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【今すぐできる】面接が怖いを乗り越えられる考え方・対処法12選

「明日の面接が怖くて仕方ない…」「面接対策はしたんだけど、なんとなく不安が残っている…」というように、面接に対して不安や怖さを感じる人は多くいます。

面接が怖いを乗り越えるには、なぜ怖さや不安を感じてしまっているのか原因を突き止め、解決策を実行することが一番の近道です。

本記事では、面接を怖いと感じる原因や対処法、面接前・面接中に使える恐怖心を和らげるコツまでを伝授しますので、最後まで読んで、少しでも気持ちを和らげて面接に臨んでくださいね。

吉田

キャリアアドバイザー 吉田

新卒で株式会社C-mindに入社後、キャリアアドバイザーとして累計1000人以上の就活生との面談を経験。就活時代も大手からベンチャーまで様々な業界・職種を見てきた経験から、幅広い視点でのサポートを得意とする。

面接に怖さや不安を感じる就活生は多い

明日が初めての面接。何を聞かれるのか怖いし緊張する…

面接を何回受けても毎回緊張してしまって、いい結果を出せない。面接落ちばかりしているから自信も無くなっていくし…

実際にAさんやBさんのように、面接に怖さや不安を感じる就活生は多くいます

就活は初対面の社会人に対して、自分の価値観や考えなどを伝えなければならず、特に面接は緊張しすぎてしまったり、恐怖心を感じてしまうのも無理はありません。

このように、不安や恐怖心を感じていることはごく自然なことですので、「みんな頑張っているのに…」「ここまで恐怖心を感じているのは自分だけなんだ…」と思い詰める必要はないですよ。

自分を追い詰めることよりも、まずは不安や恐怖心を和らげるために、原因を見つめ直すことから一緒に始めていきましょう。

面接が怖い・行きたくないと思う原因5つ

「初めての面接だから不安」「人前で話すことが苦手で怖い」など、様々な理由から、面接に対してマイナスイメージを持っている人は多くいますよね。

しかし、安心してください。恐怖心や不安を感じてしまう原因を知り、原因に合わせた解決策を取り入れることで、面接への恐怖心の克服に一歩近づけますよ。

まずは、面接が怖い・行きたくないとネガティブな気持ちになってしまう原因から、解説していきましょう。

  1. 準備不足で失敗が怖い
  2. 面接に慣れておらず自信がない
  3. 面接官にどう思われているかわからない
  4. 選考落ちするのが怖い
  5. 面接に対するトラウマがある

①準備不足で失敗が怖い

なかなか準備に時間を割けず、面接対策や企業研究などがしっかりできていないことから「質問されてボロが出たらどうしよう」と不安を感じている人は多いのではないでしょうか。

また大まかに準備を進めてしまい面接マナーや流れが曖昧な場合や、1人で対策を進めてしまい模擬面接の経験がない場合などは、漠然とした不安を感じてしまいますよね。

このように細かい準備が不足していたり、自己流の対策を進めていたりするとゴールがどこなのか何が正解なのかが分からず、対策はバッチリできた!と自信を持てなくなってしまう場合が多くあるのです。

特に心配性な人は、少しでも準備が不足していると、自分に自信を持てなくなることが多いでしょう。

②面接に慣れておらず自信がない

面接を受けるのが初めての場合、流れがいまいち掴めていなかったり、面接のマナーや受け答えへの不安が募ってしまったりしますよね。

面接は、面接官と学生双方にとって非常に貴重なコミュニケーションの場。ゆえに、緊張してしまってうまく話せなかったり、面接官からの圧力を感じてしまって不安に思ったりした経験がある人もいるでしょう。

また、オンライン面接の経験だけで、対面で面接を受けたことがない人も、面接官と向かい合って直接対話することに不安や怖さを感じてしまう場合が多いのです。

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③面接官にどう思われているかわからない

気の知れた友人や家族ではなく、初対面の面接官を前にして、志望動機やガクチカなどを話すのは、緊張や不安を感じますよね。

「どこを評価されているのだろう」「この表情だとあまり良い印象ではないのかな…」などと、考えが膨らんでしまい、面接中から気持ちがネガティブになる人も。

他人からの評価を気にしがちな人や、自分に自信を持てない人だと、特に面接官の顔色を窺ってしまったり、不安を感じてしまうのです。

\面接官の質問意図や回答のポイントまで/

④選考落ちするのが怖い

面接は誰しも緊張してしまうものですが、「もし落ちてしまったらどうすればいいんだろう…」と過度に不安や緊張感を感じてしまう人も多くいるでしょう

直近で選考落ちが続いている場合や、周囲は内定をもらっているのに、まだ獲得できていない人ほど悩んでしまいますよね。

原因としては「選考落ち」に対して強くショックを受けやすい可能性があります。なかなか気持ちの切り替えができず、一度落ちてしまった事実が後に響いてしまうのですね。

また、選考落ち=社会に不必要な人材だと思い込んでしまっていることも、選考落ちを恐れる原因の1つです。ミスを重く捉えがちな性格や完璧主義な人は特にこのように考えがちになってしまうのです。

