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公務員もクビになる|懲戒免職になるケースや種類と一緒に解説

就職できれば一生安泰と言われる公務員。しかし「公務員でもクビになることはあるの?」と疑問を持つ人もいるでしょう。

結論を言うと、公務員でクビになることはあります

本記事では、公務員がクビになる5つのケースや、その種類についても紹介します。ぜひ最後まで読んでみてくださいね!

公務員にもクビはある

一生安泰と言われる公務員ですが、公務員もクビになることはあります

たとえば、不祥事や犯罪行為、勤務態度など、適切でない行動が見られた場合、クビになる可能性が高まります。

このように、公務員も民間企業と同様に不正行為や職務違反が発覚し、適切な処分が行われるケースがあります。具体的なケースはこのあと詳しく紹介します。

公務員のクビは2種類

前提として、公務員のクビには下記の2種類があります

  1. 懲戒免職
  2. 分限免職

①懲戒免職

懲戒免職とは、公務員が職務遂行中に法令や規則に違反し、重大な職務不適格行為を犯した場合、その行為に対する処分として行われるものです。

この措置は、公務員に対する一種のクビの切り方であり、その結果、彼らは職を失うことになります。懲戒免職は、公共の利益を守り、公務員の信頼性と適格性を保つために適用されます。

違法行為、汚職、職務怠慢など、職務に関連する重大な不正や違反があった場合に行われます。

②分限免職

分限免職とは、公務員が職務を遂行できない、または不適切な行為を行った場合に、その職を解雇する手続きのことです。

公務員法に基づき、具体的な理由や証拠が必要で、公正なプロセスを経て行われます。この制度は、公務員が職務を適切に果たし、公共の信頼を保つために必要なもので、厳格に管理されています。

分限免職は、公共サービスの品質と信頼性を維持するための手段として使われ、法律に従って実施されます。

公務員がクビになるケース5つ

では、どのような場合に公務員がクビになるのでしょうか

ここでは、5つのケースを紹介します。

  1. 不祥事を起こした
  2. 犯罪行為を行った
  3. 無断欠勤が続いた
  4. 心身に故障をきたした
  5. 勤務実績がよくない

①不祥事を起こした

公務員がクビになるケースとして、不祥事を起こすことが挙げられます。不祥事は公務員の品行や職務遂行に対する信頼性を損ね、その信任を回復することが難しい場合があります。

不正行為、汚職、虐待、または法律違反などが含まれます。公共の信頼を損なうことは、公務員の役割と責任に背くものであり、適切な倫理規範や法律を遵守することが不可欠です。

不祥事を防ぐためには、倫理的な行動と職務遂行の透明性が必要であり、公務員には高い倫理規範を守ることが求められます。

②犯罪行為を行った

公務員がクビになるケースの一つは、犯罪行為を行った場合です。公務員は信頼性と法令順守が求められ、犯罪行為はその信頼性を損なう重大な違反です。

たとえば、汚職、詐欺、不正利用、または重要な情報の漏洩など、犯罪行為が発覚した場合、公務員としての職務遂行能力が疑われ、解雇の対象となります。

公共の信頼を守り、法の下での適切な行動が求められるため、公務員は特に慎重さが要求されます

③無断欠勤が続いた

公務員がクビになる一般的なケースには、無断欠勤が続く事例が挙げられます。

無断欠勤は職務の遂行を妨げ、組織の効率性に影響を及ぼす行為であり、適切な許可や届け出なしにこれが続けば、組織の規則に違反し、信頼性の喪失を招くことがあります。

この場合、公務員は分限免職の対象となり、雇用が解除される可能性が高いでしょう。公務員としての職務遂行においては、適切な休暇届け出や連絡が必須となるため注意が必要です。

④心身に故障をきたした

公務員がクビになるケースの一つは、心身に故障をきたした場合です。これは、公務員が職務において心身の健康を保つことが難しくなり、適切な職務遂行が不可能と認められた場合に起こります。

この状況では、公務員は分限免職扱いとなり、その職を離れることになります。心身の健康を守ることは公務員にとっても非常に重要であり、職場でのサポートや適切な処遇が求められます。

しかし、病気や怪我により職務遂行が不可能な場合、分限免職は避けられないケースとなります。その際には、公務員の健康回復や新たな職業への転職支援が考慮されるのが一般的です。

⑤勤務実績がよくない

公務員がクビになるケースの一つは、勤務実績がよくない場合です。公務員の評価は人事評価制度に基づいて行われ、一定の基準を満たす必要があります。

しかし、頻繁に解雇が起こるわけではなく、クビになるケースは稀です。公務員は安定性が高く、職務遂行に専念できる環境が整っています。

しかし、勤務実績が不十分で職務遂行に問題がある場合、組織の効率や品質に悪影響を及ぼす可能性があるため、クビになることがあります。

公務員がクビにされる可能性は0ではない

本記事では、公務員はクビになるかについて解説しました。

紹介した通り、公務員がクビにされる可能性はゼロではありません。その理由は、不祥事や犯罪、勤務態度などさまざまです。

公務員を目指す人は、ぜひ頭に入れておき、予期せず解雇されてしまわないように注意しましょう。

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若林

この記事を書いた人

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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