女性のリクルートスーツは、スカートとパンツタイプの2種類あります。女性は、スカートのイメージがあるためにパンツタイプは不利なのではないかと不安になる人も多いと思いますが、結論、パンツスタイルは不利ではありません。
この記事では、パンツタイプのスーツの着こなし方も紹介しているのでぜひ参考にしてくださいね。
パンツタイプのリクルートスーツは就活で不利なのか
リクルートスーツのパンツスタイルは、不利ではなく、採用に直結することもありません。
女性は、スカートを着用していることが多いですが、それは女性=スカートという固定概念が残っているからです。また、年々パンツスタイルのスーツを選ぶ女性は増えています。
ただし、パンツかスカートかで面接官に与える印象が変わるので、どんなイメージを与えたいのかに注意して選ぶようにしましょう。
【パンツ】リクルートスーツのメリット・デメリット
ここからは、パンツスーツを選んだ際のメリットとデメリットを紹介します。スカートと与える印象が違うのでどのような印象を相手に与えたいのか考えてみてくださいね。
- パンツスーツのメリット3つ
- パンツスーツのデメリット2つ
パンツスーツのメリット3つ
- 活発で仕事をこなせる印象を与える
- 下半身の冷えを防止できる
- スカートよりも動きやすい
パンツスタイルは、活発な印象があるので仕事に精力的に取り組むイメージがつきやすいです。また、スカートを着用した場合ストッキングを履くので冬場が大変冷えますが、パンツスタイルの場合足首まで温める事ができます。
夏はスカート、冬場はパンツスタイルと分けてもいいでしょう。また、パンツは足の捌きがしやすく、動きやすいのも大きなメリットです。
パンツスーツのデメリット2つ
- 女性らしさを重視する面接官だと不利になりかねない
- プライドが高そうと思われる
今ではほぼいないと考えられますが、女性らしさを重視する面接官だと不利になりかねません。また、パンツスタイルは、ハツラツで活発なイメージで仕事に精力的に取り組みそうなイメージを持つ反面プライドが高そうだと思われる可能性もあります。
面接で話す際に、プライドが高そうなイメージを持たれないように謙虚な姿勢で取り組めば大丈夫です。
【スカート】リクルートスーツのメリット・デメリット
パンツスーツに続いて、スカートタイプのメリットとデメリットを紹介します。女性らしい印象を持つ反面、冬場の寒さなどデメリットもあります。参考にしてくださいね。
- スカートスーツのメリット2つ
- スカートスーツのデメリット3つ
スカートスーツのメリット2つ
- 女性らしくフレッシュな印象を与える
- 柔らかくて優しいイメージがある
スカートスタイルは、女性らしい印象を与えられます。今では少ないですが、女性らしさを重視する企業におすすめです。
活発な印象を与えたい方はパンツスタイルにするか、面接で話す内容に気をつけましょう。また、人とできるだけ同じ格好をしたいという方もスカートがおすすめです。
もちろんパンツスーツもいますが女性はスカートを着用している方の方が多いからです。
スカートスーツのデメリット2つ
- 所作に気を配る必要がある
- 下半身が冷えやすい
スカートスタイルの場合、座り方や歩き方に注意する必要があります。面接では、入室して椅子に座るまでから立ち上がって退出するまでも面接官に見られるので、一度練習する必要があります。
また、スカートの場合どんなに寒くてもストッキング着用がマナーです。冬場は、大変下半身が冷えやすくなってしまい、集中力の低下につながる可能性もあります。
寒さに弱い方は、パンツスタイルがおすすめです。
【パンツ編】リクルートスーツを選ぶコツ3つ
ここからは、パンツスタイルの場合のリクルートスーツを選ぶコツを3点紹介します。就活の服装では、マナーが重要なので以下のポイントを必ず確認してから購入しましょう。
- サイズ・丈
- パンツの形
- 色
①サイズ・丈
パンツの丈は、パンプスのヒールに合わせましょう。パンプスを履いた際に、短すぎないか・長すぎないかに注意してください。
大体のパンツの丈の目安は、足の甲に裾が触れるくらいのハーフクッションと呼ばれる丈と考えてください。面接官は足元まで見ているので、気を抜かないようにしましょう。
また、ジャケットの丈は少し短めにすると綺麗に着こなせますよ。大体のジャケットの丈の目安は、ヒップの半分が隠れるくらいと考えてください。
②パンツの形
パンツスタイルは、さまざまな形がありますが、セミフレアは足を綺麗に見せてくれます。しかし、デザインによってはカジュアルなイメージになってしまうので就活の場には合わない場合があります。
ストレートの形のパンツは、最も一般的なスタイルなので迷ったらストレートタイプを選ぶのがおすすめです。就活では、とにかくフォーマルな格好を意識するようにしましょう。
テーパードの形は、パンツの中でも人気なスタイルですが、就活には向きません。
③色
パンツの色は、黒・紺・グレーから選ぶようにしましょう。黒色は、一番フォーマルな印象があり、紺とグレーは黒色よりもカジュアルです。迷った場合は、黒色を選ぶのがおすすめです。
特に金融などお堅い業界では、黒色を選ぶようにしましょう。また、紺色やグレーの中でも色味が明るいとカジュアルな印象になるので注意してください。
ただし、ITや広告など比較的緩い業界では、紺色やグレーを着ていても問題がない場合も多くあります。
パンツタイプのリクルートスーツを着こなし術3つ
では、実際にパンツタイプのリクルートスーツを着る際にはどんなポイントに気をつければいいのでしょうか?以下に3つのポイントをまとめました。参考にしてくださいね。
- シャツやブラウスでイメージを変える
- ストッキングを着用する
- ベルトを着用する
①シャツやブラウスでイメージを変える
リクルートスーツでは、シャツやブラウスでイメージを変えることができるので、企業や業界に合わせて変えるのがおすすめです。
金融のようなお堅い業界では、フォーマルなシャツやブラウスを着てみてください。逆に、ITや広告といった少し堅くない業界では少しファッション性があるシャツやブラウスを選んでみましょう。
ファッション性があるとはいえ、TPOの範囲にしてください。あくまでも面接の場です。
②ストッキングを着用する
パンツスタイルの時もスカートを着用する際と同じく、ストッキングを着用するようにしましょう。これは、ビジネスマナーとしてももちろんですが下着のラインを見せないためにも着用してください。
下着のラインを見せないために、透けないタイプの下着を着用するのもおすすめです。透けないタイプの下着を着用する場合は、ストッキングを着用するのもいいですしストッキングと同じ生地の靴下を履く方も多くいます。
夏には、ストッキングの靴下を履くと暑くなくておすすめです。
③ベルトを着用する
パンツスタイルの際は、基本的にベルトを着用するようにしましょう。スーツの色に合わせて、できるだけ地味なベルトを着用してください。
ブランドロゴが付いていたり、ファッション性が高いものはカジュアルすぎて就活には向きません。就活では、ファッション性は問われません。
ファッション性が高く、目立ってしまう方が面接官には悪い印象を与えてしまいます。できるだけ悪目立ちしないような地味な格好にするようにしましょう。
パンツタイプのリクルートスーツを着こなして就活に挑もう
本記事では、パンツスタイルとスカートスタイルの違いやパンツスタイルの選び方・着こなし方まで紹介しました。
パンツスタイルだからといって不利なことは全くありません。正しい着こなしをして、面接に臨みましょう。
この記事を書いた人
若林
青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。