠養殖場から取れる最高品質の真珠が強みです。

TASAKIは海外の市場での人気が高く、贅沢な材料と細部にまでこだわり抜いたデザインで注目を浴びています。

③エステールホールディングス

エステールホールディングスは、宝石の輸入・製造加工、宝飾品の製造販売、メガネ事業、食品販売・飲食店事業などを手掛ける会社です。

高品質な宝石とジュエリーの製造・販売に焦点を当て、世界中で高い評判を築いています。

エステールホールディングスの製品は卓越した職人技術と美的センスが融合したおり、ダイヤモンド、真珠などを用いて洗練されたデザインのジュエリーを提供しています。

ジュエリー業界への理解を深めて選考準備を進めよう

本記事では、ジュエリー業界の動向や職種について、代表的な企業や向いている人を交えて紹介しました。

ジュエリー業界と言っても、その職種は様々です。そのため、あなたがジュエリー業界のどの分野で活躍したいのかを明らかにすることが大切です。

まずは自己分析や企業研究をし、余裕があればジュエリー業界で有利な資格の取得を目指してみましょう。

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若林

この記事を書いた人

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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