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勤務地の希望理由の伝え方を解説|上手に伝えるコツや例文一覧も紹介

就職活動の面接では、勤務地の希望を聞かれることも珍しくありません。しかし「勤務地の希望はどのように伝えればいいの?」と悩みますよね。

そこで本記事では、勤務地の希望理由の伝え方を解説します。

記事後半では、上手に伝えるコツや例文一覧も紹介も紹介しているので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!

希望勤務地は理由の伝え方が大切!

希望勤務地を伝える際は、その理由の伝え方が大切です。なぜなら、希望勤務地を指定すること自体は一般的に問題ありませんが、その理由次第で印象が大きく変わるからです。

理由を伝える際は、具体的かつ説得力のあるものにしましょう。また、その地域における業界や特定のプロジェクトへの強い関心を示すことも、希望勤務地の理由が説得力のあるものとなります。

このように、希望勤務地を伝える際は、あなたの意思決定プロセスと説得力のある理由を伝えることが必要になるのです。

勤務地の希望理由を上手に伝えるコツ3つ

では、どのように勤務地の希望理由を伝えればよいのでしょうか?ここでは、勤務地の希望理由を上手に伝えるコツを3つ紹介します。

  1. ポジティブな伝え方をする
  2. 仕事に関係ない事情を理由にしない
  3. あくまで企業の意向に従う姿勢を示す

①ポジティブな伝え方をする

勤務地の希望理由を上手に伝えるためには、ポジティブな伝え方をすることが大切です。なぜなら、ポジティブな理由は企業にあなたの価値とモチベーションを示す手段となるからです。

たとえば、単に「田舎は不便だから東京に住みたい」といった回答は避けましょう。特定の地域への批判とも取れるため、適切とはいえません。

逆に「東京では大きなプロジェクトが展開されており、自己成長につながる機会が豊富であるため、東京で働きたいと考えています」と述べることで、ポジティブなイメージを伝えられます。

②仕事に関係ない事情を理由にしない

勤務地の希望理由を伝える際に、仕事に関係ない事情は避けましょう。なぜなら、仕事への優先順位が低いとも取られかねないからです。

企業は効率的な運営を追求し、適切なスキルや経験を持つ学生を求めます。そのため「交際相手の近くに住みたい、実家から出たくない」といった個人的な理由を主張することは不適切なのです。

ただし、両親の介護などのやむをえない理由がある場合は正直に伝え、企業と交渉してみましょう。

③あくまで企業の意向に従う姿勢を示す

勤務地の希望理由を上手に伝えるコツは、あくまで企業の意向に従う姿勢を示すことです。あなたを雇用するのは企業であるため、基本的には企業が提示する勤務地の指示に従いましょう。

もちろん、希望があれば伝えることも重要です。企業はあなたの希望を優先的に考えてくれることもあるでしょう。

また企業の意向に従う姿勢は好印象につながりやすいと考えられます。もし特に希望がない場合は「御社の意向に従います。」と述べても良いでしょう。

【3つの希望勤務地別】使える理由例文一覧

次に、勤務地を希望する理由として使える例文をケース別に紹介します。

  1. 都会(東京、大阪)を希望する場合
  2. 地元を希望する場合
  3. その他の地方を希望する場合

①都会(東京、大阪)を希望する場合

希望する勤務地は、東京や大阪などの都心部です。理由は、私が志望する職種が首都圏に集中しているためです。

東京や大阪は、多くの業界が活発に動いており、最新のトレンドやテクノロジーが集約されています。この点から、私は業界の先端を行く都市で新たな挑戦に取り組みたいと考えています。

また、都会の環境で働くことで、より多くの機会と経験を得られると信じています。また、多様な人々と交流し、異なる視点から学び、成長する機会を重要視しています。

都会での勤務は、私の目標を実現するための理想的な勤務地であると確信しており、その地で御社に貢献したいと考えています。

この例文では、勤務地として都会(東京、大阪)を希望しています。首都圏に勤務したい理由を具体的に述べることで説得力を持たせている点がポイントです。

②地元を希望する場合

私が地元での勤務を希望する理由は、将来的に親の介護をする必要があるからです。親の健康状態が将来的に不透明であることを考慮したうえで希望します。

地元での仕事は、柔軟性を持たせ、親をサポートできる環境が整うと考えております。

また、地元に戻って地元の課題解決に貢献したいという思いも強くあります。地元社会への感謝の気持ちと、地元コミュニティに寄与する機会を追求しています。

地元での仕事は、私が育った場所に恩返しをする機会を提供し、地域の発展に貢献する道を切り拓く一環となるでしょう。

この例文では、勤務地として地元を希望しています。家庭の事情についてだけでなく、地元での地域貢献を理由も伝えることで、説得力を持たせている点に注目です。

③その他の地方を希望する場合

私は、〇〇での勤務を希望しております。その地方での職種・部署特有の業務が、自分に合っていると確信しており、この地での経験を積むことで自己成長を図りたいと考えているからです。

また、その地方に就職した人の話を聞いた際、その地域の魅力や仕事環境について非常に魅力的な情報を得ました。

この場所に住むことで、新たな文化や価値観を学び、地域社会に貢献できると考えております。これらを実現するためにも〇〇勤務地を希望しています。

その地方での職務遂行と生活が、私のキャリアにとって非常に有益であると信じており、情熱と意欲をもって取り組む覚悟です。

この例文では、勤務地としてその他の地方を希望しています。具体的にどの地域での勤務を希望するかをはっきり伝えた上で、なぜその地域がいいのかを具体的に伝えていることがポイントです。

勤務地の希望理由は伝え方を工夫しよう!

本記事では、面接で勤務地の希望理由の伝え方を解説しました。

勤務地を希望すること自体は問題ないことがほとんどです。ただ、その伝え方が重要です。勤務地の希望を伝える際は、具体的かつポジティブな理由を添えましょう

伝え方を工夫することで、企業からの印象を下げることなく、勤務地の希望を適切に伝えられますよ!

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若林

この記事を書いた人

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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