インターンシップが就活に有利と聞いても、実際にどのような理由で有利なのか、インターン先を探すにはどうしたらいいかわからない方が多いようです。
本記事では、インターンシップのメリットや選考対策をご紹介します。
インターンシップのメリットを理解して、就活シーンで活用しましょう。
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インターンで周りの就活生に差をつけよう!

インターンに参加すると、周りの就活生に差をつけられます。
インターンシップには、短期インターンと長期インターンがあり、それぞれ参加期間に違いがあります。
短期インターンは、名前の通り1日や半日など短期間で参加できるインターンです。長期インターンは、期間はさまざまですが半年から長ければ2年参加することも。
早くから参加しておくことで、企業理解が深まるだけでなく、ビジネススキルも身につき、就活で役立つでしょう。
インターンに参加するときは、自身のスケジュールや将来設計に合わせてインターン先を見定めるのがおすすめです。
インターンシップに参加する3つのメリット

インターンシップに参加する、3つのメリットをご紹介します。
メリットを考えずに参加すると、せっかくのインターン期間を何も得ずに終了してしまう危険性があります。
得られるメリットを把握して、今後に活かしましょう。
- 興味がある業界・業種の理解を深められる
- 自己分析ができる
- 就活の動機付けになる
①興味がある業界・業種の理解を深められる
インターンに参加すると、興味がある業界・企業への理解が深まります。
インターンは企業に入社したときと同じように、実際の業務に携われるのがメリットです。外からではわからない実情や、業界の動向がわかり、企業研究だけでは得られない深い知識が身につくでしょう。
インターンシップで得た知識は、志望動機や自己PRを書くときにも役立ちます。深い内容で志望動機が書けるため、面接官の印象にも残りやすくなるのがメリットです。
②自己分析ができる
インターンシップに参加すると、自己分析ができます。興味がある業界でも、働いてみないと自分に合っているかはわかりません。
業務に携わることで、今まで知らなかった強みに気づく可能性もあります。インターン中に関わった先輩に、自分の強みを聞いてみるのもいいでしょう。
家族や友人ではわからない、社会人視点からの意見は、今後の就職活動に大きく役立ちます。
インターンシップを活用して、就職活動に向けた自己分析をおこなうのもおすすめです。
③就活の動機付けになる
就活の動機づけになるのも、インターンシップのメリットです。
さまざまな企業に触れ、たくさんの魅力的な企業に出会うと、どの企業を第一志望にすればいいか悩む就活生は少なくありません。
インターンシップを活用し、企業に勤めている人や仕事内容を深く知って、選択肢にするのも方法のひとつです。企業研究ではわからない人間関係を知れるのは、インターンシップのメリットです。
第一志望が決まらないときは、インターンシップに参加して、自分に合った企業を探してみるのもいいでしょう。
就活の一環でインターンシップに参加するデメリット3選
就活を進めるうえで多くのメリットがあるインターンシップですが、注意しなければならないデメリットもあります。
就活を有利にする点ばかりに目が行くと、デメリットに気づかず後々の公開に繋がるおそれがあるので、注意が必要です。
今回は特に無視できないデメリットとして、以下の3項目を解説します。
①学生生活が圧迫される恐れがある
インターンへの参加によって学生生活が圧迫される恐れがある点は、見落とせないデメリットです。
インターンでは企業の就業時間に合わせたスケジュールが求められます。そのため、学業やサークル活動、友人との交流など、通常の学生生活に充てる時間が削られる可能性があるのです。
特に、長期のインターンやフルタイムでの勤務が求められる場合、授業の欠席が増えたり、課題の提出が遅れたりすることで、学業への影響が懸念されます。
また、スケジュール管理がうまく行かないとインターンと大学生活のバランスが崩れ、精神的な負担も増える可能性も否定できません。
②就活が不利になる懸念がある
就活を有利にしようとインターンに参加したものの、逆に就活が不利になる懸念もあります。
インターンの参加で本選考が有利になったり、場合によっては内定が獲得できたりする例がある一方、参加中の成績や態度にマイナスのイメージがつくと、本選考にまで影響します。
企業はインターンに参加している学生が「自社でどれだけ活躍できるか」「どんな価値観をもっているか」をつぶさにチェックしているので、企業のニーズに合わない態度や行動は厳禁です。
企業の一員としてインターンに参加する以上は、自分も戦力の1部である自覚を持ち真摯に取り組まなければなりません。
③明確な目的がないと意味が薄い
インターンに参加する際に明確な目的がないと、得られる成果が限られ、インターンの意義が薄くなってしまいます。それでは、せっかくの貴重な経験を就活で効果的にアピールできません。
具体的な目標や学びたいスキルを意識せずに参加すると、業務に取り組む姿勢が受け身になりやすい点に注意しましょう。
たとえば、ただ漠然と「インターン経験を積む」だけでは、自己成長につながる貴重な学びを見逃し、単に作業をこなすだけで終わってしまう可能性も。
インターンに参加する際は「何を得たいのか」「どんな力を伸ばしたいのか」を明確にして、意義のある時間にする姿勢が欠かせません。
インターンシップに最適な参加期間3つ