また、面接に臨むまでにはES提出や適性検査、面接練習など下準備が必要となります。

選考落ちするとこれら全てが水の泡になってしまうと思い、面接に対して強いプレッシャーを感じてしまう人も多いようです。

⑤面接に対するトラウマがある

これまでに圧迫面接を受けた経験や、最終面接で落ちてしまった経験などから、面接自体がトラウマになってしまっている人もいますよね

「また面接官に高圧的な態度を取られたらどうしよう」「また面接に落ちてしまったら、また1からやり直しになってしまう」などと不安な気持ちに駆られてしまう人は多いでしょう。

一度トラウマになるほどの経験をすると、なかなか立ち直れず、面接で実力を発揮できないのではないかと思い悩んでしまうのです。

面接の怖さを和らげる考え方4つ

原因がわかったところで、どうすれば面接への恐怖心を和らげられるのでしょうか。

ここからは、面接の怖さや不安を解消する考え方を4つに分けて紹介していきますね。

  1. 完璧でなくても大丈夫と考える
  2. 失敗しても面接の練習になったと考える
  3. 面接は対等なコミュニケーションだと考える
  4. 企業によって採用基準は異なると理解する

①完璧でなくても大丈夫と考える

まず、面接で完璧な受け答えをしないと…と考えるのはやめましょう。受験や試験とは異なり、就活の面接では質問に対する回答に正解はありません。

したがって、回答の正解を追い求めて完璧を目指すよりも、自然体で臨むようにすれば、不安に駆られることなくベストパフォーマンスを出しきれますよ。

また、そもそも面接官は学生に対して完璧を求めていません。投げかけられた質問に対して、自分の言葉で価値観や考えが伝わるように回答するだけで大丈夫ですよ。

しかし、「自分の言葉で大丈夫」と分かっていても、自分の言語化力や受け答え時のマナーに自信がない人は多くいるんですよね…

回答の言語化や受け答えのマナーに自信がない方は、カリクル専属のキャリアアドバイザーによるES添削・面接練習を受けることをおすすめします!

やり取りはLINEで、面接練習も完全オンラインで行うため、忙しい就活の隙間時間を有効活用できます。

業界経験豊富なアドバイザーが細かい部分までチェック・アドバイスしてくれるので、面接までに不安要素を一緒に無くしていきましょう

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②失敗しても面接の練習になったと考える

「面接でもし失敗したら…」と考え込むのは辞め、失敗したとしても次の面接の練習になったとポジティブに捉えるようにすると気持ちをスッキリと切り替えられます。

失敗をあまりに意識しすぎると、自分に自信が持てず、ベストパフォーマンスができません。また、面接は慣れが重要。面接を重ねることで段々と実力を発揮できるようになっていきます。

「失敗も経験のうち。もっと自分に合う良い企業に入るための練習になった」とポジティブに捉えてみましょう。

③面接は対等なコミュニケーションだと考える

面接=評価される場であると考えるのは辞め、対等に会話をする場であると捉えましょう

面接官は粗探しをしようと思って、面接をしているわけではありません。面接という場で、学生とコミュニケーションをとり、人柄や価値観、仕事への適性を見たいと考えています。

どうしても評価されると考えてしまう人は、自分も選ぶ立場にあると考えると緊張感が少し和らぐのでおすすめですよ。

いきなり対等な会話をするのが難しい場合は「面接は企業のことを知るための機会」だと考えてみてください!

企業分析をしつつ気になったことをメモしておいて、逆質問以外のタイミングでもたびたび質問してみましょう。対等な会話に近づくだけでなく、志望度の高さも合わせて伝えられますよ。

④企業によって採用基準は異なると理解する

面接に落ちてしまい、人格否定された気持ちになったり次に受ける面接が怖くなったりする人は多くいるのですが、採用の基準は企業によって大きく異なるため、全く気にする必要はありません

面接で落ちてしまうのは、その企業が学生とのマッチ度にズレを感じたから。入社後に早期退職してしまうことを防ぐためにも、より企業の目指す方向性や業務内容に適性のある人材を採用しているのです。

仮にマッチ度が低い企業に入社したとして、長期的にストレスなく働ける可能性は低いでしょう。

したがって、不採用だったとしても将来的なリスクを減らせたとポジティブに捉え、他の企業の選考へ気持ちを切り替えるようにしてくださいね。

怖い気持ちをとことん解消!面接の事前対策4つ

ここまで読んで、面接で恐怖心や不安を感じてしまう場合の対処法がわかったでしょうか?