インターンシップに最適な、参加期間を3つご紹介します。
インターンシップは早いうちからの参加がおすすめですが、参加する時期によって得られるメリットが違います。
参加する期間を見定めて、自分にとって適切な期間に参加しましょう。
- 大学2年生の夏
- 大学3年生の秋
- 大学4年生の内定後
①大学2年生の夏
大学2年生の夏は、長期インターンに参加するのにぴったりな時期です。大学の授業も少なくなり、スケジュール調整がしやすくなります。
長期インターンでは、社員と同じ仕事内容が求められます。短期インターンに比べると責任が重く、欠勤時に迷惑がかかるのも特徴です。
大学2年生の夏は、多くの学生が夏休みを楽しんでいる期間になります。その時期インターンに参加するのは、短い大学時間をもったいないと感じる方もいるでしょう。
しかし、重要な時期を活用するからこそ、他の就活生に比べて一歩有利な就職活動につながります。
②大学3年生の秋
大学3年生の秋も、就職活動がひと段落し、インターンシップに適した時期です。
夏に参加したサマーインターンがうまくいかなくとも、挽回するチャンスにもなります。
就職活動が具体的になるため、興味のある職業が具体的になったり、ほかの業界への関心が強くなる人もいるでしょう。業界の知識を深められるインターンシップは、そのようなタイミングにぴったりです。
後悔のない選択をしないためにも、大学3年生の秋を無駄にせず過ごしましょう。
③大学4年生の内定後
大学4年生の内定後にインターンシップに参加するのは、能力を高められるチャンスです。
「内定が決まっていればインターンシップに参加する必要はないのでは?」と思われがちですが、インターンシップへ参加して入社する業界への知識を深めるには大きなメリットがあります。
内定後のインターンシップは仕事への知識や業界への理解が深まり、入社後に他の新入社員よりも早くステップアップが望めます。
入社後の不安を解消できるため、ストレスを少なく過ごせるでしょう。
インターンシップの参加方法3つ

インターンシップに参加する方法を、3つご紹介します。
実際にインターンシップに参加しようと思っても、どのようにインターン先を探せばいいのかわからない方も少なくありません。
以下の方法で、希望にあったインターンシップ先を探しましょう。
- インターン専用サイトでチェック
- 企業のホームページからの応募
- インターンに参加している友達や先輩の紹介
①インターン専用サイトでチェック
インターン専用サイトを使って、インターン先をチェックする方法があります。
インターンには、インターンシップをおこなっている企業をまとめて掲載しているホームページがあります。
サイトによって違いはありますが、特徴別でインターンシップの検索ができたり、大手企業から中小企業まで幅広いインターンシップ先を掲載しているのがメリットです。
自分の知らない企業のインターンシップにも出会えるため、視野が広がるでしょう。
②企業のホームページからの応募
企業のホームページから、インターン募集に応募するのも方法です。
企業によっては、ホームページにインターン生の募集を掲載している場合があります。実際に自分が興味のある会社のインターンに参加できるため、就職活動にも役立つのがメリットです。
具体的に気になる企業がはっきりしている場合は、まずは企業のホームページにインターン募集の文言がないかチェックしましょう。
募集されていれば、ホームページから直接インターンシップに応募できます。
③インターンに参加している友達や先輩の紹介
現在企業のインターンに参加している友人や、先輩から紹介してもらう方法もあります。
実際にインターンとして働いている人からの紹介のため、応募するよりも受かりやすく、働きやすい職場に出会えるのがメリットです。
近くに興味がある業界や、企業にインターンとして参加している人がいれば、他にインターン生を募集していないか聞いてみましょう。
募集が継続されていれば、希望のインターン先にスムーズに入れる可能性があります。
インターンの選考で効果的な対策3つ

インターンの選考で、効果的な対策を3つご紹介します。
インターンの選考は、就職活動の選考に近く、経験しておけば就活のときにも役立ちます。
インターンだからと手を抜かず、全力で対策しましょう。
- 企業研究を事前にしておく
- 自己分析をして志望動機を明確に
- 面接後の連絡が大事!
①企業研究を事前にしておく
インターンを希望する企業の、企業研究は事前におこなっておきましょう。
インターン生は内定者とは違うとはいえ、企業の内部に入って一緒に働く仲間になります。企業研究を全くしない学生と、企業研究をしている学生では、後者の方が魅力的に感じるでしょう。
実際に働くうえでも、全く企業の情報がないのでは自分が働きづらくもなります。
事前に企業研究をしておけば、選考に受かってインターンに参加するときも、スムーズに働けるでしょう。
②自己分析をして志望動機を明確に
インターンシップの選考に臨むときは、自己分析をして志望動機を明確にしましょう。
自分がなぜその企業でインターンに参加したいのか明確にするのは、就職活動での志望動機を考えるときの練習にもなります。
インターンに参加するならば、何か得て終了したい人がほとんどです。企業でインターンに参加したことで、得られるスキルや経験がないか考えてみましょう。
自己分析をしっかりして明確な志望動機があれば、インターンの選考も通りやすくなります。
③面接後の連絡が大事!
インターンの面接後は、面接後の連絡も大事になります。
インターンの面接が終わったら、その日のうちに面接の時間を作ってくれたことへの感謝のメールを送りましょう。
企業は何人もの希望者を面接しており、時間が経てば印象はどんどん薄くなっていきます。面談後に連絡しておくことで、丁寧な学生という印象をつけられるでしょう。
しかし、メールを送る時間には注意が必要です。終業時間後は迷惑になるため、営業時間中の連絡を心がけましょう。
インターンシップに参加する時の注意点2つ

インターンシップの選考に受かったら、実際にインターンシップに参加するときの注意点を2つご紹介します。
せっかくインターンシップに参加できたのに、マイナスの印象になっては意味がありません。
注意点を留意して、インターンシップに参加しましょう。
- 派手な服装や持ち物は避ける
- マナーを事前に確認しておく
①派手な服装や持ち物は避ける
インターンシップに参加するときは、派手な服装や持ち物を避けましょう。
何を着たらいいか悩むときは、スーツが無難です。リクルートスーツを着ていき、社内の雰囲気や他のインターン生の服装を確認しましょう。
私服可の場合も、カジュアルすぎる服装はミスマッチです。オフィスカジュアルに留めておけば、車内でも浮きづらくなります。
「あくまで仕事をする」という意識を持ち、シンプルな装いを意識しましょう。
②マナーを事前に確認しておく
インターンシップに参加する前は、一通りのビジネスマナーを確認しておくと安心です。
とくに長期インターンでは、ほぼ社員と同じ仕事内容は任せられます。ビジネスマナーを身につけておくと、インターン先の印象は良くなるでしょう。
マナーといっても、はじめから難しいマナーは必要ありません。相手の目をみて挨拶する、言葉遣いに注意するといったできることから実践しましょう。
身だしなみもマナーのひとつのため、常に清潔感を意識するのがおすすめです。
インターンを就活に役立てるうえでよくある質問3選
最後に、インターンの経験を就活に結びつけるうえでよくある質問に対し、Q&A形式で解説します。
今回は特に多い質問の中から、以下の3項目を厳選しました。
①インターン中は給料は出る?
給料が発生する「有給インターン」と、給料が発生しない「無給インターン」があります。
一般的に、実務に近い業務を行う「有給インターン」では、労働基準法に基づき、労働時間に応じた賃金が保証されるため、通常のアルバイトと同様に報酬が得られます。
一方で教育的な要素が強く、企業見学や体験学習に重点を置いた「無給インターン」では、職業体験や企業理解を主たる目的とするため、労働の対価としての給与が発生しない場合がほとんどです。
参加前にインターンの契約内容を確認し、報酬についてきちんと理解しておきましょう。
②インターンとアルバイトはどう違う?
インターンとアルバイトの大きな違いは、目的や内容で、インターンは学生が実務に携わりつつ業界や業務内容を学び、キャリアの方向性の見定めを目的としています。
そのため、インターンでは業務内容が教育的であることが多く、指導者のサポートを受けながら経験を積む機会が提供されます。
一方、アルバイトは収入を得るために行う労働で、アルバイトでは基本的に学びの機会は少なく、仕事の成果や効率が重視されるでしょう。
インターンは将来の就職活動に向けた経験として価値がありますが、アルバイトは主に収入を得る手段としての役割が強い点が大きな違いです。
③何社のインターンに参加するべき?
インターンに参加する企業の数は、目的やスケジュールに応じて決めるのが理想的です。
興味のある業界や職種を見極めるために、複数社のインターン参加がおすすめで、3〜5社程度のインターンを経験すれば企業ごとの雰囲気や仕事の違いが理解しやすいでしょう。
しかし、数を追い求め過ぎると一つひとつの経験が浅くなりがちで、学びの質が低下する恐れもあります。
インターンは就活に有利に働く!

インターンシップは、就活に有利に働きます。
インターンシップは長期インターンと短期インターンがあり、得られるメリットが変わります。自分の希望に合わせて、インターンシップ先を探しましょう。
インターンで得られた経験は、就職活動でも大いに役立つでしょう。
このメディアの監修者
若林
青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。