ここからは、不安をより和らげるための事前対策を解説していきます。

面接は事前の準備が鍵。心を落ち着かせてベストな状態で面接に臨み、少しずつでも自信をつけていきましょう

  1. 自己分析・企業分析を十分に行なう
  2. 面接マナーを再確認しておく
  3. 頻出質問への回答を仕上げておく
  4. 面接練習を繰り返しておく

①自己分析・企業分析を十分に行なう

面接では、頻出する質問に加えてイレギュラーな質問をされることもあります。急に想定していなかった質問をされると、焦ったり不安になったりしますよね。

対策として、面接に臨む前に企業分析と自己分析を重ねておきましょう。企業分析である程度イレギュラー質問を予測しつつ、自己分析で自分の信念や軸を固めておくと、対応しやすくなりますよ。

さらに、企業側は「学生が企業にマッチしているか=適性があるか」を主に見ています。つまり、自己分析と企業分析の結果を面接の回答に活かせられれば、マッチ度の高さをよりアピールできるのです。

企業分析は、カリクルが提供している就活マスターシートを活用して効率化してみてくださいね。

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②面接マナーを再確認しておく

面接における基本的なマナーは、第一印象を左右する重要な要素。必ず身だしなみや言葉遣いといったマナーを確認し、完璧にしておきましょう

基本的なマナーを守るだけでも、社会人としての常識をきちんと弁えられる人だという印象が伝わります。面接での雰囲気や印象はなかなか馬鹿にできません。これだけでも高評価に繋がりやすいですよ。

身だしなみのマナーは上記の図のとおり。必ずセルフチェックをし、事前に準備を整えておきましょう

また、意外とミスしがちなのが面接での言葉遣い。尊敬語と謙譲語、御社と貴社の使い分けは完全に理解できていますか?

使い分け方法

◇尊敬語・・・目上の相手をへりくだる言葉(おっしゃる・ご覧になる など)

◆謙譲語・・・自信をへりくだり、相手に敬意を示す言葉(申し上げる・拝見する など)

◇御社・・・面接など話し言葉の時に企業を指す時に使う

◆貴社・・・メールや手紙などの書き言葉で企業を指す時に使う

上記のような、就活で覚えておくべき言葉遣いのマナーは最低限覚えておくようにしましょう。

\言葉遣いのマナーを1から徹底解説/

③頻出質問への回答を仕上げておく

面接でうまく回答できない人や、すぐに回答できず悩んでしまう人は、事前に頻出質問に対する回答を仕上げておくと良いでしょう

「事前に回答を考えておくよりも本番で臨機応変に対応すべきなのでは…」

と考えている人もいるかもしれませんが、無理にアドリブで話すよりも、自分の回答を予め用意しておき、伝えたいことをきちんと伝えられる方が好印象を与えられますよ。

▼頻出質問例

◼︎志望動機
◼︎ガクチカ(=学生時代に力を入れたこと)
◼︎自己PR・強み
◼︎自己紹介
◼︎困難を乗り越えた経験 など

ガクチカや自己PR、自己紹介などは特に使い回せるため、事前に準備しておくと安心でしょう。

また、先輩や大学のキャリアセンター、キャリアアドバイザーなどに頼んで何度も添削を繰り返し、ブラッシュアップさせておくとベスト。完成度の高い回答が出来上がりますよ。

\頻出質問25個・回答のコツまで/

④面接練習を繰り返しておく

面接での恐怖心や不安を薄れさせるためには、とにかく練習を積むことが1番の近道です。

経験を積めば、ある程度面接の雰囲気にも慣れ、受け答えもスムーズにできるようになります。また、イレギュラーな質問が来てもそこまで動揺することなく回答できますよ。

面接練習は、実際に面接をたくさん受けたり、先輩・家族・友人に頼んでみたりして繰り返しましょう。

うーん、でも気軽に頼めるような人が周りにいないし、もう面接まで日が近くて練習に取れる時間があまりない…

Aさんのように、周囲に頼める人がいなかったり、学校や就活の予定で忙しいせいで模擬面接をしている時間がないという就活生は多くいるのではないでしょうか。

そんな人におすすめなのが、カリクルエージェント!カリクルでは、完全無料で就活相談・ES添削・面接対策・企業紹介などのサービスを行っています。

専属のキャリアアドバイザーが面接練習をオンラインで行ってくれるため、忙しい日々の合間に気軽に対策を行えますよ。

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【面接前・面接中】怖さを払拭する方法4つ

面接前日や面接直前の待ち時間、面接中に不安や怖さを感じてしまい、話すどころではなくなったり、頭が真っ白になった経験はありませんか?

ここでは、面接直前や面接中に不安に駆られてしまう人のために、怖さを払拭できる方法を4つ紹介していきます。

  1. 【面接前】SNSをむやみに見ない
  2. 【面接前】深呼吸したり体を動かす
  3. 【面接中】口角を意識的に上げる
  4. 【面接中】緊張している旨を伝える

どれもすぐ実践できる方法ばかりのため、緊張しがちな人や不安を感じやすい人は、ぜひ試してみてくださいね。

【面接前①】SNSをむやみに見ない

面接の前日にSNSを見ていたら、友人が内定を貰って就活を終えたと載せていて、すごく焦りました。次の日の面接も焦りからかうまく話せなくて…

面接前は、情報収集目的以外でSNSをむやみにチェックするのは避けたほうが良いですね。他の人と比べてしまったり、焦りを感じてしまいます。

就活は周囲を気にせずに、自分のペースで進めることが成功の鍵ですよ!

就活においてSNSは情報収集や連絡のツールとして重要です。しかし、Aさんのように、気持ちが落ち込む内容を見てしまったり、真偽のわからない情報を信じてしまったりする可能性もあります。

面接前日は、自分の面接に集中できるように必要以上にSNSをチェックするのは避けましょう

【面接前②】深呼吸したり体を動かす

面接前は、いつも緊張しすぎて手足が震えます。うまく話せないかもと思うと余計に緊張してしまって…

面接前に、緊張で体が強張ったり震えたりしてしまう場合は、深呼吸や体を軽く動かすことで緊張をほぐすのがおすすめです。

会場に入る前に軽くストレッチをしたり、時間に余裕があれば会場の一駅前で降りて歩いていくのも気分転換になりますよ。

面接の前に緊張で固まってしまう場合は、とにかく体を動かしてほぐすようにしましょう。

ただし、控え室に入ってから大きく体を動かしていると、落ち着きがないと悪印象になりかねませんので、注意が必要。控え室では、少しリラックスして深呼吸をする程度にしておきましょう。

【面接中①】口角を意識的に上げる

友達に模擬面接をお願いしたら、「顔がこわばりすぎているよ」と注意されました。でもうまく笑えなくて…

顔が引き攣ってしまう場合は、できるだけ口角を上げるよう意識しましょう。

笑顔を無理やり作ろうとすると不自然になってしまいますが、口角を上げるだけなら自然と笑顔を作れます。

笑顔でいることは印象をよくするコツの1つですので、取り入れてみましょう!

Aさんのように、面接中に顔がこわばってしまい、うまく笑えないと悩む人は多いですよね。

コツは笑顔を作ろうとしないこと。口角だけあげればいいと考えてくださいね。また、緊張しすぎる場合は、面接官の目ではなく鼻を見るのもおすすめですよ。

【面接中②】緊張している旨を伝える

緊張しすぎて、最初の自己紹介から話したかった内容が全て飛んでしまいました…

緊張してしまって頭が真っ白になってしまったのですね…。こういう場合、1番NGなのは黙り込んでしまうこと

思い切って緊張している旨を伝えると、面接官も緊張をほぐしてあげたいと思ってくれ、話を繋いでくれる場合も多くあるので、伝えてしまうのも手ですよ!

逆に緊張を伝えることで、面接官が「素直な人だな…」と好感を持つ場合もありますよ。

また、緊張のあまり少し言葉に詰まってしまったり、話す内容が飛んでしまった場合には「少し考える時間をいただけますか?」と回答に時間をもらうのも1つの手ですよ。

面接が怖い気持ちは乗り越えられる!

ここまで、面接が怖い・不安だと感じてしまう人の原因や対策方法などを詳しく紹介してきました。

面接は誰しも怖さや緊張感を感じやすいもの。練習を重ね、自分に自信を持って臨むことで次第に怖さは和らいでいきますよ。

また、面接の結果で人の価値は決まりません。自分のペースで就活を進めていきましょう。

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若林

このメディアの監修者

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